きまぐれ読書カード

気が向いた時に、本を追加していきます。

2019年に読んだ本
2018年に読んだ本
2017年に読んだ本
2016年に読んだ本
2015年に読んだ本
2014年に読んだ本
2013年に読んだ本
2012年に読んだ本
2011年に読んだ本
2010年に読んだ本
2009年以前に読んだ本

2019年に読んだ本

書名: 戦国の城の絵事典

著者:中井 均(監修)
出版社:成美堂出版
ISBN:978-4-415-32613-9
リンク:ぽちっと東国の城 「土の城 基本用語」
メモ:城を構成するパーツの使い方・用い方に焦点を当てて、戦国の城をイラスト図解で説明した本です。

小さな本ですが情報量は多く、中高生向け学習用参考書のようなイラストと説明文のように思いました。近所の図書館で借りて、最初に、第2部2章「城のパーツと使い方の絵事典」を読んでから、残りの章を読みました。

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書名: 歴史家の城歩き

著者:中井 均、齋藤 慎一
出版社:高志書院
ISBN:978-4-86215-158-2
リンク:ぽちっと東国の城 「土の城 基本用語」
メモ:歴史家の著者ら(考古学、文献史学)が、戦国・安土桃山時代の城跡を歩きながら対談して、「城の見方・考え方」や「縄張り図(城の構造図)を読解して、歴史像を描く方法」などを、一般向けに解説した本です。
考古学(発掘調査した遺物から遺構を考察する)、文献史学(古文書から遺構を考察する)の視点から、城郭研究の一分野である縄張り論(軍事的視点から遺構を考察する)という方法論の、メリット・デメリット、学問としての方向性も検討しています。また、城の見所がひと目でわかるカラー写真200枚が、QRコードで公開されています。

「1部 実践 城の見方と考え方」は、後回しにて最後に読んだ方が、分かり易いように思いました。

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書名: 戦国古文書入門

著者:渡邊 大門(編)
出版社:東京堂出版
ISBN:978-4-490-21003-3
リンク:群馬県立文書館 「インターネット古文書講座」
メモ:戦国大名が残した古文書(主に、合戦に関係した内容の書状・手紙)の入門書です。
古文書の写真(くずし字)、活字化された原文(釈文)、くずし字の解読技法のポイント、読み下し文、現代語訳、解説(書状の背景など)が、載っていました。

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書名: 土の城指南

著者:西股 総生
出版社:学研プラス
ISBN:978-4-05-406038-8
リンク:amazon.co.jp 「戦国の城」
リンク:ぽちっと東国の城 「土の城 基本用語」
リンク:攻城団 「高根城」(復元整備された中世山城)
リンク:Googleブックス 「図説 戦う日本の城 最新講座」(山下城 縄張り図) [表示されない場合はブラウザの再読み込みボタンを押してみてください]
リンク:ウィキペディア 「山下城 (摂津国) 城山」
リンク:★甚の山城日記★ 山下城 「山下城の画像 」
リンク:山城賛歌 山下城跡(兵庫県川西市) 「城郭概念図」
リンク:YAHOO! 地図 「山下城 地図」(城山)
リンク:YAHOO! 地図 「山下城 登城口の地図 」
リンク:北摂津守の剣戟乱舞 「山下城 登城口の写真」
リンク:全国遺跡報告総覧 「豊能町歴史文化財紀要、西畦野下ノ段・井戸遺跡」(山下城図、山下城址縄張図、広域、等高線・目盛尺つき)
メモ:戦国時代の「土の城」の楽しみ方・見方・歩き方・考え方を、入門者向けに紹介した本です。城跡踏査の季節は、積雪がなければ、断然、冬だそうです。冬場は、「下草が枯れているので、遺構が見やすい、また、歩きやすい」、「木の葉が落ちているので、視野が広く眺望がよくなり、敵を見張る方向や範囲の見当がつく」、「ヘビや虫の活動がおさまっているので、歩きやすい」と、いろいろ便利だそうです。

愉しそうに、とても具体的で、分かりやすく説明してありました。城跡を歩く前に読んでおくと良さそうです。

「土の城指南」とは考察が異なっている部分もある、小和田(著)「戦国の城」を読んだ後で、「土の城指南」を読みました。

西股(著)「図説 戦う日本の城 最新講座」(147頁)に、山下城(兵庫県川西市)の縄張り図が載っていました。たまたま、自宅から近いので、主郭背後にある見所の二重堀切などを見て来ました。山下城は、山下駅から登城口まで徒歩で約15分、登城口から主郭まで約20分、とお手軽ですが、とても滑りやすい道でした。登城口の目印は、「あぶない! このなかであそんではいけません 山下古城山管理委員会」と書いてある看板で、この看板が立っている坂道を登ると山下城へ着きました。

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書名: Gaussian Processes for Machine Learning [PDF版]

著者:C. E. Rasmussen, C. K. I. Williams
リンク:Rasmussen, Williams 「Gaussian Processes for Machine Learning」
リンク:オーム社 「ベイズ推定入門」
リンク:持橋 「ベイズ推定」(『応用数理ハンドブック』より)
リンク:岩波書店 「カーネル多変量解析」
リンク:持橋、大羽 「『ガウス過程と機械学習』サポートページ」
リンク:佐藤 「ベイズ的最適化 入門とその応用」
リンク:朱鷺の杜Wiki 「パターン認識と機械学習」(6章4節カーネル法ガウス過程)
リンク:Christopher Bishop 「Pattern Recognition and Machine Learning (Free PDF)」(「パターン認識と機械学習」の原書)
リンク:David Barber 「Bayesian Reasoning and Machine Learning」(19章 Gaussian Processes)
リンク:[追記] 上田、山田 「ノンパラメトリックベイズモデル」(ディリクレ過程を用いたノンパラメトリックベイズ推定)
メモ:「ガウス過程を用いた機械学習」の教科書で、大学院生・研究者向けに書かれています。

大関著「ベイズ推定入門」(オーム社)に、「カーネル法(カーネル関数)を用いたガウス過程」によるベイズ推定が紹介してあったので、手元にある「パターン認識と機械学習」の「6章4節カーネル法ガウス過程」を再読しましたが分かりませんでした。そこで、本書を(*印の付いてる項を除いて)読んでみました。また、カーネル法に関しては、赤穂著「カーネル多変量解析」(岩波書店)を近所の図書館で借りて読みました。

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書名: ベイズ推定入門

著者:大関 真之
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-22139-2
リンク:渡辺澄夫 「初めてのベイズ学習」
リンク:朱鷺の杜Wiki 「ベイズ推定」
メモ:ベイズ推定を、基礎から先端的な技術まで幅広く紹介した、理学・情報系の大学2年生以上向けの入門書です。

ベイズ推定の「基本的な考え方」・「機械学習との関連」・「本当に面白いところ」が、数式なしで文章とイラストで説明してありました。参考文献の章では、書店に並んでいる「ベイズ推定」関連の書籍は、この本のどの内容に対応しているのかが分かり便利でした。

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書名: An Introduction to Statistical Learning [PDF版]

著者:G. James, D. Witten, T. Hastie, R. Tibshirani
リンク:G. James 「An Introduction to Statistical Learning」[2013]
リンク:日経ビッグデータ 「ニューラルネットの歩んだ道、ディープラーニングの登場で全てが変わった」[2015]
リンク:朱鷺の杜Wiki 「パターン認識と機械学習」[2006] (日本語版Webページ)
リンク:T. Hastie 「The Elements of Statistical Learning」[2009]
メモ:学生向けに書かれた、統計的学習(機械学習)の入門書です。「実習 Lab」では、プログラム言語Rのプログラム・コード例を用いて、機械学習用ライブラリの使い方を紹介しています。

機械学習(教師あり学習、教師なし学習、強化学習)の一分野である「教師あり学習」と「教師なし学習」の、「基本となる考え方や着想」と「使い方や使用上の注意」が、説明してありました。難しい抽象的な数学や数式は使用しないで、簡単で具体的な例を使用して解説してありました。プログラム・コードに関する説明は少な目でした。

また、この本は発行されたのが2013年で、ディープラーニング(深層学習、多層ニューラルネットワーク)が大流行する前のためか、ニューラルネットワークについての紹介・説明はありませんでした。
「パターン認識と機械学習」[2006](大学3年以上向け)と「The Elements of Statistical Learning」[2009](大学4年以上向け?)には、ニューラルネットワークの説明がありました。

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書名: ゼロから作る Deep Learning 2 [電子版]

著者:斎藤 康毅
出版社:オライリー
リンク:オライリー 「ゼロから作る Deep Learning 2」
リンク:colah's blog 「Understanding LSTM Networks」(著者が参考にした解説記事)
メモ:機械学習(知的データ情報処理技術)の方法である「ディープラーニング(深層学習)」を使った、自然言語(時系列データ)処理技術を解説した入門書です。画像処理技術を解説した「ゼロから作る Deep Learning」の続編です。

「リカレント(再帰、循環)ニューラルネットワーク」、「LSTM(長・短期記憶)」、「Attention(注意機構)」の基本となる考え方や着想が、分かり易く説明してありました。ところで、紙の本も多色刷りの印刷で、図表が見やかったです。

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2018年に読んだ本

書名: Reinforcement Learning: An Introduction (2nd Ed.)

著者:R. S. Sutton、A. G. Barto
リンク:R. S. Sutton, A. G. Barto 「Reinforcement Learning: An Introduction (2nd Ed.)」[2018]
リンク:マイナビ出版 「つくりながら学ぶ強化学習」
リンク:小川雄太郎 「作りながら学ぶ強化学習」(書籍の元の連載記事)
リンク:@sugulu(小川雄太郎) 「これから強化学習を勉強する人のための『強化学習アルゴリズム・マップ』と、実装例まとめ」(書籍の元の記事)
メモ:機械学習(教師あり学習、教師なし学習、強化学習)の一分野である「強化学習」の学生向け教科書で、強化学習の「父」であるSuttonとBartoによって書かれています。
強化学習アルゴリズムの基本となる考え方や着想が、文章・数式・抽象的な擬似コードで説明してあり、PDF版を読みました。

ところで、「つくりながら学ぶ!深層強化学習」には、強化学習アルゴリズムの具体的なプログラム・コード(プログラミング言語はPython)が載っており、近所の図書館で借りて読みました。

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書名: 漢文入門 [Kindle版]

著者:前野 直彬
出版社:筑摩書房
リンク:amazon.co.jp 「漢文入門」 [Kindle版]
リンク:吉川弘文館 「日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法」
メモ:題は「漢文入門」となっていますが、「漢文訓読法」の説明だけに執着して書かれた本です。1968年に出版されたの本の復刊で、高校の漢文教科書に入っているような漢文を読むための基礎としての、漢文訓読法の原則と歴史が、学生・一般向けに説明してあります。

「平安期の訓読は[昔の人には]訓読しただけで意味がわかったが、江戸時代の新訓読は読んだだけでは意味が必ずしもわからないのが一つの特徴である。… われわれが[現在の高校漢文教科書の]漢文を訓読して、これが昔から伝わった読み方だと言っても、実は江戸時代からの、場合によっては江戸末期からの百年あまりの期間に伝えられた読み方なのである。」とのことです。平安期の訓読は、日本語への「翻訳」が目的だったが、江戸時代の新訓読は、書き下し文から元の漢文への「復文」や「漢作文」の時にも便利だったそうです。

特売で紙の本のほぼ半額だったので、漢文の写真を拡大表示できるKindle版を購入してみました。
ところで、高校の日本史教科書に出てくる変体漢文(和様漢文、日本漢文)の書き下し文は、「日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法」に訓読法が載っていました。

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書名: scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習 [電子版]

著者:オーレリアン・ジュロン
出版社:オライリー
リンク:オライリー 「scikit-learnとTensorFlowによる実践機械学習」
リンク:GitHub 「Hands-on Machine Learning with Scikit-Learn and TensorFlow」(原書のプログラム・コードと補足説明)
リンク:O'Reilly 「Errata for Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn and TensorFlow」(原書の正誤表)
リンク:Amazon.com 「Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn, Keras, and TensorFlow (2nd Ed.)」(原書の次の版)
メモ:機械学習(教師あり学習・教師なし学習・強化学習、深層学習)の「アルゴリズムとプログラム・コード例」を紹介した本です。プログラム・コード例では、プログラミング言語「Python」の、機械学習用ライブラリ「scikit-learn」(深層学習以外の機械学習用)と「TensorFlow」(深層学習用)を使用しています。

前書きには、「本書は、みなさんが機械学習についてはほとんど何も知らないことを前提として書かれている。」とありました。機械学習アルゴリズムの基本となる考え方や着想が、簡潔に説明してあり、「復習用のテキスト」としては便利だと思いました。
しかし、アルゴリズムの数式に関する解説はほとんど無く、プログラム・コード例で機械学習用ライブラリはブラックボックスとして取り扱われているので、「初めて読む機械学習の本」としては好みが分かれるのではないかと思いました。

電子版を1部購入したら、3種類(pdf、epub、mobi)のフォーマットの電子本ファイル(グラフはカラー表示)がダウンロード出来て便利でした。また、参考資料のURLが、たくさん載っていました。

和訳書の発行以後に、原書の正誤表が追加されたので、原書の方が便利かも?
それとも、機械学習用ライブラリ「Keras」(深層学習用)も使用した、来年(2019年)春に発行予定の、原書の次の版「Hands-on Machine Learning with Scikit-Learn, Keras, and TensorFlow (2nd Ed.)」に期待?

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書名: 人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

著者:山本 一成
出版社:ダイヤモンド社
ISBN:978-4-478-10254-1
リンク:山本一成 「Alpha Zeroの衝撃と技術的失業 [2018年1月]」
リンク:ウィキペディア 「AlphaZero [2017年12月]」
リンク:大槻知史 「アルファ碁からアルファ碁ゼロへ [2017年11月]」(人工知能関連の学生・技術者向け?)
リンク:ウィキペディア 「AlphaGo Zero [2017年10月]」
メモ:コンピュータ将棋の開発者が、「コンピュータ・チェス、コンピュータ将棋、コンピュータ碁がどのように進化してきたのか?」を紹介した本で、副題は「最強の将棋AIポナンザの開発者が教える機械学習・深層学習・強化学習の本質」です。本書「第2章」執筆時点では、コンピュータ将棋ポナンザにはディープラーニング(深層学習)は使われていないとのことでしたが、本書「あとがき」執筆時点[2017年4月]では、将棋で実用レベルのディープラーニングに成功したそうです。

2017年5月発行の本なので、最新最強の「AlphaZero [2017年12月]」についての説明が無いのが少し残念でした。この本は、将棋や碁を趣味とする一般読者向けかな?

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書名: 強化学習と深層学習(C言語によるシミュレーション)

著者:小高 知宏
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-22114-9
リンク:小川雄太郎 「強化学習が注目されている理由と応用事例」
リンク:ウィキペディア 「AlphaZero」
リンク:@sugulu(小川雄太郎) 「これから強化学習を勉強する人のための『強化学習アルゴリズム・マップ』と、実装例まとめ」
リンク:Preferred Networks 「ゼロから始める深層強化学習」
リンク:小高知宏 「機械学習と深層学習(C言語によるシミュレーション)」
メモ:機械学習手法の一分野である、強化学習(Q学習アルゴリズム)と深層強化学習(Q学習+階層型ニューラルネット、Q学習+畳み込みニューラルネット)を紹介した本です。

紹介されている強化学習アルゴリズムの数は少ないですが、内容は分かり易いです。「機械学習と深層学習(C言語によるシミュレーション)」を読んだ後に、近所の図書館でこの本を借りました。

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書名: 現代秀歌 [Kindle版]

著者:永田 和宏
出版社:岩波書店
リンク:amazon.co.jp 「現代秀歌」 [Kindle版]
メモ:主として戦後の短歌100首を、解説した本です。
詩のような短歌も紹介してあり、びっくりしました。

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書名: 古典日本語の世界

著者:東京大学教養学部国文・漢文学部会(編)
出版社:東京大学出版会
ISBN:978-4-13-083045-4
リンク:古典日本語の世界
リンク:古典日本語の世界(二)
メモ:日本における漢字・漢文のありかたを中心課題として、古典日本語のテキストを紹介・考察した本で、大学1・2年生向けのテーマ講義をもとにしてつくられています。
『近代以前、実際の「読み・書き」の世界は、大方は、漢字を書くことであり、漢文を読むことでした。それが生きる教養を身につけることであり、古典日本語の世界でした。』とのことです。

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書名: 牛車で行こう!

著者:京樂 真帆子
出版社:吉川弘文館
ISBN:978-4-642-08318-8
リンク:風俗博物館 「牛車とは」
リンク:風俗博物館 「牛車の種類」
メモ:牛車(ぎっしゃ)から見えてくる平安京の乗り物文化の実態、そして、牛車を通してこそ明らかにできる平安貴族社会のあり方を描いた本です。

一般向けに、楽しく説明してありました。

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書名: 量子コンピュータが人工知能を加速する

著者:西森 秀稔、大関 真之
出版社:日経BP社
ISBN:978-4-8222-5189-5
リンク:日経ビジネス 「量子コンピュータ開発が加速、用途は人工知能」(図1.量子コンピュータの方式と主な開発組織)
リンク:東京工業大学 西森秀稔 「量子アニーリング」
リンク:amazon.co.jp 「量子コンピュータが人工知能を加速する」 [Kindle版]
メモ:人工知能の実現に欠かせない「機械学習」への利用が期待される「量子アニーリング方式の量子コンピュータ」を、「量子アニーリング」の発案者が、一般向けに紹介した本です。
『量子アニーリングについては、理論的な裏付けがまだまだの状態だ。それに比べて、研究の歴史の長い量子ゲート方式では、よく整備されたきれいな理論がそろっている。量子アニーリングは、率直に言うと「なぜうまく計算できるのかわからない」側面がある。それぞれの例について、個別に少しずつその特徴が調べられているが、全体を見渡す俯瞰的な視野には至っていない。かく言う筆者たちも、手探りの状態で日々苦闘している。量子アニーリングについてもっと理論研究が進めば、どんな組み合わせ最適化問題が高速に解けてどんな問題がそうではないのかが、よりはっきりわかるだろう。そして、実社会への応用もさらに進むようになるだろう。』とのことです。

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2017年に読んだ本

書名: IoTとは何か

著者:坂村 健
出版社:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-082058-3
リンク:amazon.co.jp 「IoTとは何か」 [Kindle版]
メモ:国産OS「TRON」の作者でもある著者による、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)の入門書です。
『私が、自分のすすめるIoTアーキテクチャについて設計意図とともに解説することが、そのままIoTに求められる多様な要求と制約についての解説になる。IoTについて単に技術的視点で広く浅く知るより、むしろ具体的なプロジェクトベースでその設計意図を知る方が、IoTについて立体的に知ることに 繋がると思う。本書が、そのような理解に繋がってくれるならば幸いである。』とのことです。

IoTの「設計意図(何のために、どうしてそういう設計になっているか)」や「従来技術と新技術の相違点」、IoTを発展させる「日本の社会制度の現状と課題」が、具体例を用いて分かり易く説明してありました。一般向けの本というよりは、どちらかと言えば、技術者向けの本かも?

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書名: 情報通信白書 平成29年版 [PDF版]

著者:総務省
出版社:総務省
リンク:総務省 「情報通信白書」
リンク:総務省 「我が国においてICT(Information & Communications Technology)投資やICT人材育成が遅れた要因」(情報通信白書 平成29年版より)
メモ:特集(本編 第1部)は、「データ主導経済と社会変革」です。
『歴史を振り返ると、電力や自動車といった汎用技術(General Purpose Technology)といわれる技術では、技術の普及から遅れて社会の大きな変化が現れた。見方を変えると、新技術が普及しても、他の設備、人材、業務フロー、組織など社会の様々なしくみには旧技術の影響が一定期間残るため、新技術のメリットを全面的に享受し大幅な生産性向上や経済成長を実現するまでに、十数年〜数世代の時間を要してきた。また、旧技術の衰退に伴い、一時的な経済の落ち込みや失業はあったが、その後中長期的には新技術から新たな産業や雇用が生まれてきている。スマホ、その関連サービスやデータ流通についてもその真の便益を社会が享受するには、設備、人材、業務フロー、組織など社会の様々なしくみを見直す必要があると考えられ、数年スパンの短期の視点とともに、中長期的な視点も必要と考えられる。』とのことです。

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書名: パターン認識と機械学習 (上, 下)

著者:C. M. ビショップ
出版社:丸善出版
リンク:朱鷺の杜Wiki 「パターン認識と機械学習」 (日本語版Webページ)
リンク:CNET Japan 「グーグル、インテル、MSが注目するベイズ理論」 (2003年)
リンク:Elsevier 「Doing Bayesian Data Analysis」 (Chapter 2: Introduction)
リンク:森北出版 「フリーソフトではじめる機械学習入門」 (詳細目次)
リンク:Green Tea Press 「Think Stats - Exploratory Data Analysis in Python」
メモ:機械学習の大学3年生以上向けの教科書です。ベイズ理論(ベイズ推定、ベイズ統計学)に基づいた、統計的予測技術、機械学習やパターン認識の理論と手法について解説してあります。また、日本語版Webページには、事前に必要な知識、各章の入門・中間・発展のレベル分けが載っています。原書は、2006年に出版されています。

機械学習と統計学(確率分布)の入門書を読んだ後で、この本を読みましたが、この本の翻訳の文章は、元から日本語で書かれた教科書と同じように、読みやすい文章でした。他の機械学習の入門書では説明が省略されていた、機械学習で使用される基本的な考え方・用語・計算式が、この本に簡潔丁寧に解説してある場合もありました。

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書名: 中国思想を考える

著者:金谷 治
出版社:中央公論社
ISBN:978-4-12-101120-6
リンク:松岡正剛の千夜千冊 「森 三樹三郎(著)『老荘と仏教』」
メモ:古代から今日まで伝わる、中国人に特有な思考形式(現実合理主義、両面思考、中庸、死生一如、天人合一)について説明した本です。巻末の付録には、中国思想の性格と、古代から近代までの中国思想の歴史的変遷が、紹介してあります。

高等学校の日本史の教科書「詳説日本史B」(2012年文部科学省検定済、2016年印刷・発行)には、日本へ伝来した中国思想に関する解説がほどんど無かったので、この本を読んでみました。
ちなみに、松岡正剛の千夜千冊「森 三樹三郎(著)『老荘と仏教』」では、老荘思想と古代中国の仏教思想が、分かり易く紹介してありました。

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書名: 枕草子のたくらみ

著者:山本 淳子
出版社:朝日新聞出版
ISBN:978-4-02-263057-5
リンク:コトバンク 日本大百科全書 「枕草子」
メモ:『枕草子』の世界を、作品が書かれた経緯に照らしつつ紹介した本です。
定子(一条天皇の中宮)に仕えていた清少納言の『枕草子』創作の意図(たくらみ)や、『枕草子』の章段(原文・現代語訳、抜粋)の意味が、分かり易く解説してありました。

「(枕草子は、)何はさておき、定子のために作ったのだ。定子の生前には、定子が楽しむように、その死を受けては、定子の魂が鎮められるように。皆が定子を忘れぬように。これが清少納言の企てだった。...さあ、いよいよその『枕草子』を読むことにしよう。どうか定子になった思いで触れていただきたい。その心にこそ、『枕草子』は真価を明かすに違いないからである。」

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書名: 言語のしくみ

著者:まつもとゆきひろ
出版社:日経BP社
ISBN:978-4-8222-3917-6
リンク:matz 「プログラミング言語 Streem」
メモ:プログラミング言語「Ruby」の作者でもある著者が、「日経 Linux」誌に連載した記事「作りながら学ぶプログラミング言語」を、加筆・編集したした本で、「プログラミング言語 Streem」を作成例として用いて解説しています。この「Streem」は、コンカレントプログラミング(並行計算)の支援を目標とした、パイプラインプログラミング用言語で、Unixのシェルスクリプトの良さと、いわゆる汎用プログラミング言語の良さを組み合わせたようなプログラミング言語です。また「Streem」には、パイプラインを計算モデルの中心に採用している、関数型プログラミングに大きく影響を受けている、などの特徴があります。

プログラミング言語デザインの秘訣 —— なぜこうなっているのか?、何を目指していたのか? —— が紹介してありました。

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書名: 関数型プログラミングの基礎 [Kindle版]

著者:立川察理(著)、長瀬嘉秀(監修)
出版社:リックテレコム
リンク:amazon.co.jp 「関数型プログラミングの基礎」 [Kindle版]
リンク:「関数型プログラミングの基礎」サンプルコード
メモ:関数型プログラミングの入門書で、何らかのプログラミング経験のある読者を想定しています。プログラム言語は、JavaScriptを用いています。

プログラミングを趣味とする著者(精神科医)が、関数型プログラミングで魅力を感じた機能の特長を、具体的なプログラム・コードを使って、愉快げに説明していました。

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書名: 科学技術計算のためのPython入門

著者:中久喜 健司
出版社:技術評論社
ISBN:978-4-7741-8388-6
リンク:技術評論社 「Pythonでプログラミングを始めよう」(本書の紹介)
リンク:CQ出版社 「RFワールドNo.31 MATLAB Homeで理解する5Gへの道」
リンク:Wikipedia 「Anaconda」
リンク:I. Sinharoy 「Python for Scientific Computing」(図 Basic python ecosystem for scientific research)
メモ:プログラム言語Python 3を使って、科学技術計算を行う方法・手順・コツを紹介した本で、初学者向けに書かれています。「科学技術計算向けの無料モジュール(ライブラリ)の特徴、使い方」や、プログラム言語CとPython 3での「変数、オブジェクト、メモリアドレスの関係」の違いが、分かり易く説明してありました。

そこで、CQ出版社 「RFワールドNo.31 MATLAB Homeで理解する5Gへの道」(2015年8月)のMATLABプログラム・コードを、無料のPython 3(開発環境はAnacondaのSpyder)へ移植(書き換え)してみました。

PythonディストリビューションのAnacondaは、科学技術計算向けの主なライブラリ(NumPy、SciPy、 Matplotlibなど)がデフォルト設定でインストールされるので、後でライブラリを追加する手間が省けて、便利でした。また、AnacondaをWindows10へインストールしたところ、開発環境は、IPython (ターミナル・ウィンドウ。Pythonプログラムを対話的に実行するためのシェル。)、Jupyter QTConsole (マルチ・タブ方式ウィンドウのIPython。)、Jupyter Notebook (プログラム・コード、文章、数式、演算結果のグラフや数値、を混在させることができるノートブック・インターフェースのIPython。)、Spyder (統合開発環境のIPython。)の中から、選択起動できるようになっていました。

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書名: Dive Into Python 3 日本語版

著者:Mark Pilgrim
リンク:Dive Into Python 3 日本語版
リンク:Python is Now the Most Popular Introductory Teaching Language at Top U.S. Universities (2014年)
リンク:MIT OpenCourseWare 「Introductory Programming Courses」
リンク:python.org 「Python 2.7 Release Schedule」
リンク:O'Reilly Japan 「ゼロから作る Deep Learning」
メモ:プログラム言語Python 3の入門書で、Python以外の言語のプログラミング経験者向けに書かれています。
プログラム言語Pythonが、アメリカの大学で多く使われているようです。近頃の教育用プログラム言語は、Pythonなのかな?そこで、Python 2.7のサポートは2020年までなので、Python 3へ入門しました。

また、Python 3による、手書き数字画像を識別する、深層学習プログラム「ゼロから作る Deep Learning」のコードを読んでみました。
このプログラムに少しコードを追加して、自分で書いた0〜9の手書き数字画像を読み込みました。そして、「他人の書いた手書き数字画像」で作成(教師データあり学習により推定)したパラメータ(ニューロンの重み係数)を使って、「自分で書いた手書き数字画像」に書かれていた数字が0〜9のいずれであるか、識別させてみました。

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書名: 深層学習 (第12刷)

著者:岡谷 貴之
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-152902-1
リンク:千葉工業大学 菅原・真部研究室 「ニューラルネットの話」
リンク:愛媛大学 村上研究室 「ニューラルネットワーク」
リンク:ニューラルネットワークが任意の関数を表現できることの視覚的証明
リンク:東京大学 中山研究室 「Deep Learningと画像認識」
リンク:近代科学社 「深層学習」(人工知能学会監修)
メモ:機械学習(知的データ情報処理技術)の方法「深層学習(ディープラーニング)」について解説した本(入門書?)で、大学生〜研究者・技術者を対象として書かれています。
深層学習の基本的な「考え方・原理、計算方法、用語」が、分かり易く説明してありました。深層学習は、多層のニューラルネットワークを用いて機械学習を行います。そのため、ニューラルネットワーク入門の記事などを読んでからこの本を読んだ方が、取り付き易いように思いました。

ところで、人工知能学会監修「深層学習」は、人工知能学会誌に掲載した連載解説「Deep Learning(深層学習)」を加筆再編した本です。岡谷著「深層学習」の最後に簡単に紹介してある「ディープ(深層)ボルツマンマシン」は、本書の第1部 基礎編に詳しい解説が載っていました。

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書名: グローバル経済の誕生

著者:K. ポメランツ、S. トピック
出版社:筑摩書房
ISBN:978-4-480-86723-0
メモ:グローバル経済(世界経済)の歴史、貿易史を解説した、一般向けに書かれた本です。
「グローバル経済の生成・発展過程」や「グローバル経済の活動規模の拡大が地域社会へ与えた影響」について、個々の輸出品・輸入品ごとに、イメージが掴み易く説明してありました。

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2016年に読んだ本

書名: 中世の古文書入門

著者:小島 道裕
出版社:河出書房新社
ISBN:978-4-309-22685-9
リンク:国立歴史民俗博物館 「中世の古文書 −機能と形−」(本書の元となった、2013年の企画展示)
リンク:国立歴史民俗博物館 「武家の文書」
リンク:山川出版社 「史料を読み解く 1 中世文書の流れ」
メモ:様式、文字の書き方、素材、大きさなどの「見た目」に注目して、古文書を紹介した本です。古文書の釈文・読み下し・現代語訳は載っていませんが、古文書の写真はカラーで、「見どころ」が分かり易く解説してありました。

ところで、久留島・五味(編)「史料を読み解く 1 中世文書の流れ」は、古文書の写真はモノクロですが、釈文・読み下し・現代語訳・語句説明・解説が載っていました。

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書名: 量子コンピュータ [Kindle版]

著者:竹内 繁樹
出版社:講談社
リンク:amazon.co.jp 「量子コンピュータ」 [Kindle版]
リンク:日本物理学会 「量子コンピュータは実現するのか?」(日本物理学会誌2016年第9号より)
リンク:日経ビジネス 「量子コンピュータ開発が加速、用途は人工知能」(図1.量子コンピュータの方式と主な開発組織)
リンク:西森秀稔 「量子アニーリング 強みと弱み」(・通常のコンピュータ、・量子回路モデル)
リンク:基礎科学研究所 「史上初の商業用量子コンピューター DWave」(3.D-Wave量子コンピューターはどのような用途に使えるか?、2.D-wave量子コンピューターとはどのようなものか?)
リンク:日本銀行金融研究所 「量子コンピュータの解読に耐えうる 『格子暗号』の最新動向 」(2.現在主流の公開鍵暗号の潜在的な脅威)
リンク:慶応義塾大学 伊藤研究室 「工学者のための量子計算基礎の基礎」
リンク:日本評論社 「量子コンピュータ入門 第2版」
メモ:量子コンピュータを紹介した、超入門書です。「ショアの素因数分解アルゴリズム」のしくみは、宮野・古澤著「量子コンピュータ入門 第2版」も併せて読んだ方が、分かり易そうです。

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書名: 情報通信白書 平成28年版 [Kindle版]

著者:総務省
出版社:総務省
リンク:総務省 「情報通信白書」
リンク:総務省 「人工知能(AI)の現状と未来」(情報通信白書 平成28年版より)
リンク:amazon.co.jp 「Fire タブレット」
メモ:特集(本編 第1部)では、「モノのインターネット(IoT)」、「ビッグデータ(BD)」、「人工知能(AI)(機械学習、ディープラーニング)」等の、新たなICT(Information & Communications Technology)による「経済成長」、「産業動向」、「新製品、サービス」、「未来の仕事に与える影響」について、解説しています。

このKindle版は、本編の目次が「第1部」、「第2部」の2個だけなので、とても不便です。そこで、Kindleの検索機能で章と節の先頭位置を探し、ハイライト(ノートブック)機能を使って章と節の目次を作成し、小型の Amazon Fire タブレットPC(7インチ・ディスプレイ)で読みました。

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書名: 完全独習 ベイズ統計学入門 [Kindle版]

著者:小島 寛之
出版社:ダイヤモンド社
リンク:amazon.co.jp 「完全独習 ベイズ統計学入門」 [Kindle版]
リンク:hiroyukikojimaの日記 「来週、ベイズ統計の教科書が刊行されます!」(著者のブログ)
リンク:amazon.co.jp 「Fire タブレット」
メモ:オンラインビジネスや機械学習で使われている「ベイズ統計学」の超入門書です。『統計学では数式を理解する以上に、その計算の意味、背後の思想を理解することが肝要です。』とのことです。
数式を見ただけでは分かり難い、ベイズ統計学の考え方(主観的・思想的)や 特長が、文章で説明してありました。また、ベイズの定理・公式は、面積図を用いて、直感的・図解的に分かり易く説明してありました。ところで、普通の統計学の教科書は、ネイマン・ピアソン統計学(仮説検定・区間検定など)について解説されています。そこで、本書では、ベイズ統計学とネイマン・ピアソン統計学とはどこがどう違うのかも、丁寧に説明してありました。

この電子本の場合は、小型の Amazon Fire タブレットPC(7インチ・ディスプレイ)で読むと(表示拡大率が100%の時には)、文字の大きさが紙の本よりも小さくなりました。

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書名: 機械学習と深層学習(C言語によるシミュレーション)

著者:小高 知宏
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-21887-3
リンク:産経新聞社 「ネコを認識するAIが登場 ディープラーニングの衝撃」
リンク:G. Neubig(奈良先端科学技術大学院大学) 「深層学習基本語彙」
リンク:森北出版 「事例+演習で学ぶ 機械学習」
リンク:[追記] 講談社 「深層学習」(岡谷著)
リンク:[追記] 近代科学社 「深層学習」(人工知能学会監修)
メモ:人工知能研究における「機械学習」と「深層学習」に関わる技術を紹介した本です。プログラム例のコード(C言語)を使って、具体的にどのような技術なのか、説明してあります。『機械学習では、機械、すなわちコンピュータプログラムが学習を行います。コンピュータプログラムが外界と相互作用し、その結果に応じて内部状態を変更する過程を、機械学習と呼びます。深層学習の手法を用いると、従来の機械学習システムでは不可能だった知的処理を実現できる場合があることが示された。』とのことです。
本文の説明だけを読んだら、なんとなくモヤモヤした感じが残りましたが、「本文の説明」と「プログラム例のコード(C言語)」とを交互に一緒に読むと、本の内容が分かりました。

ところで、速水著「事例+演習で学ぶ 機械学習」は、「機械学習の手法」と「データマイニング(データからの知識発見)の原理・事例」を紹介した本で、大学の理系学部卒業生・現役学部生向けに書かれています。「オンラインビジネスやマーケティングのどのような場面で、どのような機械学習の手法を利用するのか?」が説明してありました。ニューラルネットワークの誤差逆伝播法(バックプロパゲーッション法)で用いる計算式の導出の説明は、「機械学習と深層学習」よりも、この本が分かり易かったです。

[追記] 岡谷著「深層学習」は、深層学習について解説した本(入門書?)で、大学生〜研究者・技術者を対象として書かれています。深層学習の基本的な「考え方・原理、計算方法、用語」が、分かり易く説明してありました。自己符号化器を用いた事前学習についての説明は、「機械学習と深層学習」よりも、この本が分かり易かったです。

[追記] 人工知能学会監修「深層学習」は、人工知能学会誌に掲載した連載解説「Deep Learning(深層学習)」を加筆再編した本です。「機械学習と深層学習」では、畳み込み層のフィルタの重み(画像の特徴抽出器)をランダム(乱数)に初期設定した後、この畳み込み層のフィルタの重みを学習(変更)しない例が載っていますが、なぜこのフィルタでも画像が認識できるのか、この本の第5章(5.3.4節)に説明がありました。

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書名: 戦国の城 [Kindle版]

著者:小和田 哲男
出版社:学研プラス
リンク:amazon.co.jp 「戦国の城」 [Kindle版]
メモ:「戦国時代の、城の機能・使い方・なぜこのような構造なのか?」、「古代から近世までの、城の歴史」について、かつて実際に存在した城を例に用いて、とても分かり易く説明してありました。

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書名: 和漢朗詠集

著者:藤原公任、大曽根・堀内(校注、訳)
出版社:新潮社
ISBN:978-4-10-620361-9
メモ:「和漢朗詠集」の原文・白文、訓み下し文、語注、現代語訳が載っています。現代語訳は、「作品の意を伝えるための説明」のような文章でした。巻末の解説では、漢詩文の対句の表現・種類について、丁寧に説明してありました。

『平安時代の(漢)詩文はその全体が鑑賞されたのではなく、対句の巧拙によって評価が定まったのであるから、我々はその点に意を注ぐことが大切である。現在は詩文における価値観が異なるので、瑣末な技法を軽視する傾向があるが、「和漢朗詠集」の摘句の鑑賞に現代的な作品の内容重視の姿勢は慎まねばならない。平安時代の貴族と同じように寛《くつろ》いで美の世界に遊ぶことが望まれる。』とのことです。

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書名: 鑑賞 日本の名句 [Kindle版]

著者:『俳句』編集部(編)
出版社:KADOKAWA
リンク:amazon.co.jp 「鑑賞 日本の名句」 [Kindle版]
メモ:明治以降の俳句と、その鑑賞が載っています。
電子本は、Kindleアプリとブラウザ・アプリとを連携して使うと、花鳥・草木・行事・名所などの画像や、Kindleの内蔵辞書に載っていない語句の意味を、簡単に調べることが出来て便利でした。
『脱ぎ捨てし ものの中より 仔猫かな』

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書名: はじめての古文書教室

著者:林(監修)、天野・実松(著)
出版社:天野出版工房
ISBN:978-4-642-07946-4
リンク:群馬県立文書館 「インターネット古文書講座」
メモ:近世(江戸時代)の古文書(候文)の入門書です。
「テキストとして使う14点の古文書の種類と歴史的背景などについての簡単な概説」、「古文書の写真(くずし字)」、「古文書の各行ごとに、活字化された原文(釈文)・読み下し文・語釈・現代語訳・くずし字の解読技法のポイント」が、載っていました。活字化された原文(釈文)には、全ての漢字に振り仮名が付いており、読み易くなるように現在使われている字体の漢字が用いてありました。原文の全ての文字(くずし字)に関して、「どのように字をくずして書いているのか?」、「異体字、変体仮名、合字、あて字、誤字、旧字、敬意を表す空白文字(欠字)」が、丁寧に解説してありました。この本では、比較的文章が短く、ほぼ和紙一枚で一点となる古文書がテキストとして選んであり、手軽に近世(江戸時代)の古文書(候文)を楽しめました。

また、この本で紹介された近世(江戸時代)の古文書(候文)は、『返り点をつけて読むから、これは漢文と思う方があるが、これは漢文ではなくて日本文』、だそうです。

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書名: 御堂関白記 藤原道長の日記 [Kindle版]

著者:藤原道長、繁田信一(訳注、編集)
出版社:KADOKAWA
リンク:amazon.co.jp 「御堂関白記 藤原道長の日記」 [Kindle版]
リンク:公益財団法人 陽明文庫 「御堂関白記」
リンク:放送大学教育振興会 「日本語の歴史〔新訂〕」
リンク:日本漢文の世界:本の紹介 「変体漢文」
リンク:吉川弘文館 「日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法」
メモ:「ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」シリーズの中の一冊で、藤原道長の日記である「御堂関白記」(抜粋)の、現代語訳、読み下し文、寸評、原文(変体漢文)が載っていました。
現代語訳は、本文では省略されている語句が付け加えてあり、分かり易かったです。読み下し文は、全ての漢字に振り仮名が付いていました。寸評では、当時の儀式・行事・社会情勢などについて説明してありました。寸評は、解説的な文体というよりは、少し小説的な文体のように感じました。この本で紹介してある原文は短い文章ばかりですが、手軽に平安時代の「変体漢文」を楽しめました。

ところで、漢字ばかりの原文ですが、中国語を読む時のように上から下へ順に音読みするのではなくて、『変体漢文は日本語が前提となって書かれ、日本語(読み下し文)として読まれることを期待するものであった』(近藤、月本、杉浦(著)「日本語の歴史〔新訂〕」)、そうです。また、峰岸(著)「変体漢文」の「第四章 変体漢文の表記」「第五章 変体漢文の語彙」「第六章 変体漢文の文法」の各章は、「御堂関白記」の文章を例に使って、解説してありました。

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書名: 寂聴 般若心経 [Kindle版]

著者:瀬戸内 寂聴
出版社:中央公論新社
リンク:amazon.co.jp 「寂聴 般若心経」 [Kindle版]
リンク:天台宗 「法要」
リンク:amazon.co.jp 「寂聴 観音経」(中公文庫)[法華経の第二十五章 観世音菩薩普門品]
リンク:amazon.co.jp 「現代日本語訳 法華経」 [Kindle版]
リンク:amazon.co.jp 「ほんとうの法華経」 [Kindle版]
リンク:つばめ堂通信 「仏説阿弥陀経」
リンク:長久寺 「往生要集」(IEブラウザ用サイト?)
メモ:般若心経(摩訶般若波羅蜜多心経)の入門書です。
「源氏物語」(小学館、全16巻)の仏典に関する注釈が、難しく感じられたので、お経の本をいくつか読んでみました。「寂聴 般若心経」には、般若心経(摩訶般若波羅蜜多心経)の「原文・語釈・解説」、「陀羅尼(呪、真言、マントラ)とは何か?についての説明」、「抽象的な仏教用語や抽象的なお経の内容が、実生活のどのような場面で役に立つのか?についての、具体的な例と説明」が載っていました。

また、「寂聴 観音経」には、観音経[法華経(妙法蓮華経)の第二十五章 観世音菩薩普門品]の「原文・語釈・解説」、「具体的だが非現実的で比喩を使ったお経の内容が、実生活のどのような場面で役に立つのか?についての、具体的な例と説明」が載っていました。

「現代日本語訳 法華経」の前半は、「現代日本語訳 法華経」の前半は、法華経(妙法蓮華経)の現代語訳で、難しい仏教用語(漢語)についての説明が本文中に組み込んでありました。後半は、法華経の各章ごとの解説でした。「法華経の第三章 譬喩品」の、如来の特徴(三十二相八十種好:毛穴から微妙の香気を出す、声は清浄で聞く者に無限の利益を与える、容貌は見る者を幸せにし誰からも愛される、等)を読んでいると、「源氏物語」の光源氏を思い出しました。

「ほんとうの法華経」では、インドで法華経(サンスクリット原典)が作られた当時の宗教情勢と、法華経の構成・内容とを、関連付けて解説していました。

「仏説阿弥陀経」には、「阿弥陀仏の極楽浄土」の風景が描写されていました。

「往生要集」には、種々の「地獄」の様子が描写されていました。

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書名: 死なない子供、荒川修作 [DVD Disc]

著者:山岡信貴 (監督)
出版社:リタピクチャル
リンク:リタピクチャル 「死なない子供、荒川修作」
リンク:三鷹天命反転住宅
リンク:とりゅふ家の事件簿 「ふしぎな住宅観察会」
メモ:集合住宅なのに、部屋の内部は極彩色で奇怪な形で、しかも床が傾いたり波打ったりしている「三鷹天命反転住宅」を設計した荒川修作と、この反転住宅に住んだ人々のドキュメンタリー映画です。
なにやら奇妙な夢を見ているような映画で、美術館でビデオ・インスタレーションを見ているような気分になりました。

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書名: 魯山人の器と料理 [Kindle版]

著者:辻 義一
出版社:KADOKAWA
リンク:amazon.co.jp 「魯山人の器と料理」 [Kindle版]
リンク:カドカワストア 「魯山人の器と料理」
リンク:ウェッジインフィニティ 「料理家 魯山人の器づくり」
メモ:魯山人の器に盛った料理を、写真で紹介した本です。電子本では写真を簡単に拡大することが出来て、器全体が写った写真でも、拡大して見ると、料理を目の前で見ているような気分になりました。

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2015年に読んだ本

書名: とりかへばや物語

著者:作者不詳、たま(現代語訳)
出版社:かたかご
リンク:かたかご 「とりかへばや物語(現代語訳 たま)」
リンク:駒澤大学 情報言語学研究室 「とりかへばや物語(原文)」
リンク:本の話WEB 「われがそなたでそなたがわれで(前編)——『とりかえばや』読み比べ」
リンク:本の話WEB 「われがそなたでそなたがわれで(後編)——平安のクズ男と女の悩み」
メモ:権大納言家の姫君と若君が、快活で男性的な姫君(女)は男装して、内気で女性的な若君(男)は女装して、同じ宮中へ二人とも出仕することになってしまう、平安時代後期に作られた物語です。

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書名: 日本人の神 [Kindle版]

著者:大野 晋
出版社:河出書房新社
リンク:amazon.co.jp 「日本の神」 [Kindle版]
リンク:新熊野神社 「熊野信仰」
メモ:カミ(神)という言葉が、どんな内容・観念を指して、どんなふうに使われて、古代から今日に至ったのかを、国語学者である著者が解説した本です。「平家物語」を読んだ時に熊野信仰や本地垂迹が分かり難かったので、この本を読んでみました。
—— 奈良時代には「仏神」という語が使われた。つまり、「仏」は数限りなく存在した「神」の一つであるホトケ(仏)という名のカミ(神)として迎えられた。仏教を広めるに当たっては本地垂迹ということがとなえられ、日本の神は、仏が衆生を救済するために仮りの姿をとって現れたものだと説いた。神は本来多数いたので、その考えは受け入れやすかった。そうしたことから、神と仏の習合(重ね合わせ)が起こり、「ほとけがみ」と「かみほとけ」と同一視された。その結果、仏に救いを求めるだけでなく神にも助けや救いを求めるという観念が広まった。『源氏物語』では人間は神に、「願を立てる」「頼む」「神に挨拶する」に至り、神は「ゆるす」「たすける」「いさめる」「しるべする」「愛でる」「よろこぶ」ことをするに至った。これは歴史以前の神は行わないことであったのだから、これらのことをする神は仏との融合の結果生じた観念である。神は本来一定の地域の支配者であり、恐るべき存在であった。『万葉集』においては神は「雷」「恐き神」「天皇」など支配者・領有者の意の例が圧倒的に多く、頼む相手・助けを求める対象とするものがきわめて少数であったのに、平安時代には様相はまったく変わっている。平安時代以後、神は助けるもの・救うものとする意識のほうが多数を占めるに至った。これは日本思想史における神の役割の大きな変化である。 ——

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書名: 作ればわかる!Androidプログラミング 第3版

著者:金宏 和實
出版社:翔泳社
ISBN:978-4-7981-4138-1
リンク:Android Developers
リンク:Google Play 「Firefox」(ローカルHTMLファイル用)
リンク:Google Play 「縦書きビューワ」(縦書き文章用)
リンク:Google Play 「Jota Text Editor」(横書き文章用)
リンク:画像 「オンライン辞典を検索するアプリ」
メモ:Androidアプリ開発の入門書です。
はじめの方の章のプログラム・コードは短いですが、うしろの方の章のプログラム・コードは少し長めで、オブジェクト指向プログラミングのメリットが感じられるプログラム・コードでした。手持ちのスマートフォン Zenfone5 用に、ブラウザ/縦書きビューワ・アプリなどの共有/検索メニューから、オンライン辞典を検索するアプリを、インターネット上の無料の情報を使って作成した後で、この本を購入しました。

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書名: 日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法

著者:苅米 一志
出版社:吉川弘文館
ISBN:978-4-642-08273-0
リンク:群馬県立文書館 「インターネット古文書講座」
メモ:訓読に重点をおいた、「変体漢文」の簡略な手引書です。
古代・中世の文書・記録は、一般に「変体漢文」という独特な文章によってつづられているそうです。この本では、主語・述語・修飾語・接続語などの文の要素ごとに分類してあり、例文(白文)・訓読文・現代語訳・説明・演習問題(解答付)が載っています。高校生レベルの「漢文」の知識が無くても、読めるように作成してありました。

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書名: 猫医者に訊け!

著者:鈴木真(著)、くるねこ大和(画)
出版社:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-730477-2
リンク:はぴはぴくるねこ 「猫医者に訊け!」のコーナーの最新質問
リンク:くるねこ大和 「猫医者お守りシール」(先着購入特典シール)
メモ:猫に関するQ&A集です。
他のQ&A本に載ってないような質問が多いです。「ネコの食事は1日1回でも良いんだから! ... 一般的にはネコは1日に8時間くらい胃を空っぽにしてやらないと、健康が維持できないと言われている。 ... だから最大限1日に2回の食事ということになる。当然おやつなんかはNG。」だそうです。近所の書店では、コミックコーナーに置いてありました!

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書名: 万葉の秀歌

著者:中西 進
出版社:筑摩書房
ISBN:978-4-480-09457-5
メモ:「万葉集」全4500余首より252首を解説・鑑賞した本です。
「この歌の作者の心情」、「この歌が作られた当時の風俗習慣」、「この歌を鑑賞すると、なぜ、どのように、うっとりと気持ちが良くなるのか」が説明してありました。和歌が詠まれた場面が、目に浮かび上がるようでした。

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書名: 逃れ将棋 [Kindle版]

著者:森信雄
出版社:実業之日本社
リンク:amazon.co.jp 「逃れ将棋」 [Kindle版]
メモ:初級・中級者向けの逆詰将棋問題集です。
玉の逃げ方を間違えると、詰将棋のような手順で詰まされてしまいます。2015年3月7日に、400円(紙の本は1080円)で電子本[Kindle版]を購入しました。表面に問題、裏面に解答の構成で、小さな画面サイズ(5型ワイド画面)の端末でも、読み易かったです。

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書名: 本朝文粹抄

著者:後藤 昭雄
出版社:勉誠出版
ISBN:978-4-585-05367-5
リンク:e国宝 「本朝文粋」
メモ:平安時代に作られた漢文集「本朝文粹(粋)」(作品数432首)より、11首の原文・書き下し文・語釈・現代語訳・解説が載っています。
現代語訳は、作品の意味が掴み易く、「平安朝の漢文」の風雅が感じられました。また、作品が作られた経緯・状況・背景や作者の心情が、分かり易く説明してありました。

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書名: 漢文の素養

著者:加藤 徹
出版社:光文社
ISBN:978-4-334-03342-2
リンク:ウィキペディア 「漢文」
リンク:岩波書店 「山口仲美 日本語の歴史」
メモ:「漢文・漢字を読み書きする技能」や「漢文から得た知識」を、日本人はどのように活用したのか、についての歴史エッセイです。
山口仲美(著)「日本語の歴史」によると、江戸時代まで、公用文や正式の文章は、漢文(中国語文)か漢式和文(中国語文ではない、変体漢文)で書かれたそうです。

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2014年に読んだ本

書名: 日本近代史を学ぶための文語文入門

著者:古田島 洋介
出版社:吉川弘文館
ISBN:978-4-642-08093-4
リンク:慶應義塾図書館 「福沢諭吉 文明論之概略」(漢文訓読体の例)
リンク:世界の古典つまみ食い 「福沢諭吉 文明論之概略」
メモ:漢文訓読法に関する知識の無い、日本史学科の学生向けに書かれた、漢文訓読体の入門書です。
第五章閲読編には、「明六雑誌」の論説(2本)の「句読点の無いベタ書きの、漢字カタカナ交じりの原文」と「句読点・引用符・総ルビの付いた、漢字ひらがな交じりの文」と「詳しい注釈・解説」とがあり、「明治時代の漢文訓読体の文章」を手軽に楽しめます。

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書名: すべてが解る!光ファイバ通信

著者:久保園 浩明
出版社:電気通信協会
ISBN:978-4-88549-059-0
リンク:京都大学防災研究所 「情報通信ネットワーク」(11頁 「情報通信ネットワークの構成」の図)
リンク:NTTドコモ 「アクティブアンテナとLTE基地局の接続」(無線機内蔵小型アンテナ)
リンク:映像情報メディア学会 「光ファイバ無線」(地下街の携帯電話用アンテナ)
リンク:OCC 「海底光ケーブル」
リンク:古河電工 「光給電システム」
リンク:NTTアドバンステクノロジ 「光ファイバセンシングシステム」
メモ:NTTの光ファイバ通信を実現する基本技術全般を、電気通信技術者などの技術者向けに、やさしく解説した入門書です。
主に、家庭やオフィスなどのユーザとNTTの通信設備センタを結ぶアクセスネットワークの、通信土木設備・光ファイバ・光デバイス・光伝送システムに関する技術が、紹介してあります。同軸線やペア線などのメタル線を伝送路とした伝送システムから、光ファイバを伝送路とした光伝送システムへの移行により、メタル線を用いた場合より数桁以上「大きな伝送容量」を、「安価に伝送」できるシステムを実現したそうです。

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書名: ミスターワッフル!

著者:ディヴィット・ウィーズナー
出版社:BL出版
ISBN:978-4-7764-0629-7
リンク:YouTube 「Mr. Wuffles! by David Wiesner Book Trailer」(絵本の内容を紹介したビデオ)
リンク:YouTube 「Three-time Caldecott winner David Wiesner introduces Mr. Wuffles!」(絵本のモデルの猫が登場するビデオ)
メモ:退屈している黒猫と小さな宇宙船が登場する絵本です。お話は、カバーをはずすと見える表紙の絵から始まって、裏表紙で終わっているようです。1.5ドル〜3.5ドルの値札の付いた多数の猫おもちゃの前を、黒猫のワッフルが素通りしてしまう場面は、とても印象的でした。

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書名: 俳句とはどんなものか

著者:高浜 虚子
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「俳句とはどんなものか」
メモ:「俳句とはどんな文学なのか」を説明した本です。著者がまだ俳句をよく知らなかった頃の経験談を交えて、分かり易く説明してありました。

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書名: iOS ヒューマンインターフェイス ガイドライン (iOS7用)

著者:Apple
出版社:Apple
リンク:Apple 「iOS ヒューマンインターフェイス ガイドライン」
リンク:ウィキペディア 「iOS (バージョン7.x)」
メモ:iPhone、iPad、iPod touch用アプリケーションのユーザインターフェイス設計のためのガイドラインです。iOS7用ユーザインターフェイス(2013年9月に配信開始)の特徴が、「パート1 UI設計の基本事項」に説明してありました。前世代のiOS6用ガイドラインよりも、少し分かり易く編成してあるように感じました。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、阿部・秋山・今井・鈴木(校注・訳)
出版社:小学館
リンク:小学館 「源氏物語」
リンク:NHK 「寝殿造」(ビデオクリップ)
リンク:まろのげんじものがたり 「平安の貴族の住まい」
リンク:風俗博物館 「寝殿造 貴族の住空間」
メモ:「源氏物語」の原文、注、現代語訳が載っています。
脚注には、「今、主人公は寝殿造の建物のどの部屋に居るのか?」についての説明もあり、男君が女君へ徐々に接近していく様子がよく分かりました。第1章から順番に読むのではなくて、読みたい章からばらばらの順番で読んでみました。

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書名: 満州事変 政策の形成過程

著者:緒方貞子
出版社:岩波書店
ISBN:978-4-00-600252-7
メモ:「満州事変を契機として転換した外交政策の評価、その背後にある思想の流れ、ならびに政策転換の過程等を明らかにすること」を意図した本です。
解説に、「日本史の知識がほとんどない学生から、『満州事変について最初に読むべき本を一冊あげてください』と聞かれたら、私はためらわず本書の名前を挙げるだろう。」と書いてあったので、この本を思い切って購入しました。往時の社会情勢が目に浮かび上がり、小説を読んでいるような気分になりました。

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書名: 岩合光昭の世界ネコ歩き 瀬戸内海 [Blu-ray Disc]

著者:岩合光昭
出版社:NHKエンタープライズ
リンク:NHK 「岩合光昭の世界ネコ歩き 瀬戸内海」(Blu-ray Disc)
リンク:Facebook 岩合光昭の世界ネコ歩き 『瀬戸内海』(写真)
メモ:動物写真家の岩合さんが、ムービーカメラを使って、瀬戸内海の小島の猫を撮影した動画です。潮が引いた直後の波打ち際で猫の集団が魚漁りをする本編映像のショットや、しっとりとした雰囲気で写真のような特典映像のショットが、印象的でした。

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2013年に読んだ本

書名: 小林一茶この一句 現役俳人が選んだ上位句集

著者:柳川 彰治(編著)
出版社:青弓社
ISBN:978-4-7872-9218-6
メモ:小林一茶の俳句192作品が、鑑賞文・解説付で収録してあります。個性豊かな俳句が多くて、面白かったです。
「37位  大猫のどさりと寝たる団扇かな
[季節/季語]夏/団扇(うちわ)
[口語散文例]大猫が団扇の上にどさりと寝ている。」

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書名: 古事記 増補新版

著者:梅原猛
出版社:学研パブリッシング
ISBN:978-4-05-900769-2
メモ:古事記の現代語訳です。登場人物の感情が生々しく表現してある現代語訳で、最後まで興味深く読みました。

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書名: 伊勢物語評解

著者:鈴木 日出男
出版社:筑摩書房
ISBN:978-4-480-82366-3
メモ:「伊勢物語」の原文、現代語訳、語釈、評釈などが載っています。
全文百二十五段の各段ごとに、「この段は、どんな話なのか?」、「この段の物語で、作者は何を表現しようとしたのか?」が丁寧に解説してありました。そのため、ひとつの段だけを読んでも十分に興味深く楽しめました。

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書名: すべてわかる4G大全

著者:日経コミュニケーション(編)
出版社:日経BP社
ISBN:978-4-8222-1092-2
リンク:NTT東日本 「3G・4G・LTEが分からない!」(3G、4G、LTE、Wi-Fi、プラチナバンドの比較)
リンク:読売新聞 「スマホの電話代節約術」(音声通話、データ通信[IP電話、LINE]の比較)
メモ:携帯電話・スマートフォンの無線ネットワークの現状・今後を解説した本です。
現在(2013年)ほとんどの4G LTE対応スマートフォンは、4G LTEサービスエリア内では、データ通信はそのまま4G LTE回線で行い、音声通話はモードを切り替えて3G回線で行うそうです。
ところで、通信キャリア3社のデータ通信速度(4G LTE、3G回線)を調査・比較した記事が、「日経トレンディ」2013年10月号に載っていました。

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書名: 現代語訳 蜻蛉日記

著者:藤原道綱母、室生犀星(現代語訳)
出版社:岩波書店
ISBN:978-4-00-602225-9
メモ:「蜻蛉日記」の現代語訳です。「原作の気分を重んずるため、なるべく直訳に近い訳し方をし、そのままでは意味の通じないところは補筆し、短い文章をも書き加えた。」そうです。和歌の部分は、原文と現代語訳とが併記してありますが、語釈の脚注が無いので残念でした。室生犀星の現代語訳は、どことなくボヤキ漫才のような雰囲気で、結構おもしろく読み終えました。

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書名: 歌で読む源氏物語

著者:又江啓恵
出版社:武蔵野書院
リンク:武蔵野書院 「歌で読む源氏物語」
メモ:「源氏物語」の和歌の解説書です。源氏物語のなかで、作中人物によって詠まれた和歌(795首)の原文、現代語訳、解説(語釈・文法も適宜加えてあります)が載っています。「この和歌は、どういう意味で、詠み手(物語の登場人物)のどういう心理・性格・身分を表しているのか?」、「贈歌と返歌との関連、対応する語句」、「この和歌は、それが挿入してある前後の文章と、どのようにつながっているのか?」、が丁寧に説明してありました。

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書名: 高濱虚子の百句

著者:岸本尚毅
出版社:ふらんす堂
ISBN:978-4-7814-0578-0
メモ:高濱虚子の俳句100句と、その解釈・鑑賞が載っている本です。「この俳句は、いったい何を表現しているのか?」が、丁寧に解説してありました。また、俳句で使われている季語の読み方や、解釈・鑑賞で使われている少し難しい語句の意味は、Google や goo辞書で調べました。

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書名: 中西進著作集17 源氏物語と白楽天

著者:中西進
出版社:四季社
リンク:岩波書店 「源氏物語と白楽天」
メモ:「源氏物語の中で引用されている白楽天の詩は、いったい何を表現しているのか?」を解説した本です。岩波書店発行の「源氏物語と白楽天」と同じ内容です。

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書名: 源氏物語引歌綜覧

著者:鈴木日出男
出版社:風間書房
ISBN:978-4-7599-1995-0
メモ:「源氏物語」の引歌の解説書です。「源氏物語」から抽出された「引歌を用いた文章(原文)」、「引用された和歌・催馬楽・風俗歌・神楽歌の原文と現代語訳と注解」、「物語における引歌としてのあり方(この引歌を使って、いったい何を表現しているのか?)」、「源氏物語の引歌について(引歌とは、引歌の諸相/形態/方法の解説)」が載っています。

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書名: 開眼! JavaScript

著者:コディ・リンドレー
出版社:オライリー
ISBN:978-4-87311-621-1
メモ:プログラム言語 JavaScript の「言語仕様の風変わりな癖」が、解説してあります。JavaScript のオブジェクトの性質に焦点を当てて、「オブジェクト、プリミティブ値、プロパティ、関数、グローバル・オブジェクト/プロパティ/変数、this、スコープ、クロージャ、プロトタイプとは、どんなものなのか?、どんな仕組みなのか?」を、具体的なプログラム・コード例を使って、説明しています。また、和訳書には、丁寧な訳注(補足説明)が付いています。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、渋谷栄一(校訂、現代語訳)
出版社:源氏物語の世界 再編集版
リンク:「源氏物語の世界 再編集版」
リンク:神戸市外国語大学 「おすすめ資料 第78回 CDで聴く『源氏物語』」
リンク:愛知文教大学 「源氏物語なんか怖くない(3)」
リンク:関弘子(読み手)『源氏物語』CD 「賢木」より冒頭部分(野の宮)[MP3ダウンロード, iTunes歌詞+アートワーク画像2枚]
メモ:賢木→夢浮橋→桐壷→葵の順に、「関弘子(読み手)『源氏物語』CD」を聴きながら、「源氏物語の世界 再編集版」の原文の文字を追いました。現代語訳と詳細な注釈も付いているのですが、意味の分からないところが多々ありました。ところで、「源氏物語なんか怖くない(3)」(愛知文教大学)に、「源氏物語は、会社の話だと思えばいい。今だって、会社のうわさ話をする時は役職名で呼ぶでしょう。課長とか部長とか。それに目上の人については、本名では呼びませんね。それと同じです。」と書いてありました。なるほど、源氏物語が他所の会社の噂話のようなものならば、現代語でも分かり難いだろうと思いました。

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書名: 吾輩は猫である

著者:夏目漱石
出版社:えぷろんの朗読本棚
リンク:「えぷろんの朗読本棚」
メモ:『吾輩は猫である』の朗読を聴いてみました。苦沙弥先生を目の当たりに見る思いがして、面白かったです。

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書名: iOS ヒューマンインターフェイス ガイドライン

著者:Apple
出版社:Apple
リンク:Apple 「iOS ヒューマンインターフェイス ガイドライン」
リンク:Luke Wroblewski 「Touch Gesture Reference Guide」
メモ:iPhone、iPad、iPod touch用アプリケーションのユーザインターフェイス設計のためのガイドラインです。タッチジェスチャの種類と動作(表1-1)が「プラットフォームの特徴」の章に、そして、ボタンやアイコン等の種類と意味(表7-1,2,3,4,5)が「iOS UI要素の使用方法のガイドライン」の章に説明してありました。(日本語版は、PDF形式のファイルなので、Adobe Readerのしおり機能を使って、表の部分だけを飛ばし読み出来ます。)

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書名: これならわかる、能の面白さ

著者:林 望
出版社:淡交社
ISBN:978-4-473-03326-0
リンク:the能.com 「能を支える人びと:林望」
リンク:檜書店 「能・狂言の音源・映像」
リンク:日本芸術文化振興会 「能楽への誘い」
リンク:日本芸術文化振興会 「文化デジタルライブラリー」(能楽)
メモ:能楽(謡曲)を紹介したエッセイです。「能楽(謡曲)は他の芸能と比べて、何が異なるのか?」、「能楽(謡曲)二十一選の粗筋と、具体的にここが楽しいあそこが美しいといった紹介」、「実際に『うたい』という音楽付きで能の詞章を読んでみて驚いたこと」などが載っていました。

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書名: 岩合光昭の世界ネコ歩き イスタンブール [Blu-ray Disc]

著者:岩合光昭
出版社:NHKエンタープライズ
リンク:NHK 「岩合光昭の世界ネコ歩き イスタンブール」(Blu-ray Disc)
リンク:dailymotion.com 「世界ネコ歩き イスタンブール」(動画)
リンク:岩合光昭 「デジタル岩合」(静止画)
メモ:路上のネコがへそを天にして昼寝をする町イスタンブールで、動物写真家の岩合さんがムービーカメラを使って猫を撮影した動画です。「ネコが動きだす写真集」を見ているようなショットは、とても楽しかったです。

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書名: 浄瑠璃を読もう

著者:橋本 治
出版社:新潮社
ISBN:978-4-10-406113-6
リンク:文楽協会 「文楽とは」
リンク:ようこそ文楽へ 「床本集」(文楽の台本)
リンク:日本芸術文化振興会 「文楽への誘い 映像を見る」
リンク:NHKエンタープライズ 「文楽」(DVD)
リンク:日本芸術文化振興会 「文化デジタルライブラリー」(文楽、演目解説)
メモ:人形浄瑠璃8作品の、主筋と脇筋が複雑に入り組んだドラマの「筋書き」「作者は、なにを言おうとしているのか?」と、「なぜこの作者はそんな面倒臭いことをしたのか?」「どうして江戸時代人はこういう考え方をしたか?こういう考え方を受け入れたか?」などの、近代人にとってはよく分からない「江戸時代的思考」について説明してある本です。

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書名: Designing Control Loops for Linear and Switching Power Supplies: A Tutorial Guide

著者:Christophe Basso
出版社:Artech House
リンク:Basso 「SPICE」(著者によるサポートサイト)
メモ:スイッチング電源向けループ制御回路の設計の入門書です。「フィードバック制御理論の復習と考え方」「この伝達関数は、どういうグラフ(ボード線図)になるのか?」「この変数の値を変えると、出力電圧はどういう波形になるのか?」「代表的なループ制御回路の、抵抗やコンデンサの値を設計・計算する手順と考え方」が、具体的な数値例や回路例を使って解説してありました。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、大塚ひかり(現代語訳、解説)
出版社:筑摩書房
ISBN:978-4-480-42480-8
リンク:日本芸術文化振興会 「日本の伝統音楽 歌唱編」(催馬楽)
メモ:現代語訳(逐語訳)数ページごとに、エッセー風の解説がはさみ込んであります。「源氏物語の中で使われている催馬楽は、この物語では何を暗示しているのか?」が丁寧に解説してありました。はじめはページ順に読んでいたのですが、途中から「解説だけ全て読んでから、本文だけ全て読む」を各章ごとに繰り返してみたら、ページ順に読むよりも楽でした。

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書名: 愛する源氏物語

著者:俵 万智
出版社:文芸春秋
ISBN:978-4-16-754807-0
メモ:源氏物語の和歌が現代語の短歌へ訳してあり、和歌に込められた思いがエッセイ風に解説してありました。

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書名: 非線形回路の数値解析法

著者:牛田明夫、森真作
出版社:森北出版
ISBN:978-4-627-73230-9
リンク:電子情報通信学会知識ベース 「1群 7編 7章 7-2 回路シミュレーションの計算アルゴリズム」
リンク:電子情報通信学会知識ベース 「1群 11編 3章 3-1-1 非線形回路解析」
メモ:トランジスタなどの非線形素子を含む、電子回路シミュレーションの計算アルゴリズムの入門書です。大昔に買ったままになっていたので読んでみたところ、豊富な例題を用いて丁寧に説明してありました。

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書名: 改訂 だれでもわかる自動制御

著者:松山裕
出版社:省エネルギーセンター
ISBN:978-4-87973-350-4
メモ:自動制御の基本的な概念や手法について数式を使用せずに説明した、実用を目的とした本です。「自動制御を詳細にかつ定量的に理解するには数式が必要ではあるが、一般の工業プロセスの運転には数式の理解は必須ではない。 ... また自動制御において発生するいろいろな問題を解決するためには、どういう方法を使えばよいかということに重点を置いて説明した。」とのことです。読んでいると、実際に制御器(調節計)を操作しているような気分になってきました。

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書名: 私のギリシャ神話

著者:阿刀田 高
出版社:集英社
ISBN:978-4-08-747518-0
リンク:デアゴスティーニ「天国と地獄」(DVD)
メモ:ギリシャ地方の地図、絵画や彫刻や遺跡の豊富なカラー写真、神々の家系図を使って、ギリシャ神話の世界を紹介したエッセイです。同じ神が、日本では複数の名前で呼ばれていて、例えば、ゼウス(ギリシャ名)=ユピテル(ローマ名)=ジュピター(英語名)となるそうです。数年前に購入したDVD「オペレッタ 天国と地獄」はギリシャ神話のパロディですが、神々の名前にフランス名?を使った日本語字幕のようでした。

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書名: 図解 スマートフォンビジネスモデル

著者:長橋賢吾
出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-3523-9
リンク:iTunes プレビュー 「BBC NEWS」アプリ
メモ:スマートフォン向けサイトやアプリは、表示広告がうるさく感じられることが多いので、この本を読んでみました。ところで、最近お気に入りのアプリは「BBC NEWS アプリ」です。このアプリは、「写真と文字のバランスが良くて、レイアウトが綺麗」、「広告が無い」、「ユーザーインターフェースが分かり易い」、「内蔵辞書を使って、解らない単語を簡単に調べることが出来る」、「オンライン状態の時にニュースを取り込んでおいて、後でオフライン状態の時に文章を(写真は一部分のみ)ゆっくり読むことが出来る」と iPod touch (第5世代) でも便利そうです。(2013年6月追記:このごろは、広告が表示されたり、表示されなかったりするようです。)

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書名: ファウスト

著者:ゲーテ、森鴎外(訳)
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「ファウスト」
リンク:筑摩書房 「ファウスト」(脚注付き)
メモ:数十年ぶりに読み返しました。電子本は、辞書が楽に引けて便利でした。

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2012年に読んだ本

書名: 論理が伝わる 世界標準の「書く技術」

著者:倉島保美
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-257793-9
メモ:文章(レポート・論文向け)の書き方の入門書です。この本で説明してある「パラグラフ・ライティング」の技法を使うと、たとえ読み手が飛ばし読みを行っても、読み手は必要とする情報を簡単に短時間に得られるそうです。

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書名: 桃尻語訳 枕草子

著者:橋本 治(現代語訳、註)
出版社:河出書房
リンク:河出書房 「桃尻語訳 枕草子」
メモ:現代の女の子の話し言葉を使った、枕草子の現代語訳で、『原文の直訳で逐語訳です。係り結びから助詞・助動詞の類まで、あたうる限り原文に忠実に、全部丸ごと訳し出そうとしています。言葉を補って訳すということをほとんどやっておりません。単語の数は平安時代の数と現代語とでほとんど違いがないように訳しております。』とのことです。「註」の部分は、平安朝の風俗を清少納言が解説するという、小説形式になっています。現代語訳の文章は、結構骨が折れました。

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書名: 竹取物語 伊勢物語

著者:北杜夫(訳)、俵万智(訳)
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-282752-2
メモ:伊勢物語(抜粋)の短歌が「現代語の短歌」に訳してあります。俵万智の現代語訳の短歌がおもしろそうなので、読んでみました。竹取物語は、北杜夫の短編小説を読んでいるような気分になり、楽しかったです。前書きによると、「物語としての味わいを失わないよう、また、わかりやすさを増すよう、筆者の自由な解釈をつけ加えた現代文とした。」そうです。小学生向けの古典文学全集ですが、本の体裁は、本文の横には横注が、本文の上には頭注が付いていて、底本の「新潮日本古典文学集成」そっくりです。

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書名: これで古典がよくわかる

著者:橋本 治
出版社:筑摩書房
ISBN:4-480-03690-3
メモ:「受験生用のわかりやすい文学史のテキスト」で、「漢字」のみで書かれた文章(日本書紀)から、「漢字+ひらがな」で書かれた文章(徒然草)が登場するまでの移り変わりが、おもしろく解説してあります。

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書名: たのしくできる 並列処理コンピュータ

著者:小畑正貴
出版社:東京電機大学出版局
ISBN:978-4-501-53380-9
リンク:IBM developerWorks 「マルチコア CPU が並行処理にもたらす変化」
メモ:学生向けの「マルチプロセッサボード実験実習テキスト」のような本で、並列処理コンピュータの概要と仕組みが紹介してあります。実験用マルチプロセッサボード(CPUは4個)のハードウエア、並列処理用関数ライブラリ、並列処理プログラミング(C言語)が、具体的な回路図やプログラム・コードを用いて説明してあります。組み込みシステム開発に関する知識がある方が、この本は読み易いと思いました。

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書名: 情報の論理数学入門

著者:小倉久和、高濱徹行
出版社:近代科学社
ISBN:978-4-7649-0180-3
リンク:ウィキペディア 「数理論理学」
メモ:情報工学科の学生向けに書かれた論理数学の入門書で、第12章に論理型プログラミング言語Prologの証明機構(アルゴリズム、手続き)の紹介が載っています。 -- 第1階述語論理の考え方により、実際にコンピュータを利用して問題を表現し解決するにはプログラミングする必要がある。このようなプログラミングは従来からある手続き型プログラミング言語を用いても可能であるが、この目的のために論理を基礎とする言語、すなわち論理型プログラミング言語がいくつか開発されている。 -- とのことです。

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書名: 計算論 計算可能性とラムダ計算

著者:高橋正子
出版社:近代科学社
ISBN:4-7649-0184-6
リンク:計算機数理科学特論(1/3) 「スライド、ハンドアウト」(Nプログラム)
リンク:ウィキペディア 「ラムダ計算」
メモ:「コンピューターでの計算とは何か?計算できる関数全体は、数学的にどのような構造をもっているか?」について解説した本です。第1章には「手続き型プログラム言語の計算モデル」(Nプログラム)、第2章には「関数型プログラム言語の計算モデル」(ラムダ計算)が説明してあります。 -- 効率や適性の問題を無視して単に計算可能か否かを問題にする限り、論理型プログラム言語、関数型プログラム言語、アセンブラ言語などで計算できて、手続き型プログラム言語で計算できない自然数上(本書では、零以上の整数を自然数と呼びます)の関数はない。 ... チューリング機械、ラムダ計算、Nプログラムなど様々の計算モデルについて、それぞれの効率や使いやすさを無視して、単にどのような関数が計算できるかという点のみに着目してみると、そのどれもが互に同等の力をもっていることが証明されている。このことは、チューリング機械よりも真に強力な計算のモデルがまだ発見されていないというより、そのようなものが実際存在しないためであろうと、この分野に関心を持つ全ての人々によって広く考えられている。 -- とのことです。

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書名: 王朝秀歌選

著者:樋口芳麻呂(校注)
出版社:岩波書店
ISBN:4-00-301271-2
リンク:小学館 「古今和歌集 新古今和歌集」
リンク:日本文学電子図書館 「北原白秋 小倉百人一首評釈」
リンク:歴史的仮名遣ひ教室 「小倉百人一首の読み方」
メモ:8つの小規模な和歌集が入った本で、勅撰和歌集(平安時代から鎌倉時代初期まで)などから、さらに選抜した珠玉歌が載っています。小学館 「古今和歌集 新古今和歌集」(両歌集から300首余りを抜粋)、日本文学電子図書館 「北原白秋 小倉百人一首評釈」の次に、この秀歌選を読んでみました。

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書名: Seven Languages in Seven Weeks (P5.0 version)

著者:Bruce A. Tate
出版社:The Pragmatic Programmers
ISBN:978-1-93435-659-3
リンク:オーム社「7つの言語 7つの世界」(和訳版)
メモ:7つのプログラム言語の、「特徴的な機能」と「具体的なコード例」が、映画の予告編のハイライト・シーンのように手短に紹介してあります。また、各言語の長所だけではなく、短所も説明してあります。各章の練習問題(Self-Study)を解こうとすると、ネット上の「初心者向けガイド」や「リファレンス・マニュアル」を参照しなければならず結構大変ですが、一冊で7つものプログラム言語をちょこちょこっと遊べる本は珍しいと思いました。

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書名: 文楽『菅原伝授手習鑑』 より 『寺子屋の段』

著者:竹田出雲(構成責任者)、並木千柳・三好松洛・竹田小出雲(執筆者)
出版社:床本集
リンク:床本集 「菅原伝授手習鑑」(床本、文楽の台本)
リンク:「寺子屋の段」(床本の会話部分の前後に改行を追加してみました。)
リンク:大阪府立図書館 「菅原伝授手習鑑 vol.4 (DVD)」(文楽)
リンク:ウィキペディア 「菅原伝授手習鑑」(あらすじ)
リンク:大阪府立図書館 「義経千本桜 vol.2 (DVD)」(文楽、渡海屋・大物浦の段 、日本語字幕あり)
リンク:大阪府立図書館 「義経千本桜 vol.4 (DVD)」(文楽、河連法眼館の段、日本語字幕あり)
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学大系 99巻 文楽浄瑠璃集」(台詞、語釈)
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学全集 45巻 浄瑠璃集」(台詞、語釈、現代語訳)
メモ:現在でも、文楽や歌舞伎で上演されている「寺子屋の段」(「寺入りの段」+「寺子屋の段」)を、近所の公立図書館で借りた文楽のDVD「菅原伝授手習鑑」(日本語字幕なし、英語字幕あり)を見ながら、床本(文楽の台本)の文字を追いました。

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書名: 『日本古典文学大系 41巻 謡曲集 下』 より 『紅葉狩』

著者:横道万里雄(校注)
出版社:岩波書店
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学大系 41巻 謡曲集 下」(台詞、語釈)
リンク:大阪府立図書館 「紅葉狩 (DVD)」(能)
リンク:the能.con 「演目事典 紅葉狩」(現代語訳、みどころ、PhotoStory)
リンク:檜書店 「対訳でたのしむ 紅葉狩」(主な台詞と現代語の対訳)
リンク:大阪府立図書館 「新編日本古典文学全集 59巻 謡曲集 2」(台詞、語釈、現代語訳)
メモ:台詞の字幕が付いた、能のDVD「紅葉狩」を近所の公立図書館から借りたので、台詞と語釈が載っている本を読んでみました。現代語訳を参照した後は、外国語のオペラのように、音楽や踊りを楽しんだ方が面白いかも?

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書名: 『日本古典文学大系 43/42巻 狂言集 下/上』 より 『花子』/『寝音曲』

著者:小山弘志(校注)
出版社:岩波書店
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学大系 43巻 狂言集 下」(台詞、語釈)
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学大系 42巻 狂言集 上」(台詞、語釈)
リンク:大阪府立図書館 「シリーズ現代の狂言 花子、寝音曲 (DVD)」
リンク:日本芸術文化振興会 「狂言の演目と鑑賞 花子」
リンク:お豆腐狂言 茂山千五郎家 「狂言曲目解説 寝音曲」
リンク:大阪府立図書館 「身替座禅 (DVD)」(台詞・浄瑠璃字幕あり、狂言「花子」の歌舞伎版)
リンク:大阪府立図書館 「狂言でござる 第三巻 棒縛、附子、鎌腹 (DVD)」(台詞・現代語訳字幕あり)
メモ:近所の公立図書館で借りた「シリーズ現代の狂言 花子、寝音曲 (DVD)」は、「台詞字幕なし」だったので、台詞と語釈が載っている本を読んでみました。

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書名: 『日本古典文学大系 98巻 歌舞伎十八番集』 より 『勧進帳』

著者:郡司正勝(校注)
出版社:岩波書店
リンク:大阪府立図書館 「日本古典文学大系 98巻 歌舞伎十八番集」(台詞・地謡、語釈)
リンク:大阪府立図書館 「勧進帳 歌舞伎名作撰 (DVD)」
リンク:日本芸術文化振興会 「勧進帳」(勧進帳を愉しむ 台本)
メモ:近所の公立図書館で借りた「勧進帳 (DVD)」は、「台詞字幕なし・地謡字幕あり」だったので、台詞・地謡と語釈が載っている本を読んでみました。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、山岸徳平(校注)
出版社:岩波書店
ISBN:4-00-201045-7
リンク:神戸市外国語大学 「おすすめ資料 第78回 CDで聴く『源氏物語』」
リンク:大阪府立図書館 「完本源氏物語」
リンク:講談社 「源氏物語 (瀬戸内寂聴訳)」
リンク:「源氏物語の世界 再編集版」(本文、注釈、現代語訳、ローマ字版)
メモ:近所の公立図書館で借りた「関弘子(読み手)『源氏物語』CD」を聴きながら、岩波文庫版の文字を追いました。分かり難い帖(章)は、あらかじめ瀬戸内寂聴訳の現代語版を読んでおいて、内容を忘れないうちに朗読CDを聴きました。会話や独白では、登場人物ごとに(主人公の光源氏と紫の上とは青少年期と壮年期とでも)声色や口調を変えて朗読してあります。朗読CDのテキストは「完本源氏物語」なのですが、岩波文庫版の「源氏物語」は注釈(傍注)が本文の横にあるので目をあちこち動かす必要がなく、本を開いた状態でも片手で持てて、電車の中で読むのに便利でした。

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書名: 源氏物語

著者:大野 晋
出版社:岩波書店
ISBN:978-4-00-600197-1
メモ:「源氏物語」を4つの物語(紫の上系、玉蔓系、若菜から幻、宇治十帖)に分解して、それぞれの物語の特徴や主題を説明してあります。なぜか推理小説を読んでいるような気分になってきて、おもしろく読み終えました。

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書名: 小倉百人一首評釈

著者:北原白秋(校訂、現代語訳)
出版社:日本文学電子図書館
リンク:日本文学電子図書館 「北原白秋 小倉百人一首評釈」
メモ:現代語訳が分かり易いです。漢字に振り仮名が付いていないのは残念。

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書名: 情報理論

著者:甘利 俊一
出版社:筑摩書房
ISBN:978-4-480-09358-5
リンク:シャノン 「通信の数学的理論」
メモ:情報理論の入門書です。シャノンの「雑音の ない/ある 離散的通話路」による情報伝送の考え方と仕組みが、直観的に分かり易く説明してありました。

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書名: 野菊の墓

著者:伊藤 左千夫
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「伊藤左千夫 野菊の墓」
メモ:「矢切の渡し」を対岸の土手の上から眺めたときの、穏やかで広々とした風景を思い出しました。

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2011年に読んだ本

書名: すぐわかるポケット! ビジネス必携Office 2010ハンドブック

著者:アスキードットPC編集部(編)
出版社:アスキー・メディアワークス
ISBN:978-4-04-886224-0
メモ:Microsoft Excel・Word・PowerPoint の使い方が、小さな本のなかにまとめてあるので便利です。

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書名: 仮名手本忠臣蔵

著者:竹田出雲、三好松洛、並木千柳
出版社:床本集、Japanese Text Initiative
リンク:ようこそ文楽へ: 「床本集」(仮名手本忠臣蔵)
リンク:University of Virginia: Japanese Text Initiative 「假名手本忠臣蔵」(原文)
リンク:「仮名手本忠臣蔵」テキストデータベース(原文、振り仮名付き)
リンク:ウィキペディア 「仮名手本忠臣蔵」(あらすじ、登場人物)
リンク:日本芸術文化振興会 「仮名手本忠臣蔵」(人物相関図)
リンク:文楽の解説 「大夫」(詞、地合、節)
メモ:人形浄瑠璃や歌舞伎の「忠臣蔵(赤穂浪士)」です。「床本集」(仮名手本忠臣蔵)には、十一段目の「高家討ち入りの場」が無いので、この部分は、「假名手本忠臣蔵」(原文)を読みました。

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書名: Discrete-Time Signal Processing (3rd Edition)

著者:A. V. Oppenheim, R. W. Schafer
出版社:Pearson
ISBN:978-0-13-206709-6
リンク:Oppenheim, Willsky, Hamid 「Signals and Systems」(入門書)
メモ:学生 (senior/graduate) 、技術者向けに書かれた、離散時間信号処理の教科書です。離散時間信号処理の具体的な応用としては、音声・音楽信号分野への例が載っていました。目次や内容をパッと見たところビギナー向けのようですが、前書き等によると入門書の次に読む本だそうです。付属のアクセス・カードの長いシールをコインで削ってアクセス・コードを入手し、このコードを用いてユーザー登録すると、正誤表を入手出来ました。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、谷崎潤一郎(現代語訳、中公文庫 巻一二三四五)
出版社:中央公論新社
リンク:中央公論新社 「潤一郎訳 源氏物語」(中公文庫)
リンク:日本芸術文化振興会 「日本の伝統音楽 歌唱編」(催馬楽)
リンク:風俗博物館(よみがえる源氏物語の世界)
メモ:原文にできるかぎり忠実に訳(逐語訳)してあるそうです。原作同様に、文章の途中で主語が替わるのに主語が省略してある長い長い文章は、読むのに結構疲れました。それに加えて、原作同様に、同一登場人物でも呼び名がコロコロ替わり、読んでいると頭が混乱しました。また、この潤一郎訳には家系図の付録がないので、瀬戸内寂聴訳(講談社文庫)の家系図を参考にしました。源氏物語は、与謝野晶子訳(意訳)、大和和紀の漫画(意訳)、瀬戸内寂聴訳(逐語訳)、そして今回は谷崎潤一郎訳(逐語訳)を読みました。主人公の親子兄弟夫婦愛人関係は、薄っすらと頭に浮かぶようになりました。が、住居の構造・衣服・手道具・習慣・音楽・官職は、平安時代と現代とでは大きく異なっているし、和歌・漢詩は難しく、源氏物語を楽しめるようになるには、まだまだ大変なようです。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、瀬戸内寂聴(現代語訳)
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-937424-1
リンク:瀬戸内寂聴 「寂聴源氏塾」
メモ:原文にできるかぎり忠実に訳(逐語訳)してあるそうです。原文では省略されている主語が追加してあり、原文の分かり難い部分には説明も追加してあります。そのため、現代語訳は文章の意味がとてもつかみ易いです。巻末に、各帖のあらすじと見所・山場が解説してあり、これがおもしろかったので本文を読み始めました。

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書名: 和歌とは何か

著者:渡部泰明
出版社:岩波書店
ISBN:978-4-00-431198-0
リンク:You Tube: 歌会始の儀 天皇陛下
リンク:You Tube: 歌会始の儀 正仁親王妃
メモ:古典和歌の入門書です。「和歌のレトリック(掛詞、縁語など)」が、「和歌の世界や和歌が使用された場面(贈答歌、歌合など)」とも関連付けて、分かり易く説明してありました。高校生向けの参考書よりも納得出来るかも?

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書名: 新潮CD 源氏物語(三)

著者:紫式部、幸田弘子(朗読)、瀬戸内寂聴(解説)
出版社:新潮社
ISBN:978-4-10-830214-3
リンク:瀬戸内寂聴(現代語訳) 「源氏物語 巻二」(末摘花,紅葉賀,花宴,葵,賢木,花散里)
メモ:源氏物語から「葵」、「賢木」、「花散里」の三帖です。原文のテキスト(横注付き)、原文の朗読CD2枚、現代語の解説CD1枚のセットになっています。「葵」と「賢木」は、収録時間の都合により、原文の一部を割愛しています。瀬戸内寂聴著「寂聴源氏塾」に、『もし、あなたが源氏物語に触れてみたいと思ったのなら、「賢木」や「若菜」、あるいは「宇治十帖」から読みはじめるのも一つの方法です。』、『紫式部の時代、つまり平安時代では本は黙読するものではなく、声に出して読み上げるのが鑑賞法とされていました。』、『(「賢木」の帖の)「遙けき野辺を分け入りたまふより、いとものあはれなり」で始まる、嵯峨野の描写は原文をそのまま読んでも分かるし、また声に出して読めばいっそう美しく調子がいい文章です。』と、書いてありました。そこで「賢木」の入っているこの新潮CDを買ってみました。付属テキストの横注だけでは分からないので、瀬戸内寂聴(現代語訳、逐語訳)「源氏物語 巻二」と比べながら、原文を読んでみました。源氏物語には見所や山場をさらっと流して書いてところがあるので、「解説CD」や「現代語訳の巻末の解説」で見所や山場を確認してから、本文に取り掛かった方が良いかも?

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書名: きりぎりす

著者:太宰治
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「太宰治 きりぎりす」
リンク:(朗読) ことばの世界 「太宰治 きりぎりす (1/3-3/3)」
メモ:「ことばの世界」の朗読がおもしろかったので、3回続けて聴き、その後で「青空文庫」を1回読みました。聴いた時と読んだ時とで、受けた印象は少し異なるのですが、この作品は朗読を聴いたほうが楽しいように思いました。

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書名: 集合・位相・測度

著者:志賀浩二
出版社:朝倉書店
ISBN:978-4-254-11110-1
メモ:A5版約240ページと手頃な大きさの本ですが、「集合論」・「位相空間論」・「測度論」の概略が紹介してあります。以前に、工学部の学生向けに書かれた「関数解析」(ディラックのデルタ関数、ヘビサイド関数、フーリエ変換)や「確率過程」(エルゴード過程、パワースペクトル密度)の入門書を読んだところ、欄外の脚注や巻末の付録に難しい言葉がいっぱい並んでいて弱りました。どの言葉がどの分野に属するのかさえ見当が付かないので、3分野の理論が1冊にまとめて提示してある、この本を手に取ってみました。

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書名: 寂聴源氏塾

著者:瀬戸内寂聴
出版社:集英社
ISBN:978-4-08-746362-0
メモ:「源氏物語」のガイドブックです。「源氏物語の唐突な終わり方」の解釈が、分かり易く説明してありました。紫式部の時代の一条天皇は、文学趣味が高く物語の鑑賞眼も持っていて、皇后の定子には清少納言が女房として仕えており、藤原道長の娘で中宮の彰子には紫式部が女房として仕えていました。『一条天皇は道長の狙いどおり、源氏物語の続きが一刻も早く知りたくなり、彰子のサロンを足繁く訪れるようになります。そこではきっと声の美しい女房が物語を朗読したことでしょう。当時、物語は声に出して読むのを聴いて鑑賞するものとされていました。』と、第三章「こうして源氏物語は誕生した」にありました。源氏物語は、女性向けと思っていたので、男性向けでもあったのであろうかと、とても驚きました。

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書名: ゴロゴ板野の源氏物語講義

著者:板野博行
出版社:アルス工房
ISBN:978-4-434-12125-8
メモ:大学受験生向けに書かれた、源氏物語54巻のダイジェスト版(現代語)です。「巻」ごとではなく「登場人物」ごとの物語に再編集してあり、各登場人物の「個性」(性格、容姿、特技)と「人物関係」(親子兄弟姉妹、夫婦愛人、官位身分ライバル)とが分かり易く説明してあります。

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書名: 図解入門 よくわかる 物理数学の基本と仕組み

著者:潮 秀樹
出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-0698-X
メモ:大学の物理学の教科書に出てくる数学の入門書です。行列、微積分、ベクトル解析、複素関数、変分法、関数空間などは、物理学ではどんな場合に役に立つのか、基本となる考え方は何か、どのように使うのか、が説明してあります。「この数学は、物理学ではどんな場合に役に立つのか」が、各主題の冒頭に書いてある本は、珍しいと思いました。

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書名: ぼく東綺譚

著者:永井 荷風
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 永井 荷風:ぼく東綺譚
メモ:幻のような私娼街を、夢か現か、ふらりと散策している気分になりました。

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書名: 米朝ばなし 上方落語地図

著者:桂米朝
出版社:講談社
ISBN:4-06-183365-0
メモ:落語の舞台となる百余りの各地名ごとに、上方落語の紹介や随筆が載っています。

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書名: JavaScript Patterns

著者:Stoyan Stefanov
出版社:O'Reilly
ISBN:978-0-596-80675-0
メモ:プログラム言語に Javascript を使った場合の、「GOF のプログラミング・パターン」が分かりやすく説明してあります。また、Javascriptプログラムのコーディング・パターン、object、constructor、function、prototype、klass (classもどき) についても具体的なプログラム・コード例を用いて、とても分かりやすく説明してあります。この本は入門書ではないので、Javascript言語の解説書「Javascript: the Definitive Guide」の次に読むと良さそうです。

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書名: 半七捕物帳

著者:岡本綺堂
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 岡本 綺堂:作家別作品リスト
メモ:主人公「半七」の淡々とした語り口に魅せられて、全69話のうち、はじめの40話を読みました。

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書名: 中国怪奇小説集

著者:岡本綺堂
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 岡本 綺堂:作家別作品リスト
メモ:数分で読める短い小話が、沢山集まっています。突拍子もない話ばかりで、あまり怖くないですが、気分転換には便利かも?

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書名: 古事記物語

著者:鈴木三重吉
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「古事記物語」
メモ:はじめの数話は荒唐無稽で、ギャグ漫画のようでおもしろかったです。

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2010年に読んだ本

書名: 南総里見八犬伝

著者:曲亭馬琴(滝沢馬琴)
出版社:千枝松《ちえま》の館
リンク:ちえまの館 文庫館:南総里見八犬伝 オリジナル版
メモ:大昔、子供の頃に見たNHK人形劇新八犬伝がおもしろかったので、その原作を読んでみました。大変長い小説で、全約180回のうち67回迄読みました。

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書名: こころ

著者:夏目漱石
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「こころ」
メモ:滑稽な『吾輩は猫である』を思い出すような主人公と議論なのですが、『こころ』はとても不気味で怖い小説でした。

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書名: Linux Kernel Development (3rd Edition)

著者:Robert Love
出版社:Addison-Wesley
ISBN:978-0-6723-2946-3
リンク:Linuxカーネル(フリー百科事典『ウィキペディア』)
メモ:オペレーティングシステム Linux の中核となる部分 (kernel 2.6) に関する入門書です。

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書名: 古事記と日本書紀

著者:神野志 隆光
出版社:講談社
ISBN:978-4-06-149436-8
メモ:「古事記」と「日本書紀」は、一つの同じ神話ではなく、二つの別な神話であるという見方が紹介してあります。各時代における政治的な要請などに応えるために、「古事記」「日本書紀」の解釈は、その時々ごとに変化して来たそうです。

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書名: 万葉体感紀行

著者:上野誠
出版社:小学館
ISBN:4-09-387524-3
メモ:万葉集の和歌を介して、飛鳥・藤原・平城の都の生活や風土が、楽しく紹介してあります。薄い本ですが、年表、古代の地名の地図、現代の地図、風景・遺跡・遺物・復元模型・万葉集の写本の写真、見所アクセス情報も載っていて、分かり易い旅行ガイドブックのようです。

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書名: 万葉秀歌

著者:斎藤茂吉
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「万葉秀歌」
リンク:Nippon Archives 「万葉集」 (朗読と解説のムービー)
リンク:Japanese Text Initiative 「Manyoshu」 (読点、有り)
メモ:万葉集の短歌の選集です。歌の声調や顫動《せんどう》についての説明もあります。句切れや息継ぎのポイントが書いて無いので音読するには稍《やや》不便かも。

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書名: たけくらべ

著者:樋口一葉
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「たけくらべ」
メモ:五千円札に樋口一葉の肖像が描かれているので、読んでみました。句点「。」が少なくて文章が長いので、慣れるまでは戸惑いました。

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書名: 平家物語 (龍谷大学本)

著者:(作者不明)
出版社:日本文学電子図書館
リンク:日本文学電子図書館
リンク:Sharp Corporation 「ブンコビューア」
リンク:Yahoo! 辞書
リンク:ネットの学校 「古典文法」
リンク:歴史的仮名遣い教室
メモ:平家物語は「平易で流麗な名文として知られ」と、フリー百科事典「ウィキペディア」に書いてあったので原文を読んでみました。学生時代にさぼっていた罰が当たり、辞書を使っても意味が解らず弱りました。

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書名: 源氏物語

著者:紫式部、与謝野晶子(現代語訳)
出版社:青空文庫
リンク:青空文庫 「紫式部 源氏物語」
リンク:Sharp Corporation 「ブンコビューア」
リンク:「パソコンの小説・音楽・動画ファイルを 携帯電話 SoftBank 830SH で使う」
メモ:怪しげな天気が今年の春は続いたためでしょうか、前回2年前の残りの第10巻「榊」から最後の第56巻「夢の浮橋」まで、すらりすらりと読み終えました。

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書名: 岩合光昭のネコ

著者:岩合光昭
出版社:日本出版社
ISBN:978-4-7984-1033-3
メモ:47都道府県408にゃんこの写真集です。

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書名: リゴレット

著者:作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
出版社:デアゴスティーニ
リンク:デアゴスティーニ「リゴレット」
メモ:歌劇「リゴレット」のライブ録画DVD(アレーナ・ディ・ヴェローナ野外劇場)が付いています。2001年と比較的新しい収録のため、録音状態も良好で、日本語字幕、LPCM 2chステレオ音声などが入って、1990円です。フリーソフトを使って、DVDを3gp形式の動画ファイルへ変換し、携帯電話でも楽しんでいます。

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書名: Analysis and Design of Analog Integrated Circuits (5th Edition)

著者:P. R. Gray, P. J. Hurst, S. H. Lewis, R. G. Meyer
出版社:John Wiley & Sons
ISBN:978-0-470-24599-6
メモ:内容は、前の第4版とほとんど同じでした。

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