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県学労ニュース245号
2001/10/30発行
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10/29給与改定交渉始まる
人事委員会勧告が給料ダウンだから完全実施なんて許さない!
10月29日、今年の給与改定交渉が始まりました。「国に準じて、勧告通り完全実施したい。」という内容が下の口頭提示だった。
各組合から「いままで給与勧告を無視してきた当局からよく完全実施などと言えたものだ。給与カットとなるから完全実施というのか。」と怒りをもって述べられ、「私たちは給与カットされていて、民間給与との差額は304円ではなく、8593円である。勧告を完全実施するならばこの額で考えてもらいたい」というものでした。組合の怒りの根底には、当局のその場限りのご都合主義的な返答がある。
給与減額をしてきた3年間、初年度は「1年限りの緊急避難的措置」と言い、11年の交渉では財政状況が厳しいと言い、結果はほとんど給与減額で賄い、12年度は黒字決算となったにもかかわらず、今年度の給与改定交渉においてもこの提示が最初に出てくる事に当局の誠意が見られない。特に「給与抑制の解除について」は、給与抑制が期限を年度末に定めたものであるにもかかわらず、継続することを前提に当然のように表題としている姿勢が間違っていると追及しました。多くの時間をこれに費やした。
最後に通勤手当について、通勤定期から21回分通勤回数券が安ければ一方的に切り替えるという提示には(定期券購入者は定期券で認定)実態に合わせるよう要求しました。
口頭提示
1.給与改定については国に準じて取り扱いたい。
2.給与抑制の解除について
3.育児休業・介護休暇等について
4.その他(交通機関利用者の通勤手当の見直しについて)
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第2回旅費システム実務説明会開かれる
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10月26日総務部人事課主催で新旅費システム説明会がありました。
前回、人事課の説明は曖昧な点が多く、質問が続出しましたが、今回はかなり整理されてきました。
まず、精算旅費については毎月16日までに旅費請求書を作成し、集計表を出力します。請求・支払を確定させると、18日には出納事務局から財務メールで支出金調書が送信され、19日までに命令確認すると、27日に各職員の口座又は所属の資金前渡員口座に振り込まれます。
当初懸念されていた私費旅費については、支払い確定の操作をせず、請求書だけ利用すればよいとのことでした。
注意すべきは、今回の人事課所管の旅費システムと出納事務局所管の財務システムとは別個のシステムで、直接的にリンクしていません。人事課と出納事務局の緊密な連携が望まれます。なお、修学旅行等の引率旅費については、県教委総務課から別に説明会が設けられます。早急に示してもらいたいところです。
さて、具体的な実務ですが、当初、氏名・職員番号・口座選択・アクセス権(所属コード)・勤務場所・通勤手当利用区間(鉄道等)を登録します。次に旅行命令書で確定した情報を「精算(概算)旅費入力画面」で入力し、「精算(概算)旅費確認画面」に表示された情報を確認して請求書を作成します。さらに「精算(概算)旅費管理画面」に表示された旅費情報を確認すると支払いが確定します。この情報を人事課が出納事務局に送り、バッチ処理されて支出金調書が財務メールで各所属に送られます。これを命令確認すると27日に支払いとなります。以上が概要です。人事課の旅費を実費に近い金額で支給したいという意向はわかるものの、自家用車の走行距離の確定など、入力前の事務で混乱が予想されるとともに入力事項も多いので労働強化が心配です。細部についてなお課題を残しました。
3月までに規則改正を行い、4月以降実務研修会を開催する予定だそうです。今回は旅費システムの最新情報をお知らせするだけになりましたが、今後問題点を特集していくつもりです。皆さんの疑問・ご意見をお寄せください。
ベトナム・ホーチミン訪問記5 2001.8.20-25
8月22日(水)
昨日と同じように雨の中をポンチョをかぶって走るオートバイに感心していたところ、ホーチミン市に入る手前の町では大変なことが起こっていた。道路が50cmほど冠水しているというのに、自転車もオートバイも自動車も、われ先にと大渋滞。交差点では四方から好き勝手に突っ込んできてにっちもさっちもいかなくなってしまう。と思うのだが、ベトナム人たちは見事にそこをすり抜けていく。
車が走れば波がたって街道筋の店に水が入ってしまう。そんな道路の脇で子どもたちが泳いでいるんだから驚きである。
私たちの車はようやくそんな市街を抜けて、ホーチミン市に入った。昨日寄った「ベンダイン市場」が見えた。裏に回ったところで、裏側はこんなになっているのかと感心していたら、「ベンダイン市場」からホテルは1qほどしかないのに、車はどんどんサイゴン川に向かって進んでいく。
私のバックをつかむ手が硬くなっていく。息子も私と同じ意識が働いたのか、なんだか緊張した様子がうかがえた。
すると、しばらくして再び「ベンダイン市場」が見えてきた。勘違いだったのだ。ガイドを疑った自分を恥ずかしく思う。
ホテルに着いた。ホテルの部屋に入って、車に忘れたらしく息子の携帯電話がないのに気づく。しかし電話しようにもツーリストカウンタに係員はおらず、ホテルのカウンタにも日本語のわかるスタッフはいない。
息子は「いいよ、もう。2年も使っているから更新手続きをすれば、新しいものに変えられるから」という。息子も疲れたようである。夕食はいらないという。仕方なく私一人で街に出た。路上では焼きそばやスープを売っていた。先にいた女性が注文した焼きそばを頼む。2000ドン。おいしかったのでもう一つ息子用に持ち帰りを頼む。その途中でフルーツを1万ドン分買って部屋に戻る。
テレビのNHK・BS放送が三国志を特集していたので、息子はそれを見ながら買ってきた焼きそばで夕食を済ませた。フルーツはレイシの表皮をもっと薄くして、種を大きくした果物だったが、気に入ったのか私が翌朝おきて食べようとしたら、既に空だった。
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