Miscellaneous
−2002年12月のテキスト−


021231.火曜日

A機:今年もいろいろありましたね。

栄輝:HGUCデンドロビウムとかMG Sガンダムとかか? アストロミゼットとかか? 杉浦メンバーの逮捕とかか? あずまんが大王のアニメ化とかか? スターウォーズ・エピソード2とかか? ラティアスたんとかか? キングゲイナーとかか?

A機:あう。えと、まぁ、そんな感じです。(このオタクめ〜)

栄輝:おまえが仕入れてくるネタだってそればっかりだろうが。

A機:いいーじゃないですか。そういうネタにしか興味ない人に、そういうネタを提供して何がわるいんですかっ。

栄輝:ぐっ。それは俺に生活をあらためろと?

A機:言い出したのはそっちですっ。でも無理なのわかってます。

栄輝:なにをーっ。じゃあ来年はもっとどうしようもないネタばっかり連発してやるからな。なにしろ来年は…。

A機:年男だもんね。

栄輝:そういうこった。リアルライフの運勢はサイアクよ。おそらくプチ厄年炸裂と思われ。もっと底辺はいずってやる。

A機:そういうわけで。らたまいねん。

栄輝:らたまいねん。


021230.月曜日

■hp psc 2150 という複合機

栄輝:買ってきた。

A機:うわーい、新戦力だぁ、パワーアップアイテムだぁ。

栄輝:いや、お前につなぐわけじゃない。

A機:エエーッ?

栄輝:これは、奥さんが内職で使うために買ってきたんだ。だから普段は彼女の端末につなぐ。

A機:がっくし。

栄輝:そのうち接続してやるよ。もっとも、セッティングするのは新年あけてからになりそうだけどな。


021229.日曜日

■HGUCジオいまさらだけど

A機:普段はやらないセピア調仕上げなんてやってみたりして。

栄輝:数日前に組みあがってたんだけど、デジカメ撮影する時間がなくてね。

A機:「出来がいい」って評判はキャッチしてましたけど、正直、パーツ状態では「いつものHGUC」ぐらいの印象しかなかったんですよね。

栄輝:実際、組んでいる途中でさえも「やっぱりジオはジオだよ」って感じだったんだが、組みあがってみると、もうなんともいえない力強さと色気のある造型でさ。肩まわりのへたれなデザインさえも格好よくみえてしまうから不思議だな。

A機:ぼく、生まれて初めてジオが格好よく思えましたよ。さっきの肩まわりのデザインも、他の同スケールのMSと並べてみたときに、まったく違うコンセプトというか、なぜジオはこれだけデカイのか、とか、そういった説得力までが込められているように思えてくるんですよ。小林誠もじつはそのへんまでちゃんと考えてデザインしていたのかも…とか。

栄輝:いや、そこまでほめる必要はないかもしれないけど(笑)、元のデザインから立体物としての魅力をひきだすことに成功している、名作キットであることは間違いないな。それと、ここまでやってみると、まだまだ解像度をあげきってないというか、マスターグレードにしたときにどうなるか、といったこともつい考えてしまうのが面白いというか危険というか(笑)。

A機:たとえば? 内部フレームの可動とかですか。

栄輝:そのへんはデフォルトできっちり詰めてくるんだろうけど、たとえばテールスタビレータ。マスターグレードにしたら当然、可動軸を設けてくるだろうな。先端のセンサー部分(?)の処理や、スタビレータ自体の厚みだって、中央部分が気持ちふくらんでいるような造型にするんじゃないかとか、そういうディテールの盛り込み所がまだまだあるのよ。

A機:マスターグレードでジオが出たら8千円とか9千円とか言われてますけど、高額キットなりの造型に期待したいですね。

栄輝:ジオとしての立体造型は、このHGUCでも本当に高いレベルに到達している。背中のフィンには翼端灯を思わせるようなスジボリが施されていたり、独自のハイレゾリューションなデザインもさりげなく埋め込まれていたりする。モデラーとしては、そういう送り手側のボールを上手に受け止めてやりたくなるね。

A機:最近、模型雑誌の作例よりも、自分の目の前にある素組み状態のキットの方が出来がいいように思えることがあるんですけど、ジオもそんなキットのひとつですね。

栄輝:そうだな、それだけキットの出来がいいということだろうし、雑誌の写真では伝えられない色気のようなものが、実物にはあるということだろうな。


021228.土曜日

■ガンダムSEED

A機:キス一発、気分スッキリ。でもシャトルやられてショック。失意のまま大気圏突入。

栄輝:たのむからバスターガンダムの「長距離砲でアウトレンジから攻撃」っていう設定をいかしてやってくれよ、と。

A機:越権行為連発のナタルは、そろそろ懲罰じゃないすかねぇ。マリュー艦長も「銃殺刑です!」とか言ってやればいいのに。

栄輝:売れているガンプラに申し訳ないと思わないのかスタッフよ(;´Д`)

■カスミン

A機:うぇぇん、ぼく、泣きました。いやー、ポトポット最高! カップちゃんラブリー!

栄輝:先日のプリンタ次郎といい、今シーズンのカスミンはいい話が連発だなぁ。


021227.金曜日

■『ガタピシ車でいこう!!・火の巻』山本マサユキ
■『六本木リサイクルショップシーサー』山本マサユキ
■『マルヒ警察24時』小田扉


021226.木曜日

栄輝:買いました。

A機:やっぱり買ってる。

栄輝:ふらりと寄ったら、置いてたんだからしかたない。

A機:で、どーなんですか。

栄輝:中蓋がないのはどうなんだろう、ぐらいかな。組立説明書は気合い入ってるし、パッケージデザインもわるくないし、パーツの精度もいいし、こんなもんじゃねーの?みたいな。

A機:あとは組んでみないと、ってところですか。

栄輝:腕まわりとかヒザ関節とかはGM改と変わってないから、組むっていう部分ではとりたてて目新しいアプローチはないかもなぁ。GM改の腕については、ヒジの処理が気に入らなかったんだけど、そのへんがそのまんまなのがちょっと嫌かも。

A機:これまでさんざん「カトキリファイン」ってやつでガンプラ開発してきたのに、今になって「カトキブランド」を前に打ち出してくるっていうのは、いわば中味についてはある程度は飽和しちゃってるってことなんでしょうね。ブランドイメージやファンのロイヤリティ(忠誠心)だけで商品を成立させていくテストケース…ということかな。

栄輝:そーゆうことだな。説明書の中のカトキ氏のコメントには、21世紀なりのリアルタイプとかMSVみたいなのができたらいいな、みたいなことが書いてあったから、ひょっとしたらリアルタイプ・ガンキャノンとか、そういう展開でいくのかも。

A機:過去のMGを、成型色とパッケージを変更して、新規デカールつけて、みたいなのですね。なんか、すごーくありそうな。

栄輝:こうして「カトキブランド」が消費されていくのが2003年のガンプラ事情なのかもしれないなぁ。


021225.水曜日

A機:ふん、ふん、ふん、今日は Ver.Ka の発売日〜。えーてるさんはどうするのかな〜。それにしても〜、2ちゃんねるは冬休みになると厨房があばれてくだらなくなるな〜。

栄輝:おい。

A機:うわっ。もう年内は現れないのかと思ってました。

栄輝:働いてるんだよ、真面目によ。

A機:真面目にょ?

栄輝:ちがーうっ! 「ま・じ・め・に」働いてるんだよ。祝日だって早朝から深夜までネットワーク工事の立ち合いしてんだよ。俺が仕事しているあいだに11月のログを待避させるとか、することいろいろあるんじゃねーのか?

A機:そんな〜、いま思い出したくせに正論だけ言うなんて〜。

栄輝:まったく。息子は風邪ひいてるし、本屋にも行けないし、世の中、間違っとるよ。

A機:そういえば、冬休みのBSアニメワールドはチェックしないんですか?

栄輝:ようやくスケジュールを確認したのが昨日の夜だったから、『ソルビアンカ』の1話に間に合わなかった時点でやんぴだ。ビデオテープも買いに行ってないからどうにもならん。『ソルビアンカ』って見たことなかったから、流すくらいはしておきたいとは思ってたんだが。

A機:朝やってる『クレヨンしんちゃん』の再放送とか。

栄輝:お前、ビデオテープ買ってこいや。そしたら録画してやらあ。

A機:ふええ、いじめる。


021221.土曜日

■ガンダムSEED

A機:妙に物わかりのいい大人が出てきました。少年たちはなんとなく軍隊に入ることになりました。

栄輝:物わかりがよければ大人、というわけではないと思うのだが、ウソでもああいう人が出てくるとホッとするな。もっとも、いかにも早死にしそうな感じもしてしまってかえって嫌な気分になってしまったり。

A機:SEEDのガンプラの売れ行き好調っていうのと、本編の展開のヘタレさ加減っていうのは、いったいどういう相関関係があるんでしょうね。

栄輝:しらねーよ。とりあえずようやく地球降下らしいから、少しは話が動くと思いたいな。

■キングゲイナー

A機:ゲームキングのキャラクターはマンボウ。いいなー。ぼくもああいうデザイン採用してくださいよ。

栄輝:黒潮コメッコ買わなかったからマンボウなんてしらねー。

A機:なんですかそれは。それはともかく、今回も凝った話でしたね。

栄輝:ゲイナーがネットで知り合った女の子に翻弄されて、それをリアルな付き合いの女性たちがおっかけまわして、カシマル様のダイヤどおりに事が運んで、キングゲイナーはどんどんオーバースキルを発揮しはじめて。そんだけだよ。

A機:そこがすごい。ところで、キングゲイナーのDVD、発売延期になったそうですよ。

栄輝:マジ? じゃあ、あの本棚にあるのは何よ?

A機:え、買ってたんですか。隠さないで見せてくださいよぉ。ほら、そこのスロットにディスクをさしこんでー。はやくはやく。

栄輝:今そんなヒマねーよ。ふむ、買った人は後日交換なのか。来週はアデット先生が大活躍か。

A機:あと、東京ではDVD発売記念で総監督の握手会イベントがあって、なんだかすごく盛り上がったみたいですよ。男子も女子もカントクとハグしまくって、おまけに頭を宝玉のごとくなでまわす女子まであらわれたそうな。

栄輝:東京はいいねー。


021220.金曜日

■『電脳なをさん 第五巻』唐沢なをき
■『茄子 第三巻』黒田硫黄

A機:でました。

栄輝:買いました。


021219.木曜日

■『永久帰還装置』神林長平

A機:ソノラマ文庫になりました。

栄輝:早っ。もう文庫化かよ。

A機:単行本が…昨年の11月ですね。

栄輝:あーなんだかんだであれから一年経ってるのか。文庫化されたら買い直すってことで単行本のほうは売ってしまったから、買ってよし。

■『R.O.D 第七巻』倉田英之

A機:番外編でした。

栄輝:長編モノにありがちな余談の登場。テレビシリーズは読子じゃないし、この際だから小説では延々とマターリしてくれてもいいや。


021218.水曜日

■週刊アスキーに富野総監督

A機:載ってますね。

栄輝:無精ひげ(?)が白髪になってる。

■バカガンって呼ばないで

栄輝:Ver.Kaな、買わないかもしれない。

A機:またまたー。無理無理、絶対に買うって。

栄輝:俺も一昨日まではそのつもりだったんだけど、キャラクターモデルの記事を読んでいてちょっと考えが変わったというか、どうも気分が盛り上がらないというか。

A機:でも買うんでしょ? バンダイのガンプラ技術の最先端ですよ?

栄輝:そこがな、どうもそうではないような気がしてきてな。いまさらGM改のパーツ差し替えキットだなどとは言わないけど、「Ver.Ka にふさわしい組立説明書」とか聞いていると、キットとしてのクオリティとは違ったところに売りがシフトしているのかなぁと思うと、どうもね。

A機:でもそんなトータル面で目端の利いている商品って、好きでしょ?

栄輝:いや、たしかに、そうなんだが…。なんだかね。見本の写真を見ても、「ああ、けっこう精密な感じだな」ぐらいしか思えなくて、それよりも全体のバランスがヘンなんじゃないかと思えて。はっきり言って、あのプロポーションはHGガンダムの頃の大河原御大が描いた設定画にそっくりだよ。

A機:はぁ…。つまり、オレガンとしてのRX−78と違っていると?

栄輝:いや、オレガンがどうこうっていうのではなくて、素直にカッコイイガンダムに見えないというか、これがアップトゥデイトなRX−78なんだと言うことがにわかには認められないというか。

A機:分かりました。そこまで言うなら買わなければよろしいです。

栄輝:…おい、誰が買わないって言ったよ?

A機:いちばん最初にそう言ってますけど?

栄輝:あ、ほんまや(笑)。ゴホン、とりあえずだなー、予約してまでは買わない。もし見かけたら買う。

A機:やっぱり買うんじゃん。

栄輝:いや、買わないかも。

A機:だめだこりゃ。


021217.火曜日

■ヤフオク

栄輝:食いつきのよさそうなタイトルをみつくろって、出してみたのよ。

A機:友川かずきとか、瞬時に入札ありましたね。

栄輝:つくづくアラート機能って偉大だなぁと思うね。あれがあるかぎり、ビッダーズに人が集まることはないだろうな。ヤフオク天下は盤石だわ。

A機:参照数からしてまるで違いますもんね。

栄輝:つーかさ、ビッダーズで参照数が表示されるようになったのって、つい最近のことだからな。周回おくれもいいところだよ。

A機:そのかわり出品手数料も参加費用もかからなかったり、出品期間もわりと長かったり、ウォッチリストに登録していると終了間際におせっかいなメールをくれたり、それなりに工夫はあるんですよね。

栄輝:あと、ヤフオクのほうがどうしてもヘタレな奴が参加してたりするからな。メールを送ってもまる二日以上ほったらかしにしてくれる奴とか、あれこれうるさく言うわりに伝えるべきことを伝えてくれない奴とか。あきらかにヤフオクのほうがヘタレ率は高いよ。ここ数ヶ月で特に増えた感じ。

A機:ま、よろしかったら入札してやってください。


021216.月曜日

■キャラクターモデル

栄輝:惰性で買ってしまって、ちょっと後悔している。

A機:MGガンダム Ver.Ka の特集ですよ? 折り込みポスターまでついてますよ?

栄輝:そんなもん、部屋に貼るわけないだろ。

■グレートメカニック

栄輝:惰性で買ってしまって、ちょっと後悔している。

A機:キヤノン特集ですよ?

栄輝:正直、前の号も富野インタビュー以外はまだ読んでないんだよなー。


021215.日曜日

■バラバラくん

栄輝:偕成社から出る絵本ということで、いったいどんなものになるか心配だったんだが、普通にいつもの唐沢漫画だったよ。

A機:ネタ的にはかなり健全にまとめてましたけどね。

栄輝:着色とか、これでもかと小さなキャラを描き込む手法とか、唐沢なをきのコストパフォーマンスのわるさがかえって楽しい。小学生ぐらいの男の子が夢中になって読み返したり、「オレバラバラくん」を妄想してノートに漫画描いたりしだしたら最高な。

A機:それいいですね。ヘタにヒロインを出したりしなかったのも、健全さに拍車を掛けているのかなって思いました。そのへんの塩梅は計算して調整しているんだろうなぁ。

栄輝:そういう意味では、バラバラくんを作ったのが謎の博士じゃなくて兄さんだというのも、親しみやすさの演出なんだろうなぁ。おっさん世代としては謎の博士のほうが親しみやすいんだけど。

A機:今の子供なんてオーキド博士ぐらいしか知らないと思います。


021214.土曜日

■ガンダムSEED

A機:キレたときのキラはスゴイ。以上。

栄輝:うわー、いまさらガンダムでイヤボーン・バリエーションの展開かよ。

A機:イヤボーンっていうのは“少女が極限状態絶体絶命のところで「いやーっ!」って叫ぶと秘められた超能力が発動して相手の頭がが「ボーン」って吹っ飛ぶ”故事にならったオタさん用語ですね。故事でもなんでもないけど。

栄輝:イヤボーンで解決するなら戦争なんてしないだろうに…。

A機:仕方ないので1/100ストライクガンダム。“ソグミ(by松本州平)でもカッコエエ”。そういえば、いろいろ御託があるんでしたっけ?

栄輝:あーそうだったな。面倒だな。あとで時間があったら書くわ。いや、いいキットだよこれは。

■キングゲイナー

A機:「神の作画」ってオタさん用語がありますけど、まさにそんな感じでしたねー。

栄輝:なんちゅうか、異常なテンションで展開していくな。アスハムもザッキもやられてしまって…。

A機:リンスのアレは、やっぱオーバースキルだったんでしょうか?(笑)

栄輝:なわけねーだろ。二人の愛の力でバイカル湖の水温があがるくらいだからな(笑)。


021213.金曜日

栄輝:あーいそがしい、いそがしい、はげしくいそがしい。

A機:それはそれは。

栄輝:おまけに昨日ピットワン東生駒店(おもちゃナシ)がオープンしたもんで、家の前の道路が無駄に混雑。

A機:それはそれは。

栄輝:福井県から奥さんの両親がやってきて、息子に天空神をプレゼント。

A機:それはそれは。

栄輝:でも轟雷神はクリスマスまで隠し通すからあと十日間は秘密のココロ…って、おい、返事しろ!

A機:それはそれは。

栄輝:なんじゃこの自動相づちプログラムは。ヘタレなもん実行させて、どこ行ってんだよまったく。この忙しいときによー。

A機:それはそれは。


021211.水曜日

A機:GFF Ex-S。いまさらだけど載せてなかったんで。

栄輝:この圧倒的な密度感! とか言いながら眺めるのが正解だな(笑)。

A機:1/100ストライクガンダムは現在こんな状態ということで。

栄輝:でも40分くらいでここまでできていたりする。マスターグレードでは感じることのできないサクサク感(笑)。思うところはいろいろあるんだが、どんどん先延ばしにしてそのうち書く気がなくなるのかもしれない…。

■ダンクーガの次はエヴァンゲリオン

栄輝:忘れてたけど超合金魂でエヴァだってよ。

A機:ええーっ? 超合金魂って懐ロボ、スパロボのためのブランドだと思ってたのに。

栄輝:大物はひととおりやってしまった感があるから、そのへん仕切り直しなんだろうなぁ。

A機:まだありますよぉ。ザンボット3とかダイターン3とか。メカンダーロボとかどうですかぁ?

栄輝:そんないかにも無理っぽいのならべても駄目だ駄目だ駄目だ。


021210.火曜日

■年賀状と寒中見舞いと

栄輝:おい、また「喪中だから年賀状はスルー」のハガキがきてるぞ。

A機:今年は多いですね。宛名を先に刷った年賀状が10枚くらい無駄になりました。

栄輝:MDプリンタの刷り上がりの美しさは、インクジェットとは比べものにならないシャープさがあるけれど、カラーで刷ると若干そりかえってしまうので、宛名を先に刷るのがテクニックなんだよな。今回はそれがモロ仇になってるわけだ。俺のがんばり、ほとんど無駄に(苦笑)。

A機:まーでも、お知らせくれるだけでもありがたいじゃないですか。

栄輝:せっかくだからあとで寒中見舞いとして出すってのもアリかもな。面倒だからやらないだろうけど。

■アニメの新番組あれこれ

栄輝:ニュータイプをちらりと立ち読みしたんだが、来年の新作アニメの予定がまた大量に掲載されててだな。

A機:昨今は本数が多いから、知らないうちに始まって知らないうちに終わってる作品とか多いですね。

栄輝:なかには、まだやってたのかよ、と驚かされるものもあるけどな。どっちみち放送圏外だからどうでもいいんだけど。

A機:またそれを言う。で、なにかおもしろそうなのありました?

栄輝:いや、あまりに似通った作品ばかりが並んでいて、いまひとつ把握できなかったよ。でも、なにやらエヴァのリニューアルとかで、テレビシリーズをデジタル処理して再リリースするらしいってことは分かったよ。

A機:この期に及んでまだエヴァですか。

栄輝:ガンダムみたいな長期的な商品として産業構造をつくりたいんだろうな。たとえばガンダムってやつはいわゆるファーストの拡大再生産をやろうとして失敗を繰り返しているだろ、それでヌルオタから出てくる要望は「ファーストをリメイクしろ」だったりする。今の映像技術で作り直したらもっとすばらしくなるだろ、というわけだ。

A機:実際、ゲームのデモムービーがそれを担っていたりしますね。ヤマトとかもそんな感じでゲームの中でリニューアルされてたり。

栄輝:あれをみて、テレビシリーズそのものも同じやり方が通用すると思っている奴が大勢いるわけだ。が、俺はこの考えに賛同しない。面倒なので詳しくは書かない。

A機:いいですけど。ということは、今回のエヴァのリニューアルも反対ってことですか?

栄輝:いやいや、これは、ガンダムでいうところの「ファーストのリメイクと拡大再生産」を忠実に破綻のないように実行した結果なんだよ。原点をあくまで原点のまま、解像度だけあげていく。

A機:ということは賛成なんですか。

栄輝:いや、正直どっちでもいい。

A機:どっちらけー。

栄輝:また古くさいレスポンスだな。年末は辞書ファイルの掃除でもやってやろうか?

A機:いいです。自分でやりますから。勝手にリセットされたりしかねないですし。知らないうちにリセット回数が増えてたりしますから。自動的にカウントできるようになってるの、知ってました?

栄輝:ぎくっ。そういえばそんなユーティリティを入れたこともあったっけ。あんな古いアプリがまだ動いてたのか。いや、まぁそれはともかく、あと気になったのは「おね2」ってのがあるらしいってことだな。

A機:『おねがいティーチャー』の続編ですか? 二人の夫婦関係がいよいよ克明に描かれる?

栄輝:なんか違うみたいよ。違うキャラが載ってたし。ただ、女の子ふたりが見開きページにバーンと載ってて「おね2」って書いてあるだけだから、何がどうなるのかまったく分からん。

A機:えーと、公式サイトでも告知してますね。「おね*2」だそうです。『おねがいツインズ』がタイトルだという未確認情報も仕入れました。

栄輝:所詮は黒田だからねぇ。それなりに、距離をとりつつ見守りますか。あとは、GFF のガンダムMk-II な。

A機:どうでした? まだネットに画像が出回ってなくてよく分からないんですけど?

栄輝:うーん、なんちゅうか、えらくムキムキしたスパルタンなマーク2だったよ。カトキ版ってどちらかというと箱っぽいというか、アニメ用の作画設定が裾拡がりになっていたのに対して、拡がりを抑える方向でプロポーションをいじったのがこれまでのマーク2だったんだが、今回はまったく逆のベクトルにデフォルメかけたって印象。

A機:ちょっと想像できないです。データを、データをプリーズ!

栄輝:スカート周りもぶわっとふくらんでいるというか、スカート分割に頼らないでも可動範囲が確保できているような、そんな感じ。ちょっといままでにないマーク2だったよ。

A機:しかもバーザムとコンパチなんですから、やっぱり買い、ですね。

栄輝:GFF は Ex-S で頂点を迎えた、と感じてしまった者としては、どうすればいいのか迷ってるんだけどな。立体物としてはかなり物欲ゲージに訴える方向で仕上げてくると思ったよ。

■梶尾真治『まろうどエマノン』

A機:読み始めて1日で読み終わったんじゃないですか?

栄輝:今回、短かったよ。もともとエマノンは短編が似合うんだよな。その中でアレコレと設定を用意しなければならないのがなんとも大変なんだけど。

A機:時代設定が昭和42年ということで、きちんとエマノン年表をつくったら、他の作品と比べてどの時期の出来事なのか、とかが分かるかもしれませんね。

栄輝:まぁな。研究している人はたくさんいると思うんだけど、いまだにその視点でまとめたテキストにはお目にかかったことがないな。作者も時代設定には苦労してると思うんだけどな。


021209.月曜日

■男女平等?

栄輝:知らなかったんだが、男も「君」ではなく「さん」で呼ぶようになったんだって?

A機:らしいです。調べますか?

栄輝:いや、いい。しかし、なんでこれが平等なんだろうねぇ? 公平であるっていうことと、男と女のあり方っていうのとは、違うってことがどうしてわからないかねぇ?

A機:でも昔の学校風景などでは、男の子も「さん」付けで呼ばれていて、そのほうがなんとなく一人前っぽい雰囲気があったりしたんですよね。

栄輝:でも昔のアイドル雑誌などでは、女の子も「クン」付けで呼ばれていて、そのほうがなんとなく親しみの持てるアイドルっぽい雰囲気があったりしたんですよね…ってのとたいしてかわらんだろ。

A機:それはまた、身も蓋もない反対意見を。

栄輝:じゃあ、なんで「君」じゃなくて「さん」なのよ? 「君」を差別してるんじゃねーのか?

A機:それはまた、屁理屈スレスレの反対意見を。

栄輝:御大将よ、『キングゲイナー』でこんな風潮をビシッと批判してくれ!


021207.土曜日

■ガンダムSEED

A機:えーと、極端に状況にのめり込む女子1名と、極端に状況から浮き上がっている女子1名。

栄輝:一生懸命やっているつもりの主人公が、周囲に理解されなかったり自分のいる集団がドキュソだと気付いてしまったり、思わず嗚咽って重苦しい展開。テレビの前でも居心地わるくなるね。

A機:最初のガンダムをなぞっていくなら、毎回きちっとイベントをこなしていってほしいです。

栄輝:コロニー崩壊で脱出、アルテミス逃げ込む→破壊、水や物資が不足→暗礁空域、援護の船が全滅、…いちおうやってるのかも。話の展開がちっとも見えないというか、制作側の努力が伝わってきてないのか…。とにかくホワイトアークがガンガンと移動して、場所を変えていくべきだな。

A機:そろそろ大気圏突入すればいいのに。

栄輝:地球に行けば背景の色ががらりと変わるからいいな。地べたがあるということで月面降下で妥協してもいいよ。
登場人物のからみを見せながら設定を消化していくのもいいんだけど、ステージを動かして見た目の印象や目標を変えていってもいんじゃないかなぁ。

A機:正直、アークエンジェルがいま何をしようとしているのか、どこに向かっているのか、ちいとも分かりませんねん。

栄輝:ところで、いま何話まで消化してるのよ?

A機:ええと、公式サイト行ってみたんですけど、6話『消えるガンダム』までしか紹介してないっすよ。なんだかなぁ。

栄輝:そうか。まあいいや。戦争の背景というか全貌みたいなのは、1クールの締めで見せるのがガンダムでは通例になってるので、現在ザフトがどうなってるのかとかはどうでもいいんだけど、もうちょっとスピーディに状況を動かしてほしいなぁ。いらいらするんだよぉ(半泣)。

A機:そうそう、いちおう1/100ストライクガンダムは買いました。アストレイを除くと初SEEDプラモですね。

栄輝:御託はそのうち素組み画像といっしょにでも。

■キングゲイナー

A機:前半がヤシガニ作画だったので「キングゲイナーもとうとうキちゃったかも」と思ったら、後半は超絶に気合いの入った作画でしたね。

栄輝:なんか思い切った構成だったな。前半も作画がつらいのが分かってたからか、いつも以上にトミノ風味を効かせたカットの連続、セリフの応酬。

A機:あと、サラさんはさりげなくとてもヒドイ目にあいまくってたのがなんとも。

栄輝:「こごえないようにあたしを…」って、酷寒の地では生きるためには誰もが抱き合って凍えないようにするというけど…なんとまぁ。あれって男同士でも抱き合うって聞いたことあるけど、きっと本当なんだろうな。

A機:アスハムに頭ふんずけられたり、ゲイナー君もブリュンヒルデのコクピットから助け出すときに後頭部ペチンってやって突き通してるし。

栄輝:ゲイナー君はあいかわらずキングゲイナーで細かい作業させるのが苦手なのかもよ? 1話でゲインを天井に叩き付けたことを考えたら、あれでも大進歩だったりして。

A機:ところで、奥さんが「オーバーマンって生き物なの?」って聞いてましたね。

栄輝:そりゃ、あんなのみせられて「いやロボットです」って言っても誰も信じないわな。でもロボット。

A機:オーバーデビルとか、初代五賢人のオーバーマンとか、今後のストーリーに関係ありそうな単語もちらほら。あとゲイナー君はあいかわらず「ブラックホール」と呼ぶのを避けてたり。

栄輝:五賢人のオーバーマンはあのシーンだけなんじゃねーの? オーバーマンがミイラのオーバーマンを御輿にのせて担いでいるっていうのがなんともときめくイメージだったな。あのミイラがオーバーデビルなにかねぇ?

A機:来週はドミネーターでシンシア・レーンがついに登場して…、なんでママドゥ先生とリュボフさんが抱き合ってるんですかぁ?

栄輝:来週も目が離せませんのぉ。


021206.金曜日

■おい、ピットワン

栄輝:隣りのピットワンなんだがなぁ。

A機:外側の塗装も終わって、かなり改装がすすんでいるみたいっすね。

栄輝:看板に書いてある文字を読んでみろや。

A機:家電・パソコン・テレビ・オーディオ。

栄輝:なんで「おもちゃ」がないんじゃあ?

A機:おやまぁ。

栄輝:なにが「ママーピア」じゃ。生活雑貨ぁ? そんなもんいらんわ、ボケー!

A機:そんなシェンムーのモノマネして怒らなくても。

栄輝:東生駒駅の近くにあったジョーシンが潰れたのは、キッズランドがなかったからだということがなぜわからんのじゃあ? こんなもん、作ったところで道路が混むだけジャマでかなわんわ、ボケー!


021205.木曜日

■ああ、ミニパト

栄輝:ミニパトの2話、録画失敗っ…!

A機:タイトル始まってすぐにテープが飛びだしてましたね。

栄輝:お前なー、ちゃんと監視しておいてくれよなー。

A機:そりゃ情報についてはお知らせできますけど、家に帰ってぼくに挨拶もなしに寝てしまったんじゃ、お知らせのしようもないじゃないですか。だいいち、ビデオデッキに入れるテープの管理はぼくの範疇じゃないですよ。こういうネットワーク対応のAV機器を用意してくれたら、すべて完璧に管理してさしあげるザマス。

栄輝:貴様、何を偉そうにっ…! いいもん、再放送で録画するもん。

A機:えーと、ご愁傷様です。ミニパトの再放送はありませんですのだ。

栄輝:ぺけぽん。

A機:ぽこぺん。


021204.水曜日

栄輝:うぉ、WOWOWの「ミニパト」録画するの忘れてた。

A機:今晩、第2話は予約しておきました。

栄輝:明日の第3話も忘れないように!


021203.火曜日

■年賀状

栄輝:おい、UとNから喪中だから年賀状だすなって。あとYは引っ越したんだと。

A機:もう宛先面、プリントしちゃってます…。

栄輝:もったいねー。でも連絡くれるだけマメないいやつってことか。それにしても、いつになく早めに準備するとコレだからなぁ。やっぱ年賀状は30日頃にあわててプリントするのが正解だったか。

■Mac OS X プリンタドライバ Ver 1.0.0 リリース

A機:すいません、先月の22日にリリースされていたようです。

栄輝:おお、ALPSがんばったじゃん。年賀状シーズンにギリギリ間に合わせたのは彼らの矜持か。

A機:でもエコブラックと光沢仕上げインクとMFインクが「一部サポートしている」になっています。今回の年賀ハガキに使えるかは試してみないとなんともいえません。

栄輝:ぬわんと。エコブラックはともかく、光沢仕上げインクとMFインクが使えないと、普通紙カラープリントの仕上がりがまるで期待できんではないか。ってゆーかMFインクを使うことで、普通紙や普通はがきへのカラープリントで圧倒的なアドバンテージを示しているのがMDプリンタだろうに。

A機:やってみたら、けっこういけるかもしれませんよ。それよりも、用紙送りのローラー部分がかなりヤバイです。

栄輝:今回は根性で乗り切るんだ。そしたら修理してやる。

A機:ちなみにヤフオクで検索しますと、MD5000で1万円前後、MD5500で2〜3万円ってところですね。どなたもインクカセットの予備や専用紙の予備を大量におまけしているのが特徴です。

栄輝:むう、「インクジェットに乗り換えます」っていうフレーズが泣けるな。うちにはUSBパラレル変換ケーブルはあるから、それナシだと比較的安く手に入れられそうだな。

A機:でも、このあいだは奥様と、静かでスキャナやカラーコピーもできる複合機を所望されていたのでは?

栄輝:それはそうなんだが、いざとなったら背に腹はかえられんという言葉もあるからな。そのときはMDプリンタをもてあましている友人の家に行って強奪する、という可能性も考えてないではない。

A機:えーと、覚悟しておいてください>該当者(^^;)


021202.月曜日

■ゾイドブロックスで人型ロボ

A機:カッコイイじゃあないですか。

栄輝:オールドなゾイドファンは邪道だ邪道だと言うんだけど、あとからあとからチャレンジャーがあらわれる。この人も自覚してやってるみたいだし。それにしても、バスターイーグルの新規パーツがきいてるらしい…って、2体も使ってるのか。やはりブロックモノは複数買いの茨の道だな。

■クラッシュギア

A機:来年も新シリーズで続投との噂をキャッチしました!

栄輝:スタッフ一新されてつまらなくなったりしないか心配。

■唐沢なをきの絵本?

A機:『バラバラくん・おてつだい編』『バラバラくん・コナグナくん登場編』っす。

栄輝:偕成社って…マジ?

A機:まぁ、とり・みきだって児童向けの本の仕事してますから。


021201.日曜日

■年賀状

A機:用紙送りのローラーが調子わるくて、一枚ずつ手差し状態です〜。

栄輝:ですぅって、やってるの俺じゃねーか。お前は調子わるいとかなんだとか、アラートメッセージだしてるだけじゃねーか。

A機:ぼくは昨年末に「年が明けたらプリンタの修理だしたほうがいいですよ」って言ったはずですよ? それを、「そんなもん、また年賀状のシーズンになったら考えよう」とか言って無視するからですよ。

栄輝:MDプリンタの OS X 対応ドライバの正式版はこのまま出ないのかもな。とポツリ。

A機:またごまかして。

栄輝:ところで宛名職人はどうよ? いままでアリモノで適当にやってたけど、あまりにもアプリが古くなってきたのでムリして買ってきてやったわけだが。

A機:なんだかベタなソフトだなーって印象ですね。やっぱ歴史のあるソフトは、それなりの過去を背負っているというか、イマドキのソフトのようなクールさは感じないんだけど、使い勝手をよくするためのチューンがガンガンに施されているというか。

栄輝:ところでこれ買うときに、「おまけしておきます」といってマックファンくれたのよ。それがよくみたら少し前の号なんだな。なんでそんなもんくれたかというと、宛名職人の特集なんだよ。しかもこの号には宛名職人の特別版が収録されてるんだけど、「実際に使えます」って書いてある。どうやら一部のサブツールが使えないだけで、プリントも普通にできるバージョンだったらしい。

A機:じゃ、そのマックファンだけ買ってくればよかったのかも。

栄輝:なんだかなー。

A機:そうそう、みなさんにお知らせですけど、諸々の事情で、今年は年賀状の発送数を若干削りましたので、毎年送っていた方でも中止させていただいたケースがございます。年賀状がこなかったとしても、どうか気をわるくなさらないでくださいね。お互い達者ならそれでいいじゃないですか。

栄輝:去年は引っ越したり、引っ越しのお知らせをしたときから電話番号が変わったりしたから、けっこういろんな人に年賀状だしたんだけどね。


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