Miscellaneous
−2002年01月のテキスト−


020129.火曜日

ザバダック吉良友彦の相当に情けない話。この「反省文」の元となった日記のテキストはすでに削除されている。

>散歩していたら街のレコード屋さんに上野洋子「PUZZLE」があった。
>かなり複雑な思いで買ってみた。聴いてみた。つまらなかった。
>なんだか安心した。やれやれ。

ほんとうに吉良くんは引きずり続けてるんだねぇ。やれやれ。

機動戦士アッガイ。感動した!


020128.月曜日

富野由悠季総監督がNHKの「トップランナー」に出演する! カヒミカリィや京極夏彦と同列に語られる御大将。この番組見たことないけど、これは絶対に録画して永久保存しなくては。

上野洋子『Puzzle』の特典ボーナストラックをマッキントッシュ環境でダウンロードする方法。∞


020125.金曜日

ロトさんこと氷川竜介氏のインタビュー記事発見。氷川氏というと富野総監督のインタビュアーという印象が強くて、本人がインタビューされているのはなんだか新鮮。

AIBOラッテとマカロンのフィギュア付きチュッパチャップス。ちょっと欲しいかも。1/4スケールらしいので同スケールのハロと並べるのがよいかと。

1/24ガンダムは全長75センチ。1/144HGUCデンドロビウムが全長1メートル。…いったいどういう時代なんだろう。∞


020124.木曜日

各模型雑誌に掲載される1/144HGUCデンドロビウムの画稿の数々を見るにつけ、ひょっとしたらけっこういいかもと思っている自分がそこにいた…やばいじゃん。

昨年でた1/12ザクのスピンオフ企画として、全関節可動1/24ガンダムが企画中だとか。それでも75センチでっせ。


020123.水曜日

100人の地球村をグラフ化すると…

『ふたつのスピカ 第一巻』。2002年に買った一冊目の本にはふさわしい。待っててよかったって感じ。やっぱ宇宙なんだよ。

1/4ハロ。企画担当は入社四年目の女性でしたか。

HGUCゲルググマリーネ・シーマカスタムはとりあえず様子見っす。∞


020122.火曜日

上野洋子「Puzzle」。これの分類ってヒーリングなのかぁ(^^;) もう一枚のアスタリスク名義のほうは見つけられず。ディスクピアじゃちょっと無理か。


020121.月曜日

マクモエの新バージョンが公開されてるっス。日曜日から使ってるけど、OS X 版はインターフェースもかなり変わっている。全体の動作は速くなってる。いいところもわるいところもあるけど、いろいろとサーバーの規制とか始まってるらしくて、新バージョンへの移行は絶対、ということでよしなに。

『おもいでエマノン』に『さすらいエマノン』『黄泉がえり』を中心とした梶尾真治インタビューを発見。∞


020119.土曜日

HGノイエ・ジール。放射状のデザインのために全体のボリュームに比べてひとつひとつのパーツは思ったよりも小さい。

とうとう手を出してしまったEXモデルのSガンダムアタッカー(Gアタッカー)。しかしながら、キット自体はなかなか気合いが入っている。

肩のジャケットに収納される腕の部分まできっちりとディテールが作り込まれているというこのこだわり。写 真には写っていないが、別ランナーには親指までパーツ化されているのである。

機首にあたるテールスタビレータや胸のパーツなどは、HGUCのSガンダムとぴったり同寸。おそらくCADデータを流用しているのだろう。胸のインテークなどはモールドがよりくっきりとシャープになっているくらいだ。 ある意味、Sガンダムのディテールアップパーツと言えなくもない内容になっている。

Gアタッカーとしてのバランスの関係からか、バックパックやビームキャノンはSガンダムよりも気持ち大きめに作られている。 これもSガンダムに装着するとよりボリューム感が出ていいかもしれない。

まるで“変形機構は無理ですが、それぞれのブロックの構成は把握できています”というバンダイからの中間報告のようである。 ∞


020118.金曜日

もうほんとに不思議でならないのだけど、今年に入って一冊も本を買ってないのだ。たまたま欲しい本がなかったから、ということだと思うけど、出版業界がオレサマが欲しいと思うような本を出せていない、ということなのかもしれないし、オレサマの嗜好がヘタレてきているということなのかもしれない。昨年末から輪を掛けて財政難なので、あまり魅力的な本が立て続けに出ても困る状況ではある。

で、仕方ないからというわけでもなく、昨年の後半ぐらいから、家にある小説を読み返すってことをぼちぼちやっていたりするのだ。なぜか富野作品を古い順に。途中サボったりしつつも、ようやく『F91』に突入。初代ガンダムのギレン、ゼータのジャミトフ・ハイマンときて、ロナ家のマイッツァー。敵側の頭領の考えの筋の通 っていることといったら(!)。三〇歳過ぎて初めて理解できることって多いね。エゥーゴのバックボーンになっているメラニー・ヒュー・カーバインに比べたら、ジャミトフ・ハイマンのほうがよっぽど大きなことを考えてたんじゃないか、とか。これら敵の親玉 の思想は、さらに「木星帰りの老人フォンセ・カガチ」へと受け継がれていく。

F91の小説版は上巻のほとんどをロナ家(ブッホ・コンツェルン)がクロスボーン・バンガードを蜂起させるまでに費やしている、という認識があったわけだけど、物語の根底に「家族の絆」というものがあるだけに、シーブックとセシリーのそれぞれの親の生き方みたいなものもしっかりと描かれている。親の立場になって知らされること多し。シオ・フェアチャイルドはヘタレな小男だったけど、歳を重ねた人間なりの生き甲斐や見識みたいなものをちゃんと身につけて、それを包み隠さずセシリーに伝えようとしていたことには正直驚いた。

両親との関係が淡白だったアムロ・レイや、肉親との関係にずっと苛立ちを感じていたカミーユ・ビダンに比べると、シーブックはいい親に育てられたとしみじみ思う。そして突きつけられるのは、果 たして自分はどういう親であろうとするのか、という問いなのだ。

富野作品には必ずといっていいほど「親子の相克と葛藤」が描かれるのだが、F91は奇跡的にまともな親子の絆がそこにあるのだ。まぁ、セシリーのほうはカロッゾ、シオ、ナディアのどれも最終的にはヘタレなんだけど。

親子の関係については、『Vガンダム』ではもう少し複雑になっていて、うがった見方をすれば、避けた、ともとれるような関係になっている。ウッソ・エヴィンは「親から一方的な期待をかけられて、それに応えてしまう不幸な子供」として描かれるのだ。父や母のふるまいに「?」を感じることはあっても、それが葛藤にはならない希有な例なのである。

ガンダムと名の付く作品では、それから先、親子の葛藤は描かれない。しかしながら富野総監督が親子の葛藤を卒業したのかというとさにあらず、『ブレン・パワード』では強烈な親子の相克と葛藤が物語の横糸となってそこら中に散りばめられていた。

『ターンエーガンダム』の終了後に書き下ろされた著書『ターンエーの癒し』では、“これからはもう少し両親を大切にしようと思う”といった趣旨のことが書かれているが、その心境に至ったのがブレン以降であったとするなら、もしかしたらこの先は親子の葛藤は描かれることないのかもしれない。しかし、富野作品がもっとも華々しいスパークを放つのは、親と子の感情が激発するその瞬間であったことは間違いないだろう。

息子がもう少し大きくなれば、いつかは自分にも親子の葛藤が訪れるだろう。その時までに、自分がどんな父親として彼を導いていくことができるのか。悩んでいる場合ではないのだと、いや、悩むのはゆるされるとしても、停滞しているゆとりはないのだと思う。


020116.水曜日

三番街のキディランドには、なかなか腕の立つモデラーさんがいらっしゃるようだ。しかもキットが出てから完成までが早い。ティターンズカラーのPGガンダムMk-II、しっかりと塗装されたPGガンダム、ふたつあるディスプレイケースにはキットの完成品がみっしりと詰め込まれて展示されている。∞


020111.金曜日

インスタント・シトロンの新譜『ウナ・マルチーア』のオフィシャル日本語訳

アルバムに推薦の言葉がシールで貼り付いていたロドニーさんのコメントの全文がこちらで読めます(ロドニーさんのコメントは9番目)。

ワンダースワンカラーの『機動戦士ガンダムVol.2・JABURO』を980円で手に入れたのでボチボチ進めてるんだけど、イベント出すのがなかなか難しいんだこれが。ここの4コマ漫画ではコレにはワロタ。

ところで「MSPLATOON.COM」ってどうなったんだろう。やっぱり頓挫したんだろうか…。∞


020110.木曜日

「ウルトラセブン2002」に奈良っち出演決定。あーでも、こっちの記事によると、奈良っちが登場するのはエピソード4・5だけだそうな。∞


020107.月曜日

とある掲示板の書き込みから無断引用(一部テキスト整理)です。

雑誌名はプロユースのORIGINALコンフィデンス¥4,900円です。
さらに年末年始合併号からデータ抜粋!!

バンダイガンダムプラモデル商品2001年間売上TOP10 
(会計期間2000.11月3週目〜2001.11月の2週)

 1位 HGUC ガンダム      売上 84.1万体
 2位 MG νガンダム          51.1万体
 3位 PG ウイングガンダムゼロカスタム 20.2万体
 4位 MG 百式             17.6万体
 5位 MG ケンプファー         16.1万体
 6位 HGUC ガンダムGP01Fb   15.5万体
 7位 HGUC ジム           15.3万体
 8位 HGUC Sガンダム        14.8万体
 9位 MG ゴッドガンダム        13.6万体(※)
10位 MG キュベレイ          12.2万体

 ※)会計期間の関係で発売一週の売上のみ

やはり本家RX−78ガンダムは強いですね。次点がνガンダムであるというのも、興味深いです。あれだけ「従来のキットは充分出来がいいのに、MG化する意味何てあるのか?」と言われたにもかかわらず、です。また、メッキのおかげで高い高いとコアな連中には叩かれた百式がケンプファーを上回っています。Sガンダムやジムががんばっているのは、これから先の展開が期待できますね。

驚異的なのは発売わずか一週間でキュベレイを抜いてしまったゴッドガンダム。Gガンダム関係のMG化はこの先も続きそうです。

しかしながら、1位のガンダムの数字はホントにずばぬけていますねぇ。

ちなみにMG 累積売上 TOP 5は
1位 Zガンダム
2位 ガンダム
3位 サザビー
4位 ガンダムver1.5
5位 νガンダム
です。

この順位が本当だとしたら、以前に電撃ホビーマガジンでやっていた「その年に発売されたMGランキング」でサザビーが1位 に選ばれたっていうのも、べつにやらせでもなんでもなく、ちゃんと売れたっていうことなんですねぇ。いやはや。

これらの数字から考えられる2002年のガンプラシーンは、ズバリこんな感じ。

あと、ひょっとしたら「逆襲のシャア(CCA)」のMSがふたたび取り上げられるかもしれませんねぇ。サザビーのHGUC化、ギラ・ドーガやヤクト・ドーガのHGUC or MG化など。ただ、いわゆる「連ジ」や「ガンダムオンライン」などのコンテンツがあくまで一年戦争をベースにしていることを考えると、同じ宇宙世紀とはいえ(ましてシャアやアムロの時代とはいえ)、一年戦争がらみのキット展開も続くことでしょう。年末にガンキャノンがMG化されたのも、連ジに連動してのことだという噂もあります。

個人的にはティターンズMSのリニューアルをもう少しがんばってほしいんだけど…。ガブスレイって人気ないからなぁ。劇中でもガンダムMk-II を行動不能にまで追い込んだり、けっこう活躍したMSなのに。藤田MSらしい複雑なラインとデザイン上の嘘がいりまじっていて、好きなMSなんだけど、当時のキットは素晴らしくヒドイ出来。Bクラブのガレージキットもびみょーに違うというかスカスカしてるというか、ガブスレイのマッスルな感じが再現できてないんだよね。

ゼータの時代はヘンテコMSが多数登場しましたが、バイアランやバーザム、ボリノーク・サマーンを現在の技術とセンスでキット化したらどうなるか…、じつはかなりカチッとした立体物ができあがって、再評価されるのではないか…、そんなことを思ったりするわけです。あのジ・オでさえ、きちんと立体化すればそれなりに見えてしまうというのはSDジ・オで証明されています(ただしよほどのバリューがないと個人的にはジ・オはMGやHGUCで出ても見送ると思います。あとハンブラビも)。

PGはνガンダムよりもダブルゼータに挑戦してほしいって気持ちがあるんだけど、どちらに進むにしても、PGゼータ以上のボリュームになるのは間違いないわけで、価格もそれなりになるのでしょうねぇ…。

日本のLEGOカタログにはまるで掲載されなかったアルファチームがどこでも販売されていますね。最初はトイザらスだけかと思っていたけど、キディランドにもあるし、ビックカメラでも置いていた。なかなか刺激的なテイストなんだけど、正直、高額ですねぇこのシリーズ。といいますか、さすがにこの不況ではLEGOをホイホイ買うわけにはいきませぇん(;_;)。∞


020103.木曜日

PGガンダムMk-II。

石切神社へ。狭い通りの果ての果てまで人の行列。写真はかなり空いている所をパチリ。昨日に引き続きすげー寒かった。家に着いたら奥さんが38度の熱だしてバタンキュー(死語)。∞


美しい暦へ