アトラクション攻略法


「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」

 ゲストはビークル(特殊設計の車両)に乗り込み、躍動感あふれる映像や仕掛け、特殊効果が満載の三次元の世界を実際に高速で走行しながら、体験する。ゲストの乗ったビークルはニューヨークの街中を疾走していく。ゲストの頭上や足元など戦いは文字通り360度から迫ってきて、スクリーンから映像が飛び出してくる。悪の一味たちが投げつけてくるパンプキン爆弾や破裂して暴れ回る水道管が、ゲストをあわや直撃するかのように次々とビークルに激突する。クライマックスはドクター・オクトパスの最終兵器の反重力砲にかかって、ゲストは夜空へと舞い上がり、身の毛もよだつ400フィートの絶叫急降下を体験する。

 ゲストの乗るビークルは16人乗り(4人掛け×4列)ですが、やはり迫力は最前列です。乗車位置は順番制なので、必ず最前列に乗れるとは限りませんが、2列目以降とは視界の開け方が断然違います。また、途中でカメラ撮影ポイントが急に現れます。カメラを手にしたスパイダーマンが頭上から逆さまに降りてきますので、しっかりチェックしておきましょう。


「シングルライダー」

 お連れの人と別々に、一人ずつライドの空席に搭乗することで待ち時間を少なくするシステム。「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」「ジョーズ」「E.T.アドベンチャー」で利用できます。


「シュレック 4―D アドベンチャー」

  映画「シュレック」とその続編映画をつなぐストーリーが展開される。シュレックはフィオナ姫とドンキーとともにハネムーンに出発するも復讐に燃えるファークアード卿が幽霊となって現れ、その行く手を阻む。

 ゲストはまずプレショー・エリアに案内され映像とキャラクター達によって映画「シュレック」のおさらいをし、予備知識をつける。引き続きメーンシアター内の特別に開発されたシートに着席し、「オグリビジョン」メガネを装着して、おとぎの国デュロックへ手に汗握る冒険へ旅立つ。メーンシアターは右側がスクリーンになっているので、スタンディングシアターに入ったら、まず前方右側に進み正面ドアが開くのを待ちましょう。そうすると、メーンシアターに向かう際にスクリーン前方の中央の席が確保できます。

メーンシアターの座席は背もたれが大きく、シート前後の傾斜が比較的緩やかなので、前列の席に大人が座った場合、小さな子供にはスクリーンが見えにくいことがあるかもしれませんので、なるべく前方の席(最前列は避けたほうがよい)のほうがベストです。


「セサミストリート 4―D ムービーマジック」

  ビッグバード、エルモ、クッキーモンスター、バート、アーニー、オスカー、グローバー、プレーリー・ドーンらと一緒に、映画制作のマジックを心ゆくまで楽しむことができる。シアターは世界最高の技術を誇り、視覚はもちろんのこと、聴覚、触覚、嗅覚と、感覚をフルに使って映画の世界を満喫することができる。

 ゲストはまずカウント伯爵の「カウンティング・カウボーイ」が上映されるスタンディングシアターに通されます。引き続き、スタンディングシアターの正面ドアが開いてメーンシアターに向かう事になっています。メーンシアターは右側がスクリーンになっているので、スタンディングシアターに入ったら、まず前方右側に進み正面ドアが開くのを待ちましょう。そうすると、メーンシアターに向かう際にスクリーン前方の中央の席が確保できます。

 メーンシアターの座席は背もたれが大きく、シート前後の傾斜が比較的緩やかなので、前列の席に大人が座った場合、小さな子供にはスクリーンが見えにくいことがあるかもしれませんので、なるべく前方の席(最前列は避けたほうがよい)のほうがベストです。


「ハリウッド・プレミア・パレード」

 本場ハリウッドで行われるプレミアパーティー(新作映画の披露パーティー)の雰囲気を再現した全行程900メートルにも及ぶにぎやかで楽しいパレード。巨大なフロートをはじめ、華麗なダンスや目を見張るアクションシーンなどを披露するさまざまなパフォーマーやたくさんの人気キャラクターが登場し、1回のパレードには約100人のエンターテイナーが出演する。

 パレードはハリウッド・エリアの中心ロデオドライブからハリウッド大通り、そしてニューヨーク・エリアのフィフス・アベニューへと抜けるコースを進みます。沿道ならば、どのポジションからもパレードは楽しめます。ここではカメラやビデオ撮影のベストポイントを紹介します。

 パレードルートは(図)のようなコースを通ります。曲がり角が多く直線が少ないため、パレード全体を撮影できるポイントは限られます。しかし、そのパレードを沿道ではなく、パレード全体を正面から撮影できるポイントがあります。(図)を見てもらえればわかりますが、スタート後に「ターミネーター3D」(1)の横を抜けたパレードは右折しハリウッド大通りを進みます。このハリウッド大通りが最も直線の長いポイントとなります。パレードは「ユニバーサル・スタジオ・モーション・ピクチャー・マジック」(16)を抜けて左折しますが、この左折場所がポイントとなります。ここでは通りを横切る形で整理用ロープが張られますが、このロープの手前だけがパレードを正面から撮影できるポイントになります。


「チャイルド・スイッチ」

 小さな子供をつれた家族などにはありがたいシステムです。USJのアトラクションには身長制限や刺激が強いなどの理由により小さな子供には不向きなアトラクションもあります。しかし、同行している家族はアトラクションを楽しみたいという時に便利なのがこの「チャイルド・スイッチ」です。

 例えば小さな子供をつれた夫婦がアトラクションを楽しむ場合、スタッフに「チャイルド・スイッチ」を行う旨を伝えます。そうすると、例えばお父さんが先にアトラクションを利用でき、お母さんと子供は所定の場所に案内されます。そしてお父さんが戻ってくると、今度はそのままお母さんが子供をお父さんに託しアトラクションを楽しめるというシステムです。

 この「チャイルド・スイッチ」は、これから楽しもうとするアトラクションが自分の子供にとって大丈夫なものかどうかを、家族の誰かが先に体験してきて判断するという場合にも役立ちます。


「ユニバーサル・エクスプレス」

 人気アトラクションには「ユニバーサル・エクスプレス」という予約整理券が発行されています。これは整理券に書かれている指定時間にアトラクションに乗れる予約券のようなもので、各アトラクションごとに発行されています(すべてのアトラクションではありませんが)。だいたい午前10時ごろから配付されるので、お目当てのアトラクションがあれば「ユニバーサル・エクスプレス」をまずはゲットすることをおススメします。

 なお「ユニバーサル・エクスプレス」は1アトラクションにつき1人1枚で受け取りは本人しかできません(代表者が複数人分をもらうことはできません)。また、1枚の「ユニバーサル・エクスプレス」を使い切るまでは新たな「ユニバーサル・エクスプレス」はもらえません。「ユニバーサル・エクスプレス」入手時には手持ちの入場券の裏にスタンプが押されます。このスタンプには「ユニバーサル・エクスプレス」に明記された予約時間が入っているため、この予約時間前に別の「ユニバーサル・エクスプレス」が入手できない仕組みになっています。

 現在、「ユニバーサル・エクスプレス」を発行しているアトラクションは「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ライド」「ジョーズ」「E.T.アドベンチャー」「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」「ターミネーター2:3D」「バックドラフト」の6アトラクションです。


「ターミネーター2:3D」

 3Dメガネを使い、実際の舞台と3D画面が融合したサイバーアドベンチャー。30分に1回の割合で上演されますが、各回とも上演の15分前ぐらいには入場が締め切られるので、20分前ぐらいには施設内に入ったほうがいいでしょう。

 中はシアター形式になっています。3D画面はは正面からでも左右からでも楽しめますが、実際に俳優さんが演技を披露するショーもあるので後列よりは前列に座るのが良いでしょう。そのためには、シアターに入る前の待合フロアで向かって右側の扉前にいたほうがよいでしょう。


「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」

 おなじみのデロリアンに乗って時空を旅するライドアトラクション。デロリアンは8人乗りで前列4人、後列4人の乗車となっています。乗車前に数人ずつ単位で控え室に通されます。控室に入ったらライドにつながる扉が正面にありますので、その近くにいて扉が開いたら、すみやかに前列に座りましょう。このアトラクションは前列と後列で迫力が全然違います。


「バックドラフト」

 バックドラフトの撮影現場を再現、実際に撮影風景の裏側を紹介しながら迫力ある火災現場が体験できるアトラクション。ポイントは入り口ゲートを過ぎると段差の違う3つのエリアに通されますが、この時必ず一番右端の一番低いエリアを選ぶこと。こうすると最前列で火災現場が体験できます。なおかつ、一番低いエリアの列で後ろのほうにいると火災現場ではむかって右側の最も迫力のある観覧エリアになります。


「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」

 ライドに乗って恐竜たちのエリアを探検するライドアトラクション。最後に約25メートルの落下が最大の目玉。もちろん、ライドの前列が理想的なのですが、こればかりは並ぶ位置によって決まるので運次第。ただ、同じ列でも右側のほうが迫力があります。

 最後のライド落下の瞬間に写真撮影がありますので(一瞬、フラッシュがたかれます)、両手を挙げて顔を上にあげて「はいポーズ」(かなり怖いですが)。後でその写真が表示され、希望者は購入ができます(これは東京ディズニーランドのスプラッシュマウンテンと同じですね)。

 なおこのアトラクションはかなり濡れますので、水対策を忘れずに。現場ではビニールかっぱ(1個200円)の販売も行っています(これはジョーズやウォーターワールドでも威力を発揮します)。


「ウォーターワールド」

 大規模プールにセットを組んだ、ウォータースタントアトラクション。観客席は扇形になっていますが、このアトラクションは正面がベストポジションでしょう。ただ、前から5列目あたりまではショーの水しぶきがかかりますので、濡れたくなければ上段の席へ。逆に前段は濡れますが迫力はあります。ビニールかっぱをかぶって前列中央で見るのがおススメです。


「ジョーズ」

 水先案内人の操作するボートに乗り、ジョーズの出没するアミティー沖をクルージングするアトラクション。ボートはかなり大型で1隻に約25人が乗れます。座席については進行方向に向かって左側がおススメです。途中列が左右に分かれますが、右に進むとボートの前方に、左に進むとボートの後方に座れます。これもかなり濡れる(特に左側)アトラクションなので、水対策はしっかりと。


「ロッキン・ミッドナイト・モンスターフェスト」

 ビートルジュースをはじめ、ドラキュラやフランケンシュタイン、狼男などが歌って踊りまくるノリノリのショーアトラクション。会場はコンサート会場さながらで、正面前方の座席がおススメ。パーク内で最もエンターテインメント色の強いショーアトラクションで、会場のノリの良さによって盛り上がり方が違ってくるアトラクション。


「E.T.アドベンチャー」

 E.T.とともに空飛ぶ自転車に乗って空中散歩を楽しむアトラクション。空飛ぶ自転車に乗るまでの凝ったセットを楽しんで欲しいアトラクション。森林浴のつもりで。


「スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャー」

 スヌーピーとその仲間達が映画スタジオに勢ぞろいするアトラクション。このアトラクションには外からはわからないのですが、屋内型ミニコースターがあり、大人も結構楽しめます。またコースターそのものもとてもかわいく、心なごむアトラクションになっています。


「ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスト・スタント・ショー」

 西部の町を舞台に、保安官とその助手が銀行強盗を相手に大活躍するスタントショー。このアトラクションも正面下段がおススメです。本場ハリウッドのスタントスクールで特訓を積んだスタントマンの演技はかなり迫力があります。コメディー仕立てで笑えます。


「アニマル・アクターズ・ステージ」

 さまざまな動物たちによるライブエンターテインメントショー。調教師に訓練された動物たちのパフォーマンスは圧巻です。おススメは2カ所。まずは扇状になった客席の後方中央部。運がよければ、オウムがあなためがけて飛んでくるかもしれません。もう1カ所はステージ向かって左側のエリア中段あたり。とんでもない動物があなたのもとへ・・・。あと口笛の練習もしておきましょう。


「モンスター・メーキャップ」

 ユニバーサル映画のモンスターたちのメークや特殊効果がショー形式のステージで紹介されます。ステージに案内される前の待合エリアで、研究所助手の女性による説明がありますが、その際ショーに参加できる観客を2人選びますので、手をあげて名乗ってみましょう。座席はステージに近い前方エリアと通路を挟んだ後方エリアがありますが、後方エリアの最前列がおススメです。


「アニメ・セレブレーション」

 前半はアニメ製作の過程を紹介し、後半はウッディー・ウッドペッカーがアニメ製作現場を舞台に3Dホロビジョンと特殊効果を駆使したステージで大暴れするアトラクション。後半のステージはステージ全体を使ったパフォーマンスがハイスピードで展開しますので、座席は前列よりは多少後ろの方が全体をくまなく見られるので、後段の中央がベストポジションです。


「テレビ・プロダクションツアー」

 パーク内にある毎日放送のスタジオを見学するツアーで、テレビ製作の舞台裏を見ることができます。このアトラクションは2部構成になっていて、前半はスタジオ内の各セクションの見学、後半は観客参加型のショーになっています。前半のスタジオ見学ではツアーに入る前に列が二方向に分かれるのですが、その際にスロープで一段高くなるレーンは避けて、右側のレーンに進みましょう。そうすると、ガラス越しに見るスタジオの様子がよく見えます。後半のショーはできるだけ前列に座るほうがよいのですが、この際に進行役がショーの参加者を5人募りますので、手をあげて思い切って参加してみましょう。


ホームに戻る