「1/21点描」(2000/01/24号)
朝、カラスがいきなり鳴きだしたと思ったら、
雪が降ってきた。さすがは自然の生き物である。
敏感に感じ取ったようだ。
うるさいんだけど。
京都市内はちらほら降りである。

        ・・・

通勤途中にいきなりこう言われた。

        「兄ちゃん、ごめんな」

相手は女子高校生である。自転車で異常接近したから言ったらしい。
なめとんのかこら、ため口きくな。
どうも最近のくそがきどもは身の程をわきまえんでいかん。
いくら温厚な私でも、殴ってしまうかもしれん。
会社近くの高校生以外でも馬鹿は馬鹿と再認識するのであった。

        ・・・

        「トンネルをぬけたらそこは雪国だった」

この冬は暖かく、このままいけば雪は見られないかと思っていたら、
今朝はいきなり大雪である。
話しによると西大津あたりから積もっていたらしいが、
少なくとも雄琴から先は積雪ありである。さすがは北陸地方(気候上区分)。
見渡す限り真っ白。良い風景ではある。
しかし、歩いていくのは大変なので、
積雪のあるときは1時間始業を遅らすなどの対策が欲しいところである。
しかぁし、車通勤での遅れなど認めんぞ。

        ・・・

世の中認識が間違っている人がいるようなので書いておくが、
貧乏と貧乏性、成り金と御金持ちは違うのである。
そして、おおよそ貧乏と成り金は結び付き、貧乏性と御金持ちはつながるのである。

実は、日頃お金が無い、貧乏だといっている人に限って良いもの持ってるし、
金遣いは荒い。要するに自分に入るお金以上に使おうとするから
そういう状況に陥るのである。
自業自得である。
この状態の人がいきなり一気に使えないような金を手にした状態が成り金である。
その特徴は一言で言えば「見るに耐えない悪趣味」であろう。

一方、根が貧乏性の人は実はお金を持っていたりするが、
外見や行動からはそれがうかがい知れないのである。
そして、使うべきところには結構使っていたりして、
キラリと光るものがあるのである。
そこには意外な統一美というか信念が感じられてよいのである。

もっとも、この規則(?)にあてはまらない人もいるが、
おおよそ、である。

で、結局何が言いたいのかといえば、意味あるお金の使い方をしようということ
である。最近一寸無意味というか無駄な出費が続いていたので、
自分に対する戒めだったりするのであった。
使うべきところは使いますけど。

        ・・・

結局、雪は1日中降り続いている。
ひょっとすると、まだしばらく続くのかもしれない。

大阪/京都市内にいると、夜や朝降っていても大抵は昼までに
上がってしまい、惜しい思いをすることが多い。
雪国の人に聞かれると不謹慎な発言と言われそうだが、
雪が降っている情景というのは、きれいで好きなのだ。

ひょっとすると、今日は(スキー場以外で)初めてそういう降り方を
見たのかもしれない、記念すべき日である。

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それはいいのだけど、やっぱりその中を駅まで歩いていくのは寒かった。
思いと現実は違うのね。
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