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    九大医学部生に介護問う


    障害持ちつつ自ら支援事業 清家さんが現状語る

     「あなたが80歳の時、どんな生活をしたいですか」。自ら介護を受けながら、障害者のためのヘルパー派遣事業を展開する福岡市中央区大手門1丁目の清家一雄さん(46)が5日、九州大学医学部で障害者介護の現状と課題を語った=写真。4年生約100人を相手に医師の仕事や死について問いかけた。

     清家さんは高校時代、スポーツ中に事故で頸髄(けいずい)を損傷して体に障害が残る。だが、指先でパソコンを操作し、表現や他の人とコミュニケーションしている。長時間介護を受ければ、社会的活動ができることを自ら証明しようと、翻訳や不動産業などを経て昨春、「ワーキング・クオーズ(働く四肢まひ者)」という社名の支援事業を始めた。

     この日は高杉紳一郎講師の授業で、多数の障害者の事例や介護保険、支援費制度について解説した。「後遺障害者や進行性の病気の人でも生きがいを持てる時代になってきた。医者は命を救うことが仕事だが、自己決定権を求める患者に何ができるのか」と問い掛けた。

     寿命や死の問題では「あなたはなぜ医者になったのか」「年をとった時の自分はどうなっているか」「医者をやめた後何をしたいのか」。指名された学生たちは戸惑いながら「親が医者だったから」「趣味に生きたい」などと答えた。

     医学部は今、試験期間。受講した白石暁さんは「丸暗記で答えられる問題ではない。刺激を受けました」。法学部だが、清家さんも九大OB。「話を受け止めてもらったと思う」と満足げだった。
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