Miscellaneous
−2003年10月のテキスト−


031028.火曜日

■K&Mマクロス

A機:K&Mマクロスはセブンイレブンにも入荷はじまったようですね。

栄輝:いろいろあったが、ともかく5種類コンプしてしまった…。

A機:ありゃ。ダブリは…可変タイプのマックス機のみですか。まぁわりと優秀。

栄輝:優秀も落第もあるもんか。


031101.土曜日

■修理の季節

栄輝:よし、MDプリンタの修理の発送完了。

A機:今年も年賀状はMDプリンタですか。せっかくhp2150買ったのに。両面印刷だってできるし、なにより早いですよ。

栄輝:インクジェットのハガキって好きじゃないんだよ。書き込みしづらいし。マイクロドライな仕上がりがやっぱり好きだな。メタリックゴールドのインクリボンのストックがけっこうあるから、今年はパァーっとキンキラな奴でも作ろうかな。

A機:ともあれ、はやく戻ってくるといいですね。ところで、最近いろいろと修理にだしているみたいですが。

栄輝:そう、デジタルビデオカメラも具合が悪くて修理に出してる。あと奥さんがマイカーのバックミラーをぶつけてしまったんだよな。こいつは自分で直すつもりだけど。なんだか、いろいろと壊れてくる季節なのな。俺も歯の治療がようやく終わったところだし。


031027.月曜日

■モデルグラフィックスとコピックモデラー

栄輝:なるほど、MAXは子供ができてクリーンな模型工作の必要を感じた、と。これはマジで深刻な問題で、けっきょく独身時代、いや、学生時代は好き放題に塗装なりなんなりやってたのが、だんだん窮屈になってきて現在に至る。

A機:世のお父さんは大変ですね。

栄輝:コピックの活用方法を見いだしたMAXは評価するけど、なんでもかんでもエッジにシャドウをつけようとするやり方は、いかにも下手くそなMAX塗りでしかなくて、模型表現としては下の下だな(苦笑)

A機:まぁ、本人もそのへんは認めているのか、表現方法はこれからみんなで開発してね、みたいなことを言ってますから。

栄輝:今月のモデルグラフィックス、まだ全部は読んでないけど、缶スプレーやエアブラシを使ったときの飛沫と換気問題についてはさほど取り上げていないように見えるんだがどうなんだろう。塗装ブースがあればもっとシアワセになれるのかなぁ。静かなコンプレッサとか。

A機:その前に模型製作に集中できる時間の作り方、ライフスタイルの確立をきちんとやるべきですね。

栄輝:しゅん。

■HGUCゼータガンダム

A機:あれ? 金曜日発売だったんじゃなかったんですか?

栄輝:ん、ちょっと我慢して様子見したりして。

A機:MGエールストライクガンダムも我慢したようですね。エライじゃないですか。

栄輝:でも今日あたり買うかも>ゼータ

A機:だめじゃん。海洋堂のK&Mマクロスも買ってないんですね。

栄輝:コンビニ入荷は今日の予定だろ? 午前中はどこもみかけなかったけど、やっぱりHLOまで行かないとだめかねぇ? 箱買いして複数セット手に入れたいってほどには燃えてないんだけど、けっこうきびしいアソートのようだし。

A機:可動タイプJ型、可変タイプJ型、リガードがそれぞれ1体ずつあればいいって感じですか。

栄輝:ん、マックス機とか一般機をそろえたいってほどには…ね。ところでこのシリーズって、アーマードバルキリーやデストロイドの原型がモデグラかなにかに掲載されたことがあったような気がするんだが、第二弾までつなげられるのだろうか…。

A機:それなりにヒットするんじゃないですか? HLTでは即日完売だったらしいですよ。

栄輝:HLOは…まったりしてるだろうなぁ。

A機:いわゆる「温度差」ってけっこうありますよね。HLTとHLO。

栄輝:そりゃ、東京と大阪ではパイが違うわ。つくづく大阪でよかったって思う。

A機:大東京ではオタクをやっていくのも大変みたいですからねぇ。

■大石まさる『泥棒猫』第三巻

栄輝:そういや先日、新連載スタートってんで初めてアワーズ買ったんだっけ。『泥棒猫』が連載終了って、ちっとも気が付かなかった。

A機:本人が「諸般のつごー」って言ってますから、あれこれ詮索するのも詮ない話ですけどね。

栄輝:新連載の『ピピンとピント』は、SFジュヴナイルっぽさで「なんでもあり」を確保しつつ、『みずいろ』テイストも盛り込めそうな青春モノになりそうだから、まぁ期待できるんじゃねーの。

A機:「『みずいろ』の感動をもう一度」みたいな意見って、かなり見かけますものね。

■ウゴウゴ・ルーガのキューブリック

栄輝:キューブリックってなんでも出るな。版権通過しやすいのかね。

A機:つまりガシャポンで出せと。

栄輝:うむ。普通の造型でお願いしたいところ。でもダブってもうれしくないかもしれない。

A機:青木さん、『ちなつのシュート』再版してくれるといいのに…。


031023.木曜日

栄輝:オレサマここんとこ働き過ぎ(笑)

A機:とか言いつつ、模型雑誌はしっかり買ってるじゃないですか。

栄輝:買ったはいいけど、そのまま仕事してるからまだ中味みてないよ(笑)

A機:それはそれは。世間では iBook G4 が発売されたりしてますけど。

栄輝:知ったこっちゃない。それにしても、iMac DV が14万8千円で出たときは感激したもんだけど、ノートブックのくせにさらに2万円も安くてG4かよ(笑)

A機:…などと、スペックぐらいは把握しているようです、はい。


031019.日曜日

■ドッコイダー最終回

栄輝:…録画されてなかった。

A機:すいません、日本シリーズのこと忘れてました _| ̄|○

栄輝:『藍より青し・縁』とモロかぶりだもんなぁ(´・ω・`)


031018.土曜日

■コピックモデラー

栄輝:買ってきた。

A機:家族に気兼ねして塗料使うのを遠慮しているおっさんモデラーには最適なお手軽ツールですな。

栄輝:でも下地づくりにツヤ消しクリアスプレー噴かないとだめなんだよ。

A機:あらま。でもクリアだから少々塗料が散っても色がつかないから大丈夫…。

栄輝:おいおい。とりあえず練習用にアルティメット・オペレーションのザクをお化粧してみたが、なるほどニオイもほとんどないし、お手軽にシャドウ入れができていい感じ。カラーレスブレンダーを使うと、ちょっぴりツヤがでてしまうみたいだな。仕上げにもツヤ消しクリアが必須か。

A機:スーパーキッズランドで先行販売中。小洒落た専用ケース入りのスターターセットは入荷が遅れて21日になるそうです。


031017.金曜日

A機:おや、一週間ぶりですね。何してたんですか?

栄輝:…ずっと仕事。真面目に仕事。明日も仕事。

A機:それはそれは。

栄輝:でもって日曜日は友人の墓参りだ。


031011.土曜日

■さよならニッポニアニッポン

A機:佐渡トキ保護センターのホームページはまだ更新されていないようです。


031010.金曜日

■S.I.C.匠魂

S.I.C.匠魂

A機:じつはキカイダーはずいぶん手前に置いてあって、遠近法でサイズを調整しています。

栄輝:やっぱキカイダーは粒子の細かいメタリック塗装が似合うな。クリアパーツの使い方も絶妙。「ダブルオーの背骨が透明」ってデザインはいまみてもヤバイ。

■スティックファスだよ、全員集合

スティックファスだよ全員集合!

栄輝:人数が増えて、なかなかすごいことになってきたな。

A機:お子様とドラゴンねーちゃんもはやく組み立ててくださいね。


031009.木曜日

■アッガイのポエム

A機:ブラボーッ! 新作が公開されてますよ。

栄輝:そういや「今月のすること」に「むかし作ったアッガイを発掘する」っていう項目が書いてあるんだけど、なかなか実行できないでいるなー。今月こそっ。


031008.水曜日

■ありえない

“年長世代にとって、「ありえない」の対象になる事柄は、現実世界では真偽が未定である事柄に限られていると考えられる。一方、若い世代は、現実世界の真偽にかかわらず、あらゆる事柄を「ありえない」の対象にできると考えられる。平たく言えば、年長世代には現実で本当のことは「ありえない」はずがないが、若い世代には自分の予測と異なったことはすべて「ありえない」のである。”

栄輝:最近にわかになんでもかんでも「ありえない」で済ます風潮が、日本語典獄の眷属としては気になってしかたなかったのだが、ここの定義は参考になった。

A機:…(日本語典獄の眷属って…そんな立場の人だったのか。くわばらくわばら)

栄輝:どっかの芸人が流行らせたのかと思っていたんだが、どうもそういうことでもないみたいだな。

A機:テレビはサーチ対象でないのでよくわかりませんが、三村とかいう人のツッコミ芸とか、そのへんの流れかと思っていたのですが、ここのページではダウンタウンの「ありえへん」が語源になった説を支持しているようで。ちょっと腑に落ちないですね。ええ、そんなところが発祥なの?って感じで。

栄輝:俺はわりと平成不況や9.11、やたらめったらと報道される凶悪犯罪のような、大人でも認めがたいねじくれた現実を反映しての流行り言葉かとも思ってるんだが、違うのかな。

A機:ピンクハロの「認めたくないっ」とか。

栄輝:そうだな、あのフレーズは同じ範疇の使い方だと言えるな。21世紀なんだから、もっと美しい日本語を生み出していきたいものだ。いつも言ってるが、平成になって日本人が生み出した日本語はどれもこれもヒドイものばかりだ。「リストラ」「過労死」「援交」「茶髪」…。

A機:二十一世紀の美しい日本語をきぼんぬ。

栄輝:おいおい。


031007.火曜日

■片膝立てて

栄輝:Ma.k のパワードスーツたちって、中腰以上のポーズってとれないだろ、なんでガンプラは必死に片膝立てたがるんだろ。

A機:単に本編でそんな描写があるからじゃないですか。あるいは、「ここまで可動しますよ」っていう表現ですね。シルエットがグッと変化するところもアピール度高いですし。

栄輝:スタジオぬえがデザインした元祖パワードスーツは、地べたに落ちている卵をひろうことができる…というイラストがあって、あれは「卵のようなモロい物もつかめます」というパワー制御の機能と、「ここまでポーズがつけられますよ」っていう可動範囲の大きさの、二重の表現になってたんだよな。しかしながら、海洋堂からフィギュアが発売されるにあたって加藤御大がデザインしなおしてみると、ギリギリ手がとどかなかったという…(笑)

A機:それでなくてもゴリラ体型というか、ちょっと腕が長いデザインになってるのにね。そういえばあのパワードスーツも、片膝立ちができるようにはみえないですね。

栄輝:そういえばそうだな。パワードスーツの系譜とモビルスーツの系譜を同列に扱うのは間違ってるな。この話題、前提からして勘違いしてるやん。

A機:なんじゃそりゃ。

栄輝:すまん。事の起こりは、SAFSのカッコイイポーズをアレコレ考えていて、ほとんどロクなポーズがとれないことに気が付いたんだよ。でも Ma.k って、横山テイストの「リアルな記号」みたいなものをビシビシ感じるだろ。ガンプラと比較したときにどうなのかなと思ってな。それと、ガンプラってカトキ立ちさせるか片膝立ててしゃがむか、どっちかが決めポーズになってることって多いのよ。最初のガンダムって、もっと躍動感があったり、唐突に無機質なメカっぽいアクションがあったりして、そのさじ加減が絶妙だったと思うんだが、ガンプラの進化の方向って、そういうのとはちょっとスライドしたところに向かってきたと感じるわけで、これはいったいなんだろうかと、両方まとめて考えてみたかったんだよ。


031006.月曜日

■オフィシャルズでお勉強・その3

栄輝:08小隊は執筆開始時点で完結していなかったので、メカは10話までの分、キャラや美術はさわり程度しか取り上げられなかったと、あとがきに書いてあったよ。

A機:ふーん、ギレンの野望も一部取り上げられているんですね。

栄輝:ゲームに関しては、異説扱いということで、これも執筆時点で存在したものについては取り込んでいるようだな。

A機:たしかにガンダムピクシー載ってますね。


031004.土曜日

栄輝:ネガティブキャンペーンには参加したくないし、巻き込まれたくもないのよ。だから自覚ナシにそういうことに荷担する連中っていうのはカッコワルイと思うのよね。

A機:対抗している組織の人とかでないかぎり、自覚アリでネガティブキャンペーンをする人なんていませんよ。

栄輝:だからよけいにカッコワルイ。

A機:未必の故意、は意味が正反対か…。こういうのってなんて呼べばいいんでしょうね。

栄輝:ネガティブキャンペーンでいいんじゃねーの。ネガティブキャンペーンのスパイラルは、いったん走り始めると誰にも止められないってビル・ゲイツも自分の本でガクガクブルブルと語っていたし。考えてみたら、ガンダム商材におけるバンダイって、マイクロソフトに近いものがあるな。だから何やっても叩かれるのは仕方ないところか。

A機:ところで、パーフケットのスペルミスなどは、バンダイに連絡すれば交換してもらえたり、二次ロットからは修正されていたわけですが、クロスボーンガンダムの腰パーツなどはL・Rの刻印からして間違っていたわけで、どちらもポカミスと呼ぶにははずかしいかぎりですねぇ。ネガティブキャンペーンが起こっても仕方ないかも。

栄輝:バンダイが正しい、間違っていないなんて、口が曲がっても言えないからなぁ(笑)。もともと、GFF シリーズっていうのは、圧倒的にスゴイところと、なんじゃこりゃって情けないところが、思いっきり二律背反した状態のままパッケージングされている商品なんじゃないかと。カトキハジメ監修、凝ったプロポーション、タンポ印刷による精密なマーキングという、「神は細部に宿る」とでも言わんばかりの部分と(いろいろ語弊はあるけど、そういうチャレンジの製品ではある)、塗りが汚いとか、パーツがゆがんでるとか、かなり大味なテイストの部分がいっしょくたになっている。どこからあけたらいいのかまるで分からないようなパッケージや、苦行かと思えるような固定用の針金しばりなどをとってみても、これっぽっちも消費者に優しい商品ではないのだよ。そんな商品から漂ってくるメッセージを無視して文句を言っても始まらないんじゃないか。

A機:たぶん、最初からそんなメッセージをまともに受け取ってる人はいなかったんじゃないですか。ただ、それなりにヒット商品になって購買層も増えたから、パイが大きくなっちゃったんで文句を言う人も増えてきた…そんなところでしょうか。

栄輝:映画のヒット作が「2」「3」と作られるごとに大衆化・低年齢化していくのと同じことなんだろうな。GFF って、わりととんがった商品なので、ゼータプラスがピーキーな構成になってしまったように、たまーにはみ出してしまうような先鋭的な部分は残しておいてほしいなぁ。

A機:角を矯めて牛を殺す…そんな感じ? とりあえず以下のページはどちらも分かりやすくて参考になります。

GFF クロスボーンガンダムの組み立て不良の修正方法

ゼータプラスの注意点と改修点の紹介ページ

栄輝:GFF って、あのヌルいと揶揄され続けて5周年の電撃ホビーマガジンでも、「ここをこんなふうにいじったらよりかっこよくなるよ」と、手を入れる方法が連載されていたりするような商品なんだよな。これ重要なことなんじゃねーの? ちょっとやそっとバンダイがヘタレたことやった程度でブーたれるよりも、手を動かしたほうが楽しいってこと。


031001.水曜日

■GFF ゼータプラス・不具合

A機:Bst のMSモード用の腕、ヒジの関節が内外逆に組み立てられているということですが…。

栄輝:どれどれ…わお、ほんとうだわ。内側があっさりしていて、外側に細かいディテールがあるね(笑)

A機:そのままだとヒジ関節の軸のおかげで修正できませんが、じっくりお湯につけてやわらかくすると、なんとか付け替えられるそうですよ。

栄輝:そろそろお湯で修正っていうのやってみるか。そのうちやろうと思ったきりで、けっこう修正待ちのパーツが増えてるからなぁ。

A機:それにしても…、ネットではすでにこの商品はまともに評価されてないようですね。

栄輝:いかんなぁ。世間一般がもっとダマされて買ってくれないと。「質が落ちた」とか「管理体制がダメダメ」とか、もっともらしい印象を語る連中も多いが、GFF は最初からこの程度だったと思う。むしろ、タンポ印刷は派手になるわ、パーツ点数は増えるわで、クオリティはギリギリまで高まっている。ギリギリを超えて、ボロが目立ってきたって感じかな。

A機:たしかに、第2弾のパーフェクトガンダムのスペルミスのことを考えたら、ねぇ。ハの字立ちしたときに足がうまく設置しなくて、「両方右足だ」なんて言われたりしてたし。

栄輝:そのへんのバランスもふくめて、ピーク値をさしていたのは、やはり Ex-S だったんじゃないかな。今回のゼータプラスは、むしろメーターが振り切れた状態。こういうのを責めたり「だめぽ」を連呼したりするっていうのは、あまりにもおそまつだな。つくづくユーザーって育たないんだな、と。


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