家族旅行オーストラリアの旅
広大な国、日本の20倍の面積に僅か1900万の人口。何から何までスケールが違いすぎ、しかも綺麗な国。世界有数の多民族国家だから、それに伴う厳しい罰金罰則で法の秩序を保っている。だからゴミ一つない。若者のたむろする姿も全然見当たらない。日本が夏なら南半球は冬。と云っても大きな国だから、気温差もある。首都のシドニーやブリスベンは朝晩14℃、日中は24℃といった気温差が大きいが湿度は低く、一日快適な気温だ。空は真っ青で雲一つもないが紫外線はキツイ。空気そのものが澄んでいるから、全てが色鮮やかな色彩を放つ。まるで絵ハガキを見ているようだ。
元々先住民アボリジニ人が居るにも拘らず英国領宣言がなされ、イギリスの流刑者が送り込まれ、その後植民地と化したのが歴史である。だからシドニーは色濃く大英帝国調の建物が残り、言葉もアメリカ英語とは違い、訛りがある。
そんな国に、ゴールド・コーストで2泊、シドニーに2泊滞在し、面白い事、ハプニングも多々ありました〜(^ ^ゞ

今回、家族旅行も全員で行く予定ではなかった。私は、山仲間達と南アルプスにお盆休みを利用して行く計画をしていた。
しかし、1ヶ月前に姉の急逝によりその計画を中止せざるを得なかった。盆休みが近づくにつれネット仲間達の山だ海だとの会話が弾む頃、偶々某旅行会社のお盆前だとかなり格安のパックが販売されていた。僅か6名分の。その日程だと姉の初盆には充分間に合う。よし、思い切って行こう!ホテルと渡航費用さえ確保すれば、食事は自分たちで安く済ませれば良い。しかも息子達と揃って家族旅行も今後益々行く機会はないだろうから行ける時行かないと・・。会社に早めの休暇を取り、仕事の段取りをつけ慌しく日本を出発したのでした。(^^)

旅行日程:平成13年8月8日〜13日

スケジュール:関空〜ブリスベン〜ゴールド・コースト
                       (二日間滞在)
         ゴールド・コースト〜シドニー
                       (二日間滞在)
          シドニー〜関空

ゴールド・コースト

関空を夜9時35分に出発した飛行機は、約9時間後ブリスベン空港に到着。時差は1時間早い。少し肌寒かった。現地ガイド(日本人)によれば、14℃くらいであろうとの事。機内で偶々隣に座った若い二人のお嬢さんが今回ご一緒するメンバーで計6名であった。但し、各種オプションコースが違うので、別行動も多かったが各ホテルと飛行機は基本的に一緒なので毎日顔を合わせ、色々お世話になりましたm(__)m シドニータワーでの夜景を見ながらの楽しいお食事の一時、どうも有難う〜(^^)/
今回のような小人数の旅もまた良し。ガイド共々マンツーマンの雰囲気が極めてアットホームであった。

コアラパークに最初に訪れ、コアラ(画像あり)を抱かせて貰う。夜行性動物だけに寝ているところを抱くからおとなしい。毛がコワゴワしているが、何故か可愛い。そしてカンガルーの餌付けで多数のカンガルーとも仲良しになる。目が実に可愛い。お腹に子供を抱いているカンガルーも数匹いた。身の丈低くて1m以下。大きなカンガルーともなれば、却ってこちらのほうが怖くなるから少し敬遠気味になりがちだ(^ ^ゞ
マウントクーサー展望台から見たブリスベーンの町並

その後、ブリスベン市内観光で街を見下ろすマウントクーサー展望台から綺麗な町並みを見る。緑豊かな大きな街だ。そして、本日の宿泊地のゴールド・コーストに移動する。

ゴールド・コースト  拡大画像あり
ゴールド・コースト5キロに及ぶ砂浜と立ち並ぶ高層ホテル群は、そのスケールの大きさとリゾートの雰囲気たぷっり。雲一つない真っ青な空、澄み渡ったエメラルドグリーンの海、ゴミ一つ落ちていない真っ白な砂浜。どれを見ても素晴らしいの一言であった。まるで絵ハガキを生で見ているようだ。素足になり海に足をつけて砂浜を歩いてみた。少し冷たいが泳いでいる人もいた。気温は日中で24℃。
今はこちらは真冬なので人が少な目。ゴミや浮遊物が流れ着いていないのも驚きだ。湿度が低いので海水の匂いが全然しない。白くてサラサラでべた付かない砂。打ち寄せる
Cavill Ave通り
波間をただ何処までも歩いて行きたい・・・・。実際家族共々こんな時間を1時間近く歩いていた勘定であった。紫外線がキツイのでサングラスがいる。海岸沿いに歩道が続き、半袖短パンスタイルでウォーキングする人も多かった。白人は寒さには結構強いみたいだ。朝晩は気温が下がり11〜14℃くらいになっても我々が寒がっていても、彼らは平気。やはり肉食人種だからかな? 罰則も厳しく管理され、砂浜に犬を入れると多額の罰金。立て札があり。彼らは環境を特に大事にしている事が。流石観光国だな〜。日本は特に見習わなければならないな〜と痛感する。何故か恥ずかしい今の日本が。こんな国を見ると(;_;)
しかし、全てが綺麗な町であった。リアス式に広がった磯辺にヨットが幾重にも停泊しており、そこから庭が広がり赤い家がゆったり建っている。別荘地の4人に一人の割合でヨットを持っているらしい。家の裏がその自宅ヨットハーバーなのだ。物価も安く、永住したいと希望する人も多いとか。私もそう思ったが金はなし(^ ^ゞ

プロの水上スキーショー
シーワールドホテルにチェックインし、夕食まで時間があったので、その間を利用してタクシーでシーワールドに行った。タクシーは安く、10分くらい乗っても確か4ドル(1A$=65円位)であった。
この総合アミューズメントパークのシーワールドは、46A$払うと中のアトラクションやショー&乗物は全て無料。空いているから日本で乗れなかったもの皆乗ってやったぞ〜(^ ^ゞ ポリポリ  またプロの水上スキーによる実演やイルカショーは見ごたえがあった。

パラダイスカントリーに翌日行き、再度コアラやカンガルーと遊び、牧場の雰囲気たっぷりな中で羊の毛狩りやブーメラン投げなど牧場体験をする(画像あり)。ここで食ったミートの大きさには閉口した。(この後、夕食で食べたミートもやはり大きく、全体的に身体に合わせてか巨大なボリュームであった)  下腹部からの肥満度は、男女を問わず凄いものがある。ホテルの近くにバンジ-ジャンプ場があり、15〜6歳位の可愛い少年の尻が大きすぎ、椅子に入らないので残念させられていたのを目の当たりにした。イヤハヤ恐ろしい巨大な尻をユサユサ揺さぶりながら歩いている人を、街中何処でも見られる光景なのだ(^^)
うちの女房なんかと並んで後ろからみれば、凄〜くスリムに見えたもんな〜(^ ^ゞ


次の宿泊地はシドニーです