住塚山・国見山
3月に入ると急に暖かかくなってきた。三寒四温とはよく云ったものだ。いつものように山仲間の一人がメーリングリストで山のお誘いがあった。その日の前日ギリギリで参加表明して又してもドタ参。中々予定も立て辛いのでいつもこのパターン(^ ^ゞ ポリポリ
朝は2℃に冷え込むが、日中は12〜3℃のポカポカ陽気。場所も曽爾高原近くで、2キロに及ぶ大岩壁屏風岩や360度の大パノラマが展望できる国見山。のんびりと6人の山仲間と山を満喫してきました(^^)
【山  名】 住塚山(1009m)・国見山(1016m)
【山  域】 室生・曽爾村 クリックで周辺地図
【日  時】 2002年3月3日(日)
【メンバー】 囲炉裏のメンバー6名にて 写真アルバムはこちら
【コ ー ス】 自宅=名阪=榛原駅=曽爾村=駐車〜住塚山
         〜国見山〜東海自然歩道(済浄坊渓谷)〜帰路
【天  気】 晴れ 。気温13℃

【時  間】 縦走約4時間30分。(のんびり歩きながら写真やお喋り)

          約12キロ 標高差557m

画像クリックで拡大
住塚山登山口の駐車場
榛原駅現地に9時05分集合。私とDOPPOさんが車、他のメンバーは電車にて時間通り集まる。エコーさんの紅一点に花が咲く。(^^)  さてさて、DOPPOさんの赤い新車の4駆に話題が集中。山にぴったりだ〜。
こうして2台の車に再度全員乗り合わせ一路曽爾高原に向けて出発。長野という場所に入ると看板に「屏風岩」と表示が見える。
本日2台の車を活用、スタート地点と下山場所に車をデポすれば時間節約もできるし楽だ。その為、スタート地点となる林道長野線駐車場に4人降りてもらい、2台の車で下山地まで先回りして1台駐車。そしてもう1台で皆の待っているポイントに帰る。その間約20分。お待ちどう〜さまでした(^^)  さあ〜これから出発しましょうかと10時40分のスタートとなる。

屏風岩の岩壁(別途写真あり)
少し登ると眼前に迫力満点な柱状節理となった屏風岩が頭上に大きく聳えたっていた。その長さ何と2キロにも及ぶとか。そこが屏風岩公苑として春には桜見学に沢山の人が訪れるらしい。この一ノ峰の断崖絶壁と桜、又は秋のモミジに彩られた景色は、曽爾を代表する美しさであるという。
やがて、住塚山登山口と書かれた標識を登りはじめ、暫く植林帯の急坂を登り詰めると山頂から屏風岩に連なる尾根につく。
結構ここまで息が切れ、外気は冷たく感じたが、ポカポカ陽気のせいかすぐ汗ばんできた。昨年秋以来蓑虫状態だった郭公さんが、腰が重いとゆっくり登っていた。私は相変わらずデジカメと一眼レフに大忙し(^ ^ゞ  

住塚山山頂(展望写真あり)
約50分で住塚山山頂に着くと先客の夫婦と1匹のワンちゃんがいた。素晴らしい天気と展望に暫く眺める。流石この方面を熟知している円さんやdoppoさんは実に詳しい。殆ど登頂しているからだろう。曽爾高原や倶留尊山(くろそやま)を反対側から見るのも味がある。隣の国見山へは一山越えて尾根が続き、ホン眞近に見える。
ところでこのワンちゃん、何と14歳とか。人間で云えば70歳。元気そのもの。私の身体に我家の犬の匂いがついているのか、凄くなついてくる。豆腐を作る「にがり」を毎日少し餌に入れているのが秘訣とか。今度我家のサリーにも飲ませてやろうかな? そして、私の自家製1脚で記念写真撮るも、またしてもセルフタイマーの設定に手間取る。(^ ^ゞ ポリポリ
住塚山より国見山を望む


住塚山から稜線伝いに下って登ればそこは国見山。その間痩せ尾根もあるが木々に挟まれ安全だし、途中大きな岩を越える個所もあり。変化に富面白い。約35分の歩程。

国見山山頂(別途写真あり)
山頂は、まさに360度の大パノラマであった。好天にも恵まれ遠く大峰やら曽爾方面、三峰山、高見山など山の魅力を満喫させてくれる。ここで食事。全員がコンロ持参でお好みの食事を楽しむ。我々以外一組の登山客もなかった。(^^)/
パソコンの話やら四方山話に花を咲かせる。ここで約1時間10分のタップリ休憩を取る。

国見山からの下山、東海自然歩道に通じるクマタワに向かっての木の階段が続く尾根道を下る。途中コブを越えた個所から急転直下の下り坂になり、やがてクマタワの樹林道につく。以前、東海自然歩道を歩いた時通った道だ。前と殆ど変わらなかった。トイレも配備されている。静かな樹林の中であった。室生寺から登ってきた道。
済浄坊滝(別途写真あり)
これより東海自然歩道が続いており、途中から渓谷沿いに降りるコースに入る。標識も完備。
雪解けによるぬかるんだ個所も所々あったが、総じて整備されたコースである。ここの紅葉時期は綺麗な景観で、特に済浄坊の滝付近は今尚その雰囲気が残されている。滝壷から見上げる20m程の垂直の壁に、真っ赤に紅葉した枝葉が伸びる。
前に訪れた時もそうだった。それはそれは見事であった。暫し休息しながら写真など撮る。水量も多かった。
そして、この渓谷も終わりとなる地点に、朝待機させていた車に全員乗って元の場所まで戻る。そして今日の山行はこれでお終い(^^)。15時30分着。帰りの榛原駅で反省会?なる打上げ会で一層盛上がった事は云うまでもないが(^ ^ゞ

適度な運動となった1日であった。身体に残った悪い毒素?が抜け去るような気分爽快な山旅であった。(^^)


ホームに戻る                        山行記録のページに行く