室生寺から斉淨坊渓谷(奥香落コース)

台風後の室生寺の様子と、東海自然歩道を東に曽爾高原手前の曽爾横輪まで、奥香落コース歩いて来ました。


【日 程】1998年11月29日 
【山 域】室生、曽爾
【コース】室生寺(11:17)〜竜穴神社〜宇野川林道(12:17)〜クマタワ峠(14:00)〜
斉浄坊渓谷(14:44)〜曽爾横輪(15:20)
【天 候】快晴
【メンバ】単独

東海自然歩道完全踏破を目指して、一部室生寺〜竜穴神社〜宇野川林道〜クマタワの区間が抜けているのが気になるから、再度穴埋めに行く事にする。
昨年紅葉の季節にも室生寺は訪問すれど、今年はあの台風7号で国宝の五重塔が一部崩壊したと新聞テレビで報道されたのを自分のこの目で確認したかったので、念入りに見てきました。


室生寺の紅葉もまだ残されており、幸い快晴の為光織成す真っ赤な色彩が一段と映えていた。

一眼レフでないのが悔やまれるが、その分腕でカバーしょうっと!(^_-)

国宝の五重塔無残にも頂上の相輪が折れ桧皮葺の屋根の一部が崩壊しており、その近くに大きな杉の大木が横倒しになっていた。
修復工事の為青いビニールシートで崩壊部分を覆っているが、何とも言えぬ哀れみを感じる。



台風の爪痕といえば、クマタワ手前黒石山を迂回するコースもまた激しかった
倒木にコースが塞がれ、途中の標識には誰かがご丁寧にも鉛筆で「11月現在このコース台風の為倒木により歩行困難、女子子供絶対無理」と書いていた。

何やら不安をよぎるが、女・子供じゃ〜ないから大丈夫か?と一人納得。
成る程激しい倒木で何度も潜ったり乗り越えたりで無事クマタワに到着。


後は斉浄坊渓谷をゆっくり渓谷美を堪能しながら曽爾横輪まで下る。

紅葉は既に終わっていたが、静かな奥香落(おくこおち)を楽しむ事ができました。


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