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県学労ニュース295号     2003/12/4発行
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わかりにくいぞ
一人1台パソコンへの職員IDのインストール

 11月中旬から各職場への一人1台パソコンの設置が始まった。そしてノーツのサーバーが今までのサーバー1、サーバー2では容量不足になってきたという理由で職員の個人メールサーバーはサーバー4、サーバー5に移されることになった。

 メールアドレスの変更もなく、中のメールもそのまま新しいサーバーに移されたのであるが、職員IDが変わるので、もう一度新たにダウンロードして一人1台パソコンへインストールしなければならない。

 11月22日からの3連休で個人メールサーバーの移行が行われ、25日からは古い職員IDは使えなくなり、一人1台パソコンへ所属ID、公文ID、そして職員IDをインストールしてノーツが使えるようにしなければならなかった。

 ところがこの作業について大量のメールが送られては来るものの、果たして学校ではいつ、どの作業手順でどの作業をやればいいのかよくわからない。情報化リーダー研修や情報化スタッフ研修、出納職員会議等で説明したつもりになっているのか、また手引きの冊子があるのでそれを見よということなのか。

 以前は作業(予算科目のダウンロード等)を行う前に作業順の画面の絵がついたわかりやすい作業手引き書がメールで送られてきて、それを見ながらやればパソコンに不慣れな人でもできた。

 ところが今回の職員IDのダウンロードと一人1台パソコンへのインストールはあちこちで混乱がおきているようだ。よくわからなくてまだダウンロードしていない職場もある。情報企画課の職員はパソコン操作に慣れており、各職場のパソコンが苦手な人は何がわからないのか、どう説明したら理解してもらえるのかという観点が希薄になっているのではないだろうか。

 これから一人1台パソコンを活用しようというのなら、誰でも読めばできるという手順を作業毎に流す必要がある。本を読めば書いてあるとか、研修で説明したという言い訳は通用しない。

 資本主義の初期にイギリスで人間が羊に土地を追われ、工場では機械に人間が追われていったように、今の日本ではパソコンに人間が追われている。首は切られなくても、今回のようなわかりにくい作業ではストレスが貯まり、提出書類はメールで(ということは書類をパソコンで作成せよということ)とプレッシャーをかけられれば、定年を待たずに退職を考える人も出てくる。そんなことのないように、県学労は総務課を通じて情報企画課に今後作業毎にわかりやすい作業手順書をだすように要求した。

学校内全面禁煙
     いつ通知がでるの!
 先の県教委交渉の際、11月中には学校敷地内全面禁煙の通知を11月中に出すと言っていた県教委だが、未だに通知が出されない。問い合わせたところ「まだ出せないでいるが、近日中には出します」と言っていた。抵抗勢力が通知を遅らせているのか?

 愛知県ではもたもたしているが、県教委が良く口にする他府県の状況はどうであろうか。

 全国に先駆けて学校敷地内を禁煙としたのは和歌山県で二○○二年四月から、長野県では田中知事の英断で二○○三年九月九日から県立学校を含む県有施設の建物内全面禁煙が実施され、現在は敷地内禁煙実施の方針で検討している。青森県では今年度中に、佐賀県、福井県、三重県、静岡県では二○○四年四月から、愛媛県では二○○四年五月三十一日から学校敷地内全面禁煙となる。

 東京都でも建物内か敷地内かは未定であるが来年四月から禁煙となる。埼玉県でも来年四月から施設内禁煙とし、敷地内禁煙に向けて努めることとなった。秋田県では二○○五年度から県内全公立校の敷地内を全面禁煙とする方針を決めた。また名古屋市でも小中高全ての学校で敷地内禁煙となる。
 
 このように次々と学校敷地内禁煙が決定されている。職員や子どもたちの健康のために、そして子どもたちに喫煙習慣をつけさせないために、愛知県でも学校敷地内全面禁煙通知を早急に出すべきである。

韓国・ 歴史探訪の旅6(2003/8・1〜4)

 韓国の高速道は中央車線に青い線が引いてあって、この車線は観光バスやマイクロバス、6人以上乗車したタクシーなどの優先車線となっていて、渋滞する一般車を横目に快走することができる。そのバスの中で、参道で買ったぶどうをみんなに分け、残った1房をソウルに戻るまで食べ続けた。これが悪かった。

 定刻に焼肉カルビの店に着いた。、食べ放題というので肉ばかりを欲に駆られて食べた。これも悪かったのかもしれない。おなかを壊わした。

 ホテルに戻った後、カラオケに繰り出す仲間を募集していたが、おなかの具合がよくなかったので遠慮していたが、カラオケのあと、24時間営業の農協が経営するキムチの安いスーパーに案内するといわれて、興味に負けて参加することにした。

 カラオケバーは李泰院にあった。ガイドも含めて13名で出かける。HさんやAさんの迫力ある韓国演歌に圧倒され、「年寄りバンザイ!」と心で思ったが、「年寄り」と人にいえる年齢でもないことに気づく。

 カラオケを終え、漢河の南にある農協スーパーに出かけた。ハイエースぐらいのマイクロタクシーに14人も詰め込んで出発。韓国には乗車定員というものがないのだろうか。

 スーパーに入ると、すぐ右手にキムチ売り場があり、目の前で量り売りをしてくれる。白菜キムチだけでも何種類かあり、試食もできる。キムチ3kgあまりを一万四千W(約一四〇〇円)で買って、匂いが出ないようにセロファンで幾重にも包装してもらう。何種類ものお菓子、お茶、高麗にんじんなどが並び、倉庫建ての建物にはインスタントラーメンや味噌、調味料なども物品棚に山積みになっている。

 わたしはキムチ、韓国のり、味噌、焼酎、お菓子など総額六万Wほどの買い物をした。

 すでにレジの前で仲間たちは空き箱をもらって、買った品物を梱包していた。段ボール箱もテープも紐もハサミも自分で運べるように用意してあるのだ。梱包した段ボール箱を運転者の横にも積み上げ、身を寄せ合って空席を作り、そこにも荷物を積み上げてホテルに向かった。定員超で乗車してきた車内は人数分の荷物がさらに空間を塞ぐことになった。

 ホテルに着いたのはなんと午前2時。相部屋のT氏はすでに寝ているので静かに部屋に入る。シャワーを浴びて寝ようと、蛇口を回すとお湯が出ない。体調がよくなかったのでそこで止せばよいのに、髪をシャンプーし、石鹸で体を洗って水のシャワーを浴びてしまった。

 「寒いなあ」と感じて、すぐにベットにもぐったが、温まる前におなかの具合が悪くなってきた。おなかがゴロゴロしてきたと思ったらすぐに下痢。それからが大変である。30分間隔でゴロゴロピー。お尻の周辺はひりひり痛くなるし、眠れたものではない。朝T氏が散歩から帰ってきて朝食に出かけるころに、ようやく少し収まってきた感じだ。しかし食欲はない。食べればそれがすぐに出てきそうで怖い。部屋に戻って、大便するとまだ水のような便だ。バスで出発する寸前にもう一度トイレに駆け込まずにはいられなかった。

 

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