三上山(近江富士)
7月20日は「海の日」で祭日、その日は敦賀にある岩篭山(いわごもりやま)に登る予定であった。
が、しかし・・・、20日未明に名神高速京都東付近で起きた大型トラックの横転事故により、吹田から乗った我々の車はその大渋滞の中に巻き込まれる。何と京都南に着くまで約4時間、途中下り口もなくただノロノロと長蛇の列に身を任すしか方法なし。
やっと京都南で急遽降り、京滋バイパスに乗り換え。しかし、その時点で既に岩篭山は諦めざるを得なかった。
そこで、しぇるぱさんの機転で三上山に変更する事にした。
当日は誠に暑かったが、前から一度登ってみたいと思っていたので、私には良い機会でもあった(^ ^ゞ

【山  域】野洲
【日時】平成13年7月20日(金) 晴れ。気温31℃
【行程】自宅8.00=名神南=京滋バイパス=御上神社〜
三上山裏登山道13:30〜山頂〜表登山道〜御上神社
17:00〜名神高速〜自宅
【歩行時間】約3時間30分(食事タイム込み)
        暑かったのでユックリペース
【メンバー】しぇるぱさん、森の音 
御上神社(写真あり)
千里中央で待ち合せた後、吹田ICから名神へ。所が上記の通り大渋滞に遭い、急遽しぇるぱさんの提案で三上山に変更。
三上山(拡大画像あり)

近江富士と呼ばれて近畿では特に知られた有名な山。しかも名神高速道路の栗東ICを東に進むとすぐに目立つ山が見えてくる。僅か432mではあるが、湖南平野に聳える秀麗な山、まさに湖南のシンボルとして親しまれている。
ここの登山口として正面の8号線を渡ったところに御上神社がある。三上山のご神体を祠り、山頂には奥の院としての小さいながら鳥居と祠が祭られている。
登山口付近には標識もあり、解りやすい。さて今日はどちらから登ろうか。私は初めてでもしぇるぱさんは3回目であった。
しかし、暑いね〜今日の気温は。ふもとで31.2度を私の時計が表示していた。表登山道は急な登り、裏登山道はなだらかな登り。即決まり!裏登山道を。(^ ^ゞ
左表登山道(急坂)。右裏登山道

樹林帯を登るので幾分気が楽だが蒸し暑さは相変わらずで登りが続く為、汗が全身滝のように流れる。夏の登山は、些か暑さとの戦いだ。低山だけにひとしおである。登り始めが遅かったので、途中尾根に差し掛かったところで食事にする。
私は、キンキンに冷やしたビールが程よく五臓六腑に染み渡る。\(^O^)/食欲も沸き、弁当も美味しかった。
南西方面の竜王など(拡大画像あり)

しぇるぱさんは飲めないので、サンドイッチでは食欲も沸かないみたい。冷やしたスモモでやっと一息ついたみたいだ。私もお相伴にあやかる(^^)
食後、ゆっくりペースで山頂まで登る。途中岩場もあったが、鉄の手すりが危険個所を補助していた。道もしっかりしていて、登山者にも何組か出会う。暑い夏でも人気がある証拠だろう。
山頂にある鳥居と祠
山頂には、何人かの登山者がいた。毎日登る人もいるとか。偶々出会った地元の若いご婦人も週1回登るらしく、境内を下から運んできた水を打ち、ほうきで掃き清めていた。勿論単独で、毎日登山の顔なじみも多いとか。私も祠に一礼する。
山頂より(拡大写真より説明あり)

山頂の展望は良く、遠く比叡山から湖南アルプスやら琵琶湖まで一望できる。暫し写真をあらゆる角度で撮影をする。

下りは、表登山道を下る事にした。急な下りに暫し足元を確認しながらの下山となる。雨が降ると多分滑りやすいだろう。結構岩場も点在し、「割り岩」でクライミング練習跡の残ハーケンがあった。表登山道は途中から石段に変わり、最後の下り口まで続いていた。あっと云う間に下りられるが、そこをゆっくり楽しみながら下った。汗は相変わらず吹き出てくる。

これで、名神高速を走るたびに「この山にも登ったぞ!でも暑かったな〜」と思い出すだろう。
3枚の合成写真です。右に琵琶湖が微かに見えますが、解りますか〜(^ ^ゞ

地元では、本日夏祭り花火大会が催されるのか、帰りの野洲川周辺は車の渋滞が始まっていた。
今日の20日は、渋滞にはじまり渋滞で終わる日であったな〜(ー_ー)
これも、夏祭りシーズン到来なのかな?

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