Miscellaneous
−2003年05月のテキスト−


030531.土曜日

■ミクロフォース

栄輝:ふおお、見よ、この脅威のポージングを!

A機:そういうのは写真撮影してから言ってください。

栄輝:それにしてもこの可動、肩の軸移動なんてかなりのもんだな。ぐっとさげるとなで肩に、がっと上げるとイカリ肩に。肉体と骨格がどのように動くのか、よぉく考えながらレッツポージング!

A機:あと5種類もある手もいいですね。手の表情が変わると全体の雰囲気もぐっと変化します。

栄輝:タツノコファイトのほうは、目つきが怖いってことでスルーしてるんだけど、キャシャーンとポリマーが筋肉質な可動素体のフォーマットに見事にハマっているな。

A機:ガッチャマンはマッチョすぎて、テッカマンは反対にボリューム不足なんですよねー。

栄輝:これはこれでアリなアレンジかもしれんよ。アメコミっぽいアレンジのガッチャマンだと思うべし。

A機:みなさん、ゲームオリジナルキャラでいまいち存在感がないからってヴォルターも見捨てないで。


030530.金曜日

■太田垣康男『MOONLIGHT MILE 第六巻』

栄輝:う…、うわ〜ん、うお〜ん、うお〜ん。

A機:…大丈夫ですか? だいぶ取り乱してましたけど。

栄輝:帰りの電車で涙が…。おがぁちゃん…(T^T)

■『宇宙船レッド・ドワーフ号完全ガイド』

A機:気を取り直して、これを読みましょう。

栄輝:うむ。しかし新書サイズだったとは意外だったな。しかも500頁以上もある。読み応え満点。

A機:映画はどうなったんでしょうね。NHK、また再放送しませんかねぇ。

栄輝:DVDだしちゃったから、たぶんやらないだろうなぁ。再放送したほうが販促効果あると思うんだけどなぁ。


030529.木曜日

■買い物するヒマがある奴が勝ち組

栄輝:WTM大戦略バージョン、仕事しているあいだに瞬間的に売り切れたし。

A機:ミクロフォースも30日発売の予定が、わりと早売り出ているみたいですね。

栄輝:店に行かなきゃ買えないんだよ。

A機:通販すりゃいーじゃん。


030527.火曜日

■RD−XS40、本日の価格

A機:とうとう8万円を切りました。

栄輝:安くなりすぎ! まだ買ってない奴はすぐ買えと、君は!

A機:RD−X1はさすがに市場からも姿を消したようですね。

栄輝:XS30の61500円っていうのも驚異的だけど、ネットdeナビの便利さを考えたら、2万円上乗せしてもXS40を買うだけの価値はある。

A機:容量も多いですしね。

■『図説 鉄腕アトム』

栄輝:本屋で立ち読みしただけなんだけど、すごくよくまとまってる。

A機:ほぅ、『ジェッターマルス』までフォローしてるんですか。

栄輝:この小さなカットをみて、自分が美理というお姉さんロボットに萌えていたことを思い出したよ(*´Д`)


030525.日曜日

■ガンダムセンチュリーをひもといてみた

栄輝:ふむ、プロトタイプ8機が建造されたという記述があるな。

A機:さすがに4号機5号機がどうこうっていう話はないですけどね。

栄輝:この本に書かれているのは、むしろ RX-78 も「たった1台」ではなくて、こういう兵器はとりあえず複数つくってるもんなんだよ、ぐらいの意味合いのように読みとれるな。

A機:フィルム本編でもガンダムは複数台サイド7に持ち込まれていたような描写になっているんですよね。

栄輝:最初のMSVのころにプロトタイプガンダム(RX-78-1)のインストで4号機・5号機の顛末が設定されて、F91当時のM−MSV(大河原コレクション)で4〜7号機の設定とデザインが起こされた、と。

A機:8号機は? RX-78 は8機建造されたんでしょ?

栄輝:しらね。オフィシャルズのガンダムの項をざっとながめた限りでは機体別の説明は7号機までだった。詳細に読んでいけばどこかに書いてるかもしれんけど。

A機:そうですか。

栄輝:そのうちトンデモなガンダムを出すためにとってあるんじゃねーの? 今ひらめいたが、7号機の例の重装フルアーマーガンダムはリファインされて GFF あたりで商品化されるだろーな。来年3月の大物はずばりコレでしょう。

A機:予言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!


030524.土曜日

Don't trust anyone over 36.

あっちゅーま、ほんま、あっちゅーま。

■MGズゴック組んだ

栄輝:2時間で組めるっていうんで、サクッと組んだ。たしかに2時間でできた。ところで、我が家にはシャア専用ズゴックに敷居をまたがせたことはないというのを知っているか。

A機:知りませんよそんな話。シャアピンクのモビルスーツ、けっこううちにいると思ってましたけど。

栄輝:ズゴックに関しては、昔の1/144も、HGUCも、今回のMGもすべて量産型しか買ってないのだよ。

A機:それって単に、色替えキットは手を出しそびれるっていう法則なんじゃないですか?

栄輝:そう言ってしまえば、そういうことになるな。別に湯がいたカニをイメージするからイヤだとか、そういう話ではない。


030523.金曜日

■MG新作はガンダム4号機と5号機

A機:えーと、ガンダムエースでこれらが主役メカになる話が連載されることになって、それにあわせてカトキハジメ氏がデザインをリファインして、さらにMG化。

栄輝:何に気合いいれてるのやら。GFF ではヘビーガンダム、MGではガンダム4・5号機か。若い連中は知らない機体ばっかりだぞ。

A機:いちおうMSV当時から設定があったそうで。プロトタイプガンダムの設定解説は、これらの2機が戦闘に参加したってことまで解説されてるんだとか。

栄輝:知る人ぞ知る…いや、つとめて無視しようとしていた機体かも。「元ネタはガンダムセンチュリーにある」って話もあるので、今度確認しておかないと。

A機:なまじゲームで6号機(マドロック)なるものが取り上げられてしまったばっかりに…。

栄輝:そのうち7号までいくんだろうなぁ。やれやれ。しかしなんだな、ここまでなんでもありっていうか、墓場の掘り方のようなものが徹底してくると、ゼータMSVあたりもそのうちやるつもりがあるのかもしれんな。

A機:百式改とかフルアーマー百式改とか量産型百式とか。

栄輝:問題は、あそこには「ガンダム」は含まれていないってことだな。百式は百式であってガンダムではない。プロトタイプゼータはゼータであってガンダムではない。ましてΖII(ゼッツー)なんてゼータ頭のメタスだ。

A機:ゼータ祭は秋以降に見送るみたいだし、米国のゼータ放送で火がついたら、動きがあるかもしれませんね。

栄輝:俺としては、いま例にあがったゼータMSVはどれもいわゆる厨房設定すぎて関心しないんだが、それは言っても始まらないわけで。

■スニーカーのガンダム特集

栄輝:いまさらなんだが、御大のインタビューだけ立ち読みした。

A機:『ガイア・ギア』は御大将が復刊拒否してるとかなんとか。

栄輝:例によって記憶喪失装ってたよ(笑) ガイア・ギアの話じゃないけど、「角川にすり寄ろうとしていた時期がある」「お仕事として引き受けようと思った」「F91のあとにクロスボーンガンダムをテレビでやるつもりだったが、サンライズからいらないと言われた」「Vガンダムのときはバンダイに呼び出された。ゼータですら勝手にやらせてもらったのに!」「ゼータの小説は売れなかった」…いろいろと陽気に語っとりましたよ。


030522.木曜日

■MGズゴック

栄輝:買ったけどよー、いつ組むんだよー、おい。

A機:なに逆ギレしてるんですか。買ったのはあなた、組むのもあなた。

栄輝:昨晩は、例によって組立説明書のいつものトンデモ解説を読もうと思ったけど、思っただけでおわり。そんな元気もねーぞ、おい。

A機:しかし考えてみたら、ガンダムが初のモビルスーツが携行できるビームライフルを実用化して、ジオンはゲルググでようやく追いついたって設定ですけど、MS水泳部のみなさんはメガ粒子砲をガンガン内蔵していてすごいですよね。

栄輝:ビームライフルと奴らが内蔵していたメガ粒子砲は別物だったんだろ。しかしアレだな、ジオングって指から腹から口からビーム出しまくってるけど、腹のメガ粒子砲のデザインはゴッグの流れを汲むもののようにも見えるな。口からビーム出す奴はジオングだけだったか。

A機:あれはきっとブライキングボスの意匠を受けているんだと思いますよ。

栄輝:いやそれはないだろう。と、つっこみつつ、富野御大将も大河原クニオちゃんもキャシャーンに携わってたから、その線はありえるかもしれない。…なんてな。


030521.水曜日

■ラーゼフォン祭

栄輝:氷川さんの文章は不思議やのう。もう一度テレビのラーゼフォンまで観たくなってくるよ。それにしても『ラーゼフォン完全攻略』を読んで、あらためて衝撃を受けるのは、キャラクターの年齢設定かな。

A機:それだけ氷川さんの名調子で、登場人物たちが肉付けされたからなんでしょうね。

栄輝:まず惠。14歳だって。中学生だよおい。そんな小娘を見習いとはいえブリッジ要員として採用するTERRAの人材事情ってどうよ? 「キムとは同年代だから仲好し」ってことになってるけど、18歳で妊娠までしてしまうキムと、不登校の14歳って、かなり精神的にも隔たりがあるんじゃねーか?

A機:惠ちゃんは姉の遥さんは15歳も年上だし、普段は六道のおっちゃん(62歳)と暮らしているから、けっこう年上の人との付き合いも上手なんでしょう。

栄輝:たしかに、ひろい年齢層の人と付き合えるが故に、同世代からけむたがられて結果的に不登校…そういうこともあるだろうね。出る杭は打たれるか。

A機:綾人のこともほとんど同い年のように扱っていたけど、実際は3歳年下だったんですよね。

栄輝:次、ママン。36歳だってよ。うちのかみさんと同い年。

A機:えーと、次いきましょう。

栄輝:あ…そうだな。弐神、彼も36歳。

A機:コロンボ刑事みたいなおっちゃんですね。え、あのおっちゃんが36歳ぃ? ぼくの目の前にいるガンプラ買ってアニメみてハァハァしてばっかりの人と同世代なんですか?

栄輝:ものすごーく不愉快な言われようだが、そのとおりだわ。たしかに俺も外見はおっちゃんだ。しかし、弐神が家に帰るとアニメみたりアレコレ語ったりしてるかもしれないと思うと、次に観るのが怖いな(笑)

A機:あるべき大人の姿…。永遠に失われた姿…。

栄輝:ラーゼフォンっていうのは、世代ごとの役割やドラマが重奏的に展開するドラマだったんだな。綾人をはじめとして、惠、キム、朝比奈、鳥飼のような10代の連中がまずいて、実践的に活躍する遥さんやエルフィ、樹、一色のような20代後半の世代がいて、ママンや弐神のような30代後半の人たちが重みのあるドラマを演じている。ここには43歳の功刀司令も含めてもいいかもしれないけど、途中で失脚させられたのは40歳過ぎてるからかも(笑)。さらにそのバックヤードで謎や設定に深く関わっているバーベム、六道、亘理のような中年世代がいる。人の姿がすっきりと整理できただけでも、『ラーゼフォン完全攻略』は読む価値があったな。


030520.火曜日

■ラプターのテストショット

A機:ファイヤーボールSGはけっきょく買ってないですね。

栄輝:ちょっと前までマシーネン熱が下降気味だったんだよ。1/35メルジーネのおかげでまた盛り上がってるので、そろそろ手をのばすかもしれん。

A機:わりと商品ダブついてるみたいですし。買ってあげましょうよー。

栄輝:そういうのは生活に困らない上流階級の人とか高額納税者とかが言う台詞だからな。俺の辞書にはない。お前の辞書からも消しておけ。ところで、ラプターやスネークアイの凸状の頭部、どう思う?

A機:横から見たときのシルエットとか、なんとも言えないボリューム感が素敵です。

栄輝:わりとそんな評価みたいだし、なるほど、Ma.k 復活後のデザインの指標になっている。が、俺はあんまり好きじゃねーんだ。なんちゅーか、SAFSのシンプルかつ含蓄のあるデザインが、壊れてしまったような気がして。

A機:全体的にボリュームアップしてるんですよね。上半身は後ろ側もボリュームが増して、ヒザ下の形状が変わったり、つま先が追加されたり、左手の武装も強化されたり。メルジーネがボリュームたっぷりなカタチしてるから、これくらいないと負けちゃいそうっていうか。

栄輝:うむ。このテストショットみてると、ムラムラと「カッチョエエ!」って思えてしまうんだよな、たしかに。…やばいな。

A機:なんやかんや言っても、あんたは物欲の人なんやー。

■ラーゼフォン凱旋ロードショー決定

栄輝:今朝から氷川さんの『ラーゼフォン完全攻略』読んでるんだが、これ読むと、まるでテレビシリーズがものすごくいい作品だったように思えてくるから不思議だ(苦笑)

A機:いいところはいっぱいあったと思いますよ。作画とか、音楽とか、ママンとか。

栄輝:たぶん、ラーゼフォンも2巡目がおもしろいんだろうな。できればイッキに通しで観るのがいいんだろう。けど…。

A機:そんな時間はないとか言いながら、そのつもりでビデオは残してあるんでしょ?

栄輝:まぁな。あれを放送していた当時もえらい忙しくて、けっこう周回遅れで観ていたし、すきま時間であわてて観たりしてたから、あんまり頭に入ってなかったりするんだよな。正直に言おう、『ブルーフレンド』の回のことはまったく記憶に残ってなかった。

A機:「アヤトクン」「サヨオナラ」(;´д⊂ 

栄輝:そのおかげで、映画館ではサブイボ状態で楽しめたけどな。で、気になるのは、ひょっとしたらビデオ録画自体失敗してた、つまり観てない回なんじゃないかってことだな。

A機:22話でしたっけ、イシュトリの謎が明かされる回、あれだけ何か別のテープに録画しちゃってましたよね。あのテープはちゃんと保管してあります?

栄輝:うーん、そういえばそんな失敗もあったなー。でも調べてみないとわからない。再放送でもあればいいんだけど、奈良テレビの再放送って『一休さん』とか『銀河鉄道999』だもんなー。

A機:いえ、新番組なんですけど、再放送じゃなくて。


030519.月曜日

■ゾックだけがいない

栄輝:『MS兵器図鑑』、ざっと目を通したが、やっぱりゾックだけが載ってないみたいだ。

A機:他は大丈夫でした? 読みはじめの頃はV2のヴェスバーが載ってないとかさわいでたと思うのですが。

栄輝:モノクロページでちゃんとフォローしてあった。それぞれのキャプションは感心しないものも多かったな。著者がフィルムをよく観て書いていることはわかったが、読者までがすべてのフィルムを頭にたたき込んでいるとは考えないほうがいいぞ。

A機:リグ・シャッコーのキスハールとカリンガのエピソードのことですね。これだけではこちらも同じ穴のムジナになってしまうんですけど、説明いります?

栄輝:イラネ。ネットはそんなに親切なメディアじゃない。あと、宇宙世紀編なのに、俺の知らない言葉があったよ。「ビンソン計画」って知ってたか?

A機:初めて聞く言葉です。

栄輝:「V作戦」と同時に実施された計画らしいんだけど、俺もオフィシャルズで調べて初めて意識した。読んだことあるページだから、目にしてはいたんだろうな。

A機:ちなみに宇宙艦艇の増強計画っす。マゼランとかサラミスをMS仕様にするとか、そういう話みたいです。あんまり詳しい設定はされてないみたいですね。そのくせ計画で整備された艦艇の数は設定があったり。

栄輝:とはいえ、あいつらはMSを艦内に収納できないから、船体に係留するっていうか立たせてただけなんだけどな。考証としては冷却システムとか、それくらいは整備したんだろうけど。しかしこのビンソン計画、オフィシャルズでも太字になってない、いわば泡沫レベルの用語なんだが、著者はよくこんなの覚えてたなぁ。

A機:ところでこの用語、どこで使われたんでしょうね。

栄輝:さぁな、オフィシャルズは出典元までは明記しないからなぁ。テレビマガジンとかプラモの説明書とか、じつはかなり泡沫な情報源もいっしょくたに書いてあって、それだけはオフィシャルズの功罪ではあるな。

A機:たいていそういう話の場合は「信憑性に欠ける」とか「さだかではない」とか、いかにも「このへんは整合性ない設定ですよー」と臭わせる書き方になってますけどね。ところでこの計画についても、別情報みたいな書き方がしてあって、ソースが複数あるようですね。ということはけっこうメジャーな計画だったのかも。

栄輝:ビンソン計画が登場した雑誌や媒体を御存知の方、情報まってます。


030515.木曜日

■MS水泳部の夏は…

A機:MGアッガイはなさそうです(´・ω・`)

栄輝:あいたっ。ズゴックとゴッグまで出しておいて、あとはナシかよ。

A機:…でも、ゾックでたら買います?

栄輝:あー買うともさ。MS水泳部のためなら、買うさ。言っちゃあなんだが、昔のゾックはきちんと完成させてたりするのだ。

A機:ズゴックよさそうですしね。ところで、HGUCのほうは0080系がしばらく続くようです。ハイゴッグに続いて、ズゴックEと寒冷地用ジムが企画中。

栄輝:0080関係は、ブチMSのプロポーションが気に入らなかったからか、けっこうスルーしてたんだよな。よく考えてみると当時のキットで買ったのってザクFZとドム・ツヴァイだけ。あの評判のよかったズゴックEさえスルーしてる。

A機:そのへんはきっと、カトキバランスというか、バンダイスタンダードに修正されるんじゃないですか。

栄輝:たぶんね。


030514.水曜日

氷川竜介『ラーゼフォン完全攻略』

A機:まぁ、そんなにラーゼフォンのこと気に入ってたなんて。

栄輝:氷川さんの新刊として、これはチェックしたまでのこと。でも劇場版の「多元変奏曲」はよかったぞ。まだ上映してるのかな? 行ってない奴はいまスグ行っとけ。

後藤 一信・金森 検校『ガンダムMS兵器図鑑 宇宙世紀編』

栄輝:ヘタな兵器オタの解説とかあったらやだなーって思ってたんだけど、わりとプレーンにカタログ化してたんで好感が持てた。

A機:ビームサーベルだけずらりと並べるとか、けっこう面白いですね。

栄輝:まだパラッとながめただけなんだが、いちおう、よくまとまっているとは思う。が、気になることがひとつあって、…ゾックがな、載ってないんだよ。

A機:えー!Σ(゜Д゜;)  ということは、フォノン・メーザー砲が紹介されていないんですかぁ?

栄輝:単なる見落としだと思うんだが、モビルスーツ別・武器別の索引にも載ってないみたいだ。

A機:画竜点睛を欠く…。

栄輝:意欲的な企画なんだけどね。

齋藤孝『質問力』
齋藤孝『三色ボールペンで読む日本語』
D.H.グロバーグ『5つの決定的瞬間』

A機:またイロイロと買い込みましたね。

栄輝:気分転換には買い物がイイ〜。三色ボールペンは、前から気になってたんだ。けっこう細線で書き味もいいよ。

A機:気になってたのはボールペンだけですか。

栄輝:声に出して読みたい云々…なんてのはまるで興味ないな。どうでもいいけど、お前らもっと本を買って読め。

A機:DVDボックスばっかり買ってる場合じゃないぞ〜。

栄輝:このセンセ、最近の学生さんは本に線も引かない、きれいなままでは頭に入らねーぞって主張していて、その意見には俺も賛同。以前は黄色いマーカーなしでは本が読めなかったくらいさ。

A機:最近は読んだ本は片っ端から売ってしまうから、キレイなまんまが多いですけどね〜。

栄輝:ところで、線も引かない連中は、自分の本はそんなに大切にするのに、どうして本屋やコンビニでは乱暴に扱うんだ? どうして商品の上にカバンを置いたりするんだ? どうして金を払ってもいない雑誌を折り曲げるようにして持つんだ? ついでに言うと、おっさんたちはどうして指をなめてページをめくるんだ? 自分で買ってもいない本なんだぞっ。

A機:…深遠なる、哲学的テーマですな。

栄輝:んなこたーない。


030513.火曜日

■サンライズエイジ

栄輝:ようやく買えたので買ってみた。が、まだこれっぽっちも中をみていない。

A機:とりあえずいい評判きかないです。

栄輝:まぁ、自分で読んでから考えるよ。

■キングゲイナーのDVD売り上げ4000枚

A機:…だそうで。かんばしくないです。

栄輝:俺が2巻まで買って力尽きているのが原因か? 待っててくれ、かならず買うから。

A機:いつの時代も、よいものが売れるとは限らないんですよねぇ…。

栄輝:枚数売れれば即大儲け。マネジメント側が即物的な判断するだけの世の中なら、こんな世間からはエクソダスしてやるよと、ヤッサバ隊長もおっしゃっていたではないかっ。

A機:言ってません。

■来週はMGズゴック

A機:1/100スケールにふさわしいボリュームとディテール、いい感じじゃあないですか。

栄輝:ん、見たら買う。以上。

A機:けっこう、買ったままのキットが増えてきましたね。

栄輝:じゃ、買わない。以上。

A機:…いじめてる?

栄輝:いじめてない。以上。


030512.月曜日

■「茄子・アンダルシアの夏」公式サイト

A機:黒田硫黄もずいぶん立派になってしまいましたねぇ。

栄輝:俺の中ではふくやまけいこと同じ位置付け。

A機:え?

栄輝:最初に、ちょっとした短編とかみつけて大興奮、持ち上げまくってたら世間でも人気が出て、アレコレもてはやされているうちに疲弊して失速。才能を無駄に浪費させられて、あとは枯れた生活をたどる。

A機:こりゃまた厳しい。

栄輝:若さゆえの才能ってのもあるんだろうなぁって思ったり。ふくやまさんも、たとえば須藤ますび様のようにお笑いとなって生きていくことだってできたかもしれない…。

A機:まだ新作発表されてるじゃないですか。

栄輝:でも、仕事のほとんどは本の挿絵になってねーか? たまたま俺が目にするのがそうであるってだけか? 黒田硫黄も最近は本のイラストを手掛け始めてるんだが、大丈夫か?

A機:ん〜、そのへんはまったりと見守ってやってくださいよ。ところで、このサイトのURLおもしろいですね。 http://www.nasu-summer.com/ だって。

栄輝:nasu.com はつながらなかったけど、どこかが持ってるんだろうか。

A機:ちなみに http://www.nasu.co.jp/ だと、那須高原リゾートにつながります。


030510.土曜日

■イエ・サブの1/35メルジーネ

A機:ネットで評判いいので気になってたんですが、これ、むちゃくちゃいい出来じゃないですか。

栄輝:俺も驚いたよ。SAFS が見るからにショボイ出来だったから、あっちは全部スルーしてたんだよね。ワーキング SAFS のタンジェリンカラーの奴だけ買ったけど。

A機:1/35ってスケールはどうかと思っていましたけど、これくらいの精度が出せるなら、十分及第点ですね。

栄輝:もともと1/20っていうのが、1体のスーツとして組むときは作り込めて楽しいんだけど、SF3DもといMa.Kって複数のアイテムを並べるだけでドラマがうまれたりするような楽しさがあるから、マスとしての作品をつくろうとすると、けっこう負担になるんだよな。うん、この1/35っていうスケールはいい感じだよ。このクオリティでジェリーとクレーテの商品化をよろしくお願いしたく。


030509.金曜日

■わすれたころにやってくる俺エヴァ論

A機:べつにいいですけど。

栄輝:いいなら黙って聞いておけ。放送当時から提唱してるんだが、こっちには書いてなかったような気がするので書いておくぞ。いいか、ひとことで言うと、アレは庵野ちゃんのガンダム卒業論文なのよ。

A機:はぁ?

栄輝:合いの手いらねーから黙ってろ。セカンドインパクトっていうのは、ガンダムなんだ。ガンダムが放送されて、15年後にエヴァンゲリオンが放送。ミサトさん(庵野ちゃん自身)がシンジ君と同じ年頃にガンダムを観てショックを受けて、その影響でエヴァンゲリオンを作りました。そういうお話し。ファーストインパクトはもちろん宇宙戦艦ヤマトな。

A機:それだけ?

栄輝:おう、これがエヴァンゲリオンのすべてなのだ。ついでに、ニフで発表してそのまんまになってた俺Vガン論も書いておく。

A機:……。

栄輝:沈黙という名の合いの手かよ。いいか、Vガンダムっていうのは、ひとことで言うとガイキングだ。

A機:なるほどーっ。Aパーツが上半身、Bパーツが下半身、Cパーツが胸部と頭部になって、主人公がそこに乗っているからクリソツだと。Aパーツが両腕を前につきだして飛んでいるところとか、Bパーツがたんなる「腰から下」なスタイルなところとかもクリソツだと。でもってフェイスオープンはF91でやっちゃったからあえて仕込んでないと。

栄輝:……。

A機:あれ、何か間違ってました?

栄輝:この話は、VガンダムがDVD化される時にもういちど蒸し返すからそのつもりでいろよっ。


030508.木曜日

■重戦機エルガイム大全

栄輝:この本の御大将のインタビューは、いろんな意味で貴重ではあるな。

A機:でも、直接そうは言ってないだけで、「失敗作」と言ってるようなもんですけど。

栄輝:エルガイムという作品がいまいちはじけていない理由が端的に語られているのだから、それだけでも価値があるっていうことだよ。それと、「エルガイムをやったからターンエーやキングゲイナーがつくれた」「キャリアだけで20年も食っていけると思うな」っていう意見は、ずしりと響くね。

A機:そろそろ総監督がガンダムを作った年齢…ですもんね。

栄輝:初期設定、企画書、ストーリー紹介、スタッフインタビューなど、いちおう全部網羅しているわりには、どこか薄っぺらい本っていう印象がぬぐえないのは、いったいなんなんだろうね。

A機:セオリーどおりの構成に終始しているからじゃないですか? ってゆーか、永野本人がまったく登場しないからでしょ、やっぱり。

栄輝:そうかな。それだけじゃなくて、角川が出していたエルガイムのムックって、もう少し重厚な印象があったんだが…。FSSの原型となったオリジナルストーリーとかに誤魔化されていたのかもしれないけど。

A機:最後にこの作品になんの関わりもない涼平のコラムが1ページはさまっているのも、この本の締まりのなさの原因かも。

栄輝:「セオリーどおりの構成」の中での唯一の緩さ…みたいなものかな。ああ、わかった、この本は企画した人が熱く語ってないんだよ。編集者が若いか、オタクとしては俺よりも後の世代なんだろうな。

A機:自分の体験から語っていかないと気が済まない世代…。それはそれで難儀な世代…。


030507.水曜日

■ギレンの野望・特別編・蒼き星の覇者

A機:ワンダースワンのソフトですね。

栄輝:気が付くと発売日とっくに過ぎてるわけだが、ここ最近そういう店にでかけてないのでなにがなんだか。

A機:「幹部会議ゲー」というなんだかよくわからない評判のようですね。そういえばこのソフトのためにスワンクリスタルを手に入れるって言ってませんでした?

栄輝:そういう状況ではなくなってるからなぁ。ゲームをやることにはやぶさかじゃないよ。先月『ラストアライブ』けっこうやりこんでたの知ってるだろ?

A機:そういえば、なんかやってたみたいですねー。ギャザビ2はどうするんですか?

栄輝:やるよ。そのうち。『ラストアライブ』もまぁこんなとこかなってくらいはやり込んだから、そろそろ「再開」するか。

A機:再開って、最初のステージしかやってなかったクセに。

栄輝:お前のツッコミはどうもいじわるでいかんな。パラメータ変えちまうぞ?


030506.火曜日

■春の新番組

栄輝:息子に受けがいいのは、『ソニックX』だな。

A機:なんというか、絵に描いたようなアメリカンな雰囲気が他の作品とは違っていて楽しいですね。

栄輝:あとはレギュラーで『マシンロボレスキュー』と『ポケモンAG』と『アバレンジャー』。『ファイズ』はやはり難しいのか、あまり相手にされてないな。あと『アトム』はなぜか空を飛ぶのがゆるせないらしい(苦笑)

A機:その拒絶はいったいなんなんでしょう。

栄輝:彼には彼なりの原理原則があるからな。さて、僻地住まいなもんでやってない番組も多いが、テレビ大阪が受信できたらどうなってたか。

A機:『ポトリス』『プラスターワールド』『コロッケ』他に何かありましたっけ。

栄輝:『トランスフォーマー』忘れちゃいかんだろ。テレビマガジンなどの雑誌ではマシンロボレスキューよりもはるかに扱いが大きいから、イヤでも目に付くみたいだ。トイザらスあたりで番宣ビデオやってると、食い入るように見ているし。

A機:マシンロボレスキューの関連商品って本当に少ないんですよね。奥様も嘆いていらっしゃいました。

栄輝:あったらあったでアレもコレも買ってくれだの買わないだのともめるから、どっちもどっちではある。とはいえ、弁当箱とかハンカチぐらいはあってもいいのにな。


030504.日曜日

■暴れんじゃあ

A機:アバレンジャーは楽しいです。うはうは。

栄輝:エミポンがアバレピッグのままだと思ったら、あんなカタチで出演させるとはなかなかやるな。ってゆーか、2週目に引きかよ。

A機:ディメノコドンの件も、見返すとその前の週からネタふってたみたいですし、序盤のイベントとしてはいい山場になってると思いますよ。爆竜同士の対決っていうのも、熱いです。燃えます。

栄輝:「暴れんじゃあ」は、同じネタをでじこに先にやられているのがちょっと残念。ってゆーか流行ってる?

A機:まさかぁ。


030503.土曜日

■ガシャポン・ガオブレス

栄輝:500円ガシャっていうのはエロゲ系フィギュアあたりで前からあったけど、400円ガシャっていうのは珍しいな。

A機:お子さんよろこんでるし、わりとリーズナブルでいいのでは?

栄輝:ひとつで済めばな。たまたま最初に出たのがプテラだったんだよなぁ…。

A機:お子様としてはティラノがほしいんでしょうねプラ。

栄輝:けっこう鳴き声もうるさいんだよテラ。


030502.金曜日

■営業車に乗って

栄輝:いっしょに仕事している奴の営業車の代替車の代替車っていうのが軽自動車だとかで、運転させてもらったんだよ。軽自動車ってどれも同じだと思っていたけど、まったく違う操作感。

A機:ハンドルとかアクセルとか。

栄輝:ハンドル軽すぎてスゲー微妙だし、アクセルはベタ踏みするか踏んでないかどっちか、みたいな大味。ひとことで言うとゴーカートみたいな運転感覚。

A機:はぁ、そんなに違いますか。

栄輝:クルマの雑誌で試乗レポートってよくあるだろ、あれを書く人の気持ちが分かったね。クルマによってテイストはまるで違うんだ。いやぁ、勉強になったよ。

A機:自分のクルマに慣れてしまっているっていうのもあるんでしょうけどね。


030501.木曜日

栄輝:…なんだ、ゲームは増えないのか。べつにいらないけど。

A機:AACへの対応だけみたいですね。ちょっと残念。この残念感を払拭するために、AACでの再エンコを、ぜひ。

栄輝:面倒なんだがなぁ。


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