{納豆5題}
(1999/05/12号)
{お菓子紹介}

        「納豆玉」
        からしマヨネーズ味

        日清シスコ
        32g
        100円(位)

名前からも察することが出来るように、納豆を材料に使ったスナック菓子である。
まあ、納豆そのものは入ってないけど、納豆パウダーなる物が入っている。

確かに匂いは納豆のそれ(多分わざと強調してあると思うのでかなり臭い)。
食べるとちょっと粘り気が出てくるのも納豆のせいだろう。

でも意外や意外、味は良い。
けっこう癖になる味である。

原料にはその他に粉末醤油(どんなんだ?)に粉末酢(酢の粉末??)とか
粉末野菜、魚介エキスパウダー、澱粉、米粉と粉オンパレードである。
それだけ見るとけっこう怪しい。
わららんのは「デキストリン」だな。これはなんだ?

おいしいのだが「納豆」と言うだけで敬遠する人がいるかも知れないのが
残念である。はたして関西で売れるか?

        お勧め度        70%(一応納豆だから)

探して食べろ!
<戻る>
「納豆もどき御飯の作り方」(1999/11/19号)
納豆御飯というものは美味しいものだが、
あの糸ひきがきつ過ぎるとちょっと食べにくいものがある。
そういう時はからしを多めに入れるとか、醤油の量を増やすと
だいぶ粘りが軽減される。
とき卵を入れるというのもいいだろう。

おっと、今日の話はそうではなくて、納豆なしに納豆のような粘りを
持った御飯を作ろうという話である。

御飯を炊く時に心持ち水分を多めにしてそこにわかめを入れて炊く。
わかめがなくてもわかめのエキスの入った醤油でもいける。
醤油を入れるとさらにいいかも知れない。

これで炊いた後保温せずに冷やして1日ほど待つ。
それで御飯をほぐしてみると、なんと、御飯が糸を引いている。

これって腐っているのでは?と思われるかも知れないが腐ってはいない。
事実食べてもおなかはこわさない(と思う)。

だからといってこの御飯が特別美味しいとか、そういうわけではないので
わざわざこういうことをする必要はない。

いえ、うちでわかめ入りの炊き込み御飯をすると翌日必ずこういう状態になって
しまうので。で、食べても大丈夫だったと。

何度も言うようだが、絶対に腐ってない。
本当に・・・たぶん。
<戻る>
「黒豆納豆」(1999/11/29号)
        ・・・投稿より・・・

納豆といえば、このあいだ丹波の黒豆の納豆を購入いたしました。
三条の明治屋で、1パック確か350円っ!だったと思います。
確かに、小味があって非常に美味ではあったのですが、粒が大きすぎました。
わたくしも局長と同じく「小粒派」です。

小粒であれば、ごはんにぶっ掛けた時、米粒と程よいバランスで混ざり合い、絶妙の
ハーモニーを醸し出してくれるのですが、
大粒だと米粒との相性に違和感を感じてしまいました。

この黒豆の納豆の場合、ご飯ぶっかけ攻撃は避けて、完全に「おかず」として
ご飯とバラバラに食したほうが良さそうです。

しか〜し、そうすると納豆を食べる醍醐味が半減してしまいます。
ということで、局長のマネをしてオススメ度を提示すると・・・、

        「38%」

 というところでしょうか。

味はいいんだけどなぁ・・・。
局長も一度お試しあれ。

        ・・・

黒豆の納豆と言うのは何種類かあるようですな。
一番大手なのはフジッコの丹波の黒大豆納豆でしょうか。
黒大豆は豆そのものに深い味わいがあるので、
納豆にしてもおいしいのはおいしいんだけど、
―寸もったいない気もしますな。

大粒だから―寸ご飯と混ぜにくいということもあり、
ご指摘の通り、「そのまま豆だけで食べる」というのが良いでしょう。
これはなかなか通な食べ方です。
本当においしい納豆でだけそれが許されます。

てなわけで、みなさんのいろいろな納豆活用法やお勧め納豆のレポートを
お待ちしております。
<戻る>
「納豆3」(1999/11/08号)
ふっふっふ。
世間的(関西でも)に納豆が広まってくるのを見ると
納豆好きな私にとっては嬉しい限りではござらんか。

まあ、納豆といっても食べ方は色々あるけれど、
ストレートな納豆かけ御飯(玉子付きもGood)に始まり、

        納豆味噌汁
        納豆オムレツ
        納豆お好み焼き
        納豆巻(手巻寿司)
        イカ納豆(酒のつまみ)

なんかはいいですなぁ。
特にお味噌汁は納豆嫌いな人がいやがるねばねばも匂いもなくなるのでお勧め。
やってみたいのには納豆天麩羅なんかもある。
それになんといっても納豆だけで食べるのもまた粋ですな。
納豆を食べられない人は食の楽しみの半分を溝に棄てているぞ(極論)。

私は小粒のちょっと堅い目が好き。
粘りはあんまり気にしない。
匂いも同じ。
でも最近のは匂いも粘りも少ないのが多いと思う。
これなら納豆嫌いな人でも大丈夫じゃないかって思うほど。
でも嫌いな人はこれでも嫌いって言うんだろうけど。

しかし、納豆は健康にも美容にもいいのだから、
好嫌い言ってないで食べなきゃだめ。
これからは納豆の時代。
粘り強くいかなきゃねえ。

・・・などと、粘りのない人間が言っても説得力はないか。
<戻る>
「納豆4」(1999/11/10号)
最近は納豆ブームなのか、色々な種類の納豆が出ている。

納豆の本質である「豆」にこだわったもの、
トッピングじゃなくてたれにこだわる物。
製法や容器にこだわったものも多い。

前者では大粒のものより小粒のものが増えている。
柔らかいものよりちょっと片目の方が多いというのもある。
国産大豆を使っているものはちゃんとそれを宣伝している。
最近では「遺伝子組み替え大豆は使用してません」もはやりであろうか。

「副将軍」というのは大粒の国産大豆であるが、豆自体に甘みがあって美味しい。
納豆用大豆は今や半分が輸入だそうだが、この大豆は他のものに比べ高値で
売れるので、アメリカでも今納豆大豆の育成が盛んになっているそうである。

たれの種類は、簡単に増やせるためか、色々なものが出ている。
普通は醤油ベースのたれとからし。
そういえば、本場水戸の藁包み納豆では粉からしと青海苔がついてた。
青海苔といえば、伊勢の海海苔をつけているものもあった。
ある時食べたものはさらに乾燥ねぎまでついていた。
これは結構美味しかった。

製法では天然イオン水使用とか、昆布ミラネルとかある。
今やダイエーブランド納豆でも何か特別なことをしているように書いてある。
容器では底に出っ張りをつけて空気が通るようにしてある
(発酵がちゃんと行き渡るようにする)ものがいくつかある。

いずれにしても美味しい納豆が増えたことは良いことである。
納豆評論家としてはこれはおいしいというものをいくつか知っているが、
ブランド名まではあんまり覚えてないので、もし一緒にスーパーに行くことが
あったら教えて上げよう。
<戻る>