Densibon or Die

極私的メモにつき、たまたまご覧になられた方がどのような感想を持たれても当方は関知いたしませんのでご了承ください。


(since1999.11.17)


011219.水曜日

【アドビ システムズ、PDF作成サーバー専用ソフト『Acrobat Distiller Server 5.0』を発表(ASCII24)】

企業イントラ向け導入の強力な仕組みやね。PDF の変換って、単体PCでやっているとけっこうな時間を Distiller に占有されてしまうから、こういうのは歓迎されるかもね。


011207.金曜日

【アマゾンジャパン、Amazon.co.jpで電子書籍販売コーナーと輸入盤試聴サービスを開始(ASCII24)】

フォーマットはアドビの eBook。開始当初は英語版のブックを販売。ここでも『不思議の国のアリス』はちゃんとラインアップされてます。こういうのは、欧米文化の粋ってやつかもしれませんね。

日本語版の電子書籍に新しいフォーマットが誕生するときに、必ずラインアップされるタイトルってあるのでしょうか。

【eBookならではの機能を盛り込んだ 〜丸善「理科年表ジュニア」制作現場インタビュー〜(MacWIRE-D)】

前人未踏領域ゆえの制作現場から聞こえてくる生の声が、数々の貴重な情報をもたらしてくれます。この感触は初代エキスパンドブック・ツールキットが発表された前後や、現在のエキスパンドブック(.ebk)初の商用タイトルである富田倫生さんの『パソコン創世記』が作られた当時によくにた空気を感じさせてくれます。

【硬派本の取り次ぎの鈴木書店が自己破産(asahi.com)】

“扱っている書籍は、岩波書店、東大出版会、有斐閣などの人文・社会科学系専門書が中心。取引先には経営基盤が弱い中小出版社が多く、連鎖倒産が心配されている。”

たしかひつじ書房時代の T-Time 本なども鈴木書店経由がメインだったはずです。ひつじ書房は大丈夫でしょうか。

と思い、久しぶりにひつじ書房のサイトをのぞいてみたところ、さっそく房主の日記が後進されていた。具体的なことは書かれていず、蓋然的な事が記されているのみだった。


011204.火曜日

【丸善から「理科年表ジュニア」書籍版とeBook版が同時発売〜数表だけの難解「理科年表」がこんなに面 白くなった〜(MacWIRE)】

先日の「理科年表ジュニア」の紹介記事。って、よく見たら柴田忠男氏じゃないか。

丸善は教科書、ハンドブック、辞典などの eBook 化を検討しているのだとか。なるほど、InDesign で紙の書籍の版下を作成することで eBook 版作成の省力化をはかっているわけか。

最後のほうでさりげなく eBook の問題点が指摘されているけど、どう考えてもこの問題は売る側主導になっていて、読者にとっては迷惑な話でしかないなぁ。


011130.金曜日

【理科年表ジュニア、eBook版が登場】

アドビの eBook もようやくコンテンツが登場しはじめた御様子。

【PDABOOKはPocket PCのキラーコンテンツになるか?(ZDNet)】

ミュージック・シーオー・ジェーピーの佐々木隆一代表取締役会長の意見は頼もしいことばかりでかえって不安になるくらいだ。

“これまでWebサイトでダウンロードする書籍は著作権切れの古いものというイメージがあったが,うちで販売する書籍は違う。紙との同時販売が既に決まっているものもある。また,新たな試みとして,新刊の刊行にさきがけてダイジェスト版を先行発売したり,雑誌の特集の一部を公開するといった,紙媒体と連動した動きも考えている”

これこそが電子書籍に求められていたことの一部だ。分かり切っていたことなのに、どこもそれができなかった。出版社にはその勇気がなかったのか? 否、やはり分かっていなかったのではないだろうか。

“将来的には,新聞など速報性のある媒体の提供や,初めから電子ブックのみで販売することを前提としたインディーズ作品のリリースも予定しているという。 ”

これが本当だとしたら、ここに書かれている「インディーズ作品」には、かつての「エキスパンドブック横丁」や「インディペンデント・パブリッシャーズ」で販売された作品も検討されるだろう(「インディーズ作品」という考え方、そこに「インディペンデント・パブリッシャーズ」をあてはめてしまうことには大いに疑問があるのだが、それはまた機会をあらためる)

これまで PDABOOK.JP のスタンスがいまひとつつかみ切れていなかったこともあって、それらの作品(記事で言うところの「インディーズ作品」)は PDABOOK では扱わないほうがいい、と考えていた。それはドットブックというフォーマットの特殊性に起因しているのだが、説明すると長くなるのでここでは割愛する。

が、PDABOOK が、独自の視点をもって棚作りをしていくというのなら、話は違う。

“品揃えに関しては,現状では8割が出版社側の意向によるもので,2割がPDABOOK.JPのこだわりを見せられる部分だという。”

「2割のこだわり」によって、オンリーワンのオンライン書店に成り得るのではないかと、期待したくなった。

T-Time for PDA におけるドットブックの扱いは少々特殊なようだということは分かっているのだが、なにぶん実際に動くマシンすら手元にはないのでその評価はできないでいる。

“現時点では.BOOK形式だけの提供になるが,同社ではこの形式だけにこだわっているわけではないという。またPalm OSなどに対応したT-Timeがリリースされれば,対応した.BOOKを扱う予定もあるという。”

この言葉の意味を額面どおりに受け止めるなら、PocketPC 版のドットブックと Palm 版のドットブックはデータ形式が異なっている、と考えられるのだ。


011126.月曜日

【T-Time for PDA、東芝、NEC、日本ヒューレット・パッカードの Pocket PC 2002搭載のPDA最新機種にバンドル】

GENIO 「Pocket PC 2002」アップグレードサービス版にもバンドルされるそうです。

さらに踏み込んでプリインストールされるようになると完璧だね。NECは以前、デスクトップPCに「新潮文庫の100冊CD−ROM」をバンドルしていたことがありますが、どうせなら今度は「青空文庫の○千冊」とか「パブリ特選100冊(お試し版)」バンドルしたらいいのにと思いました。


011122.木曜日

【T-Time for PDA ver.3.1beta】

ver.3.0 は、StrongArm搭載のPocket PC、ならびにPocket PC 2002を搭載した機器でしか動作しなかったのですが、今回のバージョンから SH3ならびにMIPS搭載のPocket PC でも動作するようになりました。

ダウンロードのためには、使用している PocketPC を選択する簡単なアンケートに答える必要があります。おそらくここで使用機種に対応したバージョンの T-Time が自動的に選択されるのでしょう。


011117.土曜日

【PDABOOKプレオープン中】

12月1日の正式オープンに先駆けて、コンテンツがいろいろと公開されています。お試し用のドットブックもいくつか読めるようになっています。

アクセスできる環境がデスクトップPCしかないので、ハンドヘルド機器で見たときの感覚は想像で補うしかないわけで、ちょっともどかしいです。


011113.火曜日

【電子本ブームは来なかった…米大手が閉店へ(CNN)】

ランダムハウスが電子書籍の販売をうち切ることになった。ちなみに本文は見出しと時制が正反対で、「来るとしてももう少し先のようだ」となっている。


011112.月曜日

【ボイジャー,「T-Time for PDA」の最新版を公開(ZDNet)】

めずらしく取り上げられています(^^;)


011108.木曜日

【T-Time for PDA ver.3.0 公開】

StrongArm 搭載の Pocket PC、Pocket PC 2002 に対応した T-Time for PDA が公開されました。うちは「PocketMac」が完成するか、Palm 対応版が出るまでは、指をくわえてながめることになりそうっす。

現在愛用しているマシンは HP-200LX、PSION revo、Newton MessagePad 2100。ことごとく主流からはずれております(笑)

【T-Time v2.3.2 Carbon(ベータ2)】

そうそう、忘れてたけど11月1日付けでβ2が公開されています。うちの iMac DV も先月末にめでたく OS X 環境となったわけですが、以前公開されていたバージョンでは文字化けして表示できませんでした。このβ2を入れたら不具合はばっちり解消。機嫌よく動いています。まだパブリッシャーズキットは試していませんが、この様子なら大丈夫でしょう。


011106.火曜日

【黄金期の「ガロ」を1冊からオンデマンド復刻(ZDNet)】

一冊1700円。プレミア価格より安く入手できるようになるのなら、この試みは評価に値する。プレミアムは「原本である」という部分に集約されていくだろうから、単純に「読んでみたい」と思っている人たちにとっては福音となるだろう。


011101.木曜日

【シャープ,折りたたみ型端末向けの「Twin液晶」を展示(ケータイWatch)】

注目は記事後半の高精細液晶ね。しかし、「電子ブックだ」なんて、安易に書くのだなぁ。


011029.月曜日

【1冊から自分だけの写 真集を作るマイブック】

いまやデジタルカメラはすっかり定着したし、オンデマンド印刷を使えばこんなこともできる、というなかなか素敵なビジネスです。写 真精度のプリンタを買っても、製本機械まで持っている人はいないでしょう。自家製本用の製本機も発売されていますが、まだまだ高価だし、私家製本の思想がベースになっているから原則的に和装綴じなんですよね。マイブックは1冊2800円から。豆本タイプは980円から。

たとえばデジカメ写真を生データのまま渡すんじゃなくて、CGデータとか、アイデア次第では面 白い写真集ならぬ画像集をつくることもできそう。


011024.水曜日

【アドビ,電子書籍閲覧ソフトを公開,本日より商業サービスも開始(MacWIRE)】

23日の記事です。ようやく「Adobe Acrobat eBook Reader 2.2 日本語版」のマック版が登場しました。ベータ版。

さっそくインストールしてみましたが…、残念、うちの環境ではエラーが出て起動できません(涙)。他のアプリもとたんに不安定に…。こりゃあ、しばらく放っておくことにします(^^;)

【10月23日はパブリッシング業界において特別な日となる,……!?(MacWIRE)】

アドビったらなにせ大企業なもんだから、こういった華々しい発表会も行われたりする。見出しの末尾を見れば分かるように、記者もうんざりというか疑問符まじりの目で受け止めているわけだけど…。

【アドビ、電子書籍閲覧ソフト『Acrobat eBook Reader』を無償提供――オンライン書店がeBookを販売(ASCII24)】

こっちの記事には画面キャプチャーも掲載されてます。

ちょっと気になったのが“今回無償提供されるのはβ版だが、数ヵ月後には製品版をリリースするという。”の記述。製品版って何?


011020.土曜日

【ラジェンダ触ってきた】

掃除機を買いに出かけたついでに、触ってきたよ>ラジェンダ。結論から言うと T-Time はインストールされていなかった。どうやら出荷状態ではインストールされていないらしい。実際に購入した人によると「一人の消費者として、この読書はかなりいける」とのこと。音楽ながしたり動画再生したりするのもいいけど、T-Time も読めるようにしておいてください>販売店の店員さん。

マックで Pocket PC 使うのってどうなんだろ? データのコピーだけならカードメディアを介して簡単にできるみたいだけど、ソフトのインストールとかPIMデータの同期をしようとすると、いまのところマックではお手上げだからなぁ。「PocketMac」に期待するしかないけど、なぁんとなく“英語版ソフトなので日本語は通 らない”みたいな状況がしばらく続くのではないかと…。

ラジェンダはインターフェースもすっきりしているし、まずまず使えそう。となると、問題はマックとどうつなぐのよ?ってことなんだけど、せめて VirtualPC 上でもいいから、実践している人っていないのかなぁ。


011019.金曜日

【T-Time Windows CE/Pocekt PC 対応版に関する記事】

ボイジャー,電子本ビューワ「T-Time」のWindows CE,Pocket PC対応版を11月より配布開始(ZDNet)

…と、他にもニュースがアップされているかもしれないけど、手元には1本しか集まらなかった(^^;)

ボイジャーのニュースリリースはこちら

PDABOOK.JP はトップページのみだけどすでに立ち上がっています。12月オープン予定。

【WindowsCE/PocketPC用T-Timeビュアーは TTZ 未対応】

じつは .book、TEXT、HTML のみ対応なのだ。おそらくパブリッシャーズキットのオーナーはいろいろと不満を持ったり不安を感じたりしていると思う。これについてはいずれボイジャーは対応策を用意するとのコメントをもらっている。

個人的には当面はドットブックの普及とビジネスモデルの確立に心血を注いでもらいたい。自分の電子書籍を広く読まれるように手はずを整えてほしいという思いはもちろんあるが、ドットブックフォーマットによるすぐれたコンテンツがもっと市場に出てきてほしいと思うのだ。キングでも村上龍でも田口ランディでもかまわない、オンスクリーン読書という体験を少しでも多くの人が体験し、習慣化し、日常として浸透させていくことがまずは肝要なのだ。市場が形成されていけば、多様化の中で我々も活動の場を獲得することができるだろう。そのころには少しは裕福になっているだろうボイジャーにはたっぷりと援助してもらえばいい。

パピレスなどは今すぐにでもドットブックに対応してほしいと思うのだが、あそこはPDFにシフトしつつあるから難しいかな。

【メガネなし3D映像の秘密は“とんぼレンズ液晶”(ZDNet)】

実売想定価格は39万円。2D画像を擬似的に3Dに変換するアダプタは、写真をみるとPS2につながっている。「飛び出す」というよりは「奥行き感が増す」という。モニタの向こう側に世界が広がるような感じだろうか。


011016.火曜日

こんなことを言われたことがある。

「自分は同人誌即売会で本を売っている。お客さんと直接対面して販売している。そこには真剣勝負がある。電子出版をネットで販売するとか言ってるが、ネットではそんな感覚は得られない」。この人は勘違いをしている。

たとえば手紙を相手のところまで持っていって、わざわざ読んで聞かせる人がいるだろうか。

ハイパーカードでつくられたスタックは、手紙のようなものだった。スタックをあるフォーラムのライブラリにアップロードする。誰かがそれを見て、会議室で感想を聞かせてくれる。この感覚は、いわゆる電子メールでは感じることのできない、電子の手紙だ。ニフティの会議室を使ったコミュニケーションは、BBSへの書き込みとはまったく異質のモノだった。

テーマごとにフォーラムがある。公開するライブラリと、コミュニケーションのための会議室がある。マックユーザーは手紙を書くようにスタックを作り、お気に入りのフォーラムに投げかける。

初代エキスパンドブックは、そんなパソコン通信の仕組みができあがったところに登場した。ボブ・スタインはそんなことは考えもしなかったかもしれないが、エキスパンドブックは、手紙のような本だった。紙か、デジタルか、などという区別 はどうでもよかった。どこまで自分の心に入り込んでくるか、その深さがすべての尺度だった。

【アマゾン・コム、「本の一部を読める」機能を開始(HotWIRED)】

どういう方式で読めるようにしているのかまでは記事には書いてないので不明。画像イメージなのか、PDFなのか…アメリカでのことなので、ドットブックであることはまずないでしょう。


011010.水曜日

【10月1日からエキサイトコンテンツ広場がスタート、電子書籍のコーナーも】

…もっとも、10日の現時点ではサンプルタイトルがいくつか置いてあるだけで、まともな棚はできあがっていない状態。どうやら BookJacket2、BookJacket for kids、PDF、TEXT形式の4種類のデータがそろうことになる模様。決済システムには凸 版印刷の「Bitway」を採用しているが、当初はクレジットカード決済のみ。


011003.水曜日

【第二回虹の海児童文学賞の結果発表】

9月30日には公開されていたんだけど、ポシブルブック倶楽部のトップページにはなぜか10月1日となっている。それはトップページの担当者が更新作業をした日付ではないのだろうか…。

応募された作家の方にはエールを、審査員には毒を(笑)、それぞれ盛り込んだちょっと長めの総評を書きました。虹の海フォーラムには応募された方たちのけっこう熱いメッセージが寄せられていますので、そちらもご覧あれ。


010928.金曜日

【MacとPocket PCの同期用アプリケーション,来月にも初公開(ZDNet)】

おお、これは T-Time のために PocketPC の導入をすべきか否かと悩んでいるマックユーザーには朗報ですね。


010927.木曜日

【メールマガジンをオンデマンド出版する melma! on-demand books】

メルマで発行しているメールマガジンからコンテンツを選んで、オンデマンド印刷で製本してくれるサービス。サンプルを見ると、表紙をカラーにした並製本で、なかなか「本」している仕上がり。オンデマンドだろうが中味がメルマガだろうが、「紙が素材に使われていて、片側が綴じられていたら、それが“本”」という認識もあるんだろうなぁと思う。


010926.水曜日

【米Adobe,「Acrobat Reader for Pocket PC」のパブリックベータ版を公開(ZDNet)】

T-Time WinCE/Pocket PC 版の対抗馬ですね。こちらはPDF専用のビューワではあるが、PDFを閲覧できるということが反対に強みではある。

【カシオのラジェンダで T-Time】

WindowsCE 3.0 ベースのオリジナルシステムを採用しているので、限定されたアプリしか動かない印象があったが、ZDNet の記事によると T-Time も動くらしい。安価に手に入れるならラジェンダという選択もありかなぁと思ったりするのだが、こういうマシンはアプリケーションの出来に大きく左右されるところ。来月20日の発売日にはビックカメラにでも繰り出してみたいところ。

【本コのパブリックイメージ…?】

リンク先のサイトはヘンなネタをよく紹介しているのでたま〜に読んでいるのですが、9月26日分で本コが取り上げられています。

“『本とコンピュータ』って、初めてワープロを使ってみた大学の先生が「機械は非人間的だと思ってたがけっこう便利じゃよ〜」とかゆうエッセイを書いてる雑誌だと思ってましたが(たぶん偏見)〜後略”

わはは、そのとおりだと思うよ。


010925.火曜日

【絵本配信サービス「ストーリーゲート」が「赤ずきん」など人気30作品をダウンロード販売】

「ポケットストーリーゲート」というアプリを無料配布。Flash データのコンテンツを、ダウンロードしてPCに取り込んでからも見られるようにした。無料の作品もあれば、有料の作品もある。


010920.木曜日

【ドキュメントサーバ「Kacis Cabinet Ver.2.0」が発売】

お、カシスもまだがんばってるんだね。サーバーは Win 専用ですか。

【Kacisでサクサク文書作成】

カシスといえば、こんな解説本も出ましたね。


010919.水曜日

【T-Time WinCE/PocketPC版が WORLD PC EXPO 2001 にて参考出品される!】

待ちに待った小型携帯機器(まぁ、一般的に言うところのPDAだな)のための T-Time がいよいよ登場する。対応フォーマットもドットブック、テキスト、HTML の3種類で、もちろん縦書き/横書きの切り替えや文字サイズ、行間の設定などもできるらしい。

これで通勤電車の中でも T-Time を楽しむことができるようになるわけだ。ただし WindowsCE や PocketPC ユーザーに限られるけど。ひょっとしたらいずれは Palm 版も登場するのかもしれない。でも、PSION 版が出ることはないんだろうなぁ(苦笑)

【カシオから15800円でCD−Rにダイレクト印刷するプリンタ登場】

いいなぁ、これ。最大の問題はマックに対応してないことだね。ヴァーチャルPCで動くなら購入検討アイテムだよ。

「T-Time WinCE/PocketPC版」にせよこのプリンタにせよ、最近は Mac よりも Windows のほうが比較的おもしろいことが起こるようになってきたよね。漫画制作のプロセスをトータルにPC上で展開できると評判の「ComicStudio」とか。

【河上 進の仮免編集長日記】

第2期「本コ」の編集長となった河上さんの華麗なる日々(笑) いや、応援してるよ、マジで。


010918.火曜日

【凸版印刷が Palm や PocketPC で直接決済できる低価格商品決済システムを開発】

名付けて「Check-bitway」。11月から導入開始。Palm、PocketPC、Linux の他、携帯電話やカーナビなどにも対応していくという。“システムの外販も計画している”とのことだが、原則的には法人向けだろう。楽天あたりが導入して、個人でも利用できるようになると面 白いのだけど。


010914.土曜日

【季刊 本とコンピュータ第2期創刊号】

ようやく買いました。


010912.水曜日

【本コWebのURLが変わった】

『季刊 本とコンピュータ』の第2期スタートにともない、本コのウェブサイトもリニューアルされた。同時にURLも変わった。


010911.火曜日

【Windos版の最近の IE では T-Time Plug が動かない】

なんでも、Windos版の IE 5.5 SP2 と IE 6.0 では、Netscape タイプの PlugIn はサポートされなくなったのだとか。そのあおりで T-Time Plug もこれらのブラウザでは動かなくなったってわけ。ボイジャーは“近日中に弊社ホームページ上で対応策を発表”するという。Mac 版の IE 5 のときも、マイクロソフトの勝手な振る舞いにボイジャーは振り回された過去がある。

【『5分後の世界』がオンデマンド出版される】

『5分後の世界』はPS2用の「チェーンノベル」形式のゲームタイトル。特筆すべきは、あるプレイヤーが行ったシナリオを出版する、ということだろう。そのプレイヤーにとってはゲーム世界の体験、記憶が書物となって出版されるということになる。単なるリプレイデータではないのだ。それは、誰かの思い出の追体験に似たものなのかもしれない。

いつか、こんなふうにして、誰もが自分のプレイした結果を、オンライン出版やオンデマンド出版によってパッケージングすることができるようになるだろう。いずれ、プレイ結果 が出版物になるまでの工程をカバーしたゲームタイトルが発表されるだろう。それは5分後とはいわないまでも、思ったよりも近い将来のことのような気がする。


010906.木曜日

【場合によっては P/ECE を応援する】

ケータイWatchの記事に開発中のソフトのスクリーンショットが掲載されている。この中にはゲームノベルっぽいものもいくつか含まれているのだが、気になるのは下から2段目中央の画面 。このゴシック系のフォントきれいだねぇ。けっこう読みやすいテキストリーダーが作られるのではないだろうか?


010830.木曜日

【2050年を考えるシンポジウム】

7月25日に、「2050年に紙はどうなる?」が開催され、9月18日には第2弾「2050年に印刷はどうなる?が開催されるそうです。「紙はどうなる?」については、サマリーが掲載されているので、その内容を知ることができます。全体のトーンとしては、それほど前向きな話とは言えないのですが、未来を真剣に考えようとする彼らの姿勢にはエールを送りたいです。明るい未来は今を生きるぼくたちで手に入れるべきものなのです。未来を夢見よう。そして歩きだそう。

このページからリンクされている「印刷物を介したコミュニケーションはいつまで続く?」では、『スピリチュアル・マシーン』という本から、100年先までの未来予測の中で、印刷・情報関係の抜粋が紹介されています。うまくいけば2029年はまだ生きているでしょうから、「自動エージェントが自己学習し、重要な知識がほとんど人間を介さずに生み出される」という時代に体合うこともできるかも。イヤな未来ではあるなぁ(笑) 2072年の「ピコ・エンジニアリングが実用化する」あたりは、息子にまかせることにしよう。


010829.水曜日

【ネット上を大量に流れる海賊版電子書籍】

ある調査会社の報告では「著作権が保護されているのにネット上で全文が入手できる本は約7500冊」だそうだ。しかしよくわからないのは、もっとも多いキングに次いで「ハリーポッター」のローリングの作品が700「冊」以上という報告。ローリングさんはそんなに本を出してませんよね。

これはネット上で700個のファイルが出回っている、ということなのかしらん。「ナップスター型のファイル共有システムで交換されたり無料で掲示されたりしている」ということだから、たぶんそういうことなんだろう。しかしそう考えると7500に「冊」をつける感覚はどこか嘘臭いというかなんでこんなところでブックマンセーな表現をするのかが不可解だ。

タイトルは重複していても7500のファイルが出回っているとしたら、1つのファイルはどれだけの海賊版コピーを生み出しただろうか。とてもじゃないが、7500「冊」で済む話じゃない。もし1ファイル1冊の考えにこだわるなら、増殖するであろうコピーについても言及するべきじゃないだろうか。


010828.火曜日

【電子教科書、大学で本格的使用が始まる】

アメリカのフェニックス大学は「書物のない大学」を目指してるんだそうな。

大学の教科書が電子書籍化されるのはいいことだと思う。うまくいけば今の大学で公然と行われているような、教科書をコピーで済ませてしまうような馬鹿げたことはなくなるだろうから。こういう場所ではアドビの狂ったようなガチガチのセキュリティも役に立つだろう。もっとも、ハードが故障したときにかわりの教科書を用意できるかなど、別 の問題は出てくるだろうけど。ともかく、今以上に目にやさしい液晶の登場が急がれる。


010822.水曜日

【電子ブックの業界団体OeBF、OEBPSの新版「1.0.1」を公開】

OeBF はアメリカの電子ブック(eBook)の標準仕様を手掛ける業界団体 The Open eBook Forum の略。OEBPS は Open eBook Publication Structure Specification の略。1.0 のバグフィックス版。


010817.金曜日

【宮部みゆきの書き下ろし小説の一部がオンラインで先行立ち読み】

8月21日に集英社から発売予定の宮部みゆきの新作『R.P.G.』が、オンラインで立ち読み開始(冒頭の一部)、との情報でさっそくアクセスしてみた。読者カードに登録するとダウンロード画面 に移動する。おお、TTZ形式が採用されている。が、なぜか御丁寧にファイルを圧縮してダウンロードし、解凍してからTTZを開くようになっている。なんで直接オープンできるようにするか、ドットブック形式にしなかったのだろう。わざわざ読者の手間を増やすようなことをした理由がまったく読みとれない。集英社の担当は何を考えてこんなまわりくどいことしているのか。

ともあれ、今回の「新作小説のオンラインでの先行公開」というプロモーションがようやく実現したことは喜ばしいかぎり。次は推理小説で「謎かけをオンライン」で、「解決編を書籍」といった展開に期待したい。

ここのところTTZやドットブックを使った「紙の書籍のオンラインでの立ち読み」の試みが増えている。出版社は「本屋さんにでかけなくても、居ながらにして立ち読みして気に入ったら紙の書籍を買ってくれ。なんならオンラインでも注文できるよ」という部分での電子書籍の活用を考えているようだ。「紙の書籍の代替物」でもなく、情報入手の手段としての活用方法。こうやって少しずつオンスクリーン読書の体験を増やしていくことは地道な努力として評価できるだろう。いきなり大作長編を電子書籍で出したところで、読みこなせる人(オンスクリーン読書にスデに慣れている人)はまだまだほんのひとにぎりだろうから。

もっとも、そこで終わらせるつもりは集英社にもないようだけどね。だからダウンロードに至るまでにやたらと電子文庫パブリの案内が入るのだろう。


010813.月曜日

【MacTopia - マックで読書 青空文庫編】

普通の紹介コラムなんだけど、気になったのは次のキャプション。

“エキスパンドブックのブックブラウザ画面。縦書き、横書きにも変換でき (作品が最初から対応していれば、だが)、(後略)”

もちろんエキスパンドブックにはそんな機能は存在しない。エキスパンドブックを T-Time で開いて読むなら話は別だが。林信行氏といえばマックエバンジェリストとして名の通 った方だ。電子書籍というのは、これほどの活躍をされている方にさえその程度の認識しかされていないということだろうか。


010810.金曜日

【『そして何も読めなくなった』 消える電子書籍 】

わはは、楽しいねぇ。10時間の時限消滅機能付き電子書籍だって。現物はみたことがないけど、かつてウィリアム・ギブスンだったか、読んだ端からデータが消滅していく電子書籍をつくったことがあったらしいけど。


010808.水曜日

【eBook Reader 2.2】

アメリカでの話ですから、まだ日本ではその恩恵はうけられそうにないですが、Adobe はがんばっているようですね。

電子書籍はこれまでコンテンツ不足が一番のネックだったと思います。これは全体のパイが広がれば、それなりに解消されるでしょう。次にのしかかってくるのは流通 ・課金システムの問題。これもネット銀行などが普及してくればそのうち解消されるのではないかと期待しています。こうなると、肝心なのは読者の側が電子書籍を読むことに対していつ慣れるのかが最大の障壁となってくるのではないでしょうか。便利なシステムばっかり要求して、「普及のためにはアレが足りないこれが足りない」とにわか評論家が知ったかぶって語り、試しに読んでみたりした人は「目がちかちかする」「紙のほうがいい」とこれまた無い物ねだりが続いています。最初は誰でも痛いんだってば(笑)。紙の本に慣れるまで、子供の頃から数年〜数十年かけて訓練した結果 がいまのあなた自身なんだってことに気づかないと。面倒だけど、それと同じようなアプローチは電子書籍にも求められる。車の運転だって教習所に通 って免許とるだけじゃ意味がなくて、実際に車道を走って慣れていくしかないわけで。

【メディアワークスの電撃文庫&電撃hp新刊情報がドットブックに対応】

8月2日にボイジャーのサイトで紹介があったときはまだ立ち読みできなかったようなのですが、さきほどアクセスしたら今月の新刊がすべて立ち読みできるようになっていました。といっても冒頭の数ページずつだけなんだけど。ともあれ十代の若者がメインターゲットと思われる媒体にドットブックが展開していくのは正解だと思う。


010803.金曜日

【OS X用のXMLエディタ】

マックの世界ではXMLへの対応がきわめて遅れているという印象があります。このエディタで挽回できるかな。


010801.水曜日

【ザウルス文庫の新フォーマットMDF】

MDFはモバイル・ドキュメント・フォーマットの略だそうです。ブンコビューワが挿し絵に対応した新バージョンを発表するという記事は読んだことがありましたが、フォーマット自体が新しくなるとは初耳でした。DFパブリフォントにも対応しているので、外字や旧字体などの表示もできるそうです。ブンコビューワ自体がエキスパンドブックをザウルスで読めるようにするツールから始まっているのですが、MDFは独自フォーマットなのか、開発ツールやフォーマットは公開されるのかが気になるところです。


010726.木曜日

【『Visor』で本を「聴く」】

いわゆる文章の読み上げや朗読やサウンドシネマの類を「本を聴く」などと形容するのは個人的には好まない。オーディブルってもう始まっているですね。愛用のMP3プレーヤー Rio500 には「AUDIBLE READY」のロゴがプリントされているのだけど、ついぞお目にかかったことはない。オーディブルの日本法人ってのはないのだろうなぁ…。


010721.土曜日

【秋葉原に eBook が?】

AKIBAX 2001 では、サッポロのブースに eBook が展示されていたらしい。現物かモックアップかは不明だけど、デモモードで画面 が自動的に切り替わっていたという。

ありゃま、19日に東京出張してたのに。時間がなくて秋葉原には行かなかったんだよね。もしでかけてたら現物が見られたかもしれないなぁ。残念。


010704.

【凸版印刷、電子書籍ビューワー『Book Jacket 2』を無償配布】

ようやくマック版も登場である。すでにダウンロード可能。

【紙に埋め込める世界最小ICチップ】

何と0.4ミリ角で厚さは0.06ミリ。有価証券(いわゆるお札やね)の偽造防止やバーコードの代替物として期待されているとのことだが、これを利用したIC内蔵ブックの登場にボクは期待したい。


0100629.金曜日

【bk1が電子書店パピレスと販売提携】

先日のグーテンベルク21のコンテンツ販売といい、最近のbk1は電子書籍へのコミットが活発になっていますね。

bk1には、書誌データベースを紙の書籍と電子書籍の区別なく扱えるようになってほしいと思います。パピレスの次に電子文庫パブリのタイトルも取り込むというのはどうだろうか。あの出版社連合も、販売経路が増えるという点ではオンライン書店を真っ向から否定することはないだろうし…。

ペーパーとオンスクリーン、双方のコンテンツを書誌データベースのレベルで並列に扱えるようになれば、将来的には次のようなことも期待できるようになるかもしれない。

すなわち、これまで横丁作家やインディペンデント・パブリッシャーズと呼ばれてきたミニマムな電子書籍版元の作品の決済・販売システムの代行である。これが実現することは、単なる決済代行だけではない大きな意味を持つことになるだろう。単なる物品販売だけなら、ヤフーオークションや楽天市場を活用するだけでもよいだろう。bk1のデータベースの強みは、書評の投稿を受け付けていることだ。プロの出版社が出しているか、私的な個人出版かを気にする人もいるかもしれないが、実際のところその評価基準は非常にあいまいではないかと思う。大手出版社が出した書籍だから誤植もなく、正しいことが書いてあるとは限らない。逆もまたしかりなのである。インターネット時代にふさわしい巨大な知のコンテンツデータベースの登場に期待したい。

bk1ブリーダープログラム、グーテンベルク21のコンテンツ販売…。お膳立ては整いつつある。


010627.水曜日

【DC-Powers オープン】

黒崎義久氏を筆頭に、錚々たる面子が集結しています。「理念や理想ではなく利益」という目的は、ウェットになりがちだったミニマムな電子出版とは違ったドライさを持ちながら、なおかつ力強い。けして即物的ではないのである。

自分がポシブルブック倶楽部を立ち上げようとしたときのことや、インディペンデント・パブリッシャーズを構想したときのことを思い出す。燃えている黒崎さんたちが少しだけうらやましい。


010614.木曜日

【ADSL向けCD−ROMコンテンツの配信実験】

凸版印刷と日本テレコムが共同ではじめるそうです。首都圏近郊限定。日本国内のコンテンツ制作会社10社が参加し、ゲーム/教育関連の40タイトルが提供されるといいます。


010607.木曜日

【フィリップスとeインクの電子ペーパー試作品】

解像度は80画素/インチということなので、72dpiよりは細かいが、漢字の精細な表示にはやや不足といったところか。視認性はかなり高そう。2003年の実用化を目指しているそうだから、実際の商品に組み込まれるのももうまもなく、であります。


010517.木曜日

【カシスの知識循環フォーラム】

カシスといえば kasisWriter です。このあいだショップでパッケージ版が販売されているのを見ました。コンシューマーユーザーのあいだでどの程度普及しているかはわからないのですが“カシスと内田洋行は,大学機関,官公庁,大企業などの情報管理者と共同研究を行うことを目的とした「知識循環システムフォーラム」を設立”ということで、日本の知識層への展開を目指しているようです。電子書籍が従来は「ブック」としての側面 で語られることが多く、ともすれば「横丁作家」のような「作家が自分で本を出して売る」なんて話に終始しがちなのに対して、カシスは「ナレッジ」をキーワードに「知識格納庫としての電子書籍」をはっきりと打ち出しているのですね。


010515.火曜日

【ダグラス・アダムス氏逝去】

前日の新聞で読んで知っていたのですが、MacWIRE でも取り上げられました。氏の『銀河ヒッチハイカーズガイド』は、Voyager社が初めて出した ExpandedBook の3タイトルのうちのひとつでありました(残り2つは『不思議の国のアリス』『ジュラシック・パーク』)。享年49歳。熱心なマックユーザーであり、Apple Master でもありました。


010508.火曜日

【講談社とまぐまぐが提携】

ここで注目するべきは、講談社がメールマガジンという手段に積極的になっているということ、かな。スタートするメルマガは8本。本の購入をうながすメルマガもあれば、それ自体をメディアとしてもりあげていくメルマガもある。


010425.水曜日

【Ascii24 の東京国際ブックフェアの電子出版関連紹介】

こういうところはえてして「これから」をうたった「新テクノロジー」あたりを華々しくとりあげる。だからといってボイジャーのドットブックにまるで触れないのもどうかと思うね。

【電子ディスプレイ展の紹介】

「携帯電話用うんぬん…」という切り口で書かれているけど、当然電子書籍もディスプレイの発展に期待しているわけで…。


010417.火曜日

【コミック?マンガ?】

こちらの記事は「日本のeBook市場はマンガが火付け役に」となっているのだが、記事中にはどこにもそれらしい記述がみられない。「コミック」でなく「マンガ」と呼称しているところにもなんともトンチンカンな印象がぬ ぐえないが、米アドビシステムズ社製品マーケティングおよび開発担当エグゼクティブバイスプレジデントのシャンタヌ・ナラヤン氏が言うところの「ビジュアルリッチなコンテンツ」としてイーブック・イニシアティブ・ジャパンの扱っているのがコミックだということなのだろう。しかし『どくだみ荘』や『はだしのゲン』が火付け役になるとは俺には思えないんだけどどうなんだろう? 往年の名作とか大先生のような無意味な権威ばかりに走らないで、もっと求心力のある漫画家、たとえば井上雄彦などをひっぱってくることはできないのだろうか。

 



010130.

【書評パンチのデザインがリニューアル】

すっきりしたデザインになりました。現在は編集長がひとりで支えているような状態ですが、この先どうなっていくかは編集同人には知らされていません。書評パンチも、いわゆるひとつのピークを超えたという、それだけのことと言ってしまえばそれまでですが、すべての可能性が失速してしまったわけではないと思います。


010120.

【文書流通タスクフォースの発足】

「野放図の文書ネットコピー、出版事業者による研究会発足へ」というタイトルの記事は刺激的。「違法コピーを防ぐ技術的な対応」を業界あげてとりくむのは悪いことではないけれど、結果 的に読者が不利益をこうむるような仕組みだったらゴメンこうむるよ。


010118.

【漱石山房】

「原稿用紙とは書くためのものであって、読むためにはあまり適していない」というのが持論ではあるのだが、「原稿用紙の升目で読みたい」というモチベーションを持っている人は、世の中には確実に存在しているようである。というわけで「漱石山房」なのである。なんと URL を直接ひらくこともできるのだ。


010105.

【もうひとつの電子ペーパー】

紙には微小なドットパターンがプリントされている。専用のペンはブルートゥースを搭載しており、カメラ、画像プロセッサなどによってペンの軌跡を「ミニムービー」に変換する。このペーパーでカタログを作れば、「購入」チェックボックスにペンでチェックを付けるだけで注文が完了するような仕組みもできるという。

俺的には最初「絵描きがペンでスケッチしたものをデジタルデータとして記録したら、新しいアートの仕掛けになっていかないかなぁ」と思ったりしたんだけど、カタログの注文システムなどの例を考えると、もっと生活に密着したモノが期待できそうです。