{食べ物紹介2002}
私の朝食はパンの時が多い。
もちろん、家で作ったパンである。
で、スライスチーズはパンを焼く時に欠かせない物になっている。
(パンを作る行程で入れるのではなく、切って食べる時に上に乗せるという
という意味ね。)
このスライスチーズの一種に「とろけるチーズ」がある。
(スライス状でない「とろける」もあるが、この際無視。)
今更言うまでもないが、焼いた時に普通のスライスチーズよりも
とろとろになるタイプである。
融けた方がおいしいと思って最初はそれも買ったが、
今は買ってない。普通のスライスだ。
何故か。
それは味が良くないからである。
とろけるチーズは、融けた状態から判断するに、
チーズにバターまたはマーガリンを加えた物らしい。
つなぎとして入っているそれら油分が、高温で融けることで
全体をとろける状態にするわけである。
(逆に、低温状態では油分が固まっているため、
普通のスライスに比べ弾力がなく曲げるとぼろぼろになる。)
が、この油分がどうも癖物のようで、味を落とす原因になっているである。
値段的には普通のスライスを差ほど変わらないと思うが、
見た目良くても味が落ちるのはよろしくない。
これを買う位なら、ピザ用チーズ、細かく切った奴を乗せる方が
同じように融ける上にずっと味が良いが、
いかんせん、ピザ用の物は1袋が大きく、
なかなか使い切らないため途中でかびを生やしてしまうことが多い。
小袋入の物があったら良いのに、等と思う今日この頃である。
自分で作れば良いのかも知れないけど。
{食料紹介}
「栗おこわ弁当」
(株)日本レストラン調理センター
¥930
おこわ(もち米、ささげ)、煮物(里芋、人参、蒟蒻、その他)
鶏照焼、玉子焼き、赤魚焼、茄子天ぷら、豚肉天ぷら、山くらげ煮
きのこ煮(しめ時、なめこ、ひらたけ、その他)
栗、調味料(アミノ酸など)、ビタミンC、グリシン、pH調整剤
601Kcal
東京駅で買った駅弁である。
東京駅なので、当然名物駅弁ではないが、値段も手ごろで
なかなかに良さげだったので買ってみた。
まず、彩り(見た目)はなかなかに良い。
特に毒々しいものもなく、自然嗜好である。
肝心の具はどうか。
栗は本物、砂糖漬けではない(と思う)。
でも少し味が変な部分もあるのは自然だから?
赤魚煮は少々塩辛かったが、後は概してあっさりで良く、
変なところもない。
そう言えば、久しぶりに山くらげを食べた。
一時期はまっていたが、あれ以降余り食べる機会がなかった。
梅肉あえのような味だが、悪くない。
もう少し薄味の方が好みだが。
お米はもち米なので、食べた後おなかが結構膨れる。
ということで、量的にも十分である。
しかし、最近駅弁レポートも多いが、
食べながら書くのは余り行儀が良いことではない。
食の途中にペンを取って書くのだから、進め方も途切れ途切れになって
味的にもよろしくなかろう。
我ながら職業病の感じである。
お勧め度 75%
そうそう、弁当には「日本レストランエンタプラズ」と書いてあるが、
シールには「日本レストラン調理センター」とある。どっちが本当だ?
製造元と販売会社かな?
{食料紹介}
「特製北九州名物 かしわめし」
北九州駅弁等(株)
¥890
かしわめし、のり、錦糸卵
エビフライ、蓮根、椎茸、煮染め、豆(甘煮)他
確か小倉駅の駅弁。
量的にはちょうど、味的にもまあまあ出合格である。
しかし、それにしても添加物が多いのがいけない。
この弁当でも保存料種、着色料2、発色剤に酸化防止剤まである。
まだある。調味料にPH調整剤に、ブリジンという謎のものまで入っている。
まあ、この弁当に限ったことではないが、駅弁はごく一部を除いて
添加物が多すぎる。毎日食べるものではないし、作る側としても
注文が合ってから作るのではなく一度気にたくさん作ってさばくのだから、
腐りにくくするのは当然だろうけど、ちょっとなぁ。
ここは一つ構造改革して、駅の中にほか弁を入れたら良いと思うんだが。
{食料紹介}
「五目釜めし」
(株)ジェイダイナー東海
¥950
御飯(茶飯)、煮物(筍、しめじ、その他)、鶏照焼き、海老、うずら卵
ホタテ、付け合わせ
調味料(アミノ酸など)、pH調整剤、着色料(カラメル、赤102,クチナシ)
甘味料(ステビア、ソルビット)、酸味料、保存料(ソルビン酸K)
漂白剤(次亜硫酸Na)、酸化防止剤(VC)
京都駅にはまともな駅弁がない。仕方なく買ったのがこれ。
京都はおみやげは多いのに駅弁となるとからっきしだめですな。
おすすめ度 70%
ましという程度か。特に問題なし。特筆すべき点もないけど。
{食料紹介}
「北の港 豊漁弁当」
(有)安紋
定価 ¥1700
買値 ¥1000(閉店間際特別価格^_^;)
北海道の海産物を使った弁当。
駅弁かも知れない。
買ったのは、某百貨店で行われていた北海道物産展にて。
10センチ角くらいの箱に3センチくらいのご飯をよそって、
その上に海産物を山盛り載せている、言ってしまえばそれだけの
弁当。
確認できた(というより覚えている)のは、いくら、いか、紅鮭(ほぐし身)、うに、
ほたて、かに(はさみ)、かに(ほぐし身)、それにわらびと紅ショウガ
(これらは海産物じゃないけど)である。
本当に山盛りで見た目や量的には問題ない。
かにも偽物ではない。いくらも本物でどぎつい着色はない醤油漬けである。
イカもとろけるようなものではないがそれほど悪いものではない。
ところがどっこい、肝心な味が「何」である。
塩辛いだけなのだ。ひたすら塩辛い。
いや、正確には塩辛いというよりのどが渇くといった方がよいか。
実はご飯が酢飯なのだが、このあんばいが良くないのだ。
せっかくのっている海産物もあまり味がしない。
特にうに。はぱさぱさでおいしくない。冷凍物か?
酢飯の悪さの性で味が前面に出てこないこともあろう。
非常に残念。
物産展に持ってきて、しかも売れ残りだからこうなのか、
現地で食べてもこんな物なのかはわからないが、
少なくともこの味ではだめ。
おすすめ度 45%
見た目の豪華さにだまされたか。
1000円だったから許せるけど、定価で買ってたら怒ったかも。
こんな物2つも買わずに1つは別の弁当にするべきだった。