「飲料紹介紹介2003」
(本誌未公開ネタ)
{飲料紹介}

    「(ダイエット)香草茶」

    伊藤園
    500ml
    ¥150

ウーロン茶(色種:水仙)
ローズペタル、ペパーミント、レモンパーム、リンデン、ジャーマンカモミール
ハイビスカス、タイム、ビタミンC

無香料、無着色

最近は飲料紹介をしていないが、別に新しい物を飲んでないわけではない。
やはり新しい物を見たら飲んでみてはいるが、
そのほとんどがお茶なので、目新しさがない&ネタを書く時間がないので
さぼっていただけである。

と言うことで久々の紹介になるわけだが、
最近はどのメーカーもお茶の新作が多い。
特に中国緑茶ブームだそうで、そういう物がたくさん出てきている。
それらは、基本的には好みの味である。
烏龍茶より香りも味もきつくなく飲みやすい。

それはそうと、これは中国緑茶ではない(ならそんな前ふりするなって?)。
烏龍茶の変形である。

味香り共に烏龍茶がベースとなっているが、
8種類のハーブ&ウーロン茶ということで、少しハーブの味がする。
それがどの味なのかははっきりはわからないが、
以前飲んだことのあるような感じなのでカモミールかも知れない。
(カモミールティーとして飲んだ気が。)

―寸癖があるかも知れないので、好き嫌いが別れそうな気が。

    お勧め度    70%
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(本誌未公開ネタ)
{飲料紹介}

    「葉の茶」

    ダイドー
    500ml
    ¥150

    静岡茶
    緑茶(煎茶、粉砕緑茶)、ビタミンC、安定剤(増粘多糖類)

「緑茶の恵みを最大限に引き出す『まるごと食茶仕立て』製法で仕上げた、
緑茶葉の恵みがいっぱい詰まった濁り緑茶です。」で、
「低温でじっくり丁寧に淹れたお茶に、石臼で挽くように細かく粉砕した茶葉を
加えた」んだそうな。

それはともかく、味は生茶(メーカーはどこでしたっけ?)に似てる。
色もそっくり。
緑茶の葉はそのまま食べても健康に良いそうなので、これも良し。
生茶の方が若干苦く、また口当たりも生茶の方が柔らかい。

      ・・・
「石臼で挽くように」とあるが、ということは実際には
石臼で挽いているわけではないのだろう。
お茶を細かくするのなら石臼でなくてもいいじゃないかと言われるかも知れないが、
そうでもない。臼で挽くと熱が上がらないので材料が変質しないという利点がある。
味が違うのだ。という面から言えば、出来れば臼で挽いてもらいたいところだが、
まあ、この価格のお茶では無理だろう。
(因みに、臼は反時計回りに回す。かつてそういう研究室にいた人間が言うのだから
間違いない。)

    お勧め度    80%

結構苦いけど、なかなかと見た。
ダイドーにしては、まともだな。
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(2003/07/21号)
{飲料紹介}

    「日本茶 玄米」
    キリンビバレッジ(株)
    500ml
    ¥140

    緑茶、玄米、香料、ビタミンC

「コシヒカリの玄米をじっくり網焼きして柔らかな香ばしさを引き出した」
ということらしい。
確かに他のお茶にはない独特な香ばしい香りと味がするが
非常に好みのものである。
米ベースなのでほんのちょっと甘みがあるのも良い。
一番近い味は、あられ入りお茶か。「玄米」茶にはもちろん似ているが。

ただ、普通に考えると少々香りと味がきついかもしれないので、
合わせる食事を選ぶかもしれない。ペットボトルでは
香りがそれほど立たないのでよいが、コップに入れると
そう思うかも。
普通の日本食には問題ないと思ったが。

そういえば、これのラベルに変な絵が描かれているのだが、
これは「トンパ文字」という象形文字だそうだ。
トンパ文字自体は知っていたが、実際にそれを間近で見ると、
大昔の洞窟に描かれていたという線画に似ているような気がする。
いや、別に問題あるパッケージじゃなくて単に
おもしろいと思うだけ。

    おすすめ度  80%

また買うこともあるだろう。
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(2003/09/01号)
{飲料紹介}

    「レモリア」

    (株)ヤクルト
    250ml
    ¥100

    果糖、レモン果汁、ハーブエキス、香料、酸味料、テアニン、
    甘味料(スクラロース)
    ハーブ:キャットニップ、パッションフラワーリーフ、ブルーベリーリーフ、
        カモミール、リノンデン、レモンバーベナ、レモングラス

ということで、「7種のハーブでリラックス、レモンでリフレッシュ」と銘打たれた
新しい飲料である。

テアニンとは緑茶の旨み成分であるが、この飲料そのものにお茶の味がする
するということはない。

けっこうさわやかで、適度な甘さ。つかれた身体にも良さそう。
腫れた咽にも効く感じであった。

    おすすめ度  89%

44KCal
250ml中/たんぱく0、脂質0、炭水化物11.1g、ナトリウム0、テアニン100mg
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(2003/09/01号)
{飲料紹介}

    「赤野菜&フルーツ」
    サンA oh!宮崎
    宮崎県農協果汁株式会社

    野菜(トマト、にんじん)
    果実(りんご、ブラッドオレンジ、レッドグレープフルーツ、レモン)
    香料
    190g
    ¥120
    果汁+野菜=100%(果汁40%)

190gあたり
エネルギー 62kCal、たんぱく質 1.5g、脂質 0g、糖質 13.4g
ナトリウム 19mg、カルシウム 13mg、カリウム 450mg
ビタミンA効力 320IU、食物繊維 1.3g、ショ糖 1.7g
カロチノイド 1.9g(と思う)、リコピン 12.9mg、βカロチン 0.5mg
総カロチン 0.5mg

いわゆる野菜ジュースの一種である。
この手のものでトマトが入っているものは、たいていトマトの味が
勝ってしまうのであるが、これもそうである。
少し甘いトマトジュースという感じ。
後味に少し酸っぱさがあるか。
ゆえに、トマトジュースが飲めない人には無理かもしれない。

    おすすめ度  80%

たぶん全国的には売ってないと思うけど、九州なら手に入るかな。
(私が入手したのは大分県北部。)

そういえば、「カロチン」というけど、最近は国際的な呼び方としては
「カロテン」が正しいそうですな。
どうでも良いけど、一応念のため。
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(2003/11/17号)
{飲んではいけない飲料紹介}

    「リプトン モーニン」
    サントリーフーズ(株)
    340g
    ¥110

牛乳、砂糖、加糖練乳、紅茶、コーヒ

缶紅茶・・・もどき。
ちょいと紅茶が飲みたくなって買ってみたのだが、1口飲んであまりのまずさに
頭抱えて大笑いしてしまった。

    「なんでこんなもん買ってしまったんだ〜〜!!」

こんなもんが許されるのだろうか。
誰がこんなもん飲んで納得するのであろうか。
メーカーにまともな舌を持った人間は居ないのか?
こんなまずい物を売った責任はどう取らせればいいのだ?
等と思いながらも、思わず笑ってしまうほどのまずさなのである。

味もひどいが臭いも猛烈にひどい。
タブを開けた時の臭いで気付けば良かった。
ホットだといっそう香りが立って・・・だめ!!
さらに、捨てた後も辺りに残った臭いでさらに気分が悪くなると言う
おまけ付き。

「気持ちの良い朝のさわやかな気分が楽しめるリプトン モーニン」
・・・あまりのまずさにトリップ気分が楽しめるということか?
いや、目は覚めたが。

「世界の紅茶を知っているリプトンが今までにない
 後味すっきりのミルクティーをつくりました」
・・・確かに今までにないまずさと臭いだ。
「後味すっきり」じゃなくて「後味げっそり」じゃないか?
吐きそうになるような味。
一体どんな紅茶を知ってきたのやら。
ひょっとして「リプトン」じゃなくて「リブ卜ソ」だったのかも(^_^;)

「ほのかなコーヒーの隠し味」
・・・これが諸悪の根元では?
全然隠れてないぞ。

まだ続くんだけど、語れば語るほど落ちていく感じ。

    おすすめ度  −30%

おすすめしないどころか、マジで返金をお願いしたい。
一口飲んで(ネタを書く時にもう1口だけ飲んで)捨てた。
全く大損害だ。
こんなもん、オタクラのネタにしかならんて。

同社でもまだ「リプトン リモーネ」(レモンティー)はまだ飲めるだけに
(だから買ってみた)、このまずさは信じがたい。

見るからにゲテモノ飲料で、こちらも覚悟して飲んで案の定まずかった時には
仕方ないとあきらめるが、なまじおいしそうな缶だけに余計に罪は深い。
美人と思って声をかけたら性格最悪だったというところか?

メーカーには猛省と即刻市場からの回収をお願いしたい。
出来れば被害者に返金も。
飲料にもユーザーからの請求によるリコール制度を是非設けて欲しいと思う今日この頃。
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