Betta splendens HOMEPAGE

(RIGHT)木炭を使った水槽
魚の隠れ場所のために流木を使うのはありふれた手段です。しかしどんなに丁寧にアク抜きをしても水が黄色になってしまいます。で、流木の代用でウイローモスが活着しやすいようなものは無いかと探しまわって見つけたのがこの木炭でした。最初はホームセンターのアウトドア用品売り場で売っていたものを使っていましたが、かけらの様なものしか入っていなくて、その後もあちこち探していたのですが。ある日福岡市の箱崎で見つけた燃料屋さんにかなり大きな形で売られているのを発見して狂喜したのを覚えています。わりと新切な店で好きな形のものを選ばせてくれました。値段は純粋に重量当りで売ってくれました。たしか¥100/100gだったと思います。しばらくして流木の代わりに木炭を使ったレイアウトが雑誌広告に載っているのを見つけましたが、掲載されていた木炭の値段がすごく高くて不思議に思った事があります。
 買って来た木炭は水に沈まないので煮沸して中の空気を抜いて使っていました。水を汚さないので手間が減ったのには驚きました。堺市に引っ越して来て木炭を売っている燃料屋さんを探してみたのですが、見つからなかったのは残念です。良い木炭が見つかったらまた挑戦してみたいのですが、木炭を燃料に使う事がなくなっていますから、難しいかもしれませんね。

(LEFT)ブラックウォーター水槽
水質が安定しない時気があって何とかして安定した水を作ろうとしていた時に作った水槽です。水質が安定してきた今もそのままの状態で使っています。チョコレートグラミーなどの神経質な魚を入れています。ブラックウォーターの使い方には水質の安定やpHを賛成に傾ける以外にも、神経質な種類の魚から飼育者を見えにくくする事で魚のストレスを軽減したいときにもつかえます。ピートを煮出しても良いのですが、私の住んでいる所が火が使えないので市販のブラックウォーターの素で代用しています。実際のピートを使用した場合がどうなのかはわかりませんが、代用品はその効き目が1〜2ヶ月程しか保ちませんので、頃合いを見計らって追加してやる必要があります。

(RIGHT)リシアのある水槽
アクアリウムでリシアを使ったレイアウトといえばリシアを水底に固定するタイプのものが主流だと思います。見た目には美しいのですが、ベタ水槽で実用的にリシアを使おうとするとこんな水槽になります。面白くともなんとも無い、レイアウトとすら呼べない水槽ですがエアーリフト式の濾過を採用している水槽では水面の波を消すために重要な働きをします。右の大きな写真はブラックウォーター水槽にリシアを浮かべたものです。コントラストが強すぎて何が何だか判りませんね。すみません。
 左はリシアでエアレーションの波を消している写真です。エアの出ているホースを水面までもってきて、リシアの塊に穴を開けてマフラーの様にホースに被せて浮かべます。ベタは水面に泡で巣を作りますが波があるとうまく巣を造れない事があります。発泡スチロールなどでも良いのですが、目障りに感じますのでリシアのほうがよいと思います。当然のことですが活きていますので時々ちぎって量を減らしてやる必要があります。
 右下の写真はリシアの上に隠れるオスベタ。情けない事にメスに追いかけまわされるので、隠れ場所としてリシアを入れています。ウイローモスなどの水底の遮蔽物は一度潜ると体が絡まって出てこれなくなる可能性がありますし、餌を食べに出てこなくなる事もありますのでこういう隠れ場所を作ってやるもの一つの方法だと思います。また、隠れる場所としてだけではなく、寝床としてもリシアは使えます。夜になると何故かベタは好んでリシアの上で寝ます。何故でしょうね。



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