永久寺跡にある芭蕉句碑
「うち山やとざましらずの花ざかり」
[句意]今、内山永久寺に参拝してみると、見事なまでに満開の桜でうめつく
されている。土地の人々はこの桜の花盛りをよく知っているのであろうが、
外様は知るよしもないのである。(案内板より転記)


「永久寺跡」は、永久年間(1113〜7)に建立された寺で鳥羽天皇の授戒の師であった亮恵上人の開基と
伝えられています。
本尊は阿弥陀如来で石上新宮の神宮寺として盛時には大伽藍を誇っていたと伝えられています。
その後、寺勢がおとろえ、明治の廃仏毀釈で廃寺となって、いまではわずかに池を残すだけで、歴史の
きびしい流れを感じさせられます。(歴史街道より転記)


元に戻る