パリ調査雑記(2006.8)

8月の半ばのパリは閑散としている。本屋に至っては夏期休業中のところがおおい。
赤木さんの「パリの本屋さんに行こう」をみていったが、専門書店はいうまでもなく閉まっていた。なお、この写真は一緒に行った先生からいただいたもの。

パリ国立図書館(リシュリュー旧館)。ルーブル美術館にちかい。敦煌文献は東方写本室Manuscrits Orientauxで閲覧できる。
Manuscrits Orientaux。中庭の一画に階段がある。3Fに閲覧室がある。現在鋭意、成果を整理中。敦煌文献のなかでも逸品が選ばれている感があり、おおいに益があった。
パリ国立図書館(リシュリュー旧館)
中庭。建物は古い。図書館で英語が通じる場所はほとんど無いので要注意。
パリの町並み。重厚感のある建物。複雑な道路。ただ、決してきれいな街とは言えない。
左は「スンハウス」という看板。もちろんスシハウスと書いたつもりなのだろう。
右は「焼き神戸・日本料理」という看板。神戸牛の焼き肉?のつもりだろうか。日本料理店というのはパリの人には良いイメージがあるのだろう。中華も朝鮮半島の料理店も日本料理店にみせたほうが客がはいるのだとおもわれる。日中韓3カ国の料理をメニューに載せる店もよくみかけた。

帰国後、JETROがこういう状況をふまえ、本物の日本料理店にお墨付きをあたえることにしたというニュースを聞いた。

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