ExpandedBook Attendant
−2000年04月のテキスト−


000428.金曜日

【これがウィンドウズ版の T-Search ダイアログだ】

これは…たしかに…ちょっと質素かな(^^;) まぁ、実用面ではこれでも問題ないわけだから、勘弁してちょうだい(って、なんで俺があやまらなきゃいかんのだ?(笑))。


000427.木曜日

【じゃあその T-Pot って何だ?】

とりあえずこれがぼくの T-Pot フォルダの中味。いろんなファイルが入ってるでしょ。

マック環境では、インターネット読書術のときに T-Spoon という小さなツールを使います。ウェブブラウザからソースファイルが T-Spoon に送られると、T-Spoon は T-Time にソースファイルを渡すと同時に、T-Pot という名前のフォルダの中に、その日の年月日をタイトルにしたフォルダを作成し、そのフォルダの中にソースファイルを保存します。ようするに、ファイルの保存と分類を自動的にやってくれるわけです。

T-Pot フォルダは、ウィンドウズで言うならば、T-Time 専用の MyDocument フォルダのようなものなのです。マック版の場合は、そういうフォルダがないので、わざわざ T-Spoon というツールを用意して、そのような機能を持たせていると考えてもいいでしょう。ウィンドウズ環境を使っているみなさんは、堂々と MyDocment フォルダの中に年月日を名前にしたフォルダを作り(2000_04_27 など)、その中にどんどんファイルを保存するようにすればよいのです。

そして MyDocument フォルダのショートカットを作成し、T-Search のショートカットのとなりに置いておくといいでしょう。何か調べものがあるときは、すかさず MyDocument フォルダを T-Search にドラッグ&ドロップ。あなたの知的生産ライフの始まりです(^^)


000426.水曜日

【すばらしきかな T-Search】

ついに搭載されたマルチファイル検索機能、それがT-Searchだ。任意のフォルダの中のファイルを縦横無尽に検索 し、T-Timeと連動して閲覧できるという知的生産のためのツールなのだ。

これがマック版の入力ダイアログ。T-Searchアイコンに、検索したいボリューム(ファイルでもフォルダでもハードディスクアイコンでもなんでもオッケー)をドラッグ&ドロップするとこのダイアログがあらわれる。

ご覧のように、検索対象とするファイル形式を選別したり、表示用のアプリケーションを任意に指定することも可能だ(※)。

※)ウィンドウズ版では表示用アプリはT-Timeに固定されているという報告があったが、さだかではない。

これが検索結果。色のついているところはフルパスでファイル名が書いてある。ここをクリックすると、ファイルが T-Time で開かれるってわけ。検索対象文字列を、前後の数文字といっしょに表示してくれるところがとっても親切。

検索結果っていうのはリストだから、T-Timeの文字大きめの画面よりも、一覧表示してくれるほうがありがたい人もいるだろう。そういう方は、表示用アプリにウェブブラウザに指定すればいいわけ。

でも、もしウィンドウズ版が問答無用に T-Time で表示するようになっているのだとしたら…、その場合は、この結果 を表示するファイルのフェイス設定を変えてしまえばいいのだ。result.html というファイルのフェイスを、「文字品質/アンチエイリアスなし」にして、文字サイズも小さなものを選んでおけばいい。行間もいわゆるゼロ改行状態にしてしまってもいいだろう。

極端な例としては、こんな設定も可能です(原寸大)。

こんな風に、用途に応じて自由に設定を変えられるのが T-Time のいいところなのであります。

T-Search のおかげで、T-Potの実用性がますます高まりました。T-Pot はT-Spoon が表示したファイルを、年月日が名称のファイルに自動的に保存していく専用のフォルダ。ぼくはこれを情報合切袋として、何かに使ったテキストファイルや、ダウンロードしたり購入したりしたTTZ作品やエキスパンドブック、それこそほとんどのファイルを放り込むようにしているんだ。これからは、T-Pot の中をいちいちひらいて探さなくても、T-Pot ごと T-Search にドラッグ&ドロップするだけ。なんて便利な知的生産ライフ。

ウィンドウズ版には残念ながら T-Pot の機能はないけど、自分でファイル保存するときにそういうルールを決めておくだけで同じことだから大丈夫だよ。いますぐやってみるべし。


000425.火曜日

【T-Time 2.1】

東京国際ブックフェアで配布された『新しい読書』CD−ROMに収録されていました。

●マウスボタンを押し続けるとテキストを選択するようになりました。おかげで本文上でもページめくりが可能に。
●便利な「縮尺」が画面の左下に進出。
●いくつかのタグが追加。段組もタグで指定できるようになったもよう。

そして何よりもコレ。待ちに待ってたコレ。
●マルチファイル検索 T-Search の搭載。

ウィンドウズ版にも搭載されている模様。

ちゃんと動かないときは、まずデスクトップファイルの再構築をしてみるべし。

【一般 発売が待ち遠しい『万国博覧会150年』】

正式名称は「万国博覧会150年を鳥瞰する市民レベルの映像学習システム」。この記事によると「上製本形式+DVD-ROM/CD-ROM形式で価格は4500円(予価)」だって。プレゼンステージでのデモを見たけど、すばらしいんだ、これが。


000424.月曜日

【東京国際ブックフェア2000終了】

レポートはいずれインディペンデント・パブリッシャーズのページで書くつもりです。他の方のレポートもいただけそうだから、それで済ませてしまうかも(笑)

 

【ASCII24 のブックフェア紹介記事】

全体的にはいろんな出版社がオンラインへの展開をしていることと、音声による「聞く読書(そんなもんあるのか?)」が目立ったよっていう記事。現場にいた人間の思いとしては、いくらなんでも話題を絞り込みすぎのような気がする。それはさておき、ボイジャーの「オンライン縦書き立ち読みシステム」を紹介しておきながら、インディペンデント・パブリッシャーズのことにはこれっぽっちも触れてないってのは不満だぜ。

【“『季刊・本とコンピュータ』はなぜ終刊するのか?”はなぜ取り下げられるのか?】

24日夕方にアクセスしたときには、「おわびと訂正」が掲載されており、菊池美範氏のコラムを読むことはできなかった。残念。ようするに氏は『本コ』が挫折したからおしまいになると思い込んでコラムを書いたということらしい。本コが創刊当初から4年間の期間限定雑誌だったことは、熱心な本コ読者諸兄ならご存じだと思う。きっと何かいろんな思いが重なって、つい妄想が爆発したんだろうな。


000420.木曜日

【Webちくまはドットブックを採用!】

予定どおり、Webちくまの縦書きページが公開されました。それは昨日予想したとおり「立ち読み/たて書きオンラインシステム」が採用されていました。これは、DNP縦書きプラグインとは違い、完全なるプラグイン版 T-Time なのです。

ウェブブラウザの中で、T-Time が動作しています。この衝撃はすごいです。とにかく体験してください!


000419.水曜日

【Webちくまが縦書きプラグイン採用】

4月10日にオープンしたばかりの筑摩書房のサイト「Webちくま」。PR誌『ちくま』のコンテンツが、縦書きプラグインを使うようです。公開は20日からの予定。

何やら新方式が採用されるそうで、ヨミウリ・オンラインとは違った展開が期待されます。ひょっとしたら、ボイジャーの東京国際ブックフェア案内ページにある「立ち読み/たて書きオンラインシステム」が採用されるのかもしれません。ブックフェアが20日からということを考えると、なんとなく符丁が合いますね(^_^)

【リンボウ先生と電子本】

リンボウ先生こと林望氏の『書斎の造りかた』という本を読みました。リンボウ先生の素敵な自慢話が延々と綴られているちょっとイヤな本なのですが(笑)、第6章「コンピュータの使いかた」の中に「コンピュータ読書の勧め」と題した一節があり(168p)、ここでエキスパンドブックのことが取り上げられています。リンボウ先生は『新潮文庫の100冊』を手に入れたらしく、「遠くにある大きな文字なら老眼でも読める」「コンピュータの画面 は立っているから、書見台に本をおいたのと同じで視点距離の移動が少ない」といった理由で読みやすいと評価されています。問題点も指摘なさっていますが、これがじつに愉快。

「ただ一つの難点は、すべての本がCD−ROMに収録されているわけではないことです。したがって、自分の好きなものを選べない、これがもっとも不満の点です」…だって。エライ人の考えることは分かりません。

なぜか、エキスパンドブックという名前はまったく出てきませんでした。これは、コンピュータのソフトの名前をあげるのを注意深く避けているのかもしれませんね。

リンボウ先生には、ぜひとも T-Time を紹介して差し上げたいものです。


000418.火曜日

【インディペンデント・パブリッシャーズ出版目録】

すてきな出版目録ができあがりました。当日会場では1500部を無料配布します!

【新しい読書2000年度版】

ボイジャーの必殺兵器、『新しい読書』の2000年度版が無事完成したらしいぞ。2000枚のCD−ROMがビッグサイトを舞う!(笑) 出版目録といっしょに、かならず手に入れてほしい。

【真メディアレス・パッケージ】

インディペンデント・パブリッシャーズに出展する美しい暦の作品は、もちろんメディアレス。横丁の冊子スタイルからさらに過激になって、チケットスタイルでの出撃です。

【縦書きヨミウリ・オンライン再開】

ボイジャーからの情報どおり、本日再開されたようです。よかったよかった。

【PHSで読んでみた】

iモードじゃなくたって、H”かPメールDX対応機なら、ウェブの閲覧ができるっていうのは知ってたんだけど、いままでつないでみたことなかったんだ。さっき試しにここにアクセスしてみたら、おお、ちゃんと読み込まれてます。でも1画面 全角18文字しか表示されないから、読めかどうかなんてレベルではないんだけどね。使い始めて半年経ったから、機種変更ってやつ、やってみようかな。


000413.木曜日

【ヨミウリ・オンラインは18日から再開】

縦書き表示によるニュースページを公開しているヨミウリ・オンライン。4月に入ってアクセスできなくなっていたため、ボイジャーに問い合わせたところ、18日から再開予定との返事をもらった。現在はウェブのリニューアルに伴い休止中。

まずは一安心といったところだが、本来なら読売新聞はそのことについてこのURLでひとこと断っておくべきだと思う。たのむぜまったく、日本一の新聞社さんよぉ。


000410.月曜日

【ブックフェア出展作品リストを公開】

ついでにインディペンデントパブリッシャーズのページを改修したぞ。


000401.土曜日

【two weeks】

しびるさんがいつのまにか自作のTTZ化第三弾を発表しているぞ。

【Internet Explorer 5 for Mac】

なぜか TTZ ファイルのダウンロードがうまくいかないんです。ファイルヘルパーの設定は間違ってないと思うんだけど…。ちゃんとダウンロードできてる方、いらっしゃいますか?


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