「ゲーム紹介1995」
{ゲーム紹介}
「ジオグラフシール」
X680*0シリーズ
EXACT
¥9800(と思う)
日本の産んだ世界最高の、そして現在のところ世界最後のホビーマシン
「X680x0」にリリースされた、3Dアクションシューティングゲームが
この「ジオグラクシール」である。
このゲーム、技術的にはポリゴン3Dを使ったものであるが、
単に見目を、3Dにしただけでなく、その動作可能フィールドや自由度も含め
完全な3Dである。酔うほどに3Dである。
(事実酔ってしまった。)
ここまで完全な3Dゲームは、アーケードを含めてもそう有るものではない。
間違いなく、国産では最高傑作の1つと言ってもよい。
もちろん、見目では現在のアーケードの3Dゲームにかなうべくもない。
色数も少ないし、テクスチャーマッピングなどない。
マシンパワーも開発期間も人員数もお金の掛け方も桁違いだからしかた無い。
しかし、そこには3Dゲームを作りたいと言う執念が感じられる。
だからすばらしい。
最後の最後まで統一された世界観というのも良かった。
このお蔭で、途中で変に覚めることなくのめり込めた。
もし、3Dのアクション&シューティングゲームが好きであるなら、
ぜひ一度やってみることをお勧めする。
対戦モードもあるようだし。
もっとも、今となってはこのゲームを手に入れることは難しいが。
(マシンそのものもか?!)
世の中に、女の子が裸で出てくるゲームはごまんとある。
特に、今の「98専用」ゲームのほとんどは、その筋の「Hゲーム」である。
(今時98を買うのは、Hゲームがやりたいからに違いない!
特に、外人が98を買うのをみたら、100%そうだと思ってよいラシイ。)
そこで、「じゃあ、男の裸を出したらどうなるか」ということで作られたのが、
この「超兄貴」である(PC−Engine用)。
このゲーム、(たぶん)制作者の意図とは裏腹に、一部で大ヒットし、
ライブは開かれるは、シングルもカットされるはで、すごかった。
ただ、前作の作者は、ちょっと図にのりすぎていたような気もするが。
(シングルCDの手抜きは許せん!・・・ハッ、知っているということは
買ったということか?)
で、その「超兄貴」のゲームストーリーは・・・
全宇宙ボディービル大会優勝者のビルは、自らを「ボ帝ビル」と名乗り、
自分の筋肉美を保つため、全宇宙のプロテインをひとり占めしてしまった。
これに対抗して、正義の戦士イダテンと弁天が立ち上がった。
途中、投獄されていたサムソンとアドンも仲間に入り、ボ帝に立ち向かう。
・・・というものだ。(これは、聞き伝えの話である。)
「愛・超兄貴」のストーリーは知らない。ただ、敵の親玉が「ボ帝コンシャス」
である、ということだけはわかっている。
ああ、一度プレイしてみたい。
だれか、PC−Engine+CD−ROM2持ってません?
−−−おまけ−−−
「愛・超兄貴」全曲名
1. 上海パワースラム 9. 悪性の祭典 2ND IMPRESSION
2. スラッシュ寺院 10. 羅天
3. 偉人伝A&S(アドン&サムソン) 11. A・NI・KI
4. 裸羅漢王(はだからかんおう) 12. モダーンむんむん
5. アトムヒートブラザー 13. 原子熱兄貴(アトムヒートブラザーリブライズ)
6. アニーキスト悪性の祭典 14. ジュテーム モナムー
7. チベット〜解脱〜
8. ヒート オブ トムヤン
おすすめ:1/4/5
サンプリング音楽としては「超兄貴」にだいぶ及ばないが、
音楽としてはなかなか意欲もの。悪く言えば、色もん。
曲数は「超兄貴」より少ないが、時間は長い。ということは、
1曲あたりの時間が長いということ。
「超兄貴」全曲名
1. ANIKI01(ゼロワン) 17. プロテイン工場
2. サムソンとアドン 18. あこがれのマッチョダンディー
3. 仁義なき兄貴 19. ドイツ人ジャーマン
4. 怒髪天 20. クラッシュ!ブラスター
5. I−DATEN・DA 21. さみしい鬼面(おにめん)
6. ステージクリア 22. 内臓60秒
7. Sexy Dinamite 23. 兄貴のスケーターワルツ
8. プレイヤーセレクト 24. インディーズ
9. ヤエモン 25. 愛のテーマ
10. ブラジル 26. ボ帝ビル
11. 指パッチン 27. I−DA(BEN)TEN・DA
12. ラブミープレスリー 28. 宴のあとで・・・
13. 教会ポップス 29. 仁義なき兄貴(スタッフロール)
14. 黒人カーニバル 30. フィットネス兄貴
15. 正当派教会ロック 31. 世界の兄貴たち
16. 内臓30秒 32. 兄貴と私(THE NEWS)
おすすめ:1/2/3/7/9/18/19/31
特に1/2/7/19はサンプリング音楽革命とも言える意欲作!
(私ゃ、「サンプリングにはこういう使い方もあったんか!」と関心した。)
特に「ドイツ人ジャーマン」は、頭にこびりついて離れない名(迷)曲。
1〜3/30〜32以外は、ゲーム音楽がそのまま収録されているので、
曲数の割に時間は短い。
くれぐれも言っておくが、私はその筋の人間ではない。清く正しく女好きである。
(胸を張って言うようなもんかい。)
しかし、この2作品は、新しい音楽の方向性を見せた作品として、
大いに評価している。