「焼きチョコ」(1999/02/05号)
うちの会社ではクリスマスにプレゼントの配布がある。
ワインかケーキか後1つ何かの選択である。
そこで私はケーキを頼んだ。
(ちなみにサイズは直径20センチほどの丸ごと1個)

このケーキ、なかなかおいしかった。
甘味抑え目で、素材も良いとみた。
大手メーカーのケーキのようにこってりした甘さ(というか、私に言わせればくどさ)
が好みの人には物足りないだろうが、薄味の中にも微妙な味わいを求める人
にはとてもいいしろものである。
確か滋賀県は大津市内のケーキ屋であったが、店の名前は忘れた。

で、このケーキを家に持って帰ってろうそくを立てて雰囲気を出して
食べようとしたとき、その事件は起こった。
なぁんと、ろうそくの近くにあった砂糖で出来たサンタと、
チョコレートのプレート(Merry Christmasと書いてある)が
燃えているではないか。
あわてて火を消して2つを取り外した。

普通ならここで捨ててしまうのであろうが、もったいないので
かじってみた。
        「こっ、これは・・・!」

なんと、焼けたチョコは半融け状態の簿妙な食感がよく、
さらに焦げた部分の味も今までに食べたことのないチョコの味でおいしかった
のである。

そういえばどこぞのメーカーが「焼きチョコ」というものを出していたような
気がしたが、それを聞いたときは「げてもの」と思ったが、
実際にこうして自分で作って(?)食べてみるとおいしいとわかった。
くせになりそうである。
(コンビニでそれも見つけたが、まだ食べてない。)

ろうそくで焼くのがいいのか、ガスではどうか、炭火は、
またチョコの種類はどれがいいか、焼き時間はどれくらいかなど、
極めるにはこれからの実験が必要であろう。

ということで、焼きチョコはおいしいという話であった。

追伸;
で、焼けたサンタはどうであったかと言うと、これもなかなか美味であった。
飽きた砂糖菓子があったら、焼いてみるといいかも知れない(おいおい^^;)。
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