「口の中の傷の直し方」(2001/08/06号)
私はよく口の中に傷を作る。
口内炎かもしれないが、寝ている間に口の中を噛んでいる様な気もする。
だいたい、疲れるとよく噛んでしまう方ではある。
先日も出張の帰り食堂に入って食べてたら同じ場所を2回噛んでしまった。
で、それから数日間ずっと痛みが引かなかったのである。
薬を塗ってもである。

こういう場合、ちょっと荒っぽいがその後2〜3日でほぼ完治してしまう方法がある。

治りの悪い口の中の傷を鏡で見ると、たいがいが膿んでいる。
そう、傷口が白くなっているのだ。
そこで、これを吸い取ることにする。
その傷口を思いっきり吸うのだ。かなり痛いが、血が出てくるまで吸う。
そうすると、直後は傷口が血が出て黒っぽくなるが、
ここで薬を塗り込んでおく。
そうするとあら不思議、翌日にはもう痛みが引いている。
見ると、白っぽいのはなくなり、傷も小さくなっている。
そして2〜3日ですっかり直る。
本当に治りが早い。
この方法を使わなければ2週間近くも痛かったのが、
あっと言うまである。

口の中はどうしても湿気がある上に食べ物が通る分、傷が
化膿しやすく直りにくい。
従って、そこにたまる雑菌を吸引除去し、さらに血行をよくする(?)
ことで薬の吸収をよくして直すのである。

口の中の傷がなかなか治らないとお嘆きの方は
一度試すと良いだろう。
ただし、何度も書くようだが、吸うときはかなり痛いので注意。
また直ることは一切保証はしないので、個人の判断で行い、
これでも直らなかったら、素直に医者に行くように。

しかし、口内炎の場合、本質的にはこれは内臓系の疾患の
具現化だから、これだけを直せばいいと言うものではない。
あまり頻繁に口内炎が出来るようであれば、
一度内臓を見てもらうことをお勧めしておく。
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