曽爾高原はススキでいっぱい



昨日の11月2日、女房と二人でススキでいっぱいの曽爾高原に再度訪れました。
でも、最初は赤目四十八滝に行くつもりが、行楽の車でいっぱいの為滝まで辿り着けず急遽784号線を山越えして、曽爾高原に入ったのが実態でした。
でも、帰りはきちっと赤目四十八滝にも行ってきましたが・・。(^-^)

【山  名】赤目四十八滝、曽爾高原
【山  域】赤目・倶留尊高原
【日  時】平成9年11月2日(日)
【天  候】晴れ
【メンバー】森の音と女房
【ルート 】西名阪・針インターより165号・784号のピストン

いつもながらの遅いスタート(AM10時)、いつもながらの渋滞、を潜り抜け赤目口に辿り着く。
時間は丁度12時過ぎ。


ところが駅前を過ぎると、もう車がノロノロ状態。
それから数百メートルも行かないうちに、完全に流れはストップしてしまった。
いやいや〜すごい混みようだ! 約30分も動かぬ状態にイライラが増してくる。

こりゃ〜あかんわ!」「それじゃ〜曽爾高原に切替えようか?」との問いかけに「近ければ行っても良いよ
・・」の返事に、即ドライブマップを開く。
「丁度ここから784号線を山越えすればすぐや!」と分かり、急遽車を左折に進路を変える。

約20〜30分程で行く筈だ。

くねくねと狭い山道を登る途中、赤目出合い茶屋に着く。
ここは四十八滝の一番上に当たるとすぐ分かったが、下ってまた登り返すのが時間かかりそうだし、女房もしんどそうなので通過する。


それから峠越えをしてから暫くすると、「清浄坊渓谷」と云う極めて穴場の所があり、ここは東海自然歩道の一部に当たり、静かで奇麗な滝が流れており、紅葉には一寸早いが、それでも垂直の岸壁上部に小さな枝に色付いた紅葉が、一層引き立っていた。

女房も、「あんな人込みの四十八滝より、こちらの方が静かで、ゆっくり滝を鑑賞できて良かったみたい〜」と満足顔。

左の写真は「清浄坊の滝」、右は「長走りの滝」

どちらも水量は少なかったが、清澄な水は「やまとの水」
として知られている。


そこから左に鎧岳を真上に車を走る事約10分、さあ曽爾高原だ!


ここは私にとって二度目の再訪だ。勝手知った所だけに、頂上の駐車場が満杯と想像できる渋滞に、ここでも急遽路肩の広いスペースに車を置いて脇道を通る東海自然歩道を歩く。


←鎧岳

約10分で曽爾高原頂上に辿り着く。
「うわ〜すごいススキ!!」と女房の感動の大声。

まさに背丈以上のススキの間をくぐり抜けな
がら、見晴らしの良い場所に着く。→



絶好の日和だけに、多くの写真マニヤが三脚を並べながらシャッタチャンスを伺っている。
逆光の光を浴びたススキの輝きは、実に素晴らしい!

我ら夫婦はその中で、途中で買った松茸弁当を広げながら遅い昼食をする。この弁当けっこう美味しくて、地元の会席料理屋さんが作ったもので、松茸の香りが何とも言えず食欲をそそり、¥780がとても安く感じられた。

私はこのススキを見ながら、ホームページの「倶留尊」ファイルを更新すべき構想と挿入写真を撮りまくる事で、結構忙しいかったが・・・。

この曽爾高原を1時間半程ゆっくり散策し、「まだ3時50分だからもう一度帰りに赤目四十八滝に寄ろうや〜」「もう空いてるかも?」に同じルートを引っ返す。


成る程嘘の様に空いた道をスイスイと滝口まで上る。
時間は4時20分だ。女房は最初見た「済浄坊の滝・長走りの滝」の方が感動が大きく、どうも紅葉の無い赤目の滝は何か物足りなさそう。
まして、日暮れの早い渓谷だけに、駆け足と全体の半分で時間切れした為、感動には至らず。

女房は「なんでライトアップせんのやろか〜」「滝見るのに¥300円の入山料とるのいけずやわ〜」と少し不満であったが・・。


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