8ケ月の長期にわたる開発を経て遂に完成した
ごんずい3号Type−U Jesus その名のJesus
(ジーザス)は遂に神の領域に入った事を確信した
為である。
吸引能力は過去最大で毎分36リットルで初代
ごんずい3号の2倍。しかも水量は可変でGBS
(逆流防止システム)搭載、4機の電動モーター
(それぞれ名前がある)が洗練されたフォルムに
包まれている。まさにごんずいシリーズの頂点に
立つ最新マシーンだ。
各部の説明
コントロール・パネル部
メイン・スイッチ、水量切替えスイッチ、
各4機のモーター動作確認
ランプがコンパクトに収納されている。
水量調節は毎分9〜36リットルまで4段階の切替えが可能。
ごのマシーンの頭脳部分でもあり、最も防水に注意をはらった箇所
でもある。水中エポキシで周りを固め、手術用の超・薄いラバーで
2重のコーティングを施している。
ヘッダー部
透明の捕獲ホルダー、アクア・ロードと呼ぶ蛇腹ホースから構成。
メンテナンスやシステム拡張を念頭に入れて全てが取り外し可能に
なっている。
写真で左側の吸引口から海水もろとも吸込まれた獲物は透明の
ホルダー部分に留まる様になっている。透明ホルダーの下部は
キャップになっており、ここから獲物を取り出すのだ。
コア部
4機のモーターを格納。4機はそれぞれ bP:Arizona(アリゾナ)
bQ:Minnesota(ミネソタ) bR:Colorado(コロラド)
bS:
Nevada(ネバダ) の名前が付いている。
並列4機モーターの構造を採用した為、仮に一部のモーターが
動作不良が発生した場合に逆流の恐れがある。この為、GBS
(逆流防止システム)と呼ぶ防御システムを搭載している。
写真はGBSのキャップである。コアはBCにフックで装着する。
パワーサプライ部
電源部分である。単2電池を8ケ使用。ペットボトルを改良した。
電源部分は水中で邪魔にならない様にタンクに取り付ける為の
タンクバンドも装着。
本体のコア部とはホースで連結されており、各々水中エポキシ
防水加工がされている。
パワーサプライ部の防水にも細心の注意がされていて、双方を
接続ジャック結合する。結合の後、更に上から水中エポキシで
強固にコーティングする。