020930.月曜日
●吉田戦車『殴るぞ』第一巻。
A機:教訓。ダンドリのよすぎる人(イヌ)はかえって嫌われる。
栄輝:眉毛の黒々とした奥さん…。
∞
020929.日曜日
■昨日、ウルトラマンコスモスが終了した。
A機:いろいろと厳しい評価のウルトラマンコスモスではあるのですが。
栄輝:俺も手放しでは好きとは言えないんだけど、なんというか、歌が好きだったというか、それだけのような気がするというか(笑)
A機:まぁでも怪獣を殺さずに赦し、癒すウルトラマンっていうのは意欲的な試みだったのでは。
栄輝:ウルトラマンガイアで怪獣たちも地球の生き物の一員、みたいな基準ができちゃって、そのあとの作品だから、当然むやみやたらに怪獣イコール悪って構造はできない。それはわかるんだけど、「意欲的」だったかどうかはわからないなぁ。というか掲げた目標に実力がちっとも届いてなかった。残念ながら。
A機:1話でいきなりナウシカの虫笛パクってたくらいだから、スタッフもどうやっていくかまでは考えきれないままスタートしたんでしょうね。
栄輝:俺も人間まるくなってしまってさぁ、怪獣をどついたりビームで爆発させたりしているのを見ると、たとえそれが悪い怪獣でも「そんなもん見せるなー」って思ってしまうようになっていて、こうなると怪獣プロレスなんて見てられないわけよ。
A機:子を持つ親としては、微妙な心理ですなぁ。
栄輝:たしかに息子への影響、みたいなことも考えるけど、なんていうか、俺自身の気持ちがへこんでしまうっていうか。
A機:そういうナーバスなところが、最近あるようですね。
栄輝:だからさぁ、ガンダムSEEDなんかも、戦争で人間同士が殺し合う話っていうだけで、ちょっとイヤだなぁって思ったり。戦争とか、相手を殺すとか、そういう状況をわざわざ描かなくてもいいよって。
A機:うむー。お気持ちはよくわかりますが、戦争の道具であるモビルスーツが好きな人の発言とは思えないような。
栄輝:俺は兵器マニアではないけど、そういうのとはかなり乖離した状態で考えてるよ。戦闘機や戦車が好きな人が好戦的ではないだろ? ナイフをコレクションしている人は、誰かを切り刻みたいと思ってナイフを集めているのではないよ。もっと精神的にはノーヴルなものだと思うぞ。モビルスーツがノーヴルかどうかはともかく。
それはともかく、コスモスはいろいろといいところもあったはずなんだけど、総じて視点が定まらないところが、ドラマとしてもどかしい。ぶっちゃけた話、送り手の実力がその程度だったと言わざるを得ないんだよなぁ。
コスモスのストーリーを総括するとこんな風になってしまう。コスモスとカオスヘッダーは因縁の対決を続けてきた(根は同じところにある)。その両者が地球にやってきてドタバタを繰り広げて、けっきょくはなんとなく気分がよくなって去っていった。地球人や怪獣たちは彼らにふりまわされ続けた一年間。
A機:なんか、ミもフタもないですけど…。たしかに言われてみれば、人間を超越した存在、秩序(コスモス)と混沌(カオス)が人間世界にまでやってきてアレコレやらかしたわけですからねぇ。
栄輝:ムサシとコスモスは旧知の仲だったけど、カオスヘッダーが地球に来なければ、コスモスも再来することはなかったかもしれない。
A機:コスモスがムサシに対して、ちょっぴり冷ややかなスタンスでいたのが印象的でしたね。
栄輝:あとさ、コアモジュール・システムを採用しているんだから、デザインだけでなく、もっと本編でもコアモジュールを活用してほしかったよ。玩具の売れ行きにはけっこう苦戦したらしいけど、設定とかデザインだけだったり、1話しか登場しなかったりでは、本編は玩具の売り上げにも貢献しないことになる。
A機:つまりあれですな、ドラグナーがアサルトナイフを抜かなかったことがいまだに腹が立つと。
栄輝:ご名答。しぶいところをついてきたな。その点だけはガンダムSEEDは監督が分かってる人だから、きちんとやってくれると思いたい。とりあえずコスモスのCDは機会があれば買っておきたいなぁ。
020928.土曜日

A機:あ、GFFガーベラことGP-04。ですね。
栄輝:なんてゆーか、これまでのGPシリーズのデザイン的な記号を適当に配置しなおしたガンダムって感じなんだよなぁ。
A機:もともとの明貴デザインがヘタレっていうか、へんなバランスしてましたからねぇ。
栄輝:やたらと長物を持たせたがるのも当時の厨房設定丸出しで。まぁ、サマになってるからいいんだけど。
A機:考えてみれば、腕が丸いガンダムっていうのも珍しいですね。
栄輝:で、こっちが組み替えて出来上がるガーベラ・テトラ改。
A機:こっちのほうがカッコイイ!
栄輝:胸の張り出しや、肩から背面にかけてのブースターまわりの重なり具合がすごいのよこれが。正面から見るとなで肩になっているのが、放射型に張り出したデザインをうまく抑制きかせてる感じがするし。モモパーツとサイドスカートをつけると、足の付け根にも見事に丸味が加味されて、「ああ、これはガーベラ・テトラとはかなり違っているけど、たしかに流れをくんだモビルスーツだ」って感じられるようになっている。
A機:手の甲やスカート後ろ側の「カエルさん」は、明貴デザインのお約束なんでしょうねぇ。
栄輝:0083年のトレンドとしては、やや時代を先取りしすぎって感じがしないでもないがね。
A機:いちおう似たようなアングルからのガーベラも掲載しておきますね。
栄輝:元のガーベラ・テトラ(改でないほう)のシュツルム・ブースターをイメージしてのブースター(え、ただのプロペラント・タンク?)なんだろうけど、なんともおバカなデザインではあるな。
A機:でもどっちもカッコよさを追求したデザインで、見ていてあきないですねぇ。
栄輝:二個買いして両方の状態で飾る人がけっこういるみたいだけど、まぁ、納得の出来ではある。
A機:いまいちっぽいようなこと言ってるけど、認めてるんですね。
栄輝:ん〜、まぁな。でもうちではガーベラ・テトラ改でデフォルト展示だ。
A機:どっちの状態でも余剰パーツがすごいことになりますね。
栄輝:今回の問題点はそのへんだな。とはいえ、もともとGFFは手首やら何やらの余剰パーツがけっこうあって、そういうのをどうやって管理するかは頭の痛い問題なんだよ。
A機:そろそろ考えましょうね。シリーズ10作目だし。
栄輝:じゃあ、お前が3案ほどプレゼンしてくれ。ちなみにうちは10タイトル全部は買ってないけどな。
A機:面倒なこと考えるのはいつも押しつけるんだから。確かに買ってはいないけど、先日、ヨドバシ梅田でG3Gアーマーが2千円台でセールやってたとき買えばよかったって後悔してるくせに…プッ。…んあー、なんだかリフレッシュされた感じ。息さわやか〜。
栄輝:くちごたえするような奴はリセットだ、リセット。
◆
A機:ところで、マンコス、もとい、ウルトラマンコスモス終わりましたね。
栄輝:あーコスモスの話は明日にでも。
020927.金曜日
A機:ふくやまけいこさんがCOMICガムで来月号から新連載らしいですよ!
栄輝:おお、もう小説の挿絵しか描いてくれないのかと諦めかけてたよ(涙)。
◆
●大石まさる『りんりんDIY』第一巻。∞
020926.木曜日
ガンダムエースを買った。
栄輝:今回もガンダムエースは見どころが多かった。
A機:ツッコミどころも多かったですけど(笑)
栄輝:とりあえずマサキさんの出番があってうれしい。テレビシリーズではパーマヘアをしたミライさんぐらいの扱いでしかなかったけど、安彦御大、きちんと描き分けしてるのが読みとれるんだよね。ミライさんはクリクリ眼、マサキさんは細目。プロポーションはミライさんはグラマー、マサキさんのほうがスレンダー。
A機:はぁ。(…この人はマサキさんのことしかあたまにないんだろうか)
栄輝:べつにそれでもいいけど、そうでもない。セイラさんの冷ややかな目線とか、カイのいい奴っぷりとか、コアファイターIIとか、「タンクも戦闘機もこなす」リュウとか、大人が入り込んでいるホワイトベースのブリッジとか、長谷川さんのウモンじいさんとか。「超大物コンパチで出現」とか。
◆
ビームカノンよ、おまえがほしいっ。
栄輝:けっきょく、モデルグラフィックスにもキャラクターモデルにも「つかない」とはひとことも書いてなかった。
A機:HJの編集部に直接電話して、編集者が「バンダイの指導ではっきりと書けなかった」と証言したって話をキャッチしましたけど。
栄輝:そりゃデマだろ。それを言うなら「ついてるから安心しるっ。でもEx−Sにはつかないらしいっ…!」って言ってる奴もおりますがな。
A機:来月の頭にはバンダイのサイトも更新されて、ファックスによるニュースも配信されるでしょうから、そのときにははっきりするんでしょうね。ところで、例のテールスタビレータのランディングギアボックスの取り付け位置のところですけど、パーツがはずれている写真がありましたね。
栄輝:おお、ほんとだ。この様子だと、完成後も付け替えできるような構成になっているようだな。モデグラにはこれだけなぜか実際のカラーに近い配色のテストショットが掲載されているが、他のテストショットの白・青・グレーの配色もセンチネルっぽくていい感じだったけど、きちっとトリコロールになると、いかにもSガンダムって感じでひきしまって見えるから不思議だ。
A機:あとサイドジャケットの“ヒレ”が一枚なのは、Gクルーザー形態でバックパックのビームカノンと干渉を避けるためという話、電ホの先月号の完全変形作例で確認できました。下側のカノンが肩パーツにピタッとくっつくような収まり方で、一体感ばっちりでした。こういうクリアランスのためのアレンジなら賛成ですよね?
栄輝:そだね。もともとあの“ヒレ”が片側に2枚あると、Gアタッカーのときにてっぺんに4枚“ヒレ”が並ぶのでちょっと見栄えがよくなかったんだよね。許可する。
∞
020925.水曜日
『ネットで投票! 新色スワンクリスタル』実施中。もちろんスケルトンのタンジェリンに投票したぜ。
◆
ビームカノンはやっぱり付いている…?
A機:テストショットを実際に見た人による「ビームカノンついてたけど?」という意見をチラホラみかけます。
栄輝:どっちが本当なのかは正直わからないけど、俺は付いていた方がうれしいから「付いている」という意見を信じる!
◆
バンダイ、ガンダム新シリーズのプラモデル「ストライクガンダム」を発売(NIKKEI
Press Release)。ウルトラマンコスモスの後番組だから、それなりに若年層にアピールはするだろうけど、販売目標、今年度中に100万個って大丈夫ですか?>バンダイ
栄輝:とりあえず300円のストライクは買わんからな。
A機:アストレイは買ったくせに。
栄輝:あのデザインは、それなりにおもしろいからいいんだよ。ストライクはもともとヘタレ風味が強いのに、特殊装備なにもなしの状態では、さすがにね。
A機:じゃあ、1/144HGのほうは買うつもりで?
栄輝:う〜ん、いまのところはそのつもりもないんだよなぁ。ところでストライクの換装バリエーションって、300円のストライクに装備させた状態で発売されるんだよな。
A機:あ、ということは、それぞれの装備をそろえようと思ったら、その数だけ300円ストライクを購入することに…。
◆
サイトの構成をやや変更したっす。なんだかすっきりした。∞
020924.火曜日
石垣純哉氏のサイト、TORAZOのページ9月20日に、エンドレス・ワルツでやった仕事についての説明がありました。…ゼロカス羽ばたかせたのはこの人の差し金だったんですか(と、本人は「メカ作監さんと一緒に」と書いてるにもかかわらず誤解してみる)。ところで食えてますか?石垣さん。同世代ってこともあって応援してるよ。
◆
吉崎観音『ドラゴンクエスト・モンスターズ+』第四巻。なんか、必要以上に風呂敷が広がってしまって…。
020923.月曜日
栄輝:おい、大変ですよ、ジョーシン押熊店でEXモデルの雪風が残りひとつですよ。
A機:あの店でEXモデルが売れたのは今回が初めてだと思われます。
栄輝:う〜ん、てことは、これは本当に売れてるってことかもしれないなぁ。
020922.日曜日
栄輝:電ホのほうがテストショットの写真は薄かったなぁ。
A機:その分、カトキ画稿がたっぷりと載ってます。全身像はHGUCのものをそのまま使っているんだそうです。
栄輝:同じテストショットを撮影しているはずなのに、HJのほうはバックパックのビームカノンが片側パーツ欠損していて、電ホは全部そろっているのが不思議。
A機:未確認ですが、モデルグラフィックスでは色つきのテストショットが載ってるらしいですよ。
栄輝:腰部ビームカノンについては、どこにも「つきません」と書いてないのがなんとも。単にテストショットには間に合わなかったけど、実際は付属する…っていうことだったらいいのに。それはともかく、じっくり見るといろんな発見があるなぁ。胸部の首基部両サイドに、いかにもEx−Sパーツ取り付け用っぽいダボ穴があいてたり、テールスタビレータも「ここにEx−S時のランディングギアボックスがつきます」って感じでパーツ分割されていたり。あと、サイドジャケットの羽が一枚になっているのも、Gクルーザー時の干渉を避けるためらしい。
A機:Ex−Sは当然、最初から考えて設計されているってことでしょうね。でも、テールスタビレータのランディングギアボックスのパーツ割りをみていると、Ex−SのほうはノーマルのSガンダムは再現できない構成になりそうですね。
栄輝:まぁ、もともとバックパックとか違ってるし、テールスタビレータだって複数種類の設定があったことになってるみたいだから、あのテールスタビレータとバックパックは基部からごそっと入れ換えると考えればよろし。ただ、腰部ビームカノンがつかないっていうのは、ちょっと別問題だわ。
A機:Ex−Sにつくだろうから、それをチョイスすればいいのでは?
栄輝:そりゃそうするだろうけど、矛盾してるんだよ。Ex−Sのキットが「Sガンダムは再現できない商品構成」になるのは受け入れてもかまわんが、「腰部ビームカノンを装備したSガンダム」という商品構成がどこにも存在しないというのは納得いかない。
A機:そういわれればそうですね。あれはどう考えてもSガンダムの基本装備ですもんねぇ。
020921.土曜日
「キングゲイナー・オーバー!」なんとか確保。南街のディスクピアで売り切れているのを見たときは、正直あせったよ。
ゆうきまさみ『パンゲアの娘・KUNIE(クニエ)』第五巻
神林長平『ラーゼフォン・時間調律師』
∞
020920.金曜日
MG Sガンダムのテストショットを見た。
栄輝:東京じゃ、昨日のうちにホビージャパンの早売りがでまわったらしい。
A機:書籍流通はあいかわらずとはいえ、もはや25日発売っていうのは有名無実化してますね。
栄輝:で、さっそく見たな。
A機:見ました。MGスペリオルのテストショット。
栄輝:なんで腰のビームカノンついてないんだよ。そりゃないぜセニョール。
A機:おかげで腰回りが妙におさまりがわるくて、胸のボリュームが目立ってしまって。
栄輝:まーでも、あとはおおむねOKかな。
A機:考えようによっては Ex-S の発売が約束されたも同然なわけで。
栄輝:機構試作モデルでは設定どおりだったスネカバーの移動が、足首フェアリングの外側を移動するようになってるな。
A機:ほんとですね。クリアランスがとれなかったのか、それともこの写真が間違ってるのか。ひょっとしたらコメントのほうで触れてるのかもしれないけど…。
栄輝:ま、今晩か明日には買うつもりだから、真相はそれまでのお楽しみとしておくか。
A機:そうですね。ところでこれ、Ext パーツなしのニセGクルーザーできますかね?
栄輝:あースパロボかGジェネだったか、ゲームではそういうモードがあるらしいな。
A機:GアタッカーとGコアの接続部分がちゃんとなっていたら、できるんじゃないかなぁ。
栄輝:でも考えただけで貧弱なGクルーザーだな。バックパックの部分がクランク移動しないと、バランス的にもヘンだろ。
A機:Vガンダムのハンガーとブーツが両方くっついた状態で飛んでいたモードみたいな中途半端な形状もまたよし、ですよ。ぼくアレ好きなんですよ。
栄輝:あーアレは俺もきらいじゃない。よし、オレ認定。
A機:でしょ。
栄輝:そういえば『キングゲイナー・オーバー!』のシングルCD買ってこないと。
◆
仮面ライダー龍騎スペシャルを見た。
栄輝:どうよ?
A機:言ってくれれば、「戦いを止める」に組織票送り込んだのに。
栄輝:たしかにな。でもあれって、どっちを選んでも似たようなラストだったような気がしないか?
A機:むらがる敵、圧倒的不利な主人公、武器を手に「うりゃ〜!」ってところで止め絵、ですか。
栄輝:結局さ、向かっていくのがライダーたちか、コアミラーかって違いだけで、やることは同じだったんじゃねーの? どうでもいいが、あの井上って奴は、よっぽどテッカマンのラストが好きなんだな。
A機:あれは元々、作品が打ち切りになった苦肉の策なんですけどね。
栄輝:たしかに燃えるというか心に残るんだけど、そう何度もやっていいもんじゃないんだよ。たしかにテッカマンをリアルタイムでみていたから、ガンダムのときは『光る宇宙』が最終回でもいいなと思ったりする俺だけどさ。
A機:ま、それはともかく、こちらのサイトの19日分も面白いから読んでおきましょう。
∞
020919.木曜日
「キングゲイナー・オーバー!」カラオケ2大キャンペーン。いよいよカラオケに行かないではいられなくなってきたぞ…。∞
020918.水曜日
ワルツ堂が自己破産していたことに、いまごろになって気が付きました…。
◆
グレートメカニクス Vol.6 購入。ちょっと惰性入ってマス。∞
020917.火曜日
TVアニメ資料館。いまさらながら、一連の「ポケモン騒動」の記事などを読み返してみました。なんと、まだ38話の出来事だったんですねぇ。97年12月16日の話です。あれから5年経ちましたが、アニメ『ポケットモンスター』は続いています(どうやら奈良県では4週遅れであることが判明)。(ところでヨーギラスはいまどきの萌えキャラでつか?)。
息子も三歳になって、ポケモン大好きな子供になっていますが、もし息子がアニメを見ていて卒倒したらと考えると、たしかに複雑な気分ではあります。
当時、報道は「過剰な透過光表現」よりも「ポケットモンスター」という作品そのものへの勘違い攻撃などに進展したりしたわけですが、「マスコミや大人はなんにも分かっていない」そのまんまなくだらない習性は、そのままコスモス騒動につながっているわけで、最近の政治家のかなりレベルの低いスキャンダルと企業の不祥事ばかりがネタになる御時世というのは、ずいぶんと寒い時代が続いているものだなぁと思えてなりません(法善寺横丁を返してくれよ…)。
あと、本当にどうでもいい話ですが、『アキハバラ電脳組』ってこんなに修正されていたんですねぇ。あまりにもすばらしい作画の連続に、オープニングで明らかにされている登場人物がそろう前に視聴を中止したことをよく覚えています。友人は「とりあえず全員そろうまでがんばってみる」と言っていましたが、けっきょくどうしたのかは聞いてないなぁ。もっとも、このテレビシリーズで被った負債については劇場版を見て晴らすことができたのでよしとします…(^^;)
最近、テレビシリーズで作画がヘロヘロな作品って多いみたいですね。いや、奈良県ではほとんどが放送されないので「俺には関係ない」ケースが大半ではありますが(笑)。
テレビ放送でヘロヘロだった作品は、DVD化されるときに修正されることが多いようですが、どこまで直っているのかを知るには、誰かが踏み絵に挑む必要があるし、結果的に「余分な金」を払う必要があります。こんなスタイルで成り立っているマーケットというのも、非常に珍しいのではないでしょうか。ってゆーか、いっそ崩壊したほうがいいよ(^^;) 。テレビ放送というものがアニメ業界においてこれだけないがしろにされているという事実、放送局だって自主規制なんてアホなことばかりやってないで、もっと真剣に考えてみたらどうなんだろう。
ところで『サイバスター』のDVDって、作画リテイクしたのでしょうか。思えばあれが「ひどい作画でもなんとなく我慢して見た」最後の作品だったなぁ。内容も消化試合のようなどうでもいい作品だったけど。
それにしても、大阪府から山ひとつこっち側に引っ越してきただけで、こんなにアニメ過疎にみまわれることになるとは、本当、思いもよらなかった。それでも大阪で視聴できる作品数は、東京で放送されている本数のいったい何割程度なんだか。
東京では『ラーゼフォン』も最終回までいったらしいけど、奈良ではあと数本ってところで放送が止まってます(苦笑)。∞
020914.土曜日
オーバーマンキングゲイナー第2話「借りは返す」。
裏番組で「クイズバーチャQ」がひっそりと打ち切り終了。しかもまさかのバッドエンド。キングゲイナーが終了する半年後ぐらいに再開してほしいです。
020913.金曜日
栄輝:みたぞ、あれ。
A機:うわーいいなーいいなーって、何をみたんですか。
栄輝:鉄騎。…の箱。
A機:ああ、みたみた、ぼくもみましたよ。デカいですねー。
栄輝:なにをおしゃる。うちにはもっとデカい箱があるだろーが。
A機:そういえば、デンドロビウム…。
栄輝:おうよ。値段だってちっともたいしたことないよ。
A機:考えてみれば、鉄騎ってFIX BOXと同価格帯なんですね。ふむふむ。
栄輝:まーでも、一本のゲーム、それもロボットを操作することがすべて、というソフトのパッケージとしては強烈なシロモノだけどな。
◆
栄輝:売れるといえば、EXモデルの雪風、売れてるみたいだな。
A機:東京都内の主なショップでは完全に姿を消したそうです。大阪でも、ヨドバシやビックのような三割引の店では売り切れてしまいましたね。発売されてしばらくは残っていたことを考えると、DVDがリリースされてからグッと動いたようで。
栄輝:とはいえ、ジョーシン押熊店に行けば、いつでも二割引で買えるんだけどな。
A機:とほほ、地方都市万歳。
∞
020912.木曜日
『ガンダム者』単行本化、10月9日発売。…って、がーん、ウェブのテキストがさわりだけの「試し読み」になっちゃってるよ。まだ読んでない頁もあったし、ちっともアーカイブ化してなかったのに。いや、その本は買うだろうからべつに問題ないんですけど。
◆
「魔法遣いに大切なこと」。これが「おじゃ魔女どれみ」の後番組って本当っすか?
020911.水曜日
毎日小学生新聞に御大将が。いいなー小学校時代にスタジオに入れて御大将と話ができるなんて。でもアニメスタジオってことのほか雑然としているから、「あの作品がこんなボロ小屋から…?」って思った小学生もいたんじゃないかなぁ。いや、上井草のサンライズビルはけっこう立派なビルですけど。
小さい頃に親父の会社に連れて行ってもらったことがあった。「会社って思ったよりボロボロなんだ」って思ったのを覚えている。ぼくの会社の机はもっとヒドイ状態だけどね。
◆
メガマック。このページの下の方はスゴイことになっているので、ジャンクフード平気な人以外は見ないほうがいいかも。うぷっ。マクドのハンバーガーのの肉って昔とくらべてパサパサ度が高まってることこのうえないので、そのへんを解消する手だてがないとこれはつらいね。うぷっ。
◆
小田扉『こさめちゃん』読了。
栄輝:なんちゅーか、こうしてみると、講談社の作品って感じがするから不思議だな。
A機:ヤンマガな印象があったけど、モーニングでしたね。
栄輝:『そっと好かれる』に収録されている作品とはテイストが微妙にスライドしているというか…。なんだろ、ガクランとか大学生の生活っぷりとかが舞台になってるからだろうか。
A機:『さくらの唄』とか思い出したりした?
栄輝:そうだな、またロコツに吉田秋生というか、よしもとよしともというか、そこらへんがまんま入ってる感じ。でもこの人の作品集ってさ、もし小学館からでたとしたら、もっと吉田戦車っぽいテイストの作品が選ばれていたのかもしれない…なんて思ったりしてな。
A機:表題の『こさめちゃん』が未発表作品、つまり同人誌作品だというのがなんとも不思議ですねぇ。普通なら、雑誌連載した作品のタイトルを持ってきたほうがフックになるはずなのに。
栄輝:小田扉という名前にバリューがあると感じたか、担当が過剰に思い入れしたか、どっちかだろうな。そのへんはもともとノーマークだったからよくわからないけど。
A機:で、つまるところ評価のほどは? ぼくはOKだしますけど?
栄輝:う〜ん、この人ね、けっこう深刻なシチュエーションを設定して、「でも生きていく」みたいなことをいつも描いているでしょ。でもね、それが本気なのかどうかが、どうしても信じられないんだよなぁ。そう、この小田扉という人が何を信じているのかが、分からない。いや、隠してやりすごそうとしているような気がする。
A機:いわゆるパンツを、まだ下ろしてないと。
栄輝:そう、それだ! スタイルだけじゃない、本気の“軽み”をみせてほしいのよ。
A機:けっきょく若いってことなんでしょうね。
栄輝:どうだろ。
020910.火曜日
小田扉『こさめちゃん』ゲット。∞
020908.日曜日

ええと、盆休み頃にやった改造。つま先が真っ直ぐ後ろを向くようにしました。ネットで披露されていた、ギリギリまでABSフレームを削る方法で、比較的簡単にできました。やっぱりウェイブライダー形態はこうでないと。
◆
ジョーシン押熊店でHGUCデンドロビウムを購入している二十代の女性を目撃! 彼女は自分のために買ったのだろうか…(;´Д`)
020907.土曜日
オーバーマンキングゲイナー第1話「ゲインとゲイナー」。
020906.金曜日
英でショート・メッセージによるいじめが深刻化(HotWIRED)。いやがらせメールや無言電話は、大人でも耐えられない苦痛です。
で、大人たちは安易に処罰する法律をつくってしまおうっていう方向に流れてしまうわけですが、人間の尊厳や誇りがついてこないかぎり、法律なんてものは無意味になってしまう。我々はこのように生きる、というノーブルな感性と決意を持つこと、その表明こそが法というものであってほしい。
英国紳士たちは、このあたらしいコミュニケーション世界に対して、一刻も早くあたらしいコモン・センスを確立しる!
◆
スキンヘッド専用ヒゲ剃りだって。これほしいぞ!
完全スキンヘッドにすると営業に差し障るので、いまはベリーショート(笑)で。でもきちんと手入れしてないから、襟足のあたりとかムチャクチャなんだけど。スキンヘッドって、けっこう手入れがたいへんなんだよなぁ。∞
020904.水曜日
HGUCスーパーガンダム、11月に2千円で発売だそうです。これはまぁ、発売は約束されたようなものでしたから、あとはいつ出るか…ぐらいのアイテムだったからべつにいいか。個人的にはスーパーガンダムってどうもなじめなくて、MGのほうも手を出してないし、旧キットもけっきょく買わなかったのでした。
賛否両論うずまくガンダムSEEDは、10月のテレビ放送にあわせて順次キットが発売されるわけですが、先行しているガンダムアストレイ・ブルーフレームも11月には発売されるそうな。色のついたフレームっていうのがアストレイの斬新なところなんですが、塗装するならフレームはフレームっぽい色で塗って渋めに仕上げてみたいところ。モノトーンになっていまひとつかもしれないけど。
ストライクガンダムとデュエルガンダムは1/144では10月の300円シリーズに加えて、HGクラスも11月発売。関節可動モデルはこちらで、といったところでしょう。エールタイプなどのオプションパーツが装備されているか、それとも「ストライクとデュエルはフレームが共通」という設定を活かした仕様にしてくるか、1200円という価格がじつに微妙。なんとなく「1/144でフレーム再現(素材はABS)」って路線でくるような気がします。
なんでも、ガンダムSEEDはうわさどおりウルトラマンコスモスの後番組として放送されるそうで、ターゲットも幼稚園〜小学校低学年というコスモスのラインを引き継ぐ方向で展開していくのだとか。コスモスはうちの息子(3歳児)も観ています。これは、いわば「3歳児でも楽しめるガンダム」の誕生だといってもいい。そういう角度から眺めることに決めたので、なるべく野暮なツッコミや絶望はしないように心の準備をしておかなくては。
ガンダムパジャマとか、隊員ヘルメットみたいなものも発売してほしいなぁ(笑) あと、ソフビはデフォルトで。
3歳児ぐらいだとまだまだモノの扱いが乱暴で、叩き付けたり放り投げたりも日常的な光景です。油断して横になっていると、顔面へヒーローさんたちがアタックをかけてくることも(笑)。だから、おいそれとデラックス超合金は買えないんですよ。ソフビなら厚顔なわが面の皮も耐えられます。ガンダムシリーズも、ぜひソフビの開発を。え、それがMIAだって? でもSEEDのシリーズは中にダイキャストのフレームが入ってるんでしょ?
020903.火曜日
「岡村靖幸と石野卓球」新人ユニット…だそうである(笑)。専用ドメイン(http://www.okamuraishino.com/)まで用意しちゃって。
◆
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』記者会見レポート(PlayStation.com)。
“士郎さんからの“今回の『攻殻機動隊』はだれもが待ち望んだ『攻殻機動隊』になっている”という言葉を聞いたときに、これはイケると確信しました。”
言い換えれば、これまでの『攻殻機動隊』を作者がどう思っていたか、ということですな(^^;)
◆
「2002年 秋の玩具見本市レポート」。ちょっとイレギュラーだけどリンク。特撮モノのネタバレ御免。
いやぁ、リボルバーマンモスよ、なんなんだ、君のその値段は…。息子も3歳になって、ハリケンジャーけっこう気に入ってるんで、つい「旋風神でも買っちゃおうかなぁ」なんて思ってしまうんだけど、これを買うと次々と大物玩具を買って合体させなければ気が済まなくなるという恐ろしい罠が控えているわけで、そのとどめにマンモスと合体かよ…。やはり来年のシリーズまでがまんしてもらうことにしよう…。いや、我慢を強いられるのは親のほうなんだけど、買っても地獄、買わなくても地獄。同じ地獄なら買わなきゃ損そ……いやいや(苦笑)
息子よ、おとうさんもRCドムは我慢するから(笑)
ほかにも大量にネタバレしてるけど、クラッシュギア来年3月まで延長決定っていうのはちょっとうれしいかも。
◆
「大人の科学」第八弾は、大江戸からくり人形。11月18日発売予定。かあちゃんのいれてくれるお茶もうまいが、こいつが運んでくれるともっとうまいかも…。
◆
岡田斗司夫のダイエットが着実に成果を出し始めたことにちょっと衝撃を受けていたり。本人は何も描いてないけど、3ケタから2ケタへの移行は、なかなかに派手な変化ではないだろうか。
いざ自分も実行するとなると、「寝る3時間前には食事をとらない」ということが書かれていたが、これが難しい。なにしろ寝る3時間前は、まだ会社で仕事をしているからだ。これは言い換えると、家で晩飯を食べるな、ということであり、食後3時間は夜更かししろ、ということになる。これが今の生活シフトではなかなか導入できないのだ。
◆
内山安二さんのご冥福をお祈り申しあげます。学研まんがひみつシリーズは、何度も何度も読み返して、ほんとにボロボロになってしまったけど、今も手元にあります。まだ67歳…はやすぎます(T^T)∞
020902.月曜日
山本サトシ『ポケットモンスターSpecial』第十三巻。複雑に絡み合った伏線が絡み合ったまま進行しつつクライマックス間近。突然グリーンが大活躍したり、それでもゴールドが主役っぷりを発揮していたり、ジムリーダー同士のバトルも緊張感があっておもしろい。…ああそうか、秋には「アドバンス」が出る予定だから、それにあわせて今回のストーリーも収束に向かってるわけなのね。∞