「プリウス」(2002/03/29号)
プリウスに乗った。
トヨタのハイブリッドカーのあれである。

一度乗ってみたいと思っていたがなかなか機会がなかった。
それが、友人が買った&その友人の家に泊まる機会があったので
乗せてもらったのである。

「乗った」と言っても「運転した」わけではない。
助手席に乗せてもらっただけなのではあるが。

第一印象は「静か」。

プリウスではいわゆる針メーターがなく、液晶画面に全て表示される、
おもしろいのは、現在ガソリンエンジンで走っているのか
モーターで走っているのか、ブレーキをかけたらそれ位の電力が回生出来たか
(モーターを発電機とする電力回生ブレーキなのだ)などが解る。

これで見ていると、
一般道しか走っていないと言うこともあるが、
40キロ以下ではほとんどガソリンエンジンが回らない。
だから静かで、エンジンが周り始めても静かで、つながり時のショックもない。
たいしたものである。

燃費は1600ccの車としてはかなり良いようである。
町中でも20キロとか。
私が乗っていた1600ccのアプローズが町中ではせいぜい
12キロ程度であったことを思うと、さすがハイブリッドである。

液晶画面は前面真ん中に位置するセンターメーターであるが、
予想よりかは見にくくない。ただ、ちょっと慣れが必要かも知れない。
少なくとも、いつもタコメーターと速度メーターを見ながら
走るような人には使いづらいだろう。

車内は特に足もとが広い。
(後部座席は乗ってないので解らないが。)
揺れも少なく、静粛性と合わせかなり上品な乗りごこちであると言える。

本体価格が高いのが難点ではあるが、
こういう車が増えたら排気ガスだけでなく騒音という意味でも
いいのではないかと思ったである。

今度一度レンタカーで借りて乗ってみるかな。
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