「浄水器の妙」(1995/05/09執筆)
うちは先日浄水器を新しい物に取り替えた。
これでもう3代目である。

実は、うちの妹が某浄水器も作っている会社に努めている関係で、
開発途中の試作器から使っているわけであるが、
今回は始めて市販器を取り付けたのであった。

今回のものは浄水が毎分3リットル出るタイプである。
この量、実は一般に市販されている物の中では
かなり多い方である。

普通は2リッターが多い。
ところが、この量は料理用の水だけならいざ知らず、
お米とぎや、お皿洗いに使うとなると、これでは少なく使い物にならない。
以前使っていた2.5リットルタイプでもそう思っていたのだから。

でも今度の3リットルは違う。
これなら十分使える。
だから今は、常時「浄水モード」にしてある。

浄水と言えば料理だけと思っている人も多いだろうが、
本来は家で使う水は、洗濯と便所以外全て浄水にした方がいいといわれる位、
大阪の水は汚れている。
浄水器のフィルターを3ヶ月も使っていると
夏場なら完全に色が付いてくるのでよくわかる。
団地のような集合住宅ではなおさらだろう。

とは言え、洗面(これは洗面所用にも付ければ何とかなる)、
お風呂にまでとはなかなかいかない。
特にお風呂用は、あるにはあるのだが、非常に高くなる。
(20万円以上とか。)
いつかは欲しいと思うが。

さて、この浄水器、「本当に効果があるの?」と思っている人もいるかも知れない。
しかし、これは全くもって効果的面である。
そのまま飲んでもわかるが、一番よくわかるのは緑茶の仕上がりであろう。
味が違う。
円やかになるし、その色も良くなる。
その他お米の炊きあがりも違う。
これは決して思い込みでも「なんとなく」でもない。
はっきりとわかる位だ。

もちろん健康にも良い。
不純物が取り除かれているのだから。
煮沸すればいいのじゃないかって?
煮沸で取り除かれるのは塩素など溶け混んでいる気体成分だけ。

「アルカリイオン水とは違うんかいな?」という人もいるかもしれない。
基本的には全く違う物ですが、アルカリイオン水を作る装置には
浄水機能はかなら付いているであろう。
そういう意味では大は小を兼ねるになるか。
でも、一説によると、アルカリイオン水は言われているほど
体に良いということはないそうだ。
メーカーも「売れるから作っている」ということを言っていると聞く。
困ったもんである。

ということで、取り合えずは普通の浄水器でよさそうである。
まだ使っていない人は、一度騙されたと思って使ってみることをお勧めする。
絶対に価値はある。

最近は浄水器自体かなり安くなってきているし、カートリッジも安くなっているので、いいであろう。

ということで、暑くなる季節を前に、浄水器の宣伝であった。
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