「私はゲーマー?」(1997/03/03号)
時代は「バーチャ・コップ2」である。
・・・って、何それ?。

世の中には私のことをゲーマーだと思っている人がいる。
そう、ゲームばっかりやっている人のことだ。
いったい、何時の話をしてるんだ?
そこの(省略)。

確かに昔は良くゲームをした。
しかし、実際のところ、ゲームセンターへはあまり行かないし、
ファミコンなどのいわゆるコンシューマーゲーム機は持っていなかった。
X68という、優秀なゲームが多かったパソコンこそ持っていたが。
(決してゲーム機ではないぞ、決して。)
 最近まで、ゲーム機を買う気はなかった。
買ってしまったらのめり込むのは分かっていたから。

いや、最近の理由は全く逆だとも言える。
のめり込めるゲームがない。時間もない。操作やルールが難しすぎる。
あのパッドというものが使いにくいと言うのも理由の1つだ。
そう、楽しむ前に疲れるゲーム、ストレス発散する前にストレスを溜めるゲームは
もう出来ない。

しかし、あるとき友人が家にゲーム機を持って遊びに来た。
この時持ってきたのがSEGAのサターンとそのゲーム、
バーチャ・コップ2であった。

バーチャ・コップ2は、自分が警官になって武装グループと対決していくゲーム
である。このゲームの良さは、3Dを使った映像のリアリティーさの他に、
最後まで行っても1ゲームが短くてすむ、練習など無くいきなりやってもそこそこ
進める、そして、ちゃんと拳銃を使ってゲームする、というところである。

パッドはボタンが多くて使いにくいが、拳銃ならトリガー(弾き金)を引くだけだから
簡単だ。ルールは画面に出てきた敵に照準を向けて撃つだけと到って簡単。
敵の他に市民も出てくることがあるのでそれは避ける、というのはあるけど、
覚えるほどのルールではない。この単純さが私の久々にのめり込ませた。

友人が来た良く翌日にはサターンとそのゲームと拳銃(しかも2丁も)買って
しまったのであった。そして、最近のゲームの出来のよさに感嘆し、さらに
未だにはまっているのである。(一時期他のゲームもやってたけど。)

というわけで、初期出費3万円は高いように思うかも知れないけど、
それなりにストレス発散などの効果もあるので、いいのではないか、
と思うのであった。(既に2人を洗脳し、買わせてしまった。)

        ・・・

サターン用のゲームと言えば、「サクラ大戦」が結構はまれて面白い。
「帝国華撃団花組ただいま参上!!」

このゲーム、どういうジャンルに入れればいいんだろうか、
アドベンチャーというよりインタラクティブムービー(視聴者参加型映画)かな。

作品そのものはアニメののりなんだど、どのなかでの主人公になって、
行動していくってタイプ。なかなかに意外なストーリーで面白い。
主人公の行動によって、話が若干変わるのもいいかな。
 時間は結構かかるから(最初は10日位かかるかも)、時間がある時でないと
駄目だけど、「こういうゲームもありなんだ」という、今のゲームの新しい一面を
見たかったらどうぞ。

しかし、パソコンのゲームといわゆるゲーム機のゲームは本当に質が違うよ。
まあ、対象者が違うからというのもあるけど、パソコン向けのような
いわゆる悪い意味での「おたく」向けのとは違うから、面白い。

そこのパソコンおたく、一度世の中のレベルを見てごらん。

(マウスなんて、所詮パソコンおたくの大人の玩具だと思う編集局長;過激?)
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