Mary Hopkin "Goodbye"
馬場こずえさんはどうしているのだろうか。はじめはNHKの若いこだまの金曜日だったかな。はじめてCSN&Yとか知ったのもこの番組だった。もちろん、小さな恋のメロディのラストシーンも見ていたのだけれど、"Melody
Fair"は印象に残っているのに、"Teach Your Children"も、この番組ではじめて意識して聴いたように記憶している。 健康的な生活を送っていたので、この10時台の番組が精一杯で、「パック・イン・ミュージック第2部」はとても聴けず、その後「馬場こずえの深夜営業」をときどき夜中に起きては聴きだしたのもそろそろ番組が終了する頃だった。 今では伝説的な大瀧さんのジングルもやっと何回か聴いたけれど、最終回の放送で一番印象に残っているのが、Mary Hopkinの"Goodbye"だ。 そのころの徳島のトレンディなつもりの若者は、トクシマレコードをごひいきにしていたのだけれど、気まぐれにのぞいた南海レコードで見つけたのが、ベスト・オブ・メリー・ホプキン。何となくベスト盤というとばかにしたような偏見を持っていたのだけれど、"Goodbye"一曲のために買ってしまった。もっともあの手のジャケットに弱いのは、今もかわらないのだけれど。 時代は巡り、こんな世知辛いこの頃でもうれしいことはいろいろあるもので、CD化されたときには、思わず拝んでしまいました。心情的というか、感覚的にはどちらかというとLennon派なのだけれど、この手の曲には弱いのです。さすがにいい仕事してますねえ、ポールさんというところ。 CDのライナーによると、もとのアルバムは1972年リリースとのこと。 |
(C)m_harada 1998