Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
紀州で見たおさかなたち −7−

紀州・串本で見たおさかなたちの写真です。黒潮の恵みをより強く受け、
伊豆よりも更に南方系のおさかなたちと遭遇できる可能性を秘めた海・・・


ワニゴチ うっす!ワニの様な顔>

   コチ     学名:Inegocica guttata

    南日本南シナ海

   ワニゴチは見てもまんまですが、ワニの様な顔から
   名前が付いています。けど、8時だよ!全員・・・の
   長さんみたいな下唇にも見えませんか?南方には
   非常に良く似た:エンマゴチという魚がいますが、
   目の後ろの窪みで識別が可能だとか・・・ う〜ん、
   確かに違う!

  撮影地串本住崎  水深21m
 
 
 
 

  横から見た顔はこんな感じ。
  結構、のっぺりした顔なんです。それでも大きさは70cm
  くらいはある大きな魚なので存在感はあります。砂地に
  隠れていて、獲物を狙います。

   撮影地串本住崎  水深21m
 

   
  


ゴイシウミヘビ どこが違うっちゅうの?

   ウミヘビ     学名:Myrichthys aki

    伊豆半島高知県

   さてさて、困りました・・・ このゴイシウミヘビは
   実は、モヨウモンガラドウシという魚と同じ種では
   ないかと言われているそうです。確かに同じに
   見える・・・ なのですが、各々に学名も付いてる
   のであえてUPしてみた次第です、ハイ・・・

  撮影地住崎  水深16m
 
 

 
 お顔を良く見ると、ウミヘビという名前が払拭されてしまう位に
 可愛いです。なんか、マンガチックなんですよ、この顔ってね。
 イメージですが、『鼻タレ小僧』に見えません?見えるぅ〜!
 

  撮影地住崎  水深16m

  



アオスジテンジクダイ アイラインが特徴です

   テンジクダイ     学名:Apogon aureus

    三宅島、相模湾以南、インド・太平洋域

   ネンブツダイの仲間で、串本には多い種類です。
   目のあたりの青いラインがとても奇麗で、識別が
   比較的に簡単です。似たヤツにアオハナ・・・と
   いう種類もいますが、アオスジ・・・は体高が高い
   ので、パッと見で判ります。

   撮影地住崎  水深16m
 
 
 
 



ヘラヤガラ 顔だけ〜

   ヨウジウオ     学名:Aulostomus chinensis

    相模湾以南、インド・太平洋域、東部太平洋

   トランペット・フィッシュ。1m近いのですがマクロで
   撮影なので顔だけ〜。しかし馬面と言うか、何か
   ふてぶてしいですね。口は細いのですが、捕食の
   時は、ブワッと大きく開きます。黄色の個体ですが
   色彩はいろいろバリエーション有り。ヨウジウオ
   仲間の親分ってとこ?

   撮影地住崎  水深16m
 
 



ヒメサツマカサゴ ヒメです

   フサカサゴ     学名:Scorpaenopsis iop

    三浦半島、伊豆半島、徳島県、高知県、対馬

   サツマカサゴと非常に似ていますが、顔が少し
   すっきりしているのが『姫』たる由縁でしょうか?
   ま、学者さんが解剖すると鰭の数やら、骨の形
   やら、異なるという訳ですね。学名にIOPという
   伊豆海洋公園の名前が付けられています。

   撮影地島廻り  水深10m
 
  
  
 



カガミチョウチョウウオ チョウチョウウオの鏡?

   チョウチョウウオ科     学名:Chaetodon
                        argentatus

    伊豆諸島、南日本、台湾、フィリピン

   カガミチョウチョウウオの子供です。網目模様が
   1つの特徴。確かに他のチョウチョウウオと比べ
   鏡っぽいっす。温暖な南紀の海には本当にチョウ
   チョウウオの仲間は似合いますね。

   撮影地島廻り  水深10m