「オーディオ実験4」(本誌未公開)
これは実はかなり古いネタである。
以前行った各種オーディオ実験の成果をまとめたものである。

古いので出さないでおこうかとも思ったが、せっかく書いたと言うこともあるし、
オーディオと科学に関する考察もあるので出すことにした。
実験結果よりもその「考察」の方が重要なのでそのつもりでお願いしたい。

なお、現在はいくつかが外されているし装置構成もだいぶ換わっているが、
当時の構成のままでないと話が通じない部分があるのであえてそのままにしてある。
(*は残っているもの。)

        ・・・

さらなるオーディオ実験である。
まとめるのも面倒なので、それぞれ何をしたかと効果を書いておく。
出費の割に効果がないので、おそらく、今後はこのようなことはほとんどしないと思う。

・自作スピーカー台
 直径20センチの紙パイプ(ボイド管という)*1mの中に
 いろいろと詰めて、下は御影石で固定する。
 いろいろ入れたもの=御影石ころ、キルト用綿、木製ふわふわ(工芸用)
 カーボンシート、ミスティックホワイト細切れ、ジルコンサンド袋。
 さらにこのパイプをジャージのような生地でくるむ。
 これで各スピーカーの高さは揃ったので、そういう面での音質向上はある。
 うちは高さ1m必要なので、市販品ではなかなか無いのだ。
 畳の上に置き、高さがある上に、上に置くスピーカーが小型なので、
 かなり不安定ではある。子供が暴れたら危ない。
 将来的には買い換えなど対策が必要であろう・・・→買い換えた(後述)。
 ボイド管はそれほど高くはないが、基本的に土木用業務資材であるためいわゆる
 ホームショップを含め一般の店では手に入らないであろう。
 私は、インターネットで探して一般売りで長さ指定で切断もしてくれる店を探し出した。
 (現在は40センチの高さにしてセンタースピーカーのスタンドとしてのみ存在。)

・ダイヤシール
 オーディオゴトウ 4枚3000円
 フロントスピーカーの前面に1カ所、アンプ2とCDの端子に各1カ所。
 何か効いているような気もする。でも、それほどはっきりした変化ではない。
 気持ちだけの問題。

*竹炭・トルン・シーツ
 株式会社 外谷製紙製品
 98cm×230cm
 3800円
 本来は敷き布団の下などに敷いて遠赤外線効果で暖かくなると言う物。
 トルマリンという鉱石の粉末も入っているのでマイナスイオンも発生するとか。
 このシートの上で寝るとたしかに眠りが少し良い気がする。
 これをオーディオに使ってやろうと思ったわけだ。
 壁に貼ることに関してはあまり効果はない。
 うちの場合はすでに壁にキルト布が貼ってあるからかも知れない。
 それじゃあもったいないので、このシートを(切断して)カーテンの前面に
 垂らすようにして部屋の暗室化を図った。
 カーテンだけでは昼間の遮光には不十分だったからだが、これは遮光効果が高くなかなか良い。
 暗くしても圧迫感がないのはトルマリンや炭のおかげだろうか。

*アーススタビライザー
 森修焼 ¥5500
 ブレーカーの上に付けて静電気を減らそうと言うもの。原理は全く解らない。
 音の変化はわからないが、安いテレビの画像の乱れが減ったか。
 それと、同じ音量でも音が大きくなった気もする。
 画面に付く汚れが減るという報告もあるが、うちではそういう感じはない。
 もともとTVスッキリーを入れているからかも知れない。
 これをしてから眠りが深くなったような気がするのだが、気のせいだろうか。
 いろいろとやっているから、どれが効いているのかわからないが。
 こんな物買うくらいなら後述のクライオブレーカーの方がよっぽど効果はある。
 少なくともオーディオには。

*スピーカーケーブル
 AET 6Nエージング済み @¥1200/m(1メートルあたりという意味ね)
 逸品館で購入。
 とりあえず短くて済むフロントスピーカーとセンタースピーカー分を交換。
 かなり音が変わった。そりゃもう、聞き違えるぐらいに向上。
 細かい音が聞こえる感じ。
 よく言えば繊細に、悪く言えばか細くなったか。
 リアはここまで要らない。
 一番最後に書く科学的考察をしているHPからしてみても、これ以上の
 性能(うたい文句)は不要。これをもってどこまで鳴らせるかである。
 ただこのケーブル、方向がわかりにくい。
 店からの情報と個人的思いこみから言えば、
 +側が四角くて白点線側、−側が丸くて印刷無し側。
 そして方向はAMP→6N14G AET Inc.→スピーカーである。
 http://www.audiotech.jp/6n14aw.html

*Dケーブル
 DVDからTVへの接続をこれで行う。
 ビクター製2mとAudioTechinica製2m。
 Sより映像がきれいか。
 機器が違うので一概には言えないが。

*ビデオ音声デジタル化
 TEAC製3m
 XS30からの音声の出力を、TVの音声出力経由から
 レコーダーからアンプへ光で直接にする。
 (TVだけもで聞けるように、TVへのアナログ接続ももちろんしてある。)
 大幅な音質向上がはかれた。

*アンテナ端末Fコネクタ化
 八木アンテナ 2個¥300位
 全アンテナ端子を変更。
 ノイズが減った感じ。それよりも、ねじ止めできるようになるので、
 ケーブルがしっかり固定されるのがよい。
 (振動対策になるはず。)

・テーブルタップ
 小柳出電気 OCB−1H(¥12000だったかな?)
 あまり効果なし。ただし、しっかりはしているので使い手は良い。
 さらに上にジルコンサンド袋を置いて固定。
 そういえば、コンセント側もコンセントの上にジルコンサンドを置くようにしていたが、
 これはかえってコンセント画素の重みで抜けてしまうのでだめ。
 タップのようにコンセントに対して上から重しを載せられる時のみ有効。

*電源アース側合わせ
 デジタルテスターで計測。うちはスーパーアースリンクが全く効かない環境なので、
 この手作業が必要。
 効果感じられず。

・壁コンセント交換
 うちの家は築60年を超える古い家で、電源周りも多くが露出配線である。
 コンセントも柱や壁に無理矢理付けている物が多い。
 しかも古いちゃちなものだ。
 これではいくら難でもだめだろうと言うことで、松下電工のWN1318という
 医療機器用コンセントに変更した。オーディオ系は全て(3系統)。
 ある程度無理矢理付けたところもあるのでかっちり出来ていない部分もあるが、
 それでも効果は実感出来る。
 古く、接点も錆かけたコンセントを新品に換え、さらに接点への潤滑液塗布も
 行っているので、その効果であろうか。
 うちのように古い家では電源周りの変更は効果が高い。

・メーカー純正スピーカースタンド
 audiopro Stand801
 ¥12000(ペア;税込み)
 メーカー純正のIMAGE11専用スタンド
 さすがに純正はちゃんと出来ている。
 高さが80cmなので先に自作のボイド管スタンドよりかは低いが、
 椅子に座った時の耳の高さになるのでよい。
 安いが作りはしっかりしている。
 スピーカーを載せる部分=天面は鉄であるが、他は木である。
 この天面と底面の間は2本の柱でつながれる。
 天面とこの柱の間にカーボンフェルトを入れて一応振動対策してみた。
 天面の鳴きが少なくなった気もする。
 この柱は平行に立つので前後の揺れには強くても左右には弱い。
 少しハの字型になっていると良かったのだが。
 音質的変化は後で(この時はまとめて変更したので)。
 ちなみにこれの導入によりボイド管スタンドは中身を抜いて(それらはいずれ再利用)外した。

*人工大理石ボード
 逸品館で購入。厚さと広さが違う2種類があるが、厚い方。
 上記スピーカースタンドの下に敷いた。
 うちは畳なので歩くと揺れるからだ。
 音質はともかく土台がしっかりするのが重要。
 これを置いたらほとんど揺れなくなった。
 たたいても響かないので、音質的にも悪影響はないだろう。
 しかしこれ2枚とSPスタンドを一度に買って持って帰ったが、ひたすら重かった。
 20キロ以上あったのではなかろうか。
 同じものをサブウーハーの下に置くと結構大きな変化があった。
 それまで低音がボン付いていたのがすっきしした。
 これによりメインスピーカーとのつながりも良くなった。

この向上をみて、その後他の所にも大理石ボード追加した。

ただし、売っている物は面積が広すぎるので装置に合わせて切断した。
このボードは人工大理石と有機素材の混ぜ物なので粘り気があって
切断が非常にやりにくい。工具を使える親戚に無理を言って頼んだが、
かなり苦労されたようである。逸品館では切ってくれない。
その結果は次の通り。

*TimeDomainアンプ下  
*同スピーカー下
 音量がかなり上がって聞えやすくなった。
 大理石の上に置くので滑ると思ったらさにあらず、
 物理的安定度も大幅向上。

*センタースピーカー下
 音のつながりが良くなったか

・Piano下
 映像がより安定した

・SPスタンド天板
 先に紹介のStand801の天板である。
 もともとこれは金属製の板であったが、大理石を切って同じサイズの板を作成、交換した。
 元の板が金属だけに響く気がしたからだ。
(それだけを持ってたたくとか鳴り響く。ただし、嫌な音ではない。)
 最初はこの金属板の上に置こうとしたが、そうでなくても
 うちのスピーカーはその上にCLT−1を置いている分重心が高く
 不安定なのが一層不安定になったので中止し、これを作成したのである。
 不安定と言うことは、それだけ音がふらつくと言うことだからである。
 交換の結果、音が安定した気がする。
 ただ、まだ少し共振している気がするので、板の下側に振動対策をもう1つしている。

*ラック棚板
 オーディオラックにて、棚板の上にこれを敷き、
 その上に装置を置くようにした。
 大きな変化はないと思う。

*WOOD-BOY(黒檀)
逸品館オリジナルのインシュレーター。
@2000円。まずはメインスピーカーとPM6100の下に入れた。
1台あたり3個で、前1個後ろ2個の設置。
この時はケーブル、スタンドの交換も一緒に行ったので、
これだけの効果ははっきりしないが、全体としてかなり音の
解像度が上がったのは間違いない。
今までは山が漠然と見えるか、もしくはその中の特徴的木だけが何とか見える
感じだったのが、木々1本1本が見えるようになったという感じ。
基本的には3点支持だが、前1後ろ1の時は音が先鋭になり、
前2後ろ2の時は広がるらしい。
自分の好みや今の音の状況からどちらかを選ぶ。
うちの場合は全体に音が広がりすぎていたのでこれを引き締めたいので前1後ろ2としている。
アンプなどは一般的に前が軽く後ろが重い傾向になるので
安定面でもこの方がよい。
この後CDとDVD、補助ツイーターCLT−1、センタースピーカー、CD-Rにも追加。
CDは効果抜群で、細かい音が聞えるようになった。
DVDは不明、CLT−1も不明。
ただ、CLT−1の足にするときには注意が必要で、
CLT−1はメインスピーカーの上に置いているが、メインスピーカーと上の
WOODBOYの間に敷物を入れてはいけない。
最初は吸音材のミスティックホワイトを入れていたが(傷防止のためでもある)、
どうにも音が変になっていたが、これをはずしたら良くなった。
センタースピーカーはフロントスピーカーと合わせるため、
CD-Rは元の足を外したら他に適当なものがなかったので。

・ECS3→AVアンプ
以前使っていたECS3という金属インシュレーターをAVアンプの下に入れてみた。
効果は不明。
AVアンプだけは元から付いている足が高いのでWOODBOYでは高さが
足りないのでこのようにした。元の足をはずせばいいのだが、
いまさら全ての結線をはずして作業するのは面倒すぎるので。

*MSU-095WE
逸品館のアナログの音声RCAケーブル。名前からも解るとおり95cm物。
¥9000。一般的価格で考えればたかがケーブルでこの値段はべらぼうに高いが、
オーディオ用となるとそうではないのが、この世界のおかしさではある。
逸品館の掲示板でやたら評判が良かったので買ってみた。
それはいいとして、その効果である。
最初はSR4200−PM6100間。細かい音が聞き取れるようになった。
で、これをCD−PM6100間にも入れてみたら、CDの音も良くなったので、
こちらにも入れた。
→後日PM6100を事実上廃止したので別の場所に移動。
 そこでの効果は不明。

*MSD
同じく逸品館の同軸デジタルケーブル。
90センチ物(¥12000)。
最初はCD-SR4200の間で入れたが、これはだめだった。
CDのデジタル出力がだめなのかSR4200のDAがだめなのかは不明だが、
音がちっとも良くならない。少なくともCD−PM6100のアナログ接続に
比べてずっと落ちる。
失敗したかと思ったが、気を取り直してDVD−SR4200の間に入れてみた。
これは良かった。DVDの音が良く聞こえるようになった。
もともとDVD−SR4200の間は自作ケーブルだったので
そのせいだろうか。

・3P-2P変換プラグ
¥2500
Pianoの電源コードが3Pなので、その先に3P−2P変換プラグが付いている。
(なぜ3Pなのかというと、Pianoは北米にも輸出されており、
あちらが3Pなので同じ物を使っているのだろう。それと、基本的にはアースを取れという
電気安全法からの指示かも知れない。)
この変換プラグを付属の物から逸品館で売っていたこれに変換した。
たったこれだけの物なのに、その変化は明らかに目に見えた。
色合いがくっきりしてくるのだ。これには少々驚いた。
Pianoの電源ケーブルはこのあと買い換えたので、
これはCDの電源部に入れた。
その効果は不明。

・セッテンオール
以前に紹介したSETTEN No.1と同じようなが内溶物が違うもの。
金      主にアナログ系
銀      デジタル系、映像系、電力系
カーボンPRO  No.1よりダイヤ粉末の量が多い(らしい)
という使い分けが良いようだが、うちでは銀=電力以外は金にしてしまった。
やり直すのも面倒なのでそのままである。
付属の綿棒で薄く薄く塗るのがこつらしい。
先に綿棒に付けて、それで拭く感じ。
付けてない状態との比較をしていないので効果は不明。
基本的効果のほどはNo.1の時に体験済みなので、まあ、効いているのだろう。
そういえば、これらの入っているボトルは蓋の閉まりがかなりやわなので、
しっかり閉めないと横倒しにしたときに漏れてくる。
このおかげで「銀」はほとんど使わないままなくなってしまった。

*クライオピュア電源ブレーカー
LinLinという個人のホームページで買ったもの。
(ただし、大元から買っても値段は一緒であるが。)
CPBR-20AS ¥4800(税別、送料別)
いわゆるブレーカーである。
それを超低温処理(クライオ処理)して音質向上を図ったもの、という
ふれこみである。
前から気になっていたのだが、他の調整によって音がかなり良くなってきたので
入れてみることにした。
その効果は絶大であった。
アーススタビライザーもメインブレーカーからこれだけに変更したので
その相乗効果もあるかもしれないが、
音の明瞭度が一皮も蓋皮もむけた感じで、木々一本1本の間でさえずる小鳥たち
の声まで聞えるくらいになった。
特にDVDでの効果がすごく、5.1CHではそのサラウンド感がぐっと上がった。
映像もベールを1枚取った感じで、また安定度がぐっと増した。
逆に、ソースのあらが見えすぎて困るくらいである。
この価格でこれだけの効果を出す物は滅多にないだろう。
ただし、1つ疑っておけば、これが「クライオ」処理のおかげなのか、
単に古いブレーカーを新しくしたからなのかは不明である。
特に今回は接点に対してセッテンオール(銀)で処理もしている。
新しいブレーカー+接点処理だけでもこれだけの効果は出るかも知れない。
普通のブレーカーの値段は知らないが、まあこの価格であればぼったくられた
とは思わないところで、経済的心理でも満足出来るならそれでよい。
(これが1万円ならたぶん買ってない。)
なお、コンセントやブレーカーの交換には「本来」工事担任者の免許が必要である。

*アース
アースリンクではなく、ちゃんと庭まで線を引いて導入。
全体的には引き締まったが、細かい音が聞こえにくくなった気もする。

ちなみに一口にアースと言っても、実は2種類あり、表記も異なる。
信号アース
        機器間のグランドレベルを共通にする
          GND
          |
         ─┴─
         ///

大地(接地)アース
        静電気・漏れ電流を逃がす
          |
         ─┴─
         ──
          ─

上で引いたのは各筐体のフレームからの大地アースであるが、
おそらく機器内ではフレームに信号のGNDが接続されているので、
信号アースも兼ねることになる。
このように、2つをつなげる場合もある(間にコンデンサなどかませる場合もあり)。

大地アースは効率よく逃がすことが重要であり、基本的には太く、短く、まっすぐに
が原則である。そういう意味ではうちのでの引き方は太くはいいが後がだめ。

・電源ケーブル交換(Piano)
色が更にはっきりするようになった。
でも、3P2Pでの変化よりかは小。
価格から考えても3P2Pの変化は抜群。

・レゾナンスチップ・クライオ
以前に紹介のレゾナンスチップの高級版。
 メインブレーカー下    変化無し
 電源SW(PM6100/CD)=機械式SWのみ 変化無し
 CD-Rトレイ            変化なし
 CDトレイ              変化なし
 RD-X4トレイ(下)     わからず
変化は感じられない。やはりこれらの対策は「後一歩」対策なので、
これに頼るより前に他の対策をした方がよい。

・1円+両面テープ
レゾナンスチップの自作版と言えば話は早い。
1円玉の裏に厚手の両面テープを付けて貼り付けるだけである。
 天井          効いたような気が(その程度)
 コンセント    変化なし
 ブレーカー    ×これはだめ
天井に付いていたのを子供が見てえらく喜んでいた。
星のようにも見えて面白いのだろう。

*ブレーカー鉛板付け
 ブレーカーのスイッチの両側に鉛の板を張り付けた。
 振動対策である。
 メインブレーカーには幅1cm長さ2cm、サブは5mm*1.5cm
 特にメイン側の効果が絶大。
 これを1円チップに換えると細かい音が軒並みでなくなった。
 メインブレーカーは家の中で一番電流が流れるので振動も大きいのだろう。

・コンセントプラグ交換
 既存の電源ケーブルにおいて、コンセント部分のみを交換する。
 松下電工WF5018
 定価  ¥1250
 三重電業      ¥780    コンセント(WN1318):890円←ここは安い!
 松下のOFCめがね電源ケーブルのコンセント部分を切って変更。
 音声系と映像系1つづつやってみた。
 接点部分はセッテンALLの金で処理。
 だめ。音声は音が引っ込み、映像はピントが合わないというかベールが2枚も3枚もかかった感じ。
 ひさびさにダメダメ結果になってしまった。
 エージングと言うことも考えられるが、コード部分は従来から使っているものだし、
 コンセント部分だけのエージングがそれほど必要とは思われない。
 結局、この時10個も買ってしまったコンセントが全部無駄。
 売るか。
 さらに、電源ケーブルもコンセント部分を切ってしまったので
 使えなくなって2重の損。
 ・・・になるところを、音声系は(本当はいけないけど)、コンセントから
 直出しにした。これは逆に大向上。
 映像系も平行線を分離してよじったり導線とコンセントプラグの接触面積を
 増やしたりしたら少し良くなった。
 電源ケーブル交換で音質・画質向上すると思いこんでいる人も多い
 かも知れないが、必ずしもそうではないと言うところか。

*RR−7の設置に関する注意
 RR−7は以前紹介した装置であるが、これはいる種の電磁波を発生することで
 聞いている側=人間の体調を整えて音を良く聞かせようとするものである。
 この装置は部屋の出来るだけ高い位置に置くのがよいらしいと言うことしか書いてないが、
 もう1つ重要な注意点がある。

 一度、この装置の近く(背面側)に通電スポンジを置いたら(吸音のために置いてみた)、
 とたんに眠りが浅くなった。RR−7の効果が妨げられたと考えている。
 通電性の物を近くに置かない方がよい、と言うことだ。
 金属筐体の上なども止めた方がよいのかも知れない。

・CDにおける各種対策について
 CDにおいて、各種対策を行う理由として「エラーの低減」を
 述べる輩が多いが、これは誤りである。
 CDのエラー訂正機能は実に優秀で、物理的に全く読めなくなるほど
 CD板を痛めない限り完全に訂正される。
 デジタル的にはエラーは出ないと言える。だから、エラーが起こるので音が劣化するのではない。
 しかし、エラー補正のためにメカが動く(ヘッド部分が動くとか)と、
 そこに電気的ノイズが入るので、これが音を劣化させる。
 CD板からの読み取りを理想的条件に近づけてやるのが音質劣化を防ぐ方法である。
 CDをきれいにするとか振動対策をすると言うことは理にかなっているが、
 CDの縁を緑に塗ることは理にかなっているとはあまり思えない。
 (むしろポスカなどは結構分厚く塗られるので重量配分に不均衡が
 生じてだめになるかもしれない。)
 まして、CDの中心部を切り刻むことや下手なインシュレーターを載せることは
 かえってCDの回転に偏心を起こしてサーボ回路に負担をかけるので良くない。
 特に前者は、科学的に見たら有害この上ないので止めた方がよい。
 (重量バランスが完全なちゃんとしたインシュレーターによって
 CDを押さえつけるなら、そのそりを押さえて読み取りを楽にするので
 音質向上にはつながると思う。)


・接続見直し
従来、フロントスピーカーの駆動はSR4200ではなく、そのプリアウト経由でPM6100
行わせていたが、SR4200直接駆動にしてみた。
CDの音は軽くなってしまってだめだったが、DVDの音は聞き違えるほどに良くなった。
特に細かい音のでが全くと言っていいほど違う。
もともとPM6100経由にしたのはCDの音を重視したからだが、
最近はほとんどDVDのみなのでこの方がよい。
PM6100はレコードプレイヤーのRIAAイコライザーとしてしか使っていない。

一方で、CDを聞くときにはTimeDomainに入れるようにした。
TimeDomainはリアスピーカー代わりにしているので、残念ながら
音質的に良い配置ではないので少々音が起こるのが残念だが、
それでも音の迫力はよい。

        ・・・総括・・・

・音の目標について
今回の実験、特に後半のでは大きな向上が図れたが、それまでは
今までいろいろやってもほとんどはあまり成果が上がらなかった。
ここで教訓。

        「まずは店の言うとおりにせよ」

いきなり我流で試すのではなく、まずは信頼できる店を見つけ、
そこの推奨するセッティングをしてみるということ。
自分流をするのはその先でよい。

最近はインターネットのせいでいろいろな「我流」改良策の情報が探せるが、
これがかえっていけないのだと思う。
私はこれを守らなかったので非常に遠回りになり、その過程で多くの無駄出費をしすぎた。
それぞれは少額でもまとめればかなりの額になろう。

細かい我流調整は、ある程度以上の音が出ていないとその効果が解らない。
まずはある一定の所まで持ち上げることが必要で、
そのためには信用出来る店の力を借りるのが一番である。

音・映像の基準となるものを知らないと、何をやっても全て無駄になることがある。
問題はその基準、信頼できる店をどうやって探すかである。
例外はあるかもしれないが、大手量販店はまずだめ。
小さなお店をこまめに探すしかなかろう。
大阪日本橋なら逸品館がお勧めできる。
ただし、ここも物売りの店;1号館の音は、どうしても狭い店の中に
多くの物を置かなければならない都合上セッティングが甘く、音も映像も今ひとつである。
だからここの音で決めてはいけない。
必ず3号館へ自分のお気に入りのソフトを持って行き、そこで聞ける音をよく覚えることである。
良い音にするためには何が重要かと、装置の価格と音の善し悪しは関係ないことが実感できるであろう。

目標を持つこと。自分が良いと思う音をちゃんと知ること。
素人の口車に乗らないこと。
それが大切。

・5.1CHとは
5.1CHでも、まずはフロントの2CHが重要である。
そう、5.1CHとしてひとまとめで考えるのではなく、2+3.1として
考えた方がよい。

・スピーカーにおける振動対策とは
スピーカーにおける振動対策は、振動を周りに全く伝えないことではない。
一度ジルコンサンドを詰めた袋の上に置いて振動をほぼ完全にカットしたことがあるが、
そのとき出てきた音は実に詰まった感じのするものだった。
私が思うに、伝えすぎず、止めすぎずではないかと思う。
良質のスタンドやインシュレーターにはむしろある程度伝えて
微妙な響きを残した方が良いようだ。

この点では、基本的には面接点で、黒檀という響きの良い材質のWOODBOYは適任といえる。
だが、共振は良くないのでその伝える程度が重要だ。
この共振で言えば、うちのスピーカーでは上にCLT−1という補助ツイーターを
置いているが、メインスピーカーとCLT-1の間で相互に振動が伝わるのは、
完全に止めなければならない。
それは、相互の振動には微妙はずれがあるため
音を打ち消し合ったり妙な強調を起こしてしまうからだ。
したがって、CLT−1の下のインシュレーターはエレクトロコンパニエのECS−3のように
点接点で振動を止めるタイプの物がよいと思われる。
(うちではそうしてないんだけど。)

また、部屋の反響についても完全に止めたらいいというものではない。
うちもで一度スピーカーの後ろの壁での反射を出来るだけ押さえたことがあるが、
音が前に出てこなくて良くなかった。
コーナーにおける反射は混濁の元になるので吸収した方がよさそうだが、
平面における反射はそれほど気にする必要がないような気がする。

・ケーブルについて
↓ここにケーブルについての大胆な意見があった。
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/audiofan.htm

極めて理論的で大いに賛同できるところ。
「ケーブルを交換したら良い音になる」と思いこみたい気持ちはわからんではない。
いわば音楽を聴くことも気持ちへの何らかの効果をねらったものだから、
この「気持ち」は大切にしないと、そもそもオーディオ装置で音を聞くということ自体に
意味が無くなってしまうので。
私も今回交換することで音質は向上したと感じた。

ケーブルという物は、所詮電気を通す線である。
であるなら、その特性はその他の電気回路と同じように考えるべきであろう。
つながる回路間のインピーダンスをあわせること。
その途中でノイズを入り込ませない事である。
振動対策も電磁波対策も静電気対策もみんなこの範疇である。
つなげる装置の回路の特性も知らずして、電線だけをああだこうだと言っても
本来は無駄なことなのだ。

電気的素人がケーブルを繋ぎ換えてはああだこうだと述べているのを見ると、
「本質的でない」と想う電気屋は多いはずだ。
そういう、装置の特性を調べ最適なケーブルを探すもしくは作る会社があったら儲かると想うのだが。
ユーザー側としてもおそらくはいわゆる高級ケーブルを何本も買うより安く済むのではないかと。

ただ、人間ある程度のお金をかけていないと「いい音になった」「努力した」という
心理的満足が得られない可能性はある。
ゆえに、ある程度までは投資しても良いとは思う。
ただし、その「ある程度」とは、オーディオ世界の一般ではなく、
世間の一般でなくてはならない。
「ケーブル1本に2万円以上」出すのはやはり異常な経済世界である。

・アクセサリもしくは小物について
音の善し悪しはそのほとんどが設置で決まる。
装置の高い安いでもなければケーブルの善し悪しでもない。
設置に関わるアクセサリに関してはある程度の出費が必要かもしれない。
インシュレーターや厳密な設置を補佐するための道具などである。
しかし、それ以外の小物となると、その費用対効果が優れているものが
一体どれだけあることやら。

電源周りは比較的効果が高いが、それ以外では効果が些細かほとんど眉唾物だ。
振動吸収材とかクリーナーとかCD消磁器とかの「小物」については、一番最後の手段としたい。
それ以外で煮詰めてから、後一歩と言うところの調整に使うのが小物。
最初からそれに凝ると、本質が解らなくなる。

音の善し悪しの90%以上が設置で決まると言えるから、
後の10%をどこまで突き詰めるかが小物の役割だとすると、
そのために高額を支払うのはどうかと思う。
ほとんど精神世界の満足感だけだろう。

↓ここに訳のわからん小物について考えを書いているところがある。
一読しておくのがよいだろう。
http://www.bekkoame.ne.jp/~k-kara/ht/sound07.htm

特に金持ちの装置自慢とメーカーお抱えの評論家の言動には要注意。
電源やケーブルなど電気に関わる部分に関しては、電気的素人の言い分も無視すること。
たいがいは思いこみだけの非科学的考えである。

↓ここに科学的に考察しているページがある。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sigotnin/audio/audiomain.htm
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm#
実に理論的でよろしい。

そもそも「科学的」と言うことについてはここに良い文章がある。
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/audio/do_sceience.html

科学的裏付けが出来ないほとんどの小物は、眉唾物と考えて方が考えた方が
良さそうである。作った本人がいくら「効く」と思いこんでいても、だめなのである。
オーディオの世界とは、無茶苦茶な理屈を作り上げて高額で売りつける詐欺的商売が
堂々と横行している世界である。
(だから参入してくる輩も多いと言える。)

・対策は必ず科学的に行うこと
感性による対策は、人によって感性が異なるので当てにならない。
オーディオ実験においては、全ての条件を全く同じにして2つのものを比較することなど出来ない。
ケーブルを交換したら、エージング時間の違いも接点抵抗の違いも出てくる。
交換したという心理的効果もある。それらを一切排除して、
最小限の違いだけで比較することすら難しい。そして数少ないそういう実験では
ケーブル交換による音の変化には優位性がないという結果もあるらしい。
(装置の交換には優位性が認められる。)
何々を換えて音が変わったと言うことを科学的に証明出来なければ、
それは所詮「信心」の世界である。各種振動対策については意味があると思うが、
特にケーブル類の交換についてはそう思う。
それが悪いとは言わないが、それにおぼれるとメーカーの思うつぼとなる。

こういう話を書くと猛烈に批判する人が居るが
音楽が感性が主の世界の話だから感性だけで話を済ませて良いのか、ということである。
音作りには感性が必要。でも科学的に全く立証出来ない事を信じてあれこれ行うのは
時間的にも金銭的に無駄と言うもの。
科学に対して感性で反論をするのは、お互いが理解出来る共通言語で話さないようなもので
ほとんど意味がない。
おおよそ感性タイプの人は反論も感性というか感情的なので余計にたちが悪い。
科学に反論するなら、科学を用いなければならない。
「現代科学が解明してない部分」などという言葉も安易に用いるべきではない。
まして、現代物理学の成果を知らない(知ろうとしない)人間がそんな言葉を使うことは、
科学者に対してあまりにも礼を欠いている。

現代科学が解明していない部分があることを否定はしない。
それは、オーディオが「科学の研究対象になってない」証拠でもある。
理由は簡単。「感性が支配している」から結果に対して「感性で」異議を唱える者が多く、
科学者の多くはそういった非論理的な人間と関わることを避けたいからだ。
もしくは、オーディオは科学するに足りないと思われているか。
個人的にはとことん科学して欲しいのだが。
でも物理学より脳生理学か心理学の世界になりそうだが。

この手の話をすると、科学的考察がオーディオ業界をつまらないものにするなどと、
半ば言いがかりかけてくる野郎まで居るらしい。
非科学的物品に金銭を払うことこそ、オーディオ業界に巣くう悪徳業者を野放しにする元凶である。
こういう連中がいるからオーディオ製品が全体として奇妙なほど高くなり、
一部マニアだけのものになってしまうのである。
それはアニメオタクと同じだ。
(アニメのDVDがなぜ異常に高いか考えるべきだ。)
オーディオは金持ちが趣味にしていることが多いからやり玉にされないだけだ。
(高額なオーディオセットを持っていることをステイタスシンボルだと思っている連中も多い。車も同様。)

「科学的にせよ」と言うことは、決して計測可能な情報だけで機器を設計せよということではない。
どう考えても科学的におかしいものに対しては「おかしい」と言うべきであるということである。
この点で感性と科学と価格がちょうどバランスがとれている店の1つが逸品館だと思っている。
だから信用している。怪しい部分も全くないとは言わないけど。

かくいう私も、ケーブルについては少々理にかなっていない交換をしている。
ある意味、店の言うなりである。
が、そうであっても1本1万円台までで押さえている。
ここは、ある種気分の問題である。
ここまではやったという達成感が欲しいわけである。
音楽は所詮気分で聴くものだから、これは大切。

・一言で言えば
まあ、一言で言えばあれだな。
オーディオで良い音を出すための努力は女性を口説くのと同じではないかと。
金をかけるよりまめさが必要ではないかと。
それと当を得た贈り物と。

高飛車な贅沢女に引っかかると金が湯水のごとく無くなってしまい、
気持ち良さより苦労が多くなるが、
清楚で性格の良い女性に出会えれば、優しさと開放感に包まれると。

とはいえ、私は女性を口説くのは得意じゃないので、
私の装置の出す音もそれなりなのであろう。
ほっほっほ。

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うちのシステム                          2004年 12月06日現在(これを書いた当時)
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AVアンプ              MARANZ/AIRBOW           SR4200/KAI
インシュレーター        エレクトロコンパニエ    ECS-3

フロントスピーカー      AudioPro/AIRBOW         IMAGE11/KAI
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
ケーブル                AET                     6N-14G/EZ
音質改善                オーディオゴトウ        Radiowave
スタンド                AudioPro                Stand801改
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード

補助ツイーター          AIRBOW                  CLT-1
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
ケーブル                AET                     6N-14G/EZ

センタースピーカー      Velodyne                CHT-14BV
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
ケーブル                AET                     6N-14G/EZ
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード

アンプ1(サラウンド)    TimeDomain              YA9
サラウンドスピーカー    TimeDomain              Yoshii9
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード

サブウーハー            Velodyne                CT-80
インシュレーター        山本音響工芸            QB3(黒檀)
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード

CD                    CEC/AIRBOW              CH7700Super2
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
3P-2P変換プラグ         AIRBOW                  DH9021/CR

CD−R                TASCAM                  CD-RW700
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
ケーブル←アンプ2       AIRBOW                  MSU-095

DVD&HDDレコーダー1      東芝                    RD-XS30
インシュレーター        エレクトロコンパニエ    ECS-3
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード
電源ケーブル            Panasonic               RP-CA108A
TVアンテナ終端抵抗    日本アンテナ            DF-75C-SP

DVD&HDDレコーダー2      東芝                    RD-X4EX
Dケーブル→AVアンプ     AIRBOW                  MSD-90
インシュレーター        AIRBOW                  WOOD-BOY(黒檀)
電源ケーブル            Panasonic               RP-CA108A
TVアンテナ終端抵抗    日本アンテナ            DF-75C-SP*2

プロジェクタ            PLUS Vision             Piano改(HE3150)
電源ケーブル            AIRBOW                  CPSC-L/1.25
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード
スクリーン              OS                    MT-TV060(BS)

DVDプレイヤー           SONY                    DVP-NS715P
ケーブル→TV          AIRBOW                  MSU-095
ベース                  AIRBOW                  人造大理石ボード

TV                    SONY                    KV-29DRX5
BSアンテナ            DXアンテナ              DSA353K
3分配機                 日本アンテナ            CD-3P-SP

ヘッドフォン            SENNHEISER              HD580

電源改良                熱電子工業              TVスッキリー(5台)
                        小柳出電気              OCB-1H(3台)
                        森修焼                  アーススタビライザー
                        松下電工                WN1318(3台)
                クライオオーディオテクノロジー  クライオピュアブレーカー
電源ケーブル            Panasonic               RP-CA108A(TVスッキリー用他)

雰囲気改善              AcousticRevive          RR-7
CD/DVD音質・画質改善    AcousticRevive          RD-1

ラック                  ADK                  SE-5055NA+SE-OP50G
棚板補強                AIRBOW                  人造大理石ボード

学習リモコン            Victor                  RM-A1500
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                [CHT-14BV]
                    ↑
           [CLT-1] ↑ [CLT-1]
                ↑  ↑  ↑
     [IMAGE11/KAI] ↑ [IMAGE11/KAI]
                ↑  ↑  ↑
                ↑  ↑  ↑        [CD-R ]
                ↑  ↑  ↑          ↑↑
                ↑  ↑  ↑         光D└←←┐
                ↑  ↑  ↑     ↑      ↑
         ┌←← ↑←↑←↑←←A←←[CD]   ↑
         ↓     ↑  ↑  ↑         ↓      ↑
         ↓     L  C  R  ┌同軸D-┘      ↑
         ↓     ↑  ↑  ↑ ↓┌光←D→同軸 ┘
         ↓     ↑  ↑  ↑  ↓↓
         ↓  [SR4200/KAI]
         ↓     ↓  ↑  ↑  ↓↑
         ↓     ↓  ↑  ↑  ↓└←←←←←←←←←←←←←┐
         ↓     ↓  ↑  ↑  ↓                            ↑
         ↓     ↓  ↑  ↑  サブウーハー               音声:光D
         ↓     ↓  ↑  ↑  ↓                            ↑
         ↓     ↓  ↑  ↑  [CT-80]                      [DVD]
         ↓     ↓  ↑  ↑                                ↓
         ↓     ↓  ↑  └音声:A←[RD-XS30]←映像:Comp/S┐↓音声A/映像D1
         ↓     ↓  ↑                         音声:A   ↓↓
         ↓     ↓  └←←←←←┐                     [TV]
         ↓ サラウンド          ↑                      ↑↑音声A/映像V
         ↓     ↓              ↑                      ↑└←[GAME]
         └→→[YA9]            ↑   [Piano]            ↑
                ↓              ↑      ↑              ↑
                ↓          音声:同軸D  ↑              ↑
         [L/R:TimeDomain]       ↑   映像:S/Comp=YPbPr  ↑
                                ↑      ↑              ↑
                                ↑      ↑     音声:A   ↑
                                └←[RD-X4EX]→映像:D1→┘

デジタル接続表
                        IN      OUT
        CD-R    光      CD      SR4200
                同軸    SR4200  未使用

        CD      光      ---     CD-R
                同軸    ---     SR4200

        SR4200  光1    DVD     未使用
                光2    CD-R    ---
                同軸1  CD      CD-R
                同軸2  RD-X4EX ---

音声接続表
        SR4200  TV      ←      TV              (A)
                DVD     ←      RD-X4EX         (D)
                DSS     ←      DVD             (D)
                CD-R    ←→    CD-R            (D)
                CD      ←      CD              (D)
                VCR1    ←      RD-XS30         (A)

        TV      Comp1   ←      RD-X4EX
                Comp2   ←      DVD
                Comp3   ←      RD-XS30
                S2      →      RD-XS30
                Video2  ←      Game(利用時のみ)

電源系統表
        AC(1-1)→OCB-1H(1)→TVスッキリー(1)→ TV
                          →サブウーハー
                          →未使用
                          →未使用
        AC(1-2)→RR-7
        AC(2-1)→TVスッキリー(2)→OCB-1H(2)→ 3P2P→CD
                                           → CD-R
                                           → RD-XS30
                                           → DVD
        AC(2-2)→OCB-1H(3)→TVスッキリー(3)→ RD-X4EX
                          →TVスッキリー(4)→ SR4200/KAI
                          →未使用
                          →未使用
        AC(3-1)→TimeDomain
        AC(3-2)→TVスッキリー(5)→Piano

        アース→CD,SR4200/KAI,RD-X4EX(全てフレームアース)

アンテナ接続表
        BS  → 3分配機 → RD-X4EX → 終端抵抗器
                        → RD-XS30 → 終端抵抗器
                        → TV
        VHF → ブースター → 2分配機 → RD-X4EX  → 終端抵抗器
                                      → RD-XS30  → TV

ラック上配置
        1段目  CD−R
        2段目  CD
        3段目  RD-X4EX
        4段目  SR4200/KAI
        5段目  なし
        棚は人工大理石ボードで補強

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