『まえがき』
日本の四季が好きです。季節の移り変わりが好きで、こんな話を書いてみました。 私はこんな時、季節を感じます。
春、芽吹くとき、そのドキドキそわそわする感じ。 真夏の雨のにおい、コンクリートの湿るにおい。 秋晴れのどこまでも遠い高い空の青。 冬の初めの石油ストーブのにおい。
そして・・・
外の風景にふと目がいった時、 深呼吸したりリラックスした時、など・・・
こんななんでもない瞬間に、これを読んでくださった方が季節を感じられたなら、 まだまだ日本も捨てたもんじゃないぞなんて思います。(^^)v
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『暦のお話・・・』
天気予報などで「立春」とか「大雪」という言葉を聞いたことはありませんか? これらは、古代中国から伝わった暦で使われていた言葉で『二十四節気七十二候』 といいます。
『二十四節気七十二候』は、気候の変化を、その時期によく見られる生き物の 様子や、天候などで表したものです。昔の人たちが、毎日の暮らしや農作業に役立て ていたそうです。
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『二十四節気七十二候とは・・・』
『二十四節気』「にじゅうしせっき」と読みます。 太陽の動きに合わせて1年を24に分けたもの。 春分、秋分、夏至、冬至 などがそうです。 現在は国立天文台の観測結果などをもとに決められているそうです。
『七十二候』「しちじゅうにこう」と読みます。 二十四節気と二十四節気の間をほぼ3等分し、1年を72の時期に分けたもの。 中国から渡ってきたものなので、日本に季節と合わない部分は、近畿地方を基準にして作りなおしたそうです。
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