「足の太く見える物」(2001/11/16号)
足ふぇちであるところの私は、どうしても女性の足元が気になる傾向が強い。
夏は夏でお楽しみではあるが(すけべ)、
冬場になると別の研究がなされるのである。

まあそんな話は良いとして、世の中、余り足を太く見せたいと思っている
女性は多くはないと思うが、しかし太く見える格好は存在する。
しかも、わざとそれを選んでいる節があるのが不思議である。

例えば、ルーズソックス。
ほぼ女子高生だけに特有の物と見て良いだろうが、
これほど足が太く見えるだけでかわいくも何ともない物はない。
健康的にも見えない。
一体何故はやるのか理解出来ない。

足が太いか細いかの判断として一番最初にチェックするのが
やはり足首の細さである。
ルーズソックスはここを完全に隠す上に太く見せるので、
結果全体が太いと判断してしまう。

最近の都会の高校生の多くがマイクロミニにルーズソックスと言ういでたちだが、
これほどかわいくも美しくも感じない物はない。
おまけに最近の高校生には若さも感じないのでだめだめである。
(特に肌がぼろぼろでだめ。引き出物が多いという意味ではなく、
本当に内面が不健康で肌が粗いという感じ。)
一体どういう心持ちでそういう格好をしているのか聞いてみたい気もするが、
話す気にはならない。

一方、社会人系では茶タイツが足を太く見せる物である。
黒は足を細く見せる(+足の荒を隠すためわずかに透けて見える足が白く、美しく見える)が、
茶色にはこの効果がない。
それどころか「ぶっとく」見えてしまう。
茶色だけは、いくら足首が細くても駄目だ。
その上、私にはあれが「猿」に見えてしまうのだが、言い過ぎだろうか。

(あるインターネットのサイトで「黒は足を太く見せる」と書いてあるのを見たことがあるが、
そんなこと書いてると色彩感覚を疑われ、他の記事にも信用がなくなる、と思った。
黒は周辺を見にくくするので小さく・細く見える。
例えば、碁石は白より黒の方が一回り大きい。そうしないと同じ大きさに見えないからだ。)

私の足ふぇちは別に足を見て欲情するわけではない。
足の美しさを科学したいだけである。
そういう意味で、この2つは許せない物であったりする。

別に足が太いから悪いと言う気はない。
腿周りが何センチだから太いという基準もない。
その人のからだ全体のバランスから見て合っていればいいわけである。
しかし、「気を付けた方がいいんじゃないか?」と思うのは
止められないのである。
<戻る>