野外活動倶楽部
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木曽駒ヶ岳(長野県)

概要
1泊2日で木曽駒ヶ岳と宝剣岳を攻める予定。
木曽駒ヶ岳は中央アルプスにある3,000m級(2,965m)の山。
3,000m級とゆーても実はロープウェイで2,600mまで行けちゃう。(^^;
今回も楽勝楽勝と予定を組んでいったんすが、2日目が
吹雪でもう最悪でした。でも冬山の厳しさを改めて
思い知らされたえー登山でした。
今回のビデオクリップはかなりええ感じです。右下のものをクリックしてください。

特に必要なものメシ。飲みもん。ゴアな雨具。ビバーク時体を覆えるもん。重アイゼン。
ピッケル。テント。冬OKなシェラフ。ふくらはぎ(ライトスパッツのこと)。
ダクロンなTシャツ。登山計画書。1/25,000な地図。コンパス。

活動記録
4月4日
 7:10	菅の台駐車場発
	バスが遅れてきた。こちらが乗ろうとすると「遅れてるから」
	と言って乗せずに先に行こうとする。

	なんじゃそりゃ?や。こんな金曜日朝にはわしら以外お客さん
	おらんのにそのお客さん乗せんとどないすんねん?
	まぁなんとか乗せてもらいロープウェイまで進む。
	さすが片道800円。ほっそいほっそい山道をぐんぐん登っていく。

 8:00	しらび平ロープウェイ出発
	ここからはロープウェイ。またしてもお客さんはわしらのみ。
	なのにロープウェイのおねーちゃんはマイクでかしこまってしゃべる。
	
	途中で南アルプスらしき風景が見えたので聞くと
	なんやらしゃべりにくそーに「うん。」と言った。
	そーしてるとおねーちゃんがマイクを取り出し
		「あちらに見えますのが南アルプスで・・・」
	そーゆーことか・・・ そこまでマニュアルどーリせんでも・・・

 8:15	ホテル千畳敷着
	天候が悪く登山計画書を直前で修正する。使うはもちろんエンペツや。
	とりあえず、ホテルの外に出てみて千畳敷カールを見てみる。
	すごいすり鉢や。なかなか楽しそうである。
	なーんてわいわいしているとホテルからスタッフが出てきて、この時期の
	木曽駒ヶ岳や宝剣岳について教えてくれる。

	ところが教えてくれるとゆーよりも、
	 「今シーズンも止めとけといったのに宝剣岳に登って滑落して死んだ。」 とか、
	 「あっちの岳に散歩に行ってくるといって8ヶ月見つからん人がいた。」
	など、脅かしてるよーな口調だった。ビビリの私は死を覚悟した瞬間でした。(^^;;
	みんなは笑ってたけど・・・
	 ただ天候も悪く宝剣岳は尾根も細いため今回は止めることとする。

 9:00	ホテル出発
	ビビリ攻撃も一段落した後、気を落ち着けていざ出発。
	千畳敷カールをホテルから直登すると雪崩の危険性が強いため
	すり鉢の鉢を回るように遠回りで進む。(写真@)
	最初は緩やかな道で楽しくビデオを撮りながら進んでいたが、
	最後の岩と岩の間を直登する段階になると、これが厳しい。(写真A)

	角度が急なのもあるが、雪面がやや凍っていてアイゼンを効かさないと
	登れない。ガニマタで登っていくもふくらはぎが辛い。めちゃ汗だくや。
	でも他メンバーはそーでもなかったらしい。どーやらわしのスキル不足か・・・

10:00	千畳敷カール登頂
	そんなキツイ登りも終わり千畳敷カールを無事登りきる。登りはきつい
	なりにも何とかなるという印象やけど、この急斜面で凍った雪面を
	降りて帰ることを考えると気が引き締まる。

	汗をたっぷりかいた登りを終えると、テント地のある宝剣荘までは
	すぐそこ。平たんな道をいく。

10:30	宝剣荘着。
	まずテントを設営する。テントの奥には宝剣岳が望む(写真B)。
	確かに険しく道が狭い。ロープなしで千畳敷側に飛ばされると
	帰ってこれないのも無理ない。

	そんなこんなでランチにとりかかる。今回はペペロンチーノや。
	3,000m級の山でイタリアンなランチをするのはNtLくらいだろう。
	なーんて思いながらおいしく頂きました。

	このころから天候が悪くなり司会は20m程度になってきた。
	それとさとかんが缶ビール一本に酔ったのか高山病なのか?
	収支「酔っ払っちゃった〜。」を連呼していた。(写真C)

13:15	宝剣荘発
	天候は悪くなり司会も悪くなるばかりであるが、木曽駒までの
	道のりは短くそれほど難しいものでもないため頂きを目指し
	出発する。この頃には吹雪きになっており前が醜い。

	一瞬司会が腫れるの見はかり目標物と方向と地図を確認しイメージする。
	天候さえ良ければお散歩気分で行けるところや。

14:15	木曽駒ヶ岳着
	特に難所もなく無事登頂。私服の一時である。
	いつものポージングで写真を・・・っといきたいところやけど、
	さすがのNtLもこの吹雪の中では裸になれずハイチーズ(写真D)
	ちなみに、3人でのポーズはこちらから。でもカメラ設定がおかしく
	修正を試みてもこんなもんでした。
	
	このまま帰るのも面白くないので、滑落防止訓練 通称 カッツラック
	を行った。やはりピッケルバンザイである。止まる止まる。
	どんな体制からでもサクサクやね。詳しくはビデオクリップで。

15:15	宝剣荘着
	そんなこんなでテントに無事帰還。テントで一眠りする。(写真E)
	晩飯は恒例の鍋である。こちらもおいしくいただく。
	さとかんはまだ酔っ払ってるらしい。。。

4月5日
	一晩降り続いた雪に周りは別世界のよーや。
	30cm以上はゆーに降ったと思われる。(写真F)
	モーニングは鍋の残りでおじやである。
	さとかんがまだ酔っ払ってるというのと、悪天候で何もできないこともあり
	早々に下山することとする。	

	千畳敷カールは登りと別の表情をしていた。
	降り積もった雪のおかげでつぼ足で降りれる。滑落の恐れはない。
	雪崩れなければ大丈夫や。楽ちんじゃ。

	昼前には千畳敷ホテルに着いた。そのまま地元でうまいそばを食うて
	温泉に入り関西へ戻る。この頃にはさとかんもしらふに戻っていた。

	そう、さとかんが温泉でメガネを踏まれる以外は全て順調やった。ナームー。
	#長文失礼しやした。



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