「王様の抱き枕」(2007/04/16号)
{商品紹介}

        「王様の抱き枕」

        定価    8501円(税込み)
        買値    7801円(税、送料込み)

いわゆる抱き枕。
鬱の診断が出る以前から寝付きは悪い方であったが、
その薬を飲んで以降一層寝付きが悪くなった。

ではあるが、何となく布団を丸めて抱いていると寝付きがいいような
気がしたので買ってみたのがこれ。
インターネットで「抱き枕」で検索するとたくさん出てくるが、
その中で一番評価が高そうなものであった。
値段も高かったけど。

形はぱっと見「ジュゴン」に似てる。
軽くS時に曲がっていて両端が少し細くなっている。
大きさは105×22cmとある。
色は薄いピンク。

枕カバーが付いているのでそれをに入れてから使う。
ぴったりのカバーなのでちょっと入れにくい。
でも付けておかないと汚れるのでこれは必須。

とにかくさわり心地がよい。
袋から出して一触りしただけで虜になってしまった。
中には超極小ビーズがはいっているそうで、それが流動性と弾力性を
両立させているらしい。だから、抱くとちょうど良い形になると同時に
ちょっと反発力もあって、良い抱き心地になるのである。

「吸水・速乾性に優れる」とも書いてあったが、
風邪で寝汗を一杯かいたときにも全く蒸れることなく快適であった。
寒い場所に置いても冷え切ることなく、布団の中で抱いていても熱くなりすぎることなく、
本当にほどよい温度になってくれる。

「カバーにはトルマリンを練りこんだ特殊素材を使用」とある。
トルマリンと言えば、こするとマイナスイオンが発生するという鉱石だが、
最近はマイナスイオンの効能(というか存在)自体が否定されつつあるので、
これはまあ気持ちの問題程度。

「これ絶対子供が離さなくなるぞ」と思っていたら案の定そうなったので
もう1個購入。今度は薄い水色(他にアイボリーがある)。
まあ、子供は抱くというよりおっきなぬいぐるみの代わりにしているような感じだが。

うちではピンクの方が柔らかめ、水色の方がちょっと堅めなのだが、
単なる個体差なのか、色別に硬さが若干違うのかは解らない。
もんでいる内に変わるのかもしれない。

今は抱いているというより添い寝状態。だから「添い寝ちゃん」1号、2号と呼んでいる。
子供達が使わなくなったので、自分を真ん中にして両側にこの枕を置いて
3人添い寝状態になっている。
こうすると結構温い。
布団の中が狭いはずだし、実際この状態を人間でやられると逆に寝られなくなること
必定だが、これではそんなことなく安眠。
起きたら2つとも外に出てるけど。

布団の中以外でも、椅子に座ってDVDを見ているときに抱いていたりすると
何とも言えない暖かさで良い気持ちである。

冬場は適度な暖かさであり、
夏場は、汗を吸ってくれるので手足のべたつきがなく気持ちいい。
年中使える。

        お勧め度        95%

安くはないが、それなりの価値は十分ある。
他の抱き枕は知らないけど、最高の部類であることは間違いないだろう。
残念ながら、私の不眠症の解消までには至ってないが。
これに勝てるのはミニスカートでの膝枕くらいか!?(^_^;;)

衣料素材屋に行ってそれらしい素材(ビーズと生地)を買って作れば、
もっと安く同じような物はできるような気もするが、
まあ、手間を考えればこのくらい良いのではないかと。

これを買って思ったのが、「人間って大人になっても子供の頃だっこされた感覚を体が覚えていて、
だからこそ抱き枕のような物を使うと安心して寝られるのではないか」と言うこと。
子供の頃の添い寝、だっこが非常に重要であることを再認識したのであった。

あと、伴侶に添い寝してもらえなくなったときの代わりにもなるかも。
でも、あちらの機能はないので間違えないように(^_^;)。
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