最近撮った写真から ( 2011その1 阿波おどり )


(Aug. 20, 2011)



8月11日夜の前夜祭と翌12日夕方から夜遅くまでの街頭での踊り本番の初日。
 ともに徳島最大の企業 「 大塚製薬 」 さんが良い席を手配して下さり幸いでした。




前夜祭は市内の多目的ホール 「 アスティ徳島 」 で8月11日の午後、3回繰り返して開催される。 たくさんの有名連が総出で出演する。




このように舞台で順次踊った後、最後には客席通路に全員がなだれ込んで来て踊りまくり、熱狂のうちに終る ( その様子はこの動画で )
 出演者はこの日だけでも繰り返し3回踊ることになる。 





何カ所かのメインストリートの両側に有料の桟敷が設けられる。 私たちの席の向かいには白鵬一家もいた。
夫人が徳島出身だから来たらしい。 それにしても黙ってうちわであおぎ続ける付き人は本当にご苦労さまだ。
いまどき、天皇陛下だってこんな事はしてもらえないだろう。 赤ん坊も抱いてもらってるし、横綱って偉いんだ。




聴く人の心を熱狂の渦に引き込むヴォリューム一杯の楽器の演奏を抜きにして阿波踊りはあり得ない。 大人も子供も男も女も、よく練習している ( 以下の3枚 )。








成人女性による 「 女踊り 」




若い女性による 「 男踊り 」




大人も子供も男も女もひとつになって踊る。




3歳くらいから1年中ほとんど稽古を続けているという子供たちの踊りは指先にまで神経が行き届いている。




目抜き通りの会場での演舞が終ると、どの連も思い思いに裏通りや交差点に繰り出し、さらに熱狂的に踊り続ける。




広い交差点はどこも踊り場と化す。 有名連の人たちが踊っていると周り中を観光客が取り囲む。
その一例は ここをクリック すれば動画でご覧頂けると思います。




ご婦人も子供たちも、10時になったって誰一人帰らない。 指名されなくても我先にと出てきて次々に踊りまくる。




もちろん、地元のほとんどの有名企業が連を作って出場してくる。 絶好の広告の場でもあり、事務所も工場も多くが休みになる。
 大学生や大学病院のお医者さんたち迄もが連を作り、はっぴ姿で踊り込んでくるのだから、ご当地以外の人にはちょっと考えられない。




女性の 「 女踊り 」 は下駄のつま先立ちで踊る。 さらに伸ばして上にあげた両手は片時も下げてはならない。 当事者以外には分からぬ苦痛もあるようだ。


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