「自己紹介?」(1997/07/16〜07/19)
実は、某社の社内報に自己紹介などを書いたのでした。

こんな時期に・・・と思いましたが、かろうじて私がいるうちに出るようなので、
これも最後の仕事であろう、と思い、オタらしく書いたのでした。

恐らくは、だいぶ編集(検閲により削除)されてしまうでしょうから、
ここで、数回に渡ってオリジナルの文章を発表します。
現物を見たときに、どこがどう替えられているか、見比べてみるのもいいでしょう。

        ・・・

「自己紹介」

        趣味   :国内旅行および大阪歴史探索。
        好きな言葉:「色即是空」
        モットー :「人と同じということ恥である」
        座右の書 :「ひろさちやの般若心経八十八講」
        以下省略。

「PCに詳しいですが、何か教育は受けられましたか」
        たいして詳しくもないですが(笑)。
        ソフトもハードも教育は特に受けていません。
        全て実地訓練です(趣味も仕事も)。
        触って作って壊して覚えましたとさ。

        「一度もやったことが無いこと」を「出来る技術者である」と
        言われて現地に送られたときはさすがに焦りましたが、なぁに、
        人間窮地に立たされれば、火事場のクソ力(?)で何とかなるもんです。
        そういうことを繰り返して覚えていったのでした。

「今までに難しいと思ったことは」
        新しいことを覚えるときには常に「難しさ」が伴いますが、
        非常に困難であったということはあまりありません(細かい名前を
        挙げてもおそらく分からないでしょうから省きます)。
        それは、ある程度割り切ることで「回避」しているからです。

        秒針分歩で生まれる最近の技術、というより新しい概念を理解するのは
        年とともに難しくなります。そのすべてを理解するのは無理なので、
        必要なものは覚え、それ以外は知っている人物を「知っておく」わけです。
        もっとも、必要なものの習得も最近のものは難しいのですが。

「PC習得のためのこつは」
        こまめに大型ごみの捨て場に行くこと。
        ・・・って、それは「収得」や!

        目的を持つこと。これに尽きます。
        コンピューターだけのことではないですが、目的がはっきりしていることが
        習得への近道です。

        ただ単に「やらなきゃ、世の中の流れに遅れる」という意識だけでは
        だめです。「毎日日記を付ける」「通信をしてみる」「絵を描く」など、
        何か1つでも長続きする「目的」を持って触ること。1つでもまがりなりに
        「出来る」ようになれば、自然と他のことも分かるようになります。
        要はきっかけが大事なのです。
        「習うより慣れろ」、潰すつもりで触りまくる(表現が悪いですが)のが
        良いでしょう。会社のマシンでやると困りますが。

        世に言われる誤解の中に「キーボードアレルギー」というものがありますが、
        こんなものは存在しません。アレルギーとは、必要であっても触れられない
        ことを言うのであって、今の世間一般の状況は、「目的が無いから触らない
        のにそれをいかにもキーボードを触ること自体に何かしらの問題があるように
        言っている」だけです。キーボードそのものがアルレギーではなく、目的の
        無いのに触ろうとする「心」が無いはずのそれを出現させているのです。
        そのことを理解できれば、それはなくなります。

        ・・・

ということを書いて出したわけです。
果たしてこれがどう検閲されるか。
こう、ご期待。
(結果、たしか最初の4行以外全て削除されたかと。)
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