｛商品紹介｝

    「ACOUSTIC REVIVE ＲＲ−７」
    
    関口機械販売

    定価    ￥３１０００（税別）
    買値    ￥２４８００（税＋送料別）

２００１年２月末に発売されたばかりの、
物的にも、そして種類的にも新しいオーディオアクセサリである。

はっきり言ってみた目は非常にちゃち。
灰色の、弁当箱位の大きさの箱。
しかも成型精度が低いので、置いたらがたがたしている。
前には青色のＬＥＤが１つ、後ろに電源スイッチとＡＣアダプターの差し込み口。
そこにＡＣアダプタを継ぐだけ。
オーディオ装置への接続は必要ない。
怪しさ爆発ものである。
こんなもんで本当に音が変わるのだろうか。

先に理論的な話を受け売りで少々。

１９５４年にドイツの物理学者Ｗ・Ｏ・シューマン博士が、
地球の地表と電離層との間での共鳴において、その最大電磁共振周波数が
７.８３Ｈｚである、ということを論文発表したらしい。

地球に住む全ての生命はその周波数の電磁波を浴び続けているわけで、
と言うことは、その状態が一番良い状態＝肉体・精神が一番安定、
というより安心すると言うことらしい。
（最近電磁波の害がよく言われるが、人間は電磁波が全くない環境では
かえって体に変調をきたす。この話はまた別の機会にでも。）

ところが、現代の電気が縦横無尽に走り電子機器に満ちあふれる社会では
そこから放出される電磁波によって、それがかき消されているため、
安心状態にないので本来の音が聴き取れなくなっているらしい。

で、このＲＲ−７は７.８３Ｈｚのパルス発振器と電磁波輻射のための
アンテナを装備し、そこから７.８３Ｈｚの電波を降りそそがせている
と言うことらしい。

「らしい」の連続であるが、要するに、ステレオ装置から出てくる音そのものを
どうこうしようということではなく、聞く側をリラックス状態にして
良い音で聞いてもらう装置なのである。
まさに逆転の発想。
（マイナスイオン発生装置もそういう効果が考えられたけど。）

理論は良いとして、実際の効果はどうであるかである。

一番最初に電源を入れた時、しばらく頭が痛くなった。
体が、それまでの不安定状態から安定状態へ移行する時に起こった
一種の拒絶反応だろうか。本来良い方向へ向かうはずであっても、
ずっと悪い状態にいたのであれば、状態変化はいずれにしても
体に何かしらの変調をもたらす。

が、それもしばらくしたら直り、その後は音がとても良く聞こえるようになった。
細かい音まではっきり聞こえる。
音が明瞭になったと書けば良いか。
何もつながずにこの効果であるから不思議である。
さらに、比較的長い時間音を聞いても疲れなくなる。
ＣＤの音は基本的にはっきりしすぎて刺激的な部分もあるので
長時間聞くと疲れることがあるが、これが減った気がする。
まぁ、気に入らない曲が気に入るようになる、と言うことはないが(^_^)。

テレビだけとかラジカセ程度の装置で効果があるかは解らないが、
そこそこの物なら十分効果はあるだろう。

    お勧め度    ８２％

オーディオアクセサリってべらぼうに高い物が多い中で、
実はこの価格はそれほど高いとは言えない価格ではある。
とは言っても、普通の人にとったら十分に高い。

が、オーディオ専用と考えずに、リラックスするための機械と考えれば
良いのではないかと思う（私も半分そのつもりで買った）。
そういう意味では、先に紹介のマイナスイオン発生装置に近い。
実際、うちでは音楽を聞いている時はもちろん、寝ている間も
つけっぱなしにしている。

はっきりとした効果ではないが、最近眠りが深いとは言える。
夜寝て、次に気が付いたら朝であり、しかも寝起きが良い。
私は結構夜中に起きることが多い方だったが、最近はそれがない。

本を読むにしても何か以前に比べ進みが早い気がする。
これのお蔭かマイナスイオンのお蔭か。
いずれにしても両方とも不具合はない。

精神的に不安定な日々が続いている人、寝付きが悪い人がいたら、
一度試してみると良いかも知れない。
効果がないと思ったら、どこかのオークションで売れば絶対高く売れますから、
損はしないと思う。

そうそう、電源さえ用意すれば車の中でも使える。
車の中は走る電子レンジ状態なので、一層効果が出るのではなかろうか。
熱には注意しなければならないけど。

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結局のうちのシステム                2001年 5月3日現在
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