030430.水曜日
■ iPod
栄輝:金ならないぞっ。
A機:まだ何も言ってないじゃないですかっ。
栄輝:FireWireコネクタが本体からなくなったのが気に入らんっ。
A機:でも、いろいろとよくなってますね。On-The-Goプレイリストなんて便利そうじゃないですか。
栄輝:そういう問題ではないっ。
A機:わかってますよ。でも、そろそろ5GBはいくらなんでも手狭です。
栄輝:とりあえず、ソフトウェアのアップデートだけしてやるよっ。ってゆーかソフトウェアアップデートにはこれは表示されないのか? こういうのは自分でやったらどうだ?
A機:AAC に再エンコーディングも、よろしくお願いします。
栄輝:うへっ。確実に効果があるということだが、面倒なのは間違いないな。
030429.火曜日
■月刊ガンダムエース/手塚治虫マガジン
栄輝:よく考えたら、先月号もオリジンとトニたけ読んだだけで溜まってるじゃねーか。
A機:ゆうきまさみと安彦さんの対談載ってますよ。
栄輝:毎月ガンダムオンリーの雑誌がでるのはうれしいけど、今のペースだとこちらが消化しきれないかもしれないというのはまずいな。
A機:手塚治虫マガジンのほうは熱心に読まれてますね。
栄輝:とはいえ、『ブラックジャック』の掲載分は、数ヶ月前に単行本読み返したときに読んだエピソードばっかりだったなぁ。しかし青騎士の正体があんなだったとは…。ギミックが仕込まれているっていうのは、時代的にはとってもカッコイイものとして映ったのではないだろうか。そういえば、サイボーグ009の漫画版のドルフィン号の設定とか、ムチャクチャなんだけど好きだったよ。
∞
030428.月曜日
■夏のセンチネル祭り
A機:すごいですよ、GFFでゼータプラスにクロスボーンガンダムですよ。ゼータプラスはハミング・バードを含む5タイプを再現、オレンジとブルーの2タイプ発売。クロスボーンは1号機と2号機の両方が発売で、例のコア・ファイターも再現されるようです。ほぉ。ゼータプラスはウェイブライダー形態については割り切ったようです。5タイプっていうのは、A1、A2、C1、C4、ハミング・バードかな。C4までやってくれるならうれしいかも。D型はむしろオミットか。いや、C4よりもB型でごまかす可能性もある?
栄輝:なんだよー、ゼータプラスはウェイブライダー形態でなんぼのデザインだろうが。
A機:いいじゃないですか、MS形態オンリーでも。ハミング・バードやるなら、専用スタンドも用意されるでしょうね。クロスボーンのほうも期待が高まりますね。あの隠し武器の数々が、どこまで再現されるか。マントとか。
栄輝:しかし3号機が予定されてないのはどういうことだ? ステイメンと同じで、3号機は最後までとっておくっていうパターンなのか? いいじゃねーか、オーキスなくても、デンドロビウムでなくても、ステイメン単体でもバリューあるってばよ。
A機:はいはい、そうですねー。それにしても、これで秋まで生きる楽しみができたってもんじゃないですか。元気だしていきましょうよ。
栄輝:あーそうだな、今は金ないけど、その頃には少しはたまってるかもな。
A機:トリコSガンで締め、なんて約束は撤回の方向で。
栄輝:あーそうだな、いちおう考えておく。
A機:だめだこりゃ。
030426.土曜日
■むしまるQ・ゴールド/ウーパー・クイーンの宮殿
栄輝:まさかと思ったが、表題曲はキングクリムゾンなバリバリプログレ。
A機:そこに阪田あやや嬢なる女性のラブリーボイスで「ウパーッ」ですもんねぇ。
栄輝:バグルスとかビリ・ジョエルとか、今回はまるで俺の洋楽遍歴なぞっているような構成だな。これ聞かないで音楽聴いてますって奴はモグリ認定。いますぐ買いに走れってこった。
A機:毎回、全曲カラオケがついてますよね。あれって普段は聴かないですけど、たまに聴くとアレンジの妙がわかって楽しいですね。バックコーラスとかもビシビシ凝ってますよ。
栄輝:ちなみに『ホタル・カリフォルニア』のラストはライブ・バージョン準拠な。
∞
030424.木曜日
■ラーゼフォン・多元変奏曲
栄輝:…この映画を、認めるっ!
A機:ラーゼフォンって素敵な物語だったんだ…。誰だよ、エヴァっぽいなんて言ったのは。この物語は美しい。
栄輝:いや、それはどうかはわからないけど、観てよかったなって思えるから、認める。このフィルムは、映画館で観てほしい。
A機:DVDになってから…じゃダメだと。
栄輝:映画館でこれを観たという思い出を手に入れることが大切なんだよ。
A機:たしかに、そういうことがテーマになってましたね。
栄輝:人間は忘却する生き物である…。どんなに忘れないと胸に誓っても、日々をすごしていくうちに、意識は変革し、記憶は変容していく。記憶っていうのは圧縮されて抽象化されていき、「そうだった」という概念だけになっていく。感情とか感覚とか、知覚的なものを「そのままに」再現するなんてことは、おそろしい速さで不可能になっていく。遥がずっと綾人を思い続けてきた感情は、どれだけピュアなものでありつづけたとしても、やはりあの頃の気持ちとは違う。生きていくというだけで、そうして人は忘却を重ねていくのだから、時間の調律という現象は、じつはひとりひとりの存在の中でも行われていることなのではないかと思う。
A機:はぁ、なんだか難しいこと言ってますが、ようはおもしろかったと。
栄輝:おもしろかった。テレビシリーズを観て、あまり楽しい気分になれなかった人は、この映画を観るべきだろう。ラーゼフォンを観たという体験が見事に調律されるハズ。この意味わかるか?
A機:終わりよければすべてよし?
栄輝:ふむ、近いけどちと違うな。いや、それで合っているか。とにかくみなさん観に行ってください。
A機:GONZOの新作『SPIRIT』の予告も観られますよ。
■MS水泳部祭
栄輝:電ホの早売り買ってきた。
A機:MGズゴックもいい感じじゃないですか。ゴッグも、画稿をみるかぎりでは期待できる感じですよ。
栄輝:そりゃ、あいつらはもともとデキがいいからな。しかしなんだな、ここまで内部メカと外側装甲が皮一枚めくっただけの関係だと、さすがにつまらなくなってくるな。べつに円筒形のパーツに四角い内部メカを入れろって言ってるんじゃないんだから、もちょっと、な。
A機:ゴッグの頭部パーツの中味は四角くてごつごつしてますね。
栄輝:俺が言いたいのは、そういう意味じゃないんだがな。ところでSEEDの1/100は、あんまり評価されてないけど、デュエルガンダムの1/100は、かなり好みの体型に仕上がっていていい感じだ。
A機:1/144と比べると、1/144は全体的に頭が小さくて頭身が高めなんですよね。1/100のほうがプロポーションもメリハリがあってボリューム感がありますね。
栄輝:サイズの問題もあるんだろうな。1/60ぐらいになると、小さいスケールと同じプロポーションでは見た目にボリューム不足になるので、意図的にバランスを変えるっていうし。
A機:で、総じて1/100のモビルスーツのプロポーションは好みに合っていると。
∞
030423.水曜日
■32番組録画予約
A機:あの…まるで足りません(苦笑)
栄輝:正直、64番組に対応してほしい。考えてみりゃ、「むしまるQ」と「ピタゴラスイッチ」の向こう二カ月の予定だけで10番組消費するわけで、あと毎週録画予約分だけで10や20タイトルはスグに埋まっちまうんだから。
A機:前に予約数もハードディスクの容量もまるで足りないって文句言ってるのをみたときは「何をぶうたれてるんだろこのアニオタは(藁」なんて思ってましたが、彼は間違ってなかったのかも…。
栄輝:いや、彼も我もアニオタなんだから、そうなって当然だったんだよ。「そんなに録画して、いったいいつ観るんだ?」って俺も思ってたけど、べつに見られない分量でもないんだよな。くだらないバラエティとか流してる時間を使って「ハッチポッチあんこーる」観るとかさ。
A機:それに、すぐには観ないけど、保存しておきたい映像ってやっぱりありますね。
栄輝:あわててRAMに待避させると、もうそこでモチベーション終わってしまって、一生観ようとしなくなる場合もあるから、「いずれ観たら消す」っていうのは安易にRAMには持っていけないし。そうするとハードディスクがすぐにパンパンになるし。
A機:あなおそろしやRD−Style。
栄輝:80GBの人はそれなりにパンパンに。120GBの人はそれなりにパンパンに。160GBの人はそれなりにパンパンに。量の問題で言えば後者に行くほど多くなるけど、背負った因業は皆等しく。
∞
030422.火曜日
■MGゴッグ
栄輝:…らしいな。
A機:水泳部ガンガンいきますよ。これでMGアッガイも可能性がでてきましたよ。
栄輝:ゴッグといえば、昔のキットで、なぜか1/144も1/100も完成させた数少ないキットなんだよな。
A機:たしか1/100のほうは、けっこう後期に発売されたキットで、モノアイの可動や腕の伸縮機能など、当時のプラモデルとしては意欲的なギミックが組み込まれていたんですよね。
栄輝:モノアイレールの再現はどうかなぁ。なにしろミゾが彫ってあったもんな。それはともかく、頭部パーツの可動はいい感じだったなぁ。1/100はグレー系のカラーリングにしたり、わりと楽しんで作ったよ。そんなこんなで、HGUCのゴッグはスルーしてるんだよな。
A機:なら、なおさら楽しみってもんじゃあないですか。
栄輝:どうだろうね。一年戦争の水物MSはどれも怪獣っぽくて好きだけど、どうだろうね。
A機:あらま、ゴッグでは引き弱いですか? この際、アッガイ出るまでの御布施と思って。
栄輝:御布施するつもりは今さらないよ。そんなのは若い、金のある20代の連中に任せる。正直、今年に入ってからまともにプラモに向かい合ってないんだよなぁ。物理的に出来なくもあり、心理的に出来なくもあり。それが辛くて辛くて。
A機:ガンプラ抑うつ症候群…Σ(゜Д゜;)
∞
030419.土曜日
■昔の武士の侍の、馬から落ちて落馬して
栄輝:トリコロールの綴りは?
A機:TRICOLORもしくはTRICOLOURっす。
栄輝:トリコロール・カラーって、三色・色と言ってることになるんだが、あたりまえのように定着してるな。気持ちわりぃ。
A機:ハンドル・ネームもハンドルでいいのに、蔓延しちゃってますね。
栄輝:頭部ヘッドとか鳥バードとか犬ドッグとかエテモンキーとか。
∞
030418.金曜日
■GFF
#0014 Ex-Sガンダムタスクフォースアルファ
栄輝:ようするにセンチネルの本編に登場したトリコロールの Ex-Sガンダム。
A機:付加価値はドライデカールだけのようですね。
栄輝:もともとSガンダムには、最初バンダイにデザインを提出したら「こんなのガンダムじゃない」と拒否反応示したのでトリコロールに塗ったらすんなりOKがでたという逸話がある(といっても初期デザインのイオタガンダムのことのようだが)。というわけで
GFF の中で Ex-S ガンダムを普通に認知してもらおうと思ったら、トリコロール出すのがてっとりばやい。今後は #0011 のいわゆるリファインカラーよりも、こっちのほうが主流となって市場で流通していくんじゃないかな。
■見せたくない番組1位「クレヨンしんちゃん」PTA調査
栄輝:おいおい、クレしんなんて、今やってるアニメの中では、相当優秀な部類だろうが? もっと「見せたくない」というよりも「見せられない」番組はゴマンとあるぞ。
A機:他にどんなアニメがあるかも、PTAのみなさんは御存知ないんでしょう、きっと。
栄輝:同じ土俵で考えても、『ちびまるこちゃん』のほうがよっぽど見せたくないね。あそこで描かれているのはドロドロしたインモラル家庭じゃないか。それに比べて野原家の健全さといったら。
A機:今やってるアニメなんて、ほとんどが萌えという名のオブラートでごまかしたエロアニメだということに気が付いてないんだろうなぁ。すべてのアニメの中では、『クレヨンしんちゃん』は健全なアニメの上位に余裕で入ってますよ。
栄輝:民法のニュースも見せたくないな。朝から殺人事件ばっかり取り上げてよぅ。
A機:バラエティのほとんどは、見せたくないですね。
∞
030417.木曜日
■成恵の世界
栄輝:ぼちぼちと続きを読んでいる。
A機:おや、えらくご執心で。
栄輝:いや、それほどでもないんだが、なんとなく。
A機:アニメの公式サイト、プロデューサー日記で「DVDの売上如何によっては続きが作られるかも」みたいなことが書いてありますね。
栄輝:なんだか最近の1クールアニメは、どれもそんな展開になってきたな。アメリカのドラマに近いスタイルか。どのへんが今シーズンの山場か、コミック読んだらだいたい分かってしまった…。
■みてない
栄輝:今週のアニメは溜まるいっぽうで、ちっとも消化できんのだよ。
A機:はやく『スクラップドプリンセス』みましょうよ。
栄輝:考えてみたら先々週の『マシンロボレスキュー』をまだみてなかったな。
∞
030414.月曜日
■サンダーバード/ひょっこりひょうたん島
栄輝:ん〜、サンダーバードがまったりしてるのは分かってたからべつにかまわないが、ひょうたん島があそこまでとりとめのない作品だったとは。
A機:声優さんはがんばってるんですけどね。
栄輝:録画の関係でプリンプリン物語がとびとびにしかチェックできないのが残念至極。
■成恵の世界
栄輝:公式サイトによると、関東圏に先行して放送された関西では先週の日曜日にコミックがドンと売れたそうだ。で、単行本一巻買ってみた。
A機:ここんところ、こらえ性がこれっぽっちもないんですね。
栄輝:いやごもっとも。で、読んでみてわかったのは、なんで原作ファンが口を酸っぱくして「原作のよさがブチ壊しだ、テンポわるすぎだ」と騒ぐか。
A機:そりゃ、18ページのコミックを30分モノにのばすと、体感速度はまるで違いますものね。
栄輝:俺は、アニメの演出は正解だと思う。コミックのほうは、テンポはわるくないが、シーン毎の描写はどちらかというとドライで、薄い。アニメはそのあたりをうまくすくい上げて、ふくらましている。意図的に解釈をスライドさせているところもあるようだが、そのスライド具合も絶妙だと感じた。
A機:ようするに、コミックのままアニメにすると、ヘタレになると。
栄輝:コミックはコミックでそれなりに楽しいので、せっかくだから続きも読んでみるか。30分で1冊読めるし。
A機:ぷっ。アニメの9倍…。
栄輝:体感速度は3の二乗…。
030413.日曜日
■アバレッド
栄輝:今日の放送をみて、はじめてアバレッドの中の人には、レッドの資格があるって思えるようになったよ。
A機:丁寧にしゃべるレッドって、新鮮を通り越して奇妙ですらありますね。
■成恵の世界
栄輝:原作はまったく相手にしてなかったから知らないし、オープニングがパクリだろうがなんだろうが気にしてないんだが、スタジオライブ制作だったり芦田さんがまだ仕事してたってことには驚いてる。
A機:成恵は自分が宇宙人であることを受け入れてくれるという、ただそれだけで主人公のことを気に入っているんですかね。
栄輝:そうとしか読みとれないな。他にも「ありのままの君が好きだっ!」ってな男があらわれたら、そっちに乗り替えるんだろうか。主人公のアイデンティティーもそのときにようやく試されるのかも。
A機:成恵にちょっかい出しているハジメという女の子も、1話ではよくわからなかったのですが、どうやらクラスメートからは孤立しているみたいですね。
栄輝:成恵に突っかかろうとしたときにクラスメートがジャマをしたのは、成恵を守るためとかではなくて、単にハジメをからかいたかったから、とは。ハジメちゃんかわいそうじゃんっ! 彼女のアイデンティティーは宇宙人やSFや天体好きってところにあるわけか。成恵のナチュラル(?)な存在それ自体が、彼女のアイデンティティーを揺るがすわけだな。
A機:成恵とハジメちゃんのアイデンティティー・クライシスとその回避が裏テーマ? となると、なおさら主人公のおめでたさが際立ってくるわけで。
栄輝:あんまり深刻に考えるアニメでもないんだろ。1クールで終わるし。
A機:にしては語りますね。
栄輝:なにやら仲間内で盛り上がってるみたいなもんで、つい。
∞
030410.木曜日
■みかん晴れ/世界名作劇場ボトルキャップ第2弾
栄輝:インクまみれのラスカルといつも勝手なことばかりしている気まぐれなイヌをゲット。あとはどうするかなー。
A機:道標にぶらさがるアメディオをおながいします。
030409.水曜日
■古賀亮一『ニニンがシノブ伝』第2巻
栄輝:あーくすぐられる、くすぐられる、脳ミソのシワがくすぐられるっ!…って感じ。
A機:ようはお気に入りだと。
栄輝:電車で読むのはちと照れるがな。でも読むんだがな。
A機:…とほほ。いそいでCDの予約に行かなくチャ。
∞
030408.火曜日
■アストロ球団
A機:SJR、集英社ジャンプリミックス。コンビニで売ってる奴ですね。
栄輝:『アストロ球団』って、近所でなかよしだった兄ちゃんの部屋の本棚に置いてあって、幼稚園〜小学校低学年の俺には野球漫画ってどうにも難しくて、あこがれの作品だったんだよな。三段ドロップ、ジャコビニ流星打法、スカイラブ投法といった言葉だけが脳裏に刻まれて。数年前に太田出版が復刊してたんだけど、あまりの高額に手が出なかった。紙質や装丁は雑誌レベルだが、安価に読めるんだからコンビニ・コミックもわるいもんじゃないと思ったね。
A機:でもこれ、ダイジェストになってるようですね。いきなり中盤からスタートしてるような…。
栄輝:その場かぎりの商品だからか、基本的に前後の関係とか考えないで楽しめるようになってるみたいだな。なるほどコンビニエンス。おそらくバックナンバーなども在庫は持たないと思われ。
A機:続きは夏頃ということで、また忘れた頃に発売されるんですね。コンビニがよいがやめられない、と。
栄輝:それにしてもブッとんだ漫画だわ。楽しいの楽しくないのって。とりあえず鉄道がでてくると「ブワーッ!」って異常な迫力で描かれているのが興味深い。
030407.月曜日
■誕生日
A機:この日が誕生日だそうです。そういえばボクの誕生日って…。
栄輝:わすれた。
A機:Σ(゜Д゜;) ガーン。
030406.日曜日
■鉄腕アトム
A機:みるからに手間と金がかかってますね。
栄輝:みるからに「世界市場、グローバルスタンダード、世界に誇る日本のロボット工学&ジャパニメーション」って感じで、ここまでやってくれるとかえってすがすがしいな。
A機:楽しい作品になってくれるといいなぁ。
栄輝:日曜の朝から深刻なのは『ガサラキ』だけで十分じゃ。
∞
030402.水曜日
■オーバーマン キングゲイナー・エクソダスガイド
A機:前に“「ブレンパワード・スパイラルブック」のような入魂のムックが出る(まではDVDのファイルが貴重な資料)”って話をしたことありましたけど、出ましたね。
栄輝:まだシュリンク状態なので、どんな中味なのかも分かってないんだけどな。

栄輝:…で、あけてみた。わはー。なんじゃこりゃー(笑)
A機:ペーパークラフトに「寸・語録(すごろく)」ですか。なんだかすごいテンションのムックですね。
栄輝:オバカ丸出しのウルグスク・オーバーのページから、初期の企画書、対談、スタッフインタビュー、そして最終話は大河内シナリオと御大将絵コンテの両方を掲載。いたれりつくせりの内容だな。とってもキングゲイナーらしい一冊だわ。
A機:キングゲイナーって本当に楽しいですね。
栄輝:もっと楽しみたい、っていう気分にさせるところがいいな。本編をまた観たくなるし、このムックはあくまでエッセンスなんだっていうところもしっかり感じられる。無理して中味を水増ししているという感じがまるでない。ここから先は自分たちで楽しみなよっ!って感じが伝わってくるな。
∞
030401.火曜日
■四月一日
A機:エイプリルフールなんですけど。
栄輝:俺は自分にウソはつけないタイプ。だから他人にもウソはつかない。ウソ。ホントは面倒なのでイベントはナシ。ウソサイトを立ち上げるヒトって、けっこういるけど、いまさらって感じもするんだよな。
A機:正直者というよりは、自分にとっての真実だけで生きてるヒトだからなぁ、このヒトは。
■オオゴシテイスト
A機:ゴティこと大越友恵嬢の公式サイトです。
栄輝:「好きなこと:こまごました作業」「尊敬するヒト:のっぽさん」…かわいいな、オオゴシっ!(笑)
■ササキバラ・ゴウ氏が「10年目のVガンダム」について言及
栄輝:そうか、十周年なのか。亡くなった友人に、「それでも、見ておけよ」なんて説得をしていたのが懐かしいな。
A機:ベスパのモビルスーツのデザインなんて、あんまり評判よくないですが、あのヘンさ加減はやっぱおもしろいですよね。
栄輝:間違いなく「類のないデザイン」だし、どのモビルスーツも個性的だし、本編でもけっこう上手に使われていたから、俺は好きだな。あとでゾロアット&ゾリディアのデザインがクイン・マンサそのまんまだったことに気が付いたときはちょっとショックだったけどな。ゾリディアの1/100はガンプラとしては隠れた名作キットだし。
A機:昨年のいつごろだったか、ビデオを発掘して見返してなかったですか?
栄輝:1話から通しで見ようと思ったんだが、最初の1クールって、見ていてしんどいんだよな。ドラマは流れているのに、なんでこうも疲れるかというと、やはり御大将の神のメス(絵コンテともいう)が弱いからなんじゃないかと。それでも、ゼータよりも評価したいポイントってかなりあるはずなんだがな。
A機:十周年というと、当時10歳ぐらいだったお子さんが成人するわけで、多感な頃にアレを見た若い世代には、意外とハマっているヒトもいるみたいですね。
栄輝:なにしろエグいからな。昨年、ラポートの『機動戦士Vガンダム大事典』を手に入れたんだが、小牧編集長のインタビューもどうにも煮え切らないというか、評価すること自体が困難だという反応なんだよな。すごく、混沌とした作品だから。それはフィルムの上でも、マーケティングとか外側の事情も。
A機:いきなり「ザンスカールのベスパのモビルスーツ?」、ですもんね。
栄輝:聞いたことのない単語の羅列は、視聴者にとってはノイズの連続なのだが、そういうのを意図的に出しているというよりは、どうもスタッフが無自覚すぎたのが実際のようだな。プレゼンテーションというのはかくも難しいものなのだよ。そういう不出来も、最近の富野作品では頻繁に言われるようになった「2回目からが面白い」で払拭していただくしかないな。VガンダムもいずれDVD化されるだろうが、バンダイの動きをみていると、今年はゼータ関係で盛り上がりたいみたいだな…。サブイベント的なものでもいいから、Vガンダムのリスペクトもお願いしたいところ。
■『カスミン』公式サイト
A機:第三期のスタートにあわせてようやく立ち上がったようです。
栄輝:一年以上ほったらかしにして立ち上げる…なんだろうね、いったい。サントラCDもこっそり発売されてるようだな。ゴールデンタイムに進出して、さらなる人気がでること間違いなしか。
A機:でも、いまのところ第四期の予定はないらしいんですよねぇ。
栄輝:『だぁ!だぁ!だぁ!』みたいに永遠にリピートしてかまわないんだよ、こういう作品は。
■MGディープストライカーの可能性
A機:人間の欲望って果てしないですね。もうそんな話をしてる人がいますよ。
栄輝:考えてみたら、マスターグレードのシリーズで1万円を超える商品って、まだ出てないんだよなぁ。
A機:たしかに限界突破を果たすとしたら、ディープストライカー以外にないでしょうね。サイコガンダムやクインマンサのような「スケール違い級」のガンダムもあるにはありますが。
栄輝:ゼク・ツヴァイよりは出る可能性があるんだろうし。
∞