明石海峡ブリッジウォーク


明石大橋r連続写真1明石大橋連続写真2明石大橋連続写真3

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さるH10年3月22日、明石海峡大橋開通を祝うイベントが行われ、約4キロの橋を歩いて来ました。

歩くコ−ス:マリンピア神戸〜アジュ-ル舞子〜明石海峡大橋往復〜舞子駅
         舞子公園駅  歩行距離約13km
  予定所要時間:約5時間(受付を済ませて橋を渡り往復する時間です)

当日歩いた人8万、マラソンで渡った人2万、一日大勢の人々がこの世界最大の吊り橋を堪能し、もう二度と歩いて渡る事が出来なくなる(車道専用になる為)ので、この日の為に数ヶ月前から申し込みしたのであります。

舞子側の風景
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今回私は、囲炉裏の仲間や山ネットの仲間たちとの100人の合同参加で、楽しく一日を過ごしてきました。
しかし、ウオークした人8万人がスタート時間を分割したといえ大変な混み様で、まるで正月の神社参拝のようだった。

胸にスタート時間の入ったデッケンが入場券の代わりで、それぞれ小さな子供から杖をついたお年寄りまで幅広く、また私達グループように山ネットの視覚障害者の人達と一緒に歩きながらウオークを楽しむといった色んなスタイルでこの大イベントを心から祝福し感動を味わったのであります。

天気は午前中曇りで、時折小雨模様のやや肌寒い気温でしたが、ウオークに入った午後1時頃には天候も回復し、それまで着ていたレインウエアも脱ぎ捨てて半袖も心地よい絶好のウオーク日和となりました。
只、食事は橋の上では出来ない為、大半の人達はウオーク終了後の見晴らしの良い場所で採っていたようです。
私達も午前11時スタートのゼッケンを胸に掲げて出発したのですが、何しろ大勢の群集の為、橋に行き着くまでの1時間をノロノロ行進が延々と続き、橋に入った頃には12時スタート組みとごっちゃになりながら歩いたという有り様でした。

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駅前集合そもそも山ネットとは、視力障害者の方が主催で、楽しく山を歩いたり、中には沢やロッククライミングまでされるつわものもおられ、更にパソコンを駆使し我々晴眼者と全く変わらない活動をされています。
私も囲炉裏というパソコン通信仲間に入っていますが、山ネットのメンバーが大勢います。勿論ホームページも開設されておられ、今迄2〜3回程山に御一緒させて頂いた事もありました。

彼らによって受けた感動も数々ありますが、パソコンもその一つ、何と早送りの音声で聞き取って、コメントする時はその場所で音声を止めキーボードに入力し、次に進めるという作業をします。一度聞かせて頂きましたが、まるで宇宙の言葉みたいでまるで解らなかった〜。

又、今回100名の集団がバラバラにならぬように、その打ち合わせを何度もパソコン通信で打ち合わせたり実際会って会合を持たれた堀江 百太郎 さん。名札、目印作成にと家族一同1日掛かりで作って頂いた矢問源氏 さん(共にハンドル名)そして多数のお世話役頂いた方々、どうも有り難うございました。
私は何のお世話も出来ず、ただただ参加させて頂いただけでしたが、無事全員が大阪駅に集合しそして楽しい思い出話をお土産に帰ってこれましたのも、これらお世話役頂いた方のお陰です。m(__)m
上の右写真がその時の大阪駅前の集合様子です。

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大橋中央の様子歩いた歩行総距離13キロですが、その中で橋の継ぎ目には温度差により伸び縮みするジョイント部分があります。ここを車椅子で押す機会がありましたが、タイやの幅が小さいのでそのジョイントの穴に入りそうな時もありました。普段気がつかない事も、こうした時には大変気になります。
所々板を渡してこの穴に入らぬよう気配りされていましたが、それでも数が足らず抜けている個所もあり、勿論車道専用になれば必要ないのですが。淡路島をバックに

橋の路肩及び中央分離帯の下は網目状になっており、下を覗けば遥か彼方に海面が揺ら揺らしており、何か底抜けしそうな錯覚を覚え非常に気持ち悪かった。上の写真は明石をバックにした風景ですが、右の写真は淡路島を背景にしています。
左側の一部はロープで入らぬように遮っています。寄りすぎて海に落下防止の為の処置でしょう。中には色んな人も居りますので当然ですよね〜。(^^)


かくして歩いた総時間約6時間、一日楽しい一時を過ごしましたが、やはりコンクリートの上を長時間歩くと疲れが残ります。
山道の方が歩きやすい。大地の方が足に優しいんですね〜!(^-^)


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