「臭い水」(1997/08/18号)
大阪に帰ってきて、まず最初に思ったのが「水が臭い」。

よく、地方から来た人がそう言った、という話は聞くが、
実際に自分の回りにはいなかったし、自分もそう感じたことはなかったが、
今年はそれは感じた。

大阪に帰ってきて、蛇口をひねったときに変な臭いがしたのだ。
水自体の臭いなのか、水道管の中にたまっていた塩素の臭いなのか、
それはわからないが、いずれにしても「臭い」。
勿論、飲んだ水もとげとげしていてまずい。

新潟から、水道水をタンクに汲んで持って帰ってきていたのだが、
これを飲むと「甘い」。

どちらも水道水なのにこれだけの違いがある。
要するに、元の水源のきれいさの差なのだろう。
大阪水道局が幾らがんばってくれても、この差だけはいかんともしがたいようだ。

大阪人、いや、琵琶湖の水を飲む人間は、
この臭さを認識して、それを何とか解消するために考えなければならないと思う。
水は体の基本である。
まずい、臭い水が体にいいはずはない。
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