「赤ちゃん服」(1998/06/24号)
子供服、いや赤ちゃん服と言えば、いろいろとブランド物もあるのだが、
そういうものには実際のところ、あんまり使いでの良くない物も多い。

赤ちゃん服で一番大切なのは、脱がせやすいこと。
一日の内何回か着替えさせることもあるし、お風呂の時は必ずだ。
彼から夏場だからなおさらだろう。

これで一番良いのは前全開きの物。
肩だけ開いて上から脱がすタイプもあるが、これは余り良くない。
上から脱がすということは、立てて安定させる必要があるからだ。
寝かせたままでは脱がせにくい。
自分で座れるようになってからならよいが、まだ寝ている子では難しい。

ところが、ブランド服は見た目を重視するためか、肩ボタンが最小限、
こともあろうに後ろボタン、さらに全開きにならない物がある。
これはもうどうしようもない位に使いにくい。

結局一番良いのは、昔ながらの綿の肌着か、丹前のような物になる。
あなすばらしきは昔の人の知恵。

子供の見かけだけの大きさだけで作るか、ちゃんと着せてみて考えて作るか、
その違いのように思える。

これって、子供服だけじゃないはず。
すべからく、世の中に人の使う物は全て「使う側の良さ」を考えて作らなきゃ。
開発者(社?)よがりのものはだめ。
ねえ、ゲイツ君。

・・・外着と内着を混用しているから悪いって?
まあ確かにそういうことも言えるが、そもそも、赤ちゃんはそんなに外出せんぞ。

ということで、自分の服より、子供の服の方が高級品が多いので嫉妬している
親父でありました(ウソ?)。
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