しぇるぱさん送別オフ(【武田尾】大岩ケ岳から丸山ヘ)
長年囲炉裏の重鎮で「駅からすぐのハイキング」を毎月1回計画され実行されたしぇるぱさん。その山行回数も数えきれない。そのしぇるぱさんが、この度長年勤めた会社の定年と同時に広島に帰る事となった。
そのしぇるぱさんの功績を報いるために、SUMIEさんが旗振りとなり大勢の村民が集まった。何と43名が。
今までお世話になった人や新しい村民も参加しての賑やかな送別オフとなったのでした。最後の挨拶も「僕は火種なんですよ。この火を絶やすことなく誰かが引き継いでくれれば嬉しいです」と、その人柄を象徴するような言葉であった。
場 所】 大岩ヶ岳・丸山
山 域】北摂南部
日 時】 2003年6月15日
【メンバー】
囲炉裏の仲間43名
【天 候】 
曇り ←周辺地図
コース】JR道場−千刈ダム−西から東の尾根道−大岩ケ岳
     −尾根道南下道−丸山−川下川貯水池−JR武田尾

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JR道場駅前に集合 幹事さんから出発前の簡単な説明
千刈ダムを見ながら列が続く 放水中のダム
JR道場駅に9時集合。無人駅に降りるとそこには大勢の人でいっぱいであった。我々だけではなく、他のグループ沢山いたので、日頃無人駅がさしずめ都会の駅さながら。今回SUMIEさんの旗振りと事前のコース確認に大変な苦労もあったとお察しします。そのお蔭か天気もまずまずで、暑くもなく寒くもなく、素晴らしいハイキング日和に恵まれ、本当に有難う御座いました。

これから目指すは、まずは大岩岳。雨上がりの車道に長蛇の列が続く。歩く事約10分、放水中の千刈ダムが目の前に現れ、その迫力にまず目を奪われた。ダムの下から段々と登りになっていく。少し汗ばんできた。でも日が差し込んでいないので、新緑が気持ち良い。予めダウンロードした地図を片手に現在位置を確認。GPSを持参している人も多かった。水源地の右尾根を少し登ると、右に直登するコースがあった。日頃大勢の人が歩いているから色んなコースがあるらしい。43名という大所帯の為、矢問さんが事前に用意した無線機で先頭と最後尾を交信しながらコースを迷わないようリードしてくれていた。我々はただワイワイガヤガヤ話しをしながら進むだけ。だから疲れも全然感じない。途中に、今年初めて見るササユリが咲いていた。暫し撮影モードがあった。
歩き始めて約2時間弱で大岩岳山頂(384m)に着いた。11時10分。喉が乾いたな〜と思った瞬間の時であった!

「今から美味しい飲み物作るぞ〜」と助役の一声!。皆何が出るのか助役の周りに集まった。
何とフルーツポンチであった。わざわざ鍋や具、水、炭酸など数人に分けボッカしてくれていたのであった。しかも40数人分を。
冷たく冷えている。本当に美味しかった!SUMIEさん、助役、本当に有難うございます〜m(__)m
囲炉裏には、伝統的にこういった趣向が昔から行われている。こんなのやると皆喜ぶよ〜と考えると、何時の間にか黙々と準備する。何の代償も求めず皆の喜ぶ顔を見たさに。それもアッと言わせるようなものばかり。
それも大体助役が絡んでいるから、凄いの一言。全く頭の下がる思いがする。

ササユリ 大岩ヶ岳山頂 フルーツポンチを作るところ

大岩ヶ岳山頂での集合写真。場所が狭いからいっぱいだ〜(^^)

ハゲ山?での食事 記念撮影
お昼の食事は丸山(325m)の近くという事で、大岩岳から尾根沿いに急勾配に下る。ここから佐野さんと助役がトップに入る。中々面白かった。ここんとこ雨が降り続いた為滑りやすい個所も所々にある。
丸山への分岐は小さな橋を渡って南に進む。山道がオフロードバイクでえぐられた溝が少々気になったが、やがて丸山に最短で登れる道が左側にあった。
ここより、約7分程で頂上に着く。まさかこんな所で食事も出来ないな〜と思ったが、見晴らしの全くない三角点のみタッチしてピストンする。12時30分。
昼食は、これより下った見晴らしの良いハゲ山?で予定されていた。到着12時46分。
ワイワイと43名の食事が始まった。

武庫川沿いを歩く 第1番目の難所
2番目の難所 一人ずつ上から引き上げる
武田尾駅まであと僅か 岩窟温泉のマルキ旅館
食後、全員の集合写真を撮って下山に向かう。少し急な岩稜下りがあったが、変化に富んで面白かった。しかし43名もいると皆同じレベルではないので、慎重に慎重に!
やがて舗装道路になり、これから武庫川の川沿いコース。幸い増水していないので、水の中に入る事もなかった。
天気もまずまずで良かった良かった。ただ1箇所渋滞個所があり、常設ロープもある岩場。ここは濡れていると滑りやすく、まずは岩場の達人、佐野さんと助役がトップリードで攻略。後は、シュリンゲを使い40数名を引き上げる。実は、矢問さんも含め彼らは何かの為にとザイルまで用意周到。恐れ入ります。m(__)m
全員無事この難所を通過し、やがて武田尾駅終点に到着。16時。
ここで、しぇるぱさんが最後の挨拶をしてお開きになった。
宴会組、温泉組み、帰還組みとなったが、大半が宴会組に参加していたようだ。実は、この武田尾温泉に是非入りたいと思っていたので、宴会組みには悪いが、私だけが先に温泉に直行させて貰った。
マルキ旅館で、ひなびた温泉という雰囲気がムンムン。誰も入っていなかった。私だけ一人占めの温泉であった。1000円。
外では雨が振り出したのが、雨音がしていた。
久し振りのハイキング、変化に富んだ楽しいコースであった。タップリと溢れた温泉に浸かりながら至福のひととき。
SUMIEさん、助役、そして皆さん、どうも有難う〜。しぇるぱさん、また広島から来てね〜!
帰り道で、宴会から抜け出し温泉に入りに来た女性軍5名と会う。まだ大勢が宴会を続けているとか・・・。


夫々関連リンク
矢問さんにリンク【宝塚】しぇるぱさん送別オフ 大岩ケ岳から丸山 
てるさんにリンク【しぇるぱさん送別会オフ 大岩ヶ岳と丸山】
しょるぱさんにリンク【道場、武田尾間に冒険の道
どんかっちょ!さんにリンク【しぇるぱさんの送別オフ 大岩ケ岳と丸山】 

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