{食べ物紹介2003}
(2003/03/31号)
{食料紹介}

    「いくらわっぱめし」

    (株)ジェイダイナー東海JT
    ¥1000

    御飯、スモークサーモン、イクラ、卵焼、煮物(椎茸、人参)
    サヤ、赤小板、きざみ海苔、付け合わせ(その他小麦由来原材料を含む)
    調味料(アミノ酸など)、pH調整剤
    保存料(ポリリジン、ソルビン酸K、安息香酸Na)
    着色料(赤102,赤106)、甘味料(サッカリンNa)、酸味料、香辛料
    増粘多糖類、リン酸Na、グリシン

どこの駅弁だったか?東京かな?(実は食べてからだいぶ経ってから書いている。)

写真に載っているいくらがおいしそうだったので買ってみた。
実際には写真ほど多くない。御飯の1/3の上にイクラ、1/3を鮭2切れで多い、
残り1/3は何も載ってない。
おかずは少ない(ほとんどなし)。人参は非常にまずい。

やたら粘っこいイクラである。
本物らしいが、口の中にネチャ付いていや。
イクラは、ほぐして時間が経つと水分が飛んでこうなりやすい。
要するに作ってからだいぶ経っていることの証明。

    おすすめ度  62%

特別まずくもないけど、あえて勧めもしない。
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(2003/03/31号)
{食料紹介}

    「熟成とんかつ弁当」
    
    (株)パッセンジャーズ・サービス
    ¥850

白飯、煮物(里芋、人参、蕗、蓮根)、とんかつ、マカロニサラダ、コールスロー
付け合わせ(そのほか小麦、卵由来原材料含む)、調味料(アミノ酸など)、
酸化防止剤(エリソルビンサンNa),保存料(ソルビン酸K)、pH調整剤

京都駅で買った駅弁。

ご飯は堅くなく、トンカツは柔らかくおいしい。
おかずの煮染めも味薄く良いのであるが、トンカツには合わないかも。

唯一の欠点は、トンカツ付け合わせのキャベツが苦すぎたこと。
食べられない。きっと農薬が大量に振りかけられているものなのだろう。
駅弁はそうでなくても高いのだから、素材には十分気を遣って欲しい。

量的には、私にとっては少し多めと感じるくらい。
(私は結構小食である。)
が、お買い得な値段と量であるとは言えよう。

    おすすめ度  70%
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(2003/05/05号)
{食料紹介}

    「塩豆大福」

    (株)石村萬盛堂

    6個入り¥630位

    砂糖、餅粉、手亡豆、小豆、赤えんどう豆、卵、澱粉、還元水飴
    食塩、トレハロース

小倉で買ったおみやげ。

いわゆる大福餅であるが、餅の中に豆が散らしてあり、また餅に
塩味がついているのが特徴である。

見た目上は京都は出町柳駅近くの出町ふたばの豆大福によく似ているが、
味はずいぶんと異なる(実はにているので似ている味がするかな?と思って買った)。

出町ふたばに比べ、二回り大きく、かなり柔らかく甘いと言えば
あっているのだが、わかる人はいるかな?

大福の中ではおいしい部類に入るとは思う。
あんこもしつこくなくよろしい。
塩味が絶妙かと言われれば、少し浮いている気はするが。

    おすすめ度  70%

冷やすと堅くなってというか皮がぼろぼろになって食べられなくなるので注意。
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(2003/07/21号)
{食料紹介}

    「さつまいもチップス」

    三浦製菓(株)
    110g
    ¥200

    さつまいも、植物油(菜種油)、砂糖、食塩

まんまの名前を付けたさつまいものチップスである。
どこが違うかと言えば、材料を吟味してあるところである。

さつまいもは、MOA自然農法文化事業団の奨める栽培方法
(まあいわゆる無農薬無科学肥料農法)、菜種油は遺伝子組み換えなし菜種から、
砂糖はサトウキビの持つ色、味、香りを生かすために素精糖を使用、
ということらしい。MOA自然農法文化事業団とは、農林水産省から
有機農産物の登録認可期間として許可を得た団体らしい。

確かに味はよい。おいしい。
チップスの色もとてもきれいだ。世に多いこの手の物の色である
油で透けたような色ではなくさつまいものあの断面の色が出ている。
少しバター的味がするがバターは入ってない。いったい何の味だろうか。

    おすすめ度  95%

おいしいのでついつい食べてしまうが、
493Kcal、たんぱく質2.3g、脂質15.2g、糖質84.6g
ナトリウム176mg、食塩分400mgと少々濃い食べ物ではある。
一人で一気に食べない方が良さそうだ。
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(2003/08/04号)
{食料紹介}

    東京たまご
    「ごまたまご」

    東京玉子本舗
    9個入り
    ¥680(税込み)

砂糖、白餡、小麦粉、ごま、還元水飴、植物油脂、麦芽糖
鶏卵、マーガリン、乳糖、ココアバター、脱脂粉乳、澱粉、醤油、膨張剤、乳化剤、香料

東京駅で買ったお土産。
何かやたらと人が並んでいたので買ってみた。

ごま餡をごまスポンジでくるみ、更にそれを白チョコレートでコーティング、
全体を玉子のような形にしたもの。
9個で680円なのでお土産としては手頃だろう。
15個入りの物もあった。
本物の玉子の半分くらいの大きさだろうか。おやつに食べるには量的にちょうどか。

味である。
まずくはない。
一口目にはおいしいと思う。ただ、それもあくまで空腹時の話であって、
食後のデザートには向かない。

なぜなら、甘さがくどいからだ。
私は、これを食べると必ず水かお茶が欲しくなる。
甘さがきつく残ってしまい、これを洗わないと嫌になる。

同じく東京土産で芋ようかんがあるが、こちらは食後でも食べられるほど
甘さも味も自然でよいが、これはある意味それとは正反対である。
ケーキに近いと言えるだろう。

ごまの味は結構良いのだが、味付けで失敗していると言うところか。

    お勧め度    60%

まあ、1回は食べても良いけど、2回食べようと思うかは人によって
大きく分かれるところであろう。私はもう買わない。
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(2003/08/04号)
「お菓子紹介」

    「やっぷるぱい」

    八つ橋庵とししゅうやかた
    1個250円位
    小麦粉、バター、卵、砂糖、塩、米粉、きな粉、粒あん、リンゴ
    クルミ、ココナッツ、メープルシロップ、黒糖

京都駅地下鉄連絡口手前で売っていたお菓子。

和風のパイ生地の中に粒あん+八つ橋のような味(もっとやわらかいけど)のあん
+煮リンゴが入っている。またそのパイの上にココナッツの千切りが振りかけ
られている。八つ橋の味がするのは、八つ橋も米粉から出来ているからであろう。

パイといっても和風なのであっさりしている。
くどくないので疲れた胃でも大丈夫。
甘すぎず、かといって甘さが足りないわけでなくちょうど。
結構大きめで食べ応えはある。
切りにくいけど、何とか半分に切っても十分な位。

手作り、無添加とあるので、子供のおやつにも良いであろう。

    お勧め度    80%

合格。
京都土産にどうぞ。
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(2003/09/29号)
{食料紹介}

    「いかのぶっかけ」

    (株)浜長
    80g
    ¥700位

いか、食塩、唐辛子、ブランデー、はちみつ、上新粉、ごま、砂糖、酒精、酢酸Na
増粘多糖類、調味料(アミノ酸など)

九州はJR小倉駅前の土産物屋で見つけたおみやげ。

イカの塩辛のようだけどそうではない、生イカお茶漬けの素、みたいなもの。
(瓶だけを見たら、イカの塩辛と間違えるであろう。)
要するに、これをご飯にのせてお茶をかけると、おいしいイカ茶漬けのできあがり
である。もちろん、お茶漬けにしなくてもおいしい。

唐辛子が入っているので辛いが、それがすこぶる良い。
食欲がないときにも、この辛さが胃を活性化させ
食べさせてくれる。ただし、結構辛さはきついので子供には向かない。
(後にひつこく引く辛さじゃないけど。)

イカも、刺身に使われるイカを使っているらしく鮮度がよい。
悪いイカのようなゴムのような感じは全くなく、
お湯をかけるとさっと白くなって元の鮮度の良さを伺わせる。

保存料は使われていないので、早めに食べきる必要がある。

惜しむらくは、80gと量が少ないことで、
おそらく、お茶碗2〜3杯でなくなってしまう。
倍くらいあると良いのだが。

新しいいかの食べ方であると思った。

    おすすめ度  88%

元々はこの会社割烹だそうで、そこで出している料理の1つを商品化したものらしい。
だから、味的にもおみやげの一線を越えているのであった。

さらにこれの上級品として、「やりいかのぶっかけ」というのもある。
こちらな値段が倍以上高いが、機会があれば試してみたい。

これほどうまく味付けできるかどうかわからないが、
今度新潟でイカを買ったらキムチと合わせて漬けてみるかな。

一応、このもの自体は特許商品のようだけど(「類似商品にご注意」とある)、
個人が同じような味をまねするのはかまわないからね。
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(2003/09/29号)
{食料紹介}

    「玄海 酢わかめ」

    (株)平尾水産
    130g
    ¥500

わかめ、乳酸、砂糖、食塩、調味料(アミノ酸など)、甘味料(ステビア)、
酸味料、核酸

九州はJR小倉駅前の土産物屋で見つけたおみやげ。
(「いかのぶっかけ」と同じ場所。)

簡単に書けば、都の酢昆布のような感じであるが、
あれのわかめ版。

わかめなので柔らかく、また酸味もあれほどきつくないので食べやすい。
味的には子供でも食べられる。
わかめだから健康に良いと思ったんだけど、
ステビアが入っているのがちょっと難かな。
(ステビアが健康に対して問題ない、ということを聞いたことがないので。)

1つ1つの大きさも、あの都昆布のように棒状で一定の大きさがあるわけではなく、
おそらくはわかめの端っこを寄せ集めた物なので、
大きさバラバラの細切れである。
まあ、食べることに関して別段問題ではないが、ちょっと食べにくいか。
(指でつまんで食べるのが一番。)

ケースの大きさはちょうどイチゴパックの高さを半分にしたくらいか。
従って、量的にはかなり多い。
常温保存でも日持ちするから、人にあげるおみやげにも良いかも。

    おすすめ度  79%

同じシリーズに「チリいか」というのもあって、これもおいしそうなのだが、
子供が食べられそうにないので今回は辞めた。
次回行くことがあったら買うかな。
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(2003/09/29号)
{買ってはいけない食品紹介}

    「CHOCO A〜NPAN チョコあ〜んぱん」

    ブルボン
    もらったので売価不明(たぶん100円くらいであろう)

小麦粉、砂糖、ショートニング、カカオマス、全粉乳、乳糖、マーガリン、鶏卵
イースト、ココア、洋酒、けしの実、食塩、脱脂粉乳、水飴、ぶどう糖
ソルビトール、未焼成カルシウム、酒精、乳化剤(大豆由来)、香料
イーストフード、ビタミンD、pH調整剤、ビタミンC、着色料(カロチン)

簡単に書けば一口チョコレート風味お菓子。
この手の物で有名なのはロッテのコアラのマーチであろうか。
ああいうたぐいの物。

うちではこの手のお菓子は一切買い与えないが、地蔵盆のお菓子として
子供に配られた。それをちょいとつまみ食いしてみたのだが、
あまりのまずさに「腐っているのか!?」と思ったくらいである。
(2箱もらって、1箱は何とか食べて1箱は捨てた。
このときもらったお菓子は軒並み子供に与えられない物だった。
いくつかは私が消費、後はそのまま捨てた。)

いくら子供向けのお菓子だからと言って、こういうのはいけない。
いや逆だ。子供向けのお菓子だからこそ、まじめに作らなければならない。
子供の味覚をまともにするのは大人の使命である。
安上がりに作るための努力なんて努力じゃない。こざかしい悪知恵だ。

原材料をとってみても、書くのに一苦労するくらいいろいろ入っている。
ここがおかしいのだ。もっと原料にこだわってマジメに作るべきなのだ。
ブルボンは、いや多くの大手菓子メーカーは完全に間違っている。
欲しいのは安上がりなまずい、体に良くない大量の「菓子もどき」ではない。
少々高くてもおいしい、体により少量の「お菓子」である。
ビタミン入れたとかカルシウム入れたなんて言ううたい文句で売れる時代も
終わったのだ。
この事実に気が付かない限り、この手のメーカーに未来はない。

ブルボンは柏崎に本社のある最大の会社なんだけど、
誇れないのが悲しいところ。
ブルボンのお菓子においしいのは1つもないからね、今は。

    お勧め度    0%

買うな。こういう商品を買ってはメーカーが勘違いしてしまうから。
確信犯的にまずいお菓子を作っているメーカーには猛省を促させるべき。
(ブルボンは一回つぶれかけたはずなんだが、反省しとらんのかなぁ。)
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(2003/11/10号)
{食料紹介}

    「Maple Houseシュークリーム」

    1個120円(税別)

シュークリームである。
出張で福井駅に行ったとき、妙に甘い匂いがすると思って匂いの
元をとたどって見つけたのがこの店(とは言っても、駅構内だけど)。

(実演販売で)やたら良い香りなのだが、その割に買う人が少ないので
迷っていたのだが、1個120円と言うこともあって、試しに買ってみた。

先に味の評価であるが、これがまたおいしい。
クリームは、甘さ控えめでふんわり口当たりも良い物だが、
失礼だが、この程度の物は他にもある。
特に、新大阪駅構内にあるビヤード・パパのシュークリームにはそっくりである。
(広島の名前を忘れたおいしい店のとは、タイプが違う。)

ところが、ここのシュークリームが他の物と決定的に違うのは、
シューがおいしいことにある。

ここのシューは、甘く少々堅めで、シナモンが大量に振りかけてある、
これがさっぱり目のクリームと合って、とてもおいしいのである。
このシューを名付けて「サクサクメイプルシュー」(そのままやんけ!)と
いうらしい。

実はこのお店、本業はシュークリーム屋でもお菓子屋専門店でもないらしい。
チラシをもらっても今ひとつわからないが、どうもいくつかの店を合わせた
おしゃれな空間という演出らしい。
店によって構成に違いがあるようだが、たとえば金沢の本店では
カフェ、ケーキ屋、花屋、ブティックがいっしょになっている。

そうした中で、新しい1つの展開がこのシュークリーム屋で、
今は金沢武蔵(というところ)、富山、福井、新宿三越にある。
出来れば京都あたりにも出店して欲しいところである。

    おすすめ度  90%

福井に行ったら、羽二重よりもこちらをどうぞ。
(「名物にうまいもんなし」とはよく言うし、自分でもそう実感してるけど、
「羽二重」はその象徴だと思っている。失礼だけど。)
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