・・・・・・・ 曽我部教子さん・『ワーキング・クォーズ』執筆者
「ガベちゃん先生の自立宣言」
目次:
心安らぐ旅行のはずが。
何もかも失ってしまった。
面会日記
きっと道は開ける。
自立への夢ふくらむ。
地域での自立生活へ向けて
教壇に再び立てる日。
出会い、そして共生。
要旨:2度目のアフリカ旅行は楽しく始まった。あこがれの地、アフリカ。そこに2度も
来たのだ。その頃の私の中学の理科の教師としての生活は充実していた。
私45歳の夏だった。この2度目のアフリカ旅行で致命的な事故が起きた。
私たちの乗った熱気球が着地に失敗し私は首から下の運動機能、感覚機能を全て
失ってしまった。ナイロビ病院での1カ月の入院、それから日本の関西労災のicu
での人工呼吸器を外す訓練、一般病棟に移ってからの絶望的な悲しみ
そういう中でも、一度も死にたいとは思わなかった私。しかし、何もかも失って
しまって絶望の底にたたき込まれ泣き続けた私。
でも沢山の人の支えで深い縁をはい上り、復職を果たした。
その時々の気持ちを、拙い短歌に詠み、文章の所々に入れている。
私は人生を2度生きている。生きている喜びを人一倍感じている。
そして今、変則的ではあるが授業をする喜びを与えられている。
復職までの私の生き様を描いている。
読んで頂ければきっと元気がでます。
** RXR12235/がべちゃん <07/05 22:10> **