Miscellaneous
−2003年12月のテキスト−


031231.水曜日

栄輝:大晦日だし、今年の総括でもやっておくか。

A機:じゃ、とりあえず1月あたりから振り返ってみましょう。

栄輝:この頃からすでに「金がない」「忙しくてゆとりがない」「最近ガンプラ組んでない」の連発だったのな、俺。

A機:そのようですねぇ。今年は「3ないづくし」が慢性的に続いていました。

栄輝:ヘンな省略語のことなんだが、「URL」のことを「うらる」ってメールに書いてくる友人がいるんだが、あれはこういった書き込みをみて、わざと書いてるんだろうか?

A機:わかりませんけど、ほかではあんまり聞かない表現じゃないかと。でも、HomePage のことを「ほめぱげ」って書く人もいるようですから。

栄輝:こうしてあらためてログを読み返すと、今年の前半はSガン祭につきるんだな。

A機:9月のGFF ゼータプラスまで含めると、一年のほとんどがセンチネル祭だったわけで。HGUCスペリオルとかGFF FAZZ から考えると、21世紀はずっとセンチネル漬けだったかも。

栄輝:次いこうか。3月にRD−XS40を買ったのが大きかったな。

A機:アニオタライフが一変しましたものね。

栄輝:うむ。もはやこいつナシでは空気も吸えないというかなんというか。もしこいつが故障したりしたら、ほんとにもうどうしようかと。先行してRD−X1を使っていた友人がハードディスクとばしちゃってさぁ。

A機:ハードディスクといえば、iMac DV のほうをドカーンととばしちゃってくれちゃって。

栄輝:うっ、そういうこともあったな。まだバックアップ用のディスクが手配できてないし。

A機:おかげさまで思いっきり記憶喪失ですよ。声がかないみかに変わりますよ?

栄輝:「クロマティ高校」みてないとわからねーよそのネタ。それと、今年はけっこういろんな本を読んだな。それこそ小難しいビジネス書から『宇宙船レッド・ドワーフ号』の小説版まで。

A機:レッド・ドワーフ号よかったですね。あと、神林長平『小指の中の天使』がよかったなぁ。

栄輝:神林は文庫を全部読み返す計画が中断しているから、近いうちに再開したいところだ。とはいえ、けっこう積ん読待機状態の本がたまってるから、そいつらを確実に片づけないと。『スマートモブズ』なんて、じつに刺激的だったんだけど、大著だけに時間がかかったからなぁ。

A機:それから…そうそう、秋ごろにゲームやってましたね。

栄輝:『MOTHER1+2』な。ゲームボーイアドバンスSPのアチャモバージョンを買っちゃったりしたもんだから。二カ月ほど会社の行き帰りにやり込んで、飽きっぽい俺にしてはめずらしく長編RPGを半分以上やった。でもまた忙しくなっちゃって、ここんところ中断してる。思えばアチャモバージョンだからって無理して買ったのが、貧乏にとどめをさしたような。

A機:欲望が先行して無計画さに拍車がかかった一年だと?

栄輝:手厳しいな。ちょっと躁状態で大変だって話したことがあったろ。アレのせいにするつもりはないけど、気持ちと実際にできることがうまく噛み合わないことで苦労することは多かったな。手帖の付け方を変えて、To-Do事項をきっちり解消していくうに生活スタイルを変更したり、それなりに工夫はしてるから、来年はもうちょっとマシになると思うが。

A機:本人前向きに生きてくれるなら、それが一番だと思います。まずそこからですもん。

栄輝:「ガンプラ力」とでも呼ぶべきものが、如実に低下していって、その反動というか魂の悲鳴というか、比較的手軽な組み立てキットの玩具にハマったのも今年の特徴かな。スティックファスとかブロックジョイントプラモデルとか。

A機:どちらも息子さんといっしょに楽しまれていたのがほほえましかったかと。ガンプラづくりにもかなり興味しめされてるようですけど、まだちょっと早いですかね?

栄輝:来年は『ガンダム・フォース』が始まるし、その状況も変わってくるんじゃないかな。来年は息子も5歳。俺が5歳の頃って、立派にプラモデルはじめてたもんな。シンナーのこと気にして、色塗りをしないとか、ここ数年はけっこう禁じ手が多くて、それがモロにガンプラ力の低下に影響していたわけだが、コピックモデラーみたいなのも出てきたから、またちょっと状況変わってくると思う。きちっと仕上げられない「途中状態で終わってしまうキット」がこれ以上増えるのがしのびない、みたいなところが抑止力になってたのはあるわけで。

A機:GFF から食玩まで、いろんな完成品がどんどん増えていくことや、プラモデルの在庫が増えていくことって、来年の大きな問題になりそうな…。というか、すでに大きな問題になってるような。

栄輝:あー来年の話はするな。まだするな。来年になったら考える。だから、今年のうちにこいつをアップロードしておこう。

A機:らじゃ。来年もよろしくです。


031226.金曜日

■S.I.C.匠魂vol.2

A機:あっ、あっ(笑)

栄輝:おいおい(笑)


031225.木曜日

栄輝:イブも仕事、クリスマスも仕事、働きずくめのクリスマス〜。でも土曜日からは休むぞ〜。

A機:おつとめ、ごくろうサンダーバード。

栄輝:サンダーバードのことは言うな。コナミの食玩は、生産数が少ないから、ちょっと出遅れただけでスグに姿を消したな。2号とコンテナ格納庫のアレだけほしかったなぁ。

A機:ま、縁がなかったということで。そんな食玩買いまくるほど財力も時間もござんせんでしょ。

栄輝:うむ。貧乏もさることながら、このこれっぽっちものんびりする時間のとれないまま2003年が終わろうとしているというのはどういうことなんだろうね。たしかに真面目に働いてはいるけれど、そんなにバリバリってわけでもないんだがなぁ。

A機:ディスクピアの南街店、年内で閉店だそうで。

栄輝:これは残念至極。近鉄難波駅から近いから、仕事の帰りにも寄れる貴重な店だったんだがなぁ。

A機:難波って、駅の周辺から大きな本屋と音楽店がなくなってしまいましたね。


031220.土曜日

栄輝:キャラモ買ってきた。

A機:マスターグレードモデルでウィングガンダム・アーリーモデルが出るっていうのは本当だったようですね。

栄輝:そうそう、ホビージャパンの来月号の表紙画像が公開されてスグに削除されたアレな。けっきょく、今回のリリースにあわせてアーリーモデルを ver.Ka と呼ぶことになったらしい。ようは、昨年末の RX-78 ver.Ka に続く、デザイナーズブランド(だったかなんだったか正確な表記わすれた)第2弾ってことだ。

A機:そういえばうちに GFF のウィングガンダム・アーリーモデルないですね。

栄輝:ないね。いろいろあって、買ってない。べつに全種類そろえないといけないってわけでもないしー。

A機:はぁそうですか。あと、ガンキャノン量産型のカトキ画稿が載ってますね。

栄輝:じつはアニメ用の設定画には、頭部アップ画稿がなかったりする。ブチ画を丁寧にみていくと、どうもヘンな顔だということが読みとれるのだが、まぁ無難な感じにまとまってるな。肩の装甲はガンプラらしいテーパーがかかっていて、ここはちょっと嫌な感じかも。HGUC第1弾であるガンキャノンのリファインキットとして、期待したいね。反対に、ドム・ツヴァイはどうにもこうにも、ブチ設定のイヤなところがそのまま残っていてダメだわ。プロポーションとかバランス取りはHGUCらしくて、これはこれで及第点だと思うんだけどね。

A機:やっぱり肩のデザインとか、貧相なツマ先ですとか、ヘンですもんね。

栄輝:それでも当時のキットはドムらしいボリューム感があったので、わりと大事にしてたかな。

■アナハイム・ジャーナル

栄輝:難波のジュンク堂に1冊しかなかったのは、前の日に売れてしまったというよりは、1冊しか仕入れなかった可能性が高いな。


031216.火曜日

栄輝:すわっ、えらい時間が経ってるな。

A機:なにしてました? 寝てました?

栄輝:あんまり寝てないです。仕事ばっかり…ってわけでもないですが、師走だけに余裕ないです。しょんぼりんご。

A機:とりあえずこの一週間を整理しておきましょう。先日の『世界の艦船』はすぐに発売されて、ガッと購入されたんですよね。

栄輝:うむ。評判はその手のサイトでご確認を。けっこうな数を買ったんだが、水中モーターが1個しか出てないのでどうしようかと。ダブリ分はヤフオクで引き取っていただきました。女性の落札者がなぜか多い。隠れ自衛隊オタとか?

A機:息子さんには大ウケみたいで、なによりですね。それと、アルティメットオペレーションの第四弾ですか。

栄輝:こっちはいちおう昨日の発売だからホカホカの新商品だな。週末にはショップ系には出回って、あっというまにドム・トローペンが売り切れたらしい。なるほどドムトロ、いい感じ。0083本編の軽快すぎるホバー走行をイメージしたポージングはちょっと好みではないんだけど、まぁよしとする。

A機:わりと高額商品ですけど、いちおうラムネがついていて「食玩」なんですよね、これ。今となってはなんだか奇妙な印象ではありますね。書籍関係いってみますか。

栄輝:長谷川裕一『轟世剣ダイ・ソード』おもしれー。

A機:あと「グレートメカニック」の最新号も買ってますね。例によって。

栄輝:ま、そんなとこだな。しかしこれでは、オタクアイテムを買ったり買ったり買ったりしているだけみたいに見えるな。こんなに毎日働いているっていうのに。買いたかったけどスルーしたアイテムだってたっぷりあるのに。

A機:それは単に軍資金がなかったから…いえいえ、あれば買っていいって話でもないですよ。


031208.月曜日

■食玩は不滅です

栄輝:先日はあんなふうに書いてみたりしたわけだが、会社の近くのローソンの食玩コーナーがやけにすっきりしていると思ったら、村上隆の食玩とタイムスリップグリコのコーナーが見事に売り切れていた模様。

A機:HLOまでわざわざでかけないけど、コンビニでみかけたら買ってしまう層っていうのが、まだいるってことなんでしょうね。

栄輝:モノによるんだろうけどな。そんな俺がいまもっとも気になってるのは『世界の艦船』な。

A機:ん〜でもこれだって、超小型の水中モーターが気になるだけで、べつに潜水艦には興味ないんでしょ?

栄輝:…するどいなお前。

A機:「入浴剤のおまけ」という位置付けで「浴玩」なんて名乗っているみたいですね。前に出た『奇想天外兵器』っていうのが浴玩のハシリでしょうか。あれは入浴剤とおまけがこれっぽっちもかみあってなかったですけど、潜水艦と入浴剤っていうのは見事なマッチングですね。

栄輝:入浴剤ってけっこう我が家ではウケがよくて、あの入浴剤のおかげで息子が風呂にしっかり入るようになったという効能もある。

A機:これはまだかろうじて何かのおまけではあるんだけど、最近は「おまけ」という立場を捨てて、商品そのものとして販売される商品も増えてきましたね。

栄輝:あれってどうなんだろうな。「あくまでおまけだから売れる」という宮脇専務の指摘から、次のステージに移動してるってことなんだろうか。まぁ、そうなっちゃってるあたりからして、食玩という市場は袋小路に入り込んでいる証拠なんじゃないかなと思う。

A機:べつに「おまけ」が昇格して「商品そのもの」になったわけじゃあない、と。

栄輝:俺の中でもっとも最近の食玩としてはムーミンズランチってのがあったんだけど、ようやく西日本でも発売されるようになって、HLO以外でも買えるようになったんだが…もうこいつのコレクションは辞める。

A機:ほほう。そのこころは。

栄輝:9個買って、ヘムレンさんが4体。いくら出来がよくても、そこまでヘムレンさんはいりません。

A機:ちなみにスニフは2体ね。ムーミンもスナフキンも出ませんでした。


031206.土曜日

『モト子せんせいの場合』

栄輝:5日ってよく考えたら昨日のことだったのか。どうも時間の感覚がズレていてイカンな。というわけで買ってきた。23歳で結婚していないことが問題視されたり、処女で「ない(かもしれない)」ことに悩んだり、おどろくほど隔世の感アリだな。

A機:わずか20年ほど前の世相なんですけどね。10年ひと昔。20年大昔。

栄輝:わかっちゃいるけど、ほんとうに日本はとりかえしのつかないところまで来てしまったんだな、と。ところで、昔の単行本とならべて記念撮影しようと思ったんだが、みあたらないな。『ライトブルーページ』と『地球の午后3時』はスグに出てきたんだけど…。

A機:知りませんよ。蔵書管理はデータ化されてないので管轄外ですから。

■ムーンライダーズ@心斎橋クラブクアトロ

栄輝:行ってきた。ライダーズは大阪は2年ぶり、クアトロは7年ぶりだそうだ。ということは俺がライブに行くのも2年ぶりで、クアトロに来たのも7年ぶりってことだなきっと。

A機:『東京ゴッドファーザーズ』のサントラはけっきょく買わないででかけたみたいですけど、どうでした?

栄輝:どうもなにも、しょっぱなからサントラの曲がオンパレードよ。それがスゲーまたカッコエエんだ。

A機:会場でサントラ買ってきたんですよね?

栄輝:金がなくなったので買えなかったよ。グスン。

A機:それはそれは。ご愁傷様の自業自得の。

■スタイルシート

A機:あれ? ひろがってますよ、行間。

栄輝:ほんとだ。ちゃんと反映されてるやん。なんだったんだろ。

A機:なんだったんでしょうね。

栄輝:ぽこぺん。

A機:ぽこぺん。


031205.金曜日

■さべあのまオフィシャルサイト「ASBEAR HOUSE」

A機:『さべあのま全集』全六巻、MF文庫から刊行決定だそうです。

栄輝:『モト子せんせいの場合』かぁ。なつかしいなぁ。さべあファンとしては重複してもここは買うべきだよなぁ。ひさしぶりに『ライトブルーページ』を読み返して、10代の気分を取り戻してみるかね。そのまま青木俊直氏の『なすのちゃわんやき』を読んで、ガンガン加速する。

A機:よくわかりませんが12月5日発売です。毎月1冊ずつリリース。

栄輝:さしずめ「月刊さべあのま」ってところやね。

■スタイルシート

栄輝:行間ひろげる設定にしてみたんだけど。

A機:Mac 版 IE だと効いてないみたいですね。

栄輝:ネスケの4.7でさえ反映されるのに。

■食玩は明日にも廃れる

栄輝:なんというか、実感としてそんな感じなのよね。

A機:そういえばひいきにしていたセブンイレブン、いまだに「S.I.C魂」がゴン、と売れ残ってますね。そのせいか、あんまり新作が並ばなくなったような。

栄輝:夏に「王立…」を箱買いしちゃった頃からなんだけど、食玩を買う店、食玩のそろっている店っていうのが、コンビニではなくなってきたように思えるのね。海洋堂ホビーロビーだったりソフマップザウルスだったり。しかも、「箱買い」という考え方が商習慣としてすっかり定着してきた。

A機:「箱買い」だとノーマル1セットコンプ(シクレあり)は確実、バラ買いだとコンプは難しい…って奴ですね。

栄輝:10個まとめて販売して、2〜3個のダブリを覚悟して、トータル額で「この出来のものがこの額で揃うんだから…」と納得する、みたいな考え方ができあがってしまってる。ショップのほうも心得たもので、箱買いだと2割引だったり。箱売り箱買いがあたりまえになっているので、人気商品は発売日から数日で姿を消してしまう。

A機:「ノーマル全6種(シークレット1種)」なんて構成で、10個入り買って揃うのなら、そっちに走るのも当然かもしれないですね。食玩人気って、「コンプリート」っていう至高の目的があるから、手段を選ばないならそうするのがリスクも少ないし話しが早いですもん。

栄輝:理屈はそのとおりなんだが、これでいいのかなぁっていう気はするね。俺がなんでもかんでも「コンプリートしたい」とは思わないからかもしれないけど。だいいち、ひとつのシリーズで毎回3〜5千円も出すっていうのがどうにも。「この出来のものがこの価格で云々」というのとはまったく違う次元で、なにかがおかしい。

A機:コトブキヤのワンコインフィギュアとか、高額な商品も増えてますね。イントロンデポ2なんて600円ですか。

栄輝:「おねがいティーチャー」のワンコインフィギュアは、水着のおねーちゃんのフィギュアは興味ないんだけど、シークレットのポッチーを食べてるみずほ先生だけほしい…とか思ってるうちに市場からはすっかり姿を消してるわけで。

A機:ようするにそういうことを嘆いているのね。いやはや。


031204.木曜日

A機:やっぱ年末はいそがしいですか。

栄輝:ん〜なんだろうね、この余裕のなさって。やっぱ貧乏かね。

A機:怒られますよ、あれだけガンプラ買っておいて何を言うかと。

栄輝:そうは言っても、VガンダムのDVD-BOXなんて断念するしかないわけで、やっぱ貧乏なんだよ。

A機:それはともかく、HGUCガンキャノン量産型が決定とか、そのへんどうなんですか。

栄輝:ついにあのマイナー機までがって感じではあるな。カッコイイ「ブチMS」のひとつとして、わりと好きな機体。でもブチ体型、ブチテクノロジーなもんで、MSの系譜の中では浮いてることおびただしい。なんだかんだ言って、ありがたいセレクトだと思うよ。

A機:「マイナーな機体も取り上げていく」っていうのはHGUCのコンセプトに最初からあったんですよね。ザクIII改とか。

栄輝:ある意味、アッガイなんてメジャーすぎて扱いづらいのかもしれんな。

■さねよしいさ子のニューアルバムが出ますよ

A機:『夜光杯』12月10日発売だそうです。すいません、例によって公式サイトの存在をはじめて知りました。

栄輝:いまどきないほうがおかしいんだから、気にしてもはじまらん。

A機:ついでにこんなのも。小川美潮公認サイト


031202.火曜日

■UNDER17 BSET 1『美少女ゲームソングに愛を!!』

UNDER17

A機:なわけですが。

栄輝:アンセブのCDが普通のショップに置いてあるのがなんだか不思議な気分。


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