檄文

文章:DORO(2000年8月2日)


サッカー観戦は、初めてですか?
浦和まで、どれだけ時間とお金をかけて来ましたか?

初めての人も、何回も来ている人も、
近くからの人も、遠くからの人も、
心に同じ思いを秘めているはず。

アルビレックス新潟に、勝って欲しいと思っている。
アルビレックス新潟が、勝てると思っている。
だからこそ、平日の夜だというのに、こんな所にいるのでしょう?

思いは、それだけではないはずです。
新潟は、もう耐えるだけではないのです。
自己主張。誇り。闘う心。攻める志。
アルビレックス新潟は、ピッチで闘う選手達は、
新潟に欠けているものを、新潟に必要なものを、私たちに教えてくれます。
新潟とはもともと何の縁もゆかりもない男たちが、日本国内はおろか、
地球の裏側の国からまで来てくれて、体を張っているのです。
彼らを応援することに、何のためらいがあるというのでしょう?

スタジアムのほとんどは、レッズのサポーターで埋まるでしょう。
でも、臆することはありません。
ビジター席の中は、みんなアルビレックス新潟を応援する仲間です。
心に溜めておくことはありません。
熱い思いを、ピッチに伝えましょう。
選手の素晴らしいプレイに、声援を拍手を。
あなたの声は、きっと選手に、聞こえています。

あなたの声と拍手で、新潟に勝利を。

(了)


コラム 私設アルビレックス新潟関東広報室